手塚治虫研究・伝言板 2002年1月



ありがとうございました

黒木 (2002/01/31 11:29)

佐藤さんありがとうございました。資料として大変役にたちました。黒木



DVD版全集

七四式 (2002/01/31 01:37)

昨年発売になった「手塚治虫全集DVD版」ですが、これをそのままハードディスクに入れると400冊分でおよそ30ギガのメモリーを使います。そんなの無理かな?と思ってたら最近のノートパソコンは50〜60ギガのHDなんですね。あと1年ぐらい待って100ギガぐらいになったら、丸ごと全集をノートパソコンに入れて、いつでも気軽に手塚作品を読める環境にする・・・のが夢です。

で、今夜はDVDでキャプテン・Kenを久しぶりに鑑賞しました。人間関係(恋人、親子、ライバル・・)がこんなに強烈、というかしっかり描かれていたとは思いませんでした(最後に読んだのは十年以上前)。それにしてもガンマンたちのカッコ良さ・・。



エコロジー

佐藤和美 (2002/01/29 11:55)

手塚作品のエコロジー関連で思い出すのは、とりあえずこんなとこですね。

『鉄腕アトム・赤いネコ』
『とんから谷物語』
『ライオンブックス・白縫(しらぬい)』
『海の姉弟(きょうだい)』



(無題)

黒木 (2002/01/28 19:55)

今、学校で人類を取り巻く環境問題について取り組んでいます。そこで、手塚先生の作品で環境を題材にしているもの、もしくは、それが述べられているもの等ありましたら、ぜひ教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。



しーうーのあらまんちゅ

七四式 (2002/01/25 21:10)

「しーうーのあらまんちゅ」、「しーうのあらまんちゅ」、「あらまんちゅ」の三種類があって、かなり長い間、この三つのパターンしか使わなかったことから一時的なデタラメな言葉ではないと思います。たしか最初はピノコが掃除をしながら言っていましたから、歌でしょう。わたしは、英語の歌の発音を強調したものではないかと考えています。「しーうー」は「see you」、「あらまんちゅ」は「I'll meet you」といったように推理してみるのも面白でしょう。わたしもいくつかのヒット曲を考えたことがありますが、どうもコレ!というのが見つかりませんでした。



シーウーノ……、アッチョン……

佐藤和美 (2002/01/25 12:46)

「シーウーノアラマンチュ」は意味不明ですね。

以下の書き込みがあるので、読んでみてください。

「アッチョンプリケ」佐藤和美 (2001/12/14 12:09)
「アッチョンブリケ」七四式さん (2001/12/16 19:40)
「Re:アッチョンブリケ」佐藤和美 (2001/12/17 12:42)
「アッチョンブリケとは?」七四式さん (2001/12/20 21:17)
「Re:アッチョンブリケとは?」佐藤和美 (2001/12/20 12:12)
「しーうーのあらまんちゅ」七四式さん (2001/12/21 19:28)
「橋、胸」佐藤和美 (2001/12/24 10:27)



質問

松本 峰明 (2002/01/24 00:53)

はじめまして。
長年の疑問なのですが、
ピノコのことばで、
シーウーノアラマンチュというのがあります。
どういう意味でしょうか?



Re:アトムのカット

佐藤和美 (2002/01/23 12:07)

小学校の頃読んだマンガの記憶が断片的に残ってます。
「鉄腕アトム・ロボットランド」
アトムはロボットランドへ行くときに、自動車が水道柱(?)にぶつかったのを見て、自分もあの水道柱みたいだったらロボット法(?)に縛られないでロボットランドへ行ける、と思い、ロボットランドへ行く。
そんなような場面があったと思います。



Re:国会図書館について

佐藤和美 (2002/01/22 12:02)

国会図書館は雑誌の付録は全然ダメのようですね。

『キャプテンKen』全部コピーしたら、1万円くらいかかってしまった。(^^);



Re:アトム赤道を行く

佐藤和美 (2002/01/22 12:01)

