ミュージカルの「ステート・フェア」(1945)や、オスカーにノミネートされたエリア・カザンの問題作「Pinky」(1949)にも出演しているとはいえ、個人的にはマンキーウイッツの2作、すなわち「三人の妻への手紙」(1949)と「People Will Talk」(1951)をよく見ます。小さすぎて上掲画像からはほとんど分かりませんが、彼女のお目々は相当に深い二重瞼を持ち、時に幕を張った蛙ちゃんの目のように眠そうに見える、ではなくて、もとい、いかにも神秘的に見える目元の表情が実にチャーミングです。一部の例外を除けば、どちらかといえば、コメディに近いライトタッチの作品への出演がメインでした。「一ダースなら安くなる」(1950)と続編の「Belles on Their Toes」(1952)では、12人兄弟&姉妹の確か長女を演じていましたが、どうやら実際に彼女自身7人の子持ちだったようです。 |
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1944 |
勝利の園 |
1953 |
Vicki |
1945 |
ステート・フェア |
1954 |
ジャングルの決闘 |
1945 |
哀愁の湖 |
1955 |
星のない男 |
1949 |
三人の妻への手紙 |
1955 |
紳士はブルーネット娘と結婚する |
1949 |
Pinky |
1956 |
必殺の一弾 |
1950 |
一ダースなら安くなる |
1957 |
抱擁 |
1951 |
People Will Talk |
1960 |
大爆破 |
1952 |
Belles on Their Toes |
1967 |
爆走52マイル |
1952 |
人生模様 |
1972 |
ハイジャック |
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