ブロンドの髪と漆黒の瞳という奇妙なコンビネーションが目茶苦茶に魅力的です。彼女の目の黒さには日本人も裸足で逃げることでしょう。また、声の質は、透明であるにも関わらず暖かく、何やら彼女は、通常は相容れないように思われる正反対のクオリティが見事に止揚(aufheben)された、ヘーゲルさんも裸足で逃げるような独特なイメージを持っているようです、と言えばさすがに大袈裟でしょうか。とはいえ、そのような彼女の魅力は、「トマシーナの三つの生命」(1964)という英国ウォルトディズニーの素晴らしい映画で確かに見事に開花しており、基本的にはお子ちゃま向け作品ながら初めて見た時には随分と感心したものです。出演作はほとんどイギリス映画に限られ、残念なことに日本国内で手に入る作品は現在のところないはずです。実をいえば、かくいう小生も上掲の3本以外はまったく見たことがありません。とはいえ、テレビシリーズ「タイムトンネル」の初回エピソードに確か出演していたような・・・。 |
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1959
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上と下
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1967
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大強盗団
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1959
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女体入門
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1969
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モンテカルロ・ラリー
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1964
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トマシーナの三つの生命
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1970
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さすらいの旅路
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1964
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Night Must Fall
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1971
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永遠のエルザ
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1966
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反逆の戦士
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1972
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A Time for Loving
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