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Brian Duncan / Mercy ('92
Word : Epic) *CD (入手難易度
: ☆) 実の所、C.C.M. を聴くならこの人から聴いて下さい。知名度は今一つですが、めちゃくちゃ歌うまいです。Sweet Comfort Band で活躍後、ソロに転向してこれがオリジナルアルバムとしては6枚目になります。プロデュースを D. Posthuma が担当し (この人要チェックです) 極上のコンテンポラリーサウンドを展開しています。全 C.C.M. アルバムの中でもBest 3に入る出来だと思います。現在もバリバリの現役でアルバムをリリースしている彼からは、今後も目が離せません。 |
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Whiteheart / Whiteheart
('82 Myrrh) *CD (入手難易度
: ☆) Toto-Airplay ファンには絶対お薦めの1枚です。Vo, G, B, Ds, Key×2, という全盛時のToto と同じ編成で、年代的にもサウンド的にも彼らが Toto フォロワーだった事が判ります。キャッチーなメロディーと、キメの多いハード・ポップなアレンジで、かなりレベルの高い曲を揃えています。欲を言えば、もう少し黒っぽいノリとグループ感があれば...と思いますが、そうなったらまんま Toto になっちゃいますね(笑)。 |
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Whiteheart / Vital Signs
('84 Home Sweet Home) *CD
(入手難易度 : ☆) 上記のアルバムに続いてリリースされた彼らの2nd Album です。リードボーカルが交代して、多少ハードな味付けになっていますが、サウンドの要の D. Huff (G) を始めとした他のメンバーは健在で基本的には前作と甲乙つけがたい出来になっています。W. Heart は現在も活動を続けていますが、コンテンポラリーさから言えば今回ご紹介の2枚と「Live at Six Flags」というライブ盤の3枚でOKでしょう。いずれも中田師匠の Cool Sound より CD化されましたので是非この機会に聴いてみて下さい。 |
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Russ Taff / Walls of Grass
('83 Myrrh) *CD (入手難易度
: ☆) この人もチェックしておかなくてはいけない一人ですね。Imperials の全盛期の顔だった R. Taff の1st Album です。Toto など、数々のアルバムのエンジニアとして有名な B. Schnee がプロデュースしたこの作品は、R.Taffのタフな Vo. を最大限引き出しています。アップ系の曲が特に素晴らしく、彼もToto フォロワーとして押さえておきたいですね。ただ90年代に入るとすっかり落ち着いたサウンド指向になってしまうため、今作と「Medals」「Russ Taff」という2nd・3rd あたりまでがお薦めです。 ★追記: 中田師匠の Cool Sound より 国内発売となりました。えらぃ!! ★ |
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Sweet Confort Band / Hearts
of Fire ('81 Light) *CD
(入手難易度 : ☆☆) このコーナーのトップでご紹介した、B. Duncan のバンドです。彼の他にも現在 Allies というちょいハードな C.C.M. グループで活躍している R. Thomas も在籍していました。S. C. B. は後半になるとハードロックな方向に行ってしまうのですが、この4th Album までは完璧なコンテンポラリーサウンドを展開していて、めちゃくちゃお薦めなバンドです。上記の2人がツイン又は交互にリードボーカルを取り、キャッチーなメロに乗せてソウルフルな歌を聴かせてくれます。迷わず「買い」ましょう。 |