やっぱり、やな予感が的中してしまったようですね。
修正のある復刻なんてのが、許されるのか?
もう復刻とは言えないですよね。

光文社文庫「「少年」傑作集」のアトム関連復刻収録作品です。
アトム大使
気体人間
空飛ぶ摩天楼
コバルト
□□□□から来た男
1/2人間
火星から帰ってきた男(最終回のみ)
ゴメスの亡霊(虫プロ代筆)
ロボット流し
フランケンシュタイン
小惑星SOS

「ロボット爆弾」は1回分、内野純緒という人の代筆があります。
それに関しては以前書きました。
「鉄腕アトム・ロボット爆弾」の代筆



国会図書館について

七四式 (2002/01/22 01:17)

○佐藤和美さま
 国立国会図書館についてですが、雑誌の附録(例えば「少年」の附録のアトム)も読むことができるのでしょうか?少し前に昭和30年当時の「平凡」とかを読んできました。本が出るまでに30分以上かかるというのを何とかしてほしいものですけどね。あと、コピー枚数の制限も。

 もし附録も読めるなら、「エジプト陰謀団」をチェックしてみたいと思って・・・。



アトム赤道へ行く(続)

七四式 (2002/01/21 14:51)

○佐藤和美さま
「ORIGINAL」は購入しませんでした(買ってもよかったけど)。
昨日買った復刻版には「土人」、「きちがいっ(ナースにばけたアトムの長靴を見て婦長が叫ぶ)」など出ています。「海蛇島」は、手塚治虫漫画全集(初めて単行本になったアトム=光文社版)には同じ言葉が出ていますが、絵は全集版と同じです。「赤いネコ」も「四足教授」です。「鹿も四足、馬も四足」と言った義経の有名なセリフも今は禁なのでしょうか、困ったものです。

光文社文庫では確か「ロボット爆弾」のオリジナルが載っていませんでしたか?一回分、他の作家が描いたのも載せて・・。



Re:アトム赤道を行く

佐藤和美 (2002/01/20 12:07)

私が「アトム赤道を行く」の復刻を読んだのは「鉄腕アトムORIGINAL」(光文社)に収録されてるやつでです。
その時、疑問に思ったのは、復刻は正確にされてるかということでした。
朝日ソノラマの「海蛇島」には「土人」という言葉がでてきます。
「鉄腕アトムORIGINAL」の「アトム赤道を行く」にはでてきません。
初めから出てこないのか? それとも変更されてるのか?

初めて講談社全集版の「赤いネコ」を読んだとき、「Y教授」には本当にビックリしました。
「赤いネコ」が復刻されたとしたら、「Y教授」になっちゃうのかな?

光文社文庫で「「少年」傑作集」全5冊別冊1冊が何年か前に出てましたね。
「気体人間」とか「フランケンシュタイン」とかいろいろ入ってました。



アトム赤道を行く

七四式 (2002/01/20 22:32)

本日、「アトム赤道を行く」の復刻版を手にいれました。
もともとアトムの中でも大好きな作品なのです。この中のアトムは本当に人間的です。好きな女の子に自分がロボットであることを隠そうとするし、夜遊び(笑)はするし、親にウソはつくし・・・。絵もこの頃はどこをとっても暖かさ(まるっこさ)があっていいです。

で、全集版との違いですが、いろんな本で指摘されて知っていたけど確認。
(1)島の名前が「サロメ」のヨカナアン島
(2)ルミコの父親がヒゲオヤジの兄
(3)最後のシーンで、アトムが壊れた首をつけている(お母さんが買ってくれなかったため)
(4)最後のコマで、ルミコを見送るアトムが首を垂れていない。
(5)ポチュムポチュムに会う前に二度、航海中の船と出会っている(全集版では一度)

なんとか、連載当時のオリジナル・アトム(特に初期)を発売してほしいものです。



世界を滅ぼす男U

エイイチ (2002/01/19 19:22)

「世界を滅ぼす男」を読み返しました。角川文庫版で、あとがきに安西水丸氏が、一ノ谷一飛曹とルノー中尉の無人島でのくだりを『アメリカ映画(三船敏郎とリー・マービン共演の「太平洋の嵐・男対男」みたいに)のようで当時のぼくはわくわくしたものだ。』と記述しています。この映画についての資料を三船敏郎関連サイトで調べましたら、1968年ジョン・ブアマン監督「太平洋の地獄」であると、ほぼ確定できました。
「紫電改のタカ」はともかく、アメリカ映画にまで影響を与えていたとは、考えづらいですね。敵味方の個人同士は理解し合うけれども、国と国との争いが、悲劇へ向かわせるというのは、もっと昔から、世界のどこかで、たびたび語られていることではないかと思います。
といっても、「地球を滅ぼす男」の感動は薄らぎません。

