近況報告(2000/1/1〜2/14)


2000,2,14
国産オオクワガタ♂36g幼虫が話題となっていますね。詳しい内容はクワジロ氏のBMK旬菜園
氏のHPを見て下さい。その話題の幼虫ですが、報告では8月孵化で今前蛹らしいそうです。このま
ま蛹化すると孵化からたった6ヶ月で蛹化することになります。1年1化の30gオーバーは蛹化・羽
化不全が多いと言われていますから、無事に羽化までいけるかどうか心配ですね。うまくいくといい
ですね。飼育者はプロ中のプロだから心配無用かな。

2000,2,9
オオクワガタ最新情報には毎日のようにクワガタ関連のHPが登録されていますね。1日に1つとし
ても1ヵ月で30、3ヵ月で90です。ものすごい勢いで増えています。しかし、販売がメインなものが
多く、「おっ!」という目新しいものや大型個体飼育報告などを掲載したHPはほとんどありません。
ぜひ、34gや36gを飼育されているような方々がHPを作り、情報発信して下さる事を願います。

2000,2,8
先日国産オオクワ♂幼虫34.6gの情報をお伝えしましたが、もっとすごい幼虫が現れました。月
刊むしに掲載している松田氏が♂36g、♀22gの幼虫を現在飼育されているそうです。♂幼虫の
34.6gも36gも私にしてみれば全く縁のない話でここまでくれば大差ないと感じますが♀で22g
とは超驚きです。♂だと70mmを超える体重です。またこれらの幼虫は檜菌床ビンで育てている
そうで、本当にもう、どっひゃーです!それから蛹(♀)だった熊本天然KK8が無事羽化したようで
す。菌床ボトルなので中がよく見えませんが、オオクワだといいんですけどね。

2000,2,6
このHPを見て下さる皆さんの最大の目的はやはり31gと30gの幼虫の今後ではないでしょうか。
しかし、皆さん、こんなものでワクワクしていてはいけません。世の中にはもっとすごい世界があり
ます。すでに羽化不全ながら♂80mm、♀55mmを作出し、現在は34.6gを筆頭に33g前後を
3頭、他30gそこいらを多数飼育されている方がおられます。そう、その名はT.KATO氏。クワガタ
雑誌「KUWATA」、昆虫フィールドに執筆、さらに月刊むし11月増刊号のクワガタコンテストでは
5位に入賞されている、今やオオクワガタ飼育の第一人者です。とにかく私のHPでリンクしている
ドルカス&フィッシングさんのHPを見にいってみて下さい。
ドルカス&フィッシングさんのHP  ●その掲示板                      

2000,2,3
蛹だった熊本天然KK4が羽化しました。顎の形が変だったのでヒラタかなと思っていましたがオ
オクワガタでした。もともとこの幼虫、最後の餌交換の時12g程度しかなく、その後すぐに蛹化し
たのでてっきり♀だと思っていた個体です。ですからサイズも55mmぐらいです。これで熊本(準)
天然個体(成虫)が♂3頭となりました。あと♀の蛹1、♂の3齢幼虫が3頭残っています。いつか
これらの(準)天然熊本産をプレゼントしたいと思っています。  

2000,2,1
今年度幼虫は昨年の9〜10月の孵化からまだ4〜5ヶ月しか経っていないせいかメスですら全
く蛹化する様子はありません。昨年度は7月の孵化から7ヶ月が経過した1〜2月に次々と蛹化
していたことを考えますと、今後2〜3ヶ月は蛹化しないのかもしれません。じゃあ、オスはもっと
時間がかかることに・・・・?それから蛹化していた熊本天然♂1・♀1があと1週間ぐらいで羽化
しそうです。♂はどうもオオクワではないようです。

20001,29
月刊むし11月増刊号でオオクワガタ美形コンテストの記事が掲載されていますが、上位入賞者
のところには全国からその子孫を売って欲しいといったたくさんのメールが来ているそうです。業
者の方もそういう虫を売ると普通のものより高く売れるそうで、一生懸命なんだそうですね。サラ
リーマンの副業程度なら関係ありませんが、今後数年間クワガタで儲かろうと思うならば、虫に
しても菌床ビンにしても何らかの価値・特徴をもったものを売っていかないと生き残れないんでし
ょうね。

2000,1,25
プレゼント応募時にいろんな質問?を頂きました。今日はその一部を紹介し、私の答えを書いて
みたいと思います。
Q1.どこの菌床ビンをお使いですか?
A:最近クワガタを飼育される人が増え、みんな少しでも大きな個体を育てたいと菌床ビン飼育
をされます。そのため、昨年に比べて菌床ビンの確保が難しくなってきています。もし、私が使
用している菌床ビン名を公表すると、業者さんは笑いが止まらないかもしれませんが、私も困り
ますし、そこで買っている友人にも迷惑をかけてしまいますので、申し訳ございませんがお教え
することはできません。
Q2.2年1化の31g幼虫や30g幼虫を売って頂けないでしょうか?それが無理ならその
子を売って下さい。
A:一応私もオオクワガタが趣味ですし、80mmを育ててみたいと思っています。その一番候補
はやっぱり2年1化型の31gでしょうから、この31gは売りません。もし31gが運良く80mmを
超えたら、30gはどうでもいいかなぁ。でも、1頭100万円で買ってくれるならす〜ぐ売ります
(笑/冗談)。じゃあ、その子供はというとこれも売る気はありません。そうですねぇ、1頭1万円な
らすぐ売ります(笑/冗談)。
それから、応募は1回限りとお伝えしたのに2回されている方が1名(明石市:たらちゃん)いらっ
しゃいました。おいおい、そしたら順番が変わるので当選者に変更があるの?とご心配される
方もいらっしゃるかもしれませんが55番目と86番目なので一応当選者の変更はありません。

