Massy's Selection A.O.R. Must CD Item     




Marc Jordan / Blue Desart ('79 WARNER)         推薦度 : ★★★★
カナダ出身の彼の最高傑作といえる2nd Album。何といっても、Producer : J. Graydon の名前を一躍有名にした作品でしょう。M. Omartian, S. Lukather, J. Porcaro, A.Laboriel, B.Champlin ら L.A. セッションミュージシャンをフルに生かしたサウンドは、今聴いても決して古くさくありません。Jay のアレンジが、M. Jordan のメロディーメーカーとしての才能を100%引き出しています。一度廃盤になってやっと再発したアルバムなので、お早く買って下さいね。

Erik Tagg / Rendez-Vous ('77 BASERT)          推薦度 : ★★★★
「こんなもんまでCDになっていいんだろうか」... L. Ritnour の<Is it you> での歌声が印象的だった E. Tagg が、オランダ・マイナーレーベルからリリースした幻の2nd Albumです。1st Album「Smilin' Memories」に参加していた、L.A. のセッションマン達はいませんが、現地のミュージシャンが素晴らしい演奏で盛り上げています。内容も折り紙付きですけど、こんなRare Itemが普通に買えるなんて... @@

Joseph Williams / Joseph Williams ('82 GREAT)   推薦度 : ★★★★★
このアルバムについては、私があれこれ言う必要はないでしょう。中田利樹師匠が、ほとんど自分の趣味で立ち上げた(あ〜、冗談ですよ、冗談) Cool Sound からの、待望のリリースでしたね。内容は文句ナシで、CD化の際に当時のボーナストラックまで収録されています。ちなみに、LPでは<I did't do it> のテイクが2パターン有りまして(驚)、マニアの間では大騒ぎになりました。

Maxus / Maxus ('81 WARNER)             推薦度 : ★★★★
これのCD化を待ってた人って多いですよね。当時は、Totoがブレイクした後色々なバンドがその方向性で活動していましたが、それに負けない評価を得ていた数少ない1枚です。売れっ子のセッションミュージシャンだったJ. Gruska, R.Buchanan, M. Landau らが、キャツチーなメロディーと華麗なバンドアレンジを展開する曲がそろっています。長らく権利問題等で見合わされて来ましたが、1998年に待望の世界初CD化となりました。

Finis Henderson / Finis ('83 MOTOWN)        推薦度 : ★★★☆
「真夏の蜃気楼」という、いかにもそれっぽい邦題が付いていた、ブラコン寄り A.O.R. の代表作。(中田師匠はこれを「アーバンA.O.R.」と呼んでいますね) 彼は、コメディアンとしてのキャラクターの方が強いらしいのですが、それにしては歌上手すぎです。EW&F の A. McKay プロデュースのもと、L.A. の主だったセッションミュージシャン総出演の楽曲も素晴らしい出来だと思います。これも永らくCD化が望まれていた1枚です。
これがオリジナルLPジャケットです。「ああ〜、これか」と思い出す方もいるでしょう。
CD化の際にも、ライナーの裏表紙に使われています。
制作の方のこだわりが感じられますねぇ。
こちらを表にしてディスプレイすると、かなり気分でますよ(笑)。