私は、地下洞シーンが、村上龍「5分後の世界」からイメージした地下国家日本の姿にぴったりという感じをうけました。



世界を滅ぼす男

佐藤和美 (2002/01/19 18:10)

手塚治虫の『世界を滅ぼす男』(講談社全集『太平洋Xポイント』収録)とちばてつやの『紫電改のタカ』って、ちょっと似てるとこがありますね。
『世界を滅ぼす男』のほうがだいぶ先に発表されてますから、『紫電改のタカ』が『世界を滅ぼす男』の影響を受けてるのかな?



追伸

nini (2002/01/19 00:14)

佐藤和美さま

全集あとがきと構想ノートの引用、とても参考になりました、ありがとうございました!



『ぼくはマンガ家』

nini (2002/01/19 00:12)

七四式さま

すみません、少し勘違いがありました。『来るべき』の下巻は51年2月20日に発行されておりました。1月は朝鮮戦争の最も白熱した時期のようで、1日に北側が38度線を突破したと思うと4日には国連軍がソウルから撤退し、北側はソウルに入城しています。しかし同25日には、再び国連軍が反撃しています。

それにしても、やはり「休戦会議」は7月からなので、『来るべき』の結末についてのエピソードは矛盾しそうです。詳しく書いてくださってありがとうございました!!!(矛盾する、ということで終わらせて、先に進みます!)

佐藤和美さま

呉智英さん?が、「『ぼくはマンガ家』はウソばっか書いてあるらしい」、と言っていた気がします。(ウソといってもネガティヴな意味ではなく、脚色という意味だと思います。)ただ資料として引用するためにはなくてはならない本なので、時代が交錯するのは少し困ります…!ありがとうございました!!!



手塚治虫の文章

佐藤和美 (2002/01/18 12:09)

手塚治虫という人は自分の生まれた年を変更してしまうような人ですからねぇ。
『ぼくはマンガ家』も100%事実だと頭から信じないほうがいいかもしれませんね。
誰が書いてたか忘れましたけど、手塚治虫の書くものは読者サービスがあるので100%事実じゃない、みたいなことを書いてるのを読んだ記憶もあります。



来るべき世界

七四式 (2002/01/17 19:21)

初期三部作の中では「来るべき世界」が一番好きです。特にロック!
吸盤つき手袋、トリのぬいぐるみ、最後は鳥かごでほとんど廃人に!リアルタイムで初めてこの話を読んだ当時の子供はびっくりしたでしょうね。トラウマになったりして・・・。

わたしは古本で「少年の附録」版で初めて読みました(駅での悲鳴から話が始まる)。あとで読んだオリジナルよりも、こちらの方が出来が良いのでお気に入りです。



来るべき世界と朝鮮戦争

七四式 (2002/01/17 19:16)

朝鮮戦争は、
1950年6月 北朝鮮軍、韓国への攻撃開始
     9月 北朝鮮軍が最大進出、同月、マッカーサーによる反撃(仁川上陸作戦)
     10月 中国軍の介入
1951年1月 中国軍の最大進出〜この頃、マッカーサーは原爆使用を考える。
1951年7月 停戦会議開始(会議は二年間続く)
1953年3月 ソ連のスターリン死亡により中国軍の態度軟化→7月停戦協定成立

・・・だそうで、日本人が世界大戦を心配したのは、51年前半のようですね。その頃には、すでに「来るべき世界」は完成していますから、佐藤和美さまのおっしゃる通り、朝鮮戦争の影響はあまり大きくないようですね。読者の方は朝鮮戦争に重ね合わせて読んだかも知れません。



来るべき世界

佐藤和美 (2002/01/17 12:56)

