着うた・携帯ムービーのコピーガードの仕組み
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PC上であれば、3GPや3G2のファイルをエクスプローラーでファイルコピーすることができます。しかし、携帯電話上のものは、自由に、転送したりできないようになっています。
3GP、3G2のファイルでは、配信や転送を制限する情報を書き込めるようになっています。
携帯内のファイルは、パソコンのように、エクスプローラーなどでコピーすることは出来ませんから、携帯間で、メールに添付したりして、転送することになります。これを禁止して、ダウンロードした携帯でしか使用できないようにする仕組みが、ファイルの中に組み込まれているわけです。
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着うた・携帯ムービーの配信の制限
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3GPや3G2のフォーマットでも、一般の人が作成したものを携帯に転送できないようにしている携帯会社もあります。認定された配信者しか、配信できないようにしているのです。この制限は、事前に、3GPや3G2のファイルに特殊な処理を行っておき、携帯電話側に組みこまれた仕組みによって、この処理が行われたファイルしかダウンロードできないようにする、と言ったことで可能になっています。
たとえば、まったく同じファイルでも、インターネットからのダウンロードは出来なかったけれど、メール添付では携帯に送信できたなど、転送方法によって結果が異なることもあります。こちらもご覧ください。 |
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着うた・携帯ムービーの登録制限
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3GPや3G2ファイルを携帯に転送し、保存できても、それを着うた、待ち受けムービーとして登録できない場合があります。DoCoMoの場合は、そのための情報が、3GPファイル内に書かれています。(このサイト内からダウンロードできる着うた変換ツール3GXでは、この情報を自動的に書き込んで、着うた登録が可能になるような変換を行います。 |
auの場合も、同様の情報が書き込まれているようですが、これは、公式サイトのみに配られる特殊なツールを持っていないと書き込めないようになっています。一部、3g2ファイル内の「cpgd」というフィールドに値を設定すれば良いという情報もありますが、
このフィールドがあっても登録できない3g2ファイルがありますし、逆に、このフィールドがまったくない3G2ファイルで登録できるものがあります。
動画の3G2ファイルで、音声が無い場合、あるいは音声コーデックがAMRの場合は、「cpgd」のフィールドのあるなしに関係なく、着信画面として録できるようです。 |
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えせ着うたのコピーガードの仕組み
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拡張子がMLD、MMFのファイルなど、再生時間が短いものを「えせ着うた」「着ボイス」などと呼んでいます。これらのファイルは、MLD、MMFのファイルに組み込まれた仕組みによって、コピーガードが行われています。詳しくは、こちらをご覧ください。 |
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