2000,1,24
やっぱりというかあたり前というか、温度を18度ぐらいにした結果、菌床ビン内でキノコが成長し
始めました。こうなると菌床ビンとしての価値がなくなってきます。仕方ないので、20度以上に
温度設定を変更しました。

2000,1,22
大きな幼虫を育てるための4条件というのを前に書かさせてもらいましたが、大きくなった幼虫を
縮まさず、蛹化・羽化不全なく無事に100%羽化させるテクニックは、まだ確立されていません。
そこで、24度前後の定温状態から18度前後に温度を下げてみることにしました。3月ぐらいから
20度、22度、24度、26度と徐々に温度を上げていき、蛹化させようと思っています。31g君、
早く蛹になってくれない?

2000,1,19
77777プレゼント当選者発表!
おかげさまで出張に行っている間にとうとう77777を突破しました。それからプレゼント応募の
方ですが、応募者は全部で99名でした。皆さん一人一人を紹介していますので自分が何番目
かお確かめ下さい。今回は早い者勝ちだったようです。

2000,1,15
いよいよ77777に近づいてきました。突破は18日ぐらいでしょうかね。プレゼント応募のメール
の中にどうしたら大きな幼虫を育てることが出来ますかという質問が多いです。後日詳しくまとめ
たものを掲載したいと思いますが、私的には、孵化2週間以内の初齢幼虫を1000ml以下の菌
床ビンに入れ、50日後に2本目(1500ml以上)へ交換。さらに60〜70日後に3本目へ交換。
この間、温度は24度程度で一定にする。これで、子供でも女性でも誰でも20〜26gの幼虫を
育てることが出来ます。つまり76mmぐらいまでは初心者でも羽化させることが出来るわけで
す。しかし、これよりも大きい27g以上は血統が良くないと28gや30gには育たないと思ってい
ます。つまり血統が悪けりゃ何をやっても無駄。雑誌や何やらにどうしたら大きくなるかとか添加
剤やらどの菌床ビンがいいかなど役に立たないうんちくが書いてありますが、大きさだけに拘る
のなら良血統、菌床ビン飼育、温度管理、暗所静置の4条件だけです。私の31gや30g、80m
mを出した福井のSさん、79.5mmを出した清水オオクワさん等・・、みんな特別何もしていませ
ん。20gや24gの幼虫達と同じようにしか育てていません。逆に言えば初心者でも良血統に当
たれば1年目から80mmを育てられるんです。

2000,1,12
熊本天然幼虫KK4が蛹化しました。が、12月26日に餌交換した時は12gしかなかったので
てっきりメスだと思っていたのですがオスでした。顎が良く見えないのでもしかしたら、ヒラタ??
困りました。あとオオクワメスらしきものは1頭しか残っていません。大丈夫かなぁ・・・。

2000,1,10
もう夏(次年度)のことを考えているんですが、とりあえず天然熊本産を最低1ペア交尾させて幼
虫を30頭ぐらい取りたいですね。そのうち20頭ぐらいはメール仲間に差し上げて。それから良
血統じゃないかと期待している傷太ペアと傷太姉ペアを産卵させて。んー、また飼育頭数が多
くなりそうです・・・。

2000,1,8
巨大オオクワガタ育成はまず血統から!
暇だったので不必要な餌交換をしました。期待の熊本天然幼虫KK1が23g→22gでした。
もう1頭傷太系血統のSF2が8g→25gでした。この幼虫は例の30gの兄弟。母が傷太の姉。
全く同じように飼育した佐賀産が壊滅状態なのに比べ、この兄弟は大きくなっています。やは
り血統なんですね。大きくなる血統は誰が飼育しても温度管理、暗所静置さえすれば大きくな
るんです。テクニックなんてそんなものは存在しません。血統が悪い幼虫をあーだこうだと毎年
何十頭飼育しても80mmなんか決して出てこない、私はそう思いますが・・・。    

2000,1,6
元祖31gの生存が確認されました!菌床ビンの側面に例のごとく穴があきました。それから、
佐賀産幼虫の餌交換をしたのですが、飼育する手間が面倒なくらい悲惨な結果でした。こんな
血統は無駄に菌床ビン屋を儲けさせるだけですね。とっとと77777回突破記念でばらまきま
しょう!ということで近々77777突破記念プレゼントをする予定です。

2000,1,4
昨年から有名どころの菌床ビンの確保が大変難しくなりましたね。それに高い!1頭のオスを
成虫まで育てるのに平均4本は使用しますのでたくさん飼育するとほんとにお金がかかります。
大きくなる血統を固定できれば飼育する数も減らすことができるため、そうですねぇ5頭飼育して
76・77・78・79・80mmでどうでしょう?

2000,1,3
熊本天然幼虫KK4(♀)が前蛹となりました。それから30g幼虫は元気にどっしりとした姿を見
せてくれています。最終的には恐らく33gにはなってくれると思います。ところで元祖31gですが
このまま姿が見えない場合は餌交換(11/14)して4ヶ月後の3月頃に中を覗いて見ようと思って
います。黒い成虫が出てくるとうれしいけどなぁ。

2000,1,1
新春のお慶びを申し上げます。本年もよろしくお願い致します。
いよいよ2000年のスタートです。今年は31gや30gが無事に蛹化・羽化し夢の80mm作出と
いきたいところですね。がんばります!


1999,11,6〜12,31   1999,9,1〜11,5   1999,6,20〜8,31