まずは「来るべき世界」が発行されたのがいつかですが、
前編 1951/1/10
後編 1951/2/20
当然、原稿が完成したのはこれより数ヶ月前のことでしょう。
朝鮮戦争の進行具合と比較してみるべきでしょう。
「朝鮮戦争の休戦」と「講和条約調印」というのは疑問ですね。

講談社全集「来るべき世界」あとがきからです。
「その構想は、「メトロポリス」をかいた昭和二十四年頃にすでに立てていたようで、その構想ノートがこのあいだ見つかりました。」

「「来るべき世界」構想ノート」は宝塚とか初台のショップで売ってます。

「「来るべき世界」構想ノート」から。
「だが 死ねなかった。 ガスには大量の酸素がまじっていたのだ!」
「何ヶ月かのち、山田野博士は万国会場に出席していた。彼は因果律をといた。 人間が猿を征服した。 同様にフウムーンも人間をおそらく家畜視するであらう。 人間は彼らと共存するためには平和であらねばならない。 宇宙へとび去ったノアの箱舟はいつかもどってくる……」



「来るべき世界」について

nini (2002/01/17 00:03)

七四式さま

ありがとうございます!とても参考になりました。参考にした自伝本というのが角川の「ぼくはマンガ家」なのですが、実は、『朝鮮戦争の勃発時にもう戦争は沢山だ…と思って「メトロポリス」と「来るべき世界」を書いた』というようなことが書いてありました。え?「メトロポリス」は1949年じゃないの…?という疑問もあります。まだまだ疑問が増えそうです…!

佐藤和美さま

何かご存知のことがあれば教えて下さい、宜しくお願いします。



開運!なんでも鑑定団

佐藤和美 (2002/01/16 12:50)

昨日の「開運!なんでも鑑定団」見ました。
土田さんとは手塚治虫メーリングリストのオフ会で何回か会ったことがありますが、コレクションすごかったですね。壮観ですね。
手塚関連本は単行本、雑誌の付録等も含めて4000冊っていうんだからすごいですね。

「来るべき世界」については「「来るべき世界」構想ノート」が役に立つかも。
明日にでも書き込みます。



「来るべき世界」と朝鮮戦争

七四式 (2002/01/16 00:06)

○niniさま
 わたしの知る限り、バッドエンド版の「来るべき世界」は描かれなかったと思います。ただ、あのラストは納得できない人もいるかも知れません。似たようなテーマで石ノ森章太郎の初期作品に「赤いトナカイ」というのがあります。こちらは最終戦争が起きてしまい、主人公とヒロインは宇宙人の「ノアの箱舟」で地球を離れ、新しい世界のアダムとイブになることを予想させて終わっており、そういうラストを手塚先生が考えた可能性は十分あると思います。

 朝鮮戦争ですが、開戦二年目の中国軍の進攻時がもっとも第三次世界大戦への恐怖が強まった時期で、この頃のカストリ雑誌を読むと「世界最後の日の東京でこれを最後と欲望のままに生きる男女」というテーマの小説をよく見かけます。その後数年間は38度線で膠着状態に陥り、世界大戦への危機意識も低下して51年の休戦を迎えています。だから、手塚先生が「来るべき世界」の構想を練っていた時期=朝鮮戦争開戦直後、「ラストを考えた時期」=こう着状態に陥った時期、とみなすこともできそうです。



「来るべき世界」について

nini (2002/01/15 17:53)

はじめて書きこみます。

実は、卒業論文で手塚治虫について書いているのですが、「来るべき世界」について質問があります。自伝本に、「朝鮮戦争が1951年に休戦にはいったので、ラストを大団円にした」と書いてありますが、「来るべき」は1951年1月に発売されており、まだ休戦にはいっていなかったと思うのですが、初出の不二書房以降の出版の際に、大団円に書きなおしたということでしょうか?ご存知でしたら教えて下さい、宜しくお願い致します。



Re:アトムのカット

佐藤和美 (2002/01/14 17:02)

七四式さん、すごいですね。
私は全然かないません。

以前、国立国会図書館へ行ったときに見つけたものです。
「少年」1959年8月号
「エジプト陰謀団」の最後のあたりです。
アトムを助けに行った天馬博士の正体(?)があかされます。
なんと天馬博士はロボットだった!
で、単行本では当然カット。



