Massy's Selection C.C.M. 3rd Steps   


3. C. C. M. 上級編「もう帰れない〜(爆)」



◎入手難易度について : それぞれのアルバムに以下の様な入手の難易を付けました。参考にして下さい。
   ☆ : 国内盤または外盤CDが現在も通常のCD店にて購入可
  ☆☆ : 外盤CDが出ていたが現在は廃盤。中古CD店を探せば何とか見つかる(?)レベル。
  ★★ : 国内盤または外盤LPのみのリリース。中古屋にて何とか探せるレベルのアルバム。
  ☆☆☆: CDは廃盤。中古でもなかなか見つからない様なしろもの。LP探しますかね。
  ★★★: LPのみのリリースで未CD化。LPも何処を探せばいいのやら(爆).... 。

Jeffrey Smith / Jeffrey Smith ('94 Word)    *CD (入手難易度 : ☆☆☆)
この年代のアルバムとしては珍しい C. Christian プロデュースの1枚です。あまり話題には挙がらないですが、C.C.M. 通の間では密かな人気になっているアーティストです。自作の楽曲もさることながら、Sweet で Soulful なその声がたまりません。顔が見えなければ完璧なブラコンです。そういった意味では「C.C.M. 界の B. Caldwell」とも言えますかね。曲ももろに80年代前半の A.O.R.で、全曲素晴らしい出来です。惜しむべきは、このCDが既に廃盤で超入手困難になっているという点だけです。誰か再発して〜 !! ...

Sweet Confort Band / Sweet Confort ('77 Maranatha)
                         *CD (入手難易度 : ☆☆☆)
前述した S. C. B. の1st Album です。楽曲もアレンジもまだまだ荒削りですが、それがまたいい味を出しています。緻密な曲作りはしていませんが、若さと勢いがありますね。ジャケットはかなりイナタイ感じがしますが、決してそうではありません。ブルーアイドソウル的なテイストは、この当時から脈々と流れている様です。LP も珍しいですが、CD は更に Rare Item らしくかなりプレミアが付いているみたいです。C.C.M. は密かに CD 化されて、あっという間に廃盤になってしまいますから大変ですね。

Bill Baumgart / The Kinding ('88 Frontline)   *CD (入手難易度 : ☆☆☆)
C.C.M. で名プロデューサーと言われる人は。ほとんどが自己のアルバムをリリースしています。C. Christian, B. Banister, K. Thomas らのビッグネームと並んで、私がお薦めするのがこのアルバムの作者 B. Baumgart なのです。彼のプロデュース作はハズレがありませんが、唯一の自分名義のアルバムである今作は更に素晴らしい出来だと思います。T. Heintz, D. Huff, J. Pattitucci, B. Carlisle, J. Elefante らのサポートを得て、ハード&メロウなコンテンポラリーサウンドに仕上がっています。インストも Vocal ものも、Syn. の使い方が抜群にうまいです。CD はなかなか見つかりませんが、LP ででも聴いて欲しい1枚です。

Bruce Hibbard / Never Turnin' Back ('80 Myrrh) *LP (入手難易度 : ★★★)
このアルバムもマストアイテムでしょう。未CD化ですが、発売当時は口コミでちょっとだけ評判になったので、ジャケットを覚えているという方もいるのではないでしょうか。 Sweet で Soulful な歌声もさることながら、彼の作る楽曲の数々は「素晴らしい」などという月並みな言葉では表現できません。まさに「完璧」というのはこの為にあるといっても過言ではないです。唯一最大の欠点は、このアルバム自体をなかなか探せない事ぐらいです。でも苦労して探す価値は必ずあると断言できる1枚だと思います。絶対探してね!!
★★★2000. に Cool Sound より世界初 CD 化されました。エラぃっ....★★★

Brother 2 Brother / Freedom ('94 Brother 2 Brother Records)
                          
*CD (入手難易度 : ???)
デンマーク産の C.C.M. です。北欧は A.O.R. も盛んなのですが、C.C.M. にもなかなか良いアルバムがある様ですね。バンドの中心になっているのが、Lead Vo. の Steffen Bader と Bass の Finn Skovgaard Olsen, そして Key. の Henning Schjolin の3人。個々の経歴等は全く分かりませんが、実力はかなりのレベルだと思います。キャッチーなメロディーラインにハードネスなアレンジを施していて、全盛期の Toto や Journey を彷彿とせさるものがあります。特にそのキーボードアレンジは S. Porcaro を思い起こさせる出来で、今の Toto が無くしてしまった物を思い出させます。(中古で見つけたので入手難易度は ? です)