新・Mr.鎌田のハミ出し新譜ジャーナル No.1       


<BLACK>

1. Helen Baylor / 『...Live』     (VERITY 01241-43124-2)
古巣のWORDからVERITYへ移籍第1弾はLIVE盤。プロデュースはBill Maxwell(ds)で、Tony Maiden(g),Abraham Laboriel(b),Greg Mathieson(key)等が参加。歌よし、曲よし、演奏よしのパーフェクトな内容で大推薦盤です。Billy Preston作の6. < MusicIs The Voice Of God > は涙なしには聴けない名演。また、KOINONIAの名曲 < More Than A Feeling > に歌詞を付けてカヴァーしています。 [入手先:TOWER RECORDS(渋谷), カムトゥゲザー(販) TEL; 0729-57- 5186 ; www1.sphere.ne.jp/cometo]

2. Cherrelle / 『The Right Time』(POWER RECORDS 64602-2000-2)
TABUの歌姫Cherrelleが8年振りに復活!音はインディゆえチープな打込みサウンドですが曲の出来はまぁまぁで、クインシーの名曲 < Baby Come To Me > とセルフ・カヴァー < Saturday Love > にはAlexander O'nealがデュエット・パートナーとして友情参加しております。< Pillow Talk >(Sylvia)などもカヴァーしており、相変わらずのキュートな歌声にオヤGうっとり。という感じです。同レーベルより近々彼女の『Greatest Hits-Live』(LIVE盤)もリリースされるようです。            [入手先:WAVE(池袋),ON STAGE YAMANO(池袋PARCO)他]

3. Al Johnson / 『My Heart Is An Open Book』
            (CLOUT / L COMMITTEE RECORDS CRC0005)
この人も80年の『Back For More』からなんと18年振りの新作。彼はワシントンDC拠点の名プロデューサーとして昔から活躍しており、彼の所有のワシントン・ヒット・メイカーズで数々の良質の作品を手がけてきました。本作も駄作皆無というより全曲最高といってもよいほどの充実振りで、オヤG完全にノックアウト状態です。インディー作品なので「あるうちに買(こ)うとけや」です。      [入手先:ディスクユニオン(新宿店B1F),WAVE(池袋)]

4. Nicolas Bearde / 『Crossing The Line』
                (RIGHT GROOVE REKKIDS RGR5552)
彼は映画俳優としても知られているらしいJAZZシンガー。とても魅力的な声の持ち主で、曲もロマンティックでメロウな佳曲揃い。大人のア・ナ・タにぜひお勧めしたい1枚です。しびれるぅ〜!           [入手先:ディスクユニオン(新宿店B1F),WAVE(池袋)]

5. New Direction / 『New Direction』
                (MYRRH / WORD / EPIC EK 69310)
このNew Directionはシカゴの13歳から20代前半の若き男女精鋭をかき集めて(青田刈り?)結成された41名からなるゴスペル・クワイアだそうです。さすがに歌は絶品、サウンドも生演奏と打込みをバランスよくミックスしていて実にカッコよくハイセンス!超お勧め盤です。
                  
[入手先:TOWER RECORDS(渋谷),WAVE(池袋)他]

6. GQ / 『The GQ Tribute Album』  (I.T.P. RECORDS ITP 8903-2)
これもまさかまさかの復活作。彼等は『Disco Nights(Rock Freak)』のNO.1ヒットで知られ、 CHICなどと同時代に活躍していたFUNKグループ。本作はタイトル通りデビュー当時から敬愛していたBilly StewartやMarvin Gayeのヒット曲のカヴァーを中心に数曲彼等のオリジナル曲を加えたアルバム。昔の彼等らしいメロウでFUNKYな曲は無く、甘茶ソウルのオン・パレードなのですが、これはこれでまたマニアには堪らないのよね?(ウフフ)
                      
[入手先:ディスクユニオン(新宿店B1F)]