手塚治虫ショート・ショートを拝見して

靴下カタオ (2002/01/14 00:27)

こんばんは〜。

こちらへ伺うのは二度目です。
ヒゲオヤジのミスター・パンパスというのが逆輸入だった、という記事を読んで、我が意を得たり!!と思いました。
私も『ブッダ』を読んだ時に、光文社版のA4版のアトムの単行本の巻末の解説に、ヒゲオヤジのアメリカでの名前がミスター・パンパスで、これは彼のヒゲが南米の豊かなパンパス平原を思わせたからではないか、と書いてあったのを思いだしたことがありました。
舞台がインドとはいうものの、手塚治虫にしてみれば、パンパス以外の名前は考えられなかったのではないかと思います。

できれば、この掲示板にまた参加させて下さい。
それでは〜。

http://www.KenAshizuka.com/



アトムのカット

七四式 (2002/01/13 23:18)

アトムの連載版との違いといえば、コバルトの死やウランの誕生が有名ですが、今手元にある本ででは次のようなものがあります。

(1)「マッドマシーン」で、フーラー博士はアトムを電磁銃で倒します。倒れたアトムが恨めしそうな眼で博士を見ます。「そんな眼でみないでくれっ!」良心が目覚めた博士は、自分でマッドマシーンを破壊してしまいます。(全集版では間違って撃ったことになっている)

(2)「イワンのばか」では、「キリストの眼」で家出をしたアトムが、仕事を探して月ロケットに乗ります。(全集版ではアルバイト)

(3)「エジプト陰謀団」クレオパトラの首飾りを手に入れたヒゲオヤジやお茶の水博士を追って、替え玉が登場し、博士たちは瀕死の重傷を負います。(全集版では完全にカット〜かなりのページになります)

(4)「ロボットランド」でアトムの家から奪い去られたオデット姫は壊されてしまいます。これはアトム史上最も残酷なシーンではないかな〜と、思っています。おかげで全集版でも最後まで姫は出てきませんね。



アトムのマシンガン

七四式 (2002/01/13 23:05)

アトムのマシンガンについてです。
「少年」連載版の別冊附録を見ました。
話は次のようになっています。

「マッドマシーンの巻」で故障したアトムをお茶の水博士が修理します。
「アトム、三つの新しい機能を追加したよ」その一つは鼻が飛び出しレーダー(受信機?)になります。二つ目はお尻からのマシンガン。ところがアトムは哀しそうな顔をします。「タマオちゃんたちがこれをみたら、きっとボクを化物と思う・・・」そんなアトムの眼から涙が。そうです、三つ目の機能は涙を出せるということでした。喜んでお茶の水博士に抱きつくアトム。そこへ、タマオくんと一緒にいたヒゲオヤジがコウモリ型宇宙船に襲われて、「アトムを呼んで助けてもらおう」と無線で連絡します。アトムの鼻のレーダーで場所を掴んだアトムは千里が原へ。燃えたヘリコプターを大量の涙で消します(全集版ではここもカットされているので、いつのまにか火が消えています)。アトムに襲い掛かるコウモリ型ロボットをお尻のマシンガンで打ち落とします。この時は顔を赤らめて撃つのですが、全集版では書き直してあります。

というわけですが、鼻のレーダーも、涙の件もうやむやになり、生き残ったのがマシンガンという結果になってしまいました。



BJ・指

佐藤和美 (2002/01/13 10:52)

BJの未収録である『指』についてまとめてみました。

『ブラック・ジャック・指』について



アトムのマシンガン

佐藤和美 (2002/01/12 20:16)

アトムのおしりについてるマシンガンですが、あれは初めからついてたわけじゃないんですね。

『鉄腕アトム ロボットサイエンス』(小学館)の41ページによると、
『コウモリ伯爵の巻』でアトムにマシンガンが装備されたそうです。
そのカットも載ってます。
本屋で見かけることがあったら、のぞいてみてください。



BLACK JACK OAV版 2

佐藤和美 (2002/01/10 12:02)

秋田文庫からフィルムコミックの「BLACK JACK OAV版 2」が出ました。



買いそびれた本は……

佐藤和美 (2002/01/09 13:29)

皆さんは買いそびれてしまった本ないですか?

