J-Pop
/ Fusion of A.O.R. Taste
1. こんな人も入っています「A.O.R. 系ミュージシャン参加」編
ここでは、J-Pop / FusionのアルバムにA.O.R.系のアーティストが参加した物をご紹介します。
「こんな人のアルバムにこんな人が...」みたいなのって結構あるんですよ。
コアなA.O.R. ファンでも知らない様なものも登場します。もちろん、内容は折り紙付きです。
邦楽派の人も是非チェックして下さいね。
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Masaki Matsubara / Painted
Woman ('85 CANYON) *CD(廃盤) 前作「Sniper」で J. Parrish のVo. をフューチャーした松原正樹が、このアルバムではE.Tagg を使って話題になりました。ギタリストのソロアルバムって、テク重視でコンテンポラリーさに欠けたりしがちですが、松っあんは違います。パラシュート時代もそうでしたが、今作でもインスト&ボーカル曲のバランスが絶妙です。4曲で聴けるE. Tagg のVo. も素晴らしいですが、主役はやはり松っあんのギターですよね。 |
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Ami Ozaki / Hot Baby ('82
CANYON) *CD(廃盤) 「うわっ、何だこの面子.... 」 D. Foster, J. Graydon, S. Lukather, J. Porcaro, T. Keane, N. Stubenhaus, T. Scott ですよ、これ。おまけに Foster が全面アレンジ、エンジニアが A. Schmitt とくれば文句なしでしょう。その中でもお薦めは6曲目の「Prism Train」ですね。彼の独特のフレーズ連発の Jeff と、バリバリのソロを弾きまくっている Luke がめちゃくちゃかっこいいです。ちなみにこのアルバム、LPのジャケットが左のパターン以外に色違いのバージョンがありまして、ほんの一部のファンの間でちょっとだけ盛り上がりました。 ( ねぇ、金井君... 爆) |
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Ami Ozaki / Air Kiss ('85
CANYON) *CD(廃盤) 「Hot Baby」の次作であるこのアルバムもL.A. 録音です。ただ参加バックミュージシャンは、D. Foster, M. Landau, M. Baird の3人のみ。全面アレンジを手掛けたD. Foster も例のバラード路線にどっぷり浸かっているので、過大な期待をするとハズされます。でも、それが不思議と尾崎亜美のメロディーとマッチするんですよ。楽曲とアレンジのマッチングは、前作よりもいいくらいです。ちなみに、LPにはCD未収録曲の7インチ盤が付いていましたので、マニアの方はそちらもご入手下さいね(笑)。 |
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Keiko Mizukoshi / I'm Fine
('82 TAURAS) *CD(廃盤) このアルバムも、B. Kimball を除くToto 全員参加という豪華さです。 (ご丁寧に Per. はL. Castro!! ) メンバー全員で参加している物は珍しいですが、これだけで驚いてはいけません。B: Vo. はB. Champlin, T. Kelly, R. Page の揃い踏み!! 。基本的には本人が作詞作曲しているので、楽曲にTotoっぽさがある訳ではないですが、個々のパートの音やソロなどはもろに当時の音なのでつい嬉しくなってしまいます。90年にCD化されましたが、すでに廃盤ですのでどこかで見つけたらすぐに買って下さいね。 |
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Kengo Kurozumi / Pillow
Talk ('89 COLUMBIA) *CD(廃盤) Japanese A.O.R. と言えば、私はまずこの黒住憲五を挙げたいと思います。前作4枚は日本制作でこちらのミュージシャンと演っているにも関わらず、かなり L.A.風の音作りをしていました。そして遂にこのアルバムでは、J. Porcaro, A. Laboriel, D. Gerfield, J. Harrah, N. East, M. Landau , L. Smith らとのコラボレイトにより、素晴らしい音に仕上げられています。彼自身のソングライティングもかなりの物で、日本語も英語も安心して聴く事が出来ると思います。もっとみんなに知られて欲しい人ですね。 |