Massy's Selection Sangyo Must Item

1. やっぱり「産業」といえばこれでしょう

  いや〜、正直なところ私も久しぶりに聴きました(爆)。
 でも、これが何ともいえずいいんですわ、やっぱり....
 久しぶりに昔の親友に会った時の様な気分になりました。みんなもどうぞ〜 !! ....





Journey / Escape ('81 EPIC : SONY)  *CD
やっぱり「産業」はこのアルバムから始めないといけないでしょう。数々のチャートホルダーである彼らが、初めて全米 No1. に輝いた名盤です。<Don't Stop Believin'> <Keep On Runnin'> <Who's Crying Now> <Open Arms>... 素晴らしい曲が目白押し。次作のメガヒット「Frontiers」共々、音楽史に残るアルバムだと思います。ハードポップなアップといい、パワーバラードといい、楽曲もアレンジも最高です。これでも「産業」はダメと言いますかね ...ちゃんと聴いてねぇ〜(笑)。

Boston / Don't Look Back ('78 EPIC : SONY)  *CD
私がこの手の音にハマったのは、彼らが原因なのかも知れません。前作である1st に収録されていた <More Than A Feeling> を聴いて「かっこいい」と思った人も多いでしょう。出来としては甲乙付けがたい両作品ですが、アルバムトータルで考えるとこちらかな。今更ながら T. Scholz の音楽性の高さが判りますね。ボーカル&コーラス, そしてギターのアンサンブルは並ぶもののない美しさです。当時バカ売れしたのも判りますね。

Stix / Paradise Theater ('80 A&M)  *CD
アメリカンプログレ・バンドとして長いキャリアを持つ彼らの、大ブレイクアルバムです。日本では「どもありがと、Mr. Robot〜」のイメージが強いせいか、どうもキワものとしてのイメージがありますが、今作が「産業」としての彼らの代表作でしょう。エッジとキメの効いたリズムにハードポップなメロを乗せて、爽快感溢れる曲が流れていきます。パラダイスシアターという実在の劇場をモチーフとしたコンセプトアルバムというところがプログレ的ですが、とてもキャッチーで聞き易い1枚です。

Asia / Asia ('82 GEFFIN)  *CD
プログレからポップシーンへのアプローチという意味では、「産業」と呼ばれたアルバムも少なくありません。でもこのグループにはブッ飛びました。J. Wetton, S. Howe, C. Palmer, G. Downes という超強力メンバー4人が生み出した曲の数々は、最初から最後まで隙がありません。昔からの彼らのファンの中には「流行に迎合して軟弱になった」という人もいましたが、それはそれでカッコいいからいいじゃないですか。聴いた事のない方は是非一聴してみて下さい。

Survivor / Eye of the Tiger ('82 SCOTTI BROS.)  *CD
Toto, Journey の成功によって、彼らの後を狙う次世代のグループが出てきたのがちょうどこの頃でした。その中でも大ヒット映画「ROCKY3」の主題歌という、最も恵まれたチャンスを生かしてブレイクしたのが Survivorでした。80年に「Survivor」でデビューしてこれが3作目になりますが、タイトルチューンだけでなく他の曲もアメリカンハードポップの王道を行く曲が揃っています。かく言う私も久しぶりにこのアルバム聴いたのですが、思わず3回も聴き直してしまいました(笑)。