e-hon 全国書店ネットワーク
http://www.e-hon.ne.jp/bec/EB/Top

ここで「手塚治虫」で検索してみてください。
山ほど出てきますね。
私はとりあえず以下の本を買いました。

『手塚治虫の絵本館』全6冊(河出書房新社)
『手塚治虫がいなくなった日』(潮出版社)



訂正:アトムとロボット未来学

エイイチ (2002/01/08 22:20)

手塚眞・永井豪の寄稿ではなく、内容は「インタビュー」でした。訂正します。



鉄腕アトムとロボット未来学

エイイチ (2002/01/08 22:16)

雑誌CONTEbQで「鉄腕アトムとロボット未来学」という特集を組んでいます。手塚眞、永井豪が寄稿しています。また、アトムの原稿の雰囲気が味わえる名場面集も載っていますよ。



トキワ荘

佐藤和美 (2002/01/08 12:13)

1997年10月10日、手塚治虫メーリングリストのオフ会で立て直し後のトキワ荘に行って来ました。
松葉で昼ご飯、トキワ荘の看板の前で記念撮影。
この看板、赤塚不二夫の直筆だとか。
今でもあるのかな?

「手塚治虫・創作の秘密」のほうも再放送してほしいですね。



初めまして!!

靴下カタオ (2002/01/08 03:42)

こんばんは〜。
「わが青春のトキワ荘」、という番組を観ました … それで、誰かにしゃべりたくなって、 … ここへ伺いました。
あの中で、成功した人を取り上げる一方、挫折した方の軌跡も追跡していたのはさすがNHKだと思いました。
実はこれが最初に放送された時の新聞 (二十年前)を

http://www.KenAshizuka.com/archives/a028.htm

に、アップ していたのです。
こういう番組があったということは知ってたんですが、まさか観ることができるとは思っていなかったので、感激しました!!

http://www.KenAshizuka.com/



隠し砦の三悪人

七四式 (2002/01/06 17:59)

お休みにレンタルで黒澤明の『隠し砦の三悪人』を観ました。
観ているうちに、「そういえば、ジャングル大帝のアルベルト編に、ヒゲオヤジたちのセリフに『隠し砦だ』、『じゃ僕達が三悪人か』というセリフがあったっけ」と思い出しました。

この映画が1958年ですから、ほとんどリアルタイムで観て、セリフに取り入れたのでしょう。

あと、たぶん今の子供は『スターウォーズ』を観てから『三悪人』を観るので、奇異な感じがすると思いますが、亡命中のじゃじゃ馬王女さまを助ける侍(三船)と凸凹コンビという設定や、最初の荒地のシーンは、SWそっくりですよね。



わが青春のトキワ荘

七四式 (2002/01/06 01:31)

>1月5日午後11時10分からのNHKの・・・

おかげで見ることができました。どうもありがとうございます。
森安なおやの初期作品の復刻版が出るといいですね。「みかんの流れる・・・」も大好きでした。何ともいえない味わいがありますよね。



ピアノの腕前

佐藤和美 (2002/01/05 09:23)

手塚治虫という人はピアノもかなりの腕前だったようですね。

「石坂啓のアシスタント日記」から。
(朝日ジャーナル臨時増刊手塚治虫の世界)
「タクシーで二次会の銀座へ。急に先生が店のピアノをひきはじめて、クラシックからアトムのアレンジバージョンまで、のりにのって演奏してくれる。噂にはきいたけど、こんなに本格的なピアノとは知らなかった。みんなも感動して、しばし聞き惚れる。」



Re:Wがかってきたぜ

佐藤和美 (2002/01/03 17:04)

こんなところにも「Wがかってる」が。

『I.L』第9話 栄光の掟
最後のページ
「そいつはWがかっとるからけっこういい女になるぞ」



「手塚治虫研究」伝言板12月分

佐藤和美 (2002/01/01 14:47)

 「「手塚治虫研究」伝言板12月分」を追加しました。



あけましておめでとうございます

佐藤和美 (2002/01/01 14:44)

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

8月にこの伝言板を始めたときは3か月くらいはもつかなと思ってました。
年を越せてまずはめでたし、めでたしです。



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