ポートランド日記 |
8月3日(3日目) うちの奥さんは、こちらの大学で世話をしてくれる先生と面接のため、看護学部(School of Nutsing)へ。僕はその間、メールをチェックしたあと、洗濯。 彼女は、一時過ぎに戻ってきたが、英語と格闘してきたのでさすがに疲れたようす。 四時半に一年半前にポートランドに来たときお世話になったダンさん(アメリカ人・女性)が迎えに来てくれて、寮にいるI先生と四人でクルマで、ダンさんとマイケルさん夫妻の家へ。 途中、ポールさんとキャサリンさん夫妻(現在日本滞在中で、夏休みでポートランドに戻るというので、そのときに僕らの荷物をひとつ運んでもらった。今は休暇でカナダへ行っている)の家へ寄ってみるが、残念ながら不在で荷物は受け取れず(息子さん夫婦、姪御さん、甥御さん夫婦がいるはず)。 そのあと、ダンさんがスーパーに寄って今晩の食事の買い物。僕もビールを買った。このスーパーは、今まで行ったところほど大きくはないが、有機作物を扱っている感じで(聞いたわけではないのであくまでも想像)、野菜もおくらなど珍しい物も置いている。 ダンさんとマイケルさんの家は、ポートランドから川を超えた北にあるワシントン州のバンクーバー(カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州のバンクーバーとは違う)にある。厳密に言うと、バトルグラウンドという町だ。川を超えて北へ十数分走って、農家や牧場ばかりというところが、新しい住まい。 土地は20エーカーあって、その中にはクリークもある。今日は見られなかったが、水鳥がよくやってくるそうだ。裏には、古い納屋があって、シロフクロウが巣を作っている。納屋に入ってシロフクロウを見ることができた。ふんがあちこちに落ちていて、フクロウが食べたネズミの爪や歯がそのまま残っている。これは一個50セントくらいで売れるのだそうだ。 ダンさんお手製のパスタはおいしかった。おふたりは、こちらが英語があまり話せないのを知っているので、ゆっくりわかりやすく話してくれるし、こちらの話も我慢強く聞いてくれるので助かる。 九時半頃にマイケルさんにクルマで送ってもらって帰る。行きはポートランド市内の渋滞で時間がかかったが、帰りはあっという間だった(20分くらい)。 |
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