Windows では、ファイルおよびフォルダーの複数の検索方法があります。そのいくつかを紹介します。
スタート メニューの検索ボックスを使用して、コンピューターに保存されているファイル、フォルダー、プログラム、および電子メール メッセージを検索できます。
① [スタート] ボタン をクリックし、[プログラムとファイルの検索] ボックスに語句または語句の一部を入力します。
② 探しているものが見つかった場合は、クリックして開きます。
③ 探しているものが見つからない場合は、[検索結果の続きを表示] をクリックして、Windows エクスプローラーで検索結果の完全な一覧を表示します。
検索結果をすべて表示する
検索結果が表示されているときに [検索結果の続きを表示] をクリックすると、インデックスが作成された場所の検索画面がすべて表示されます。
インデックス とは
ファイルをさまざまな方法で高速に検索できるようにするため、ファイルに関する情報をあらかじめ収集したものが 「インデックス」 です。インデックスにはファイル名のほか、ファイルの作成者、タグ、更新日時などの情報が含まれています。インデックスの作成は自動的に行われます。
[コントロールパネル] の項目も検索できます
検索の対象となるファイルには [コントロールパネル] の項目も含まれています。設定したい内容が分かっていて、[コントロールパネル] のどの項目を開けば分からないときに便利です。
ファイルを検索する場合、通常は特定のフォルダーやライブラリ (ドキュメント ライブラリまたはピクチャ ライブラリなど) に保存されていることがわかっています。しかし、このファイルを見つけるために、何百ものファイルとサブフォルダーの中で探しまわることになる場合もあります。開いているウィンドウの最上部にある検索ボックスを使用すれば、こうした時間と手間を省くことができます。
検索ボックスに入力した文字列に基づいて、現在の表示内容がフィルタリングされます。ファイル名、ファイルの内容、およびファイルのプロパティ (タグなど) に含まれるテキストが検索されます。ライブラリでは、ライブラリに追加されているすべてのフォルダーと、それらのフォルダー内のサブフォルダーが検索対象になります。
① 特定のフォルダーを表示します。
② 検索ボックスに語句または語句の一部を入力します。
キーワードは複数個指定できます
[検索] ボックスには、複数のキーワードを半角スペースで区切って入力することができます。それらのキーワードの両方を含むファイルが検索されます。
さらに、AND や OR を使って条件を組み合わせることもできます。
以前に入力したキーワードを使って検索するには
[検索] ボックスをクリックすると、以前に入力したキーワードの一覧が表示されます。利用したいキーワードをクリックすれば、そのキーワードを使った検索ができます。
この項、「ライブラリ操作」 の 「探しているものを見つける」 も参照します。
特定のライブラリやフォルダー内で項目が見つからない場合は、検索範囲を広げて、別の場所を検索対象に含めることができます。
① 検索ボックスに語句を入力します。
② 検索結果の一覧を下あるいは右にスクロールします。[次の範囲内を再検索] で、次のいずれかを実行します。
③ 検索したい場所をクリックしてチェックマークを付け、「OK」をクリックします。
インデックスの場所を追加できる
インデックスが作成されていない場所を検索するように指定した場合、「検索が遅くなる場合があります」 というメッセージが表示されます。このメッセージをクリックし、[インデックスに追加] を選択すると、この場所に対するインデックスが作成されるようになり、次回からの検索が速くなります。
[フォルダー オプション] ダイアログボックスの [検索] タブを開きます。
初期設定は [インデックスが作成されている場所で、ファイル名と内容を検索する。インデックスが作成されていない場所では、ファイル名だけを検索します。] に設定されています。
これでも十分検索できますが、インデックスが作成されていない場所でも、常にファイル名と内容を検索するには、[ファイル名と内容を常に検索する] オプションをクリックします。検索に時間はかかります。ファイルの内容をもとに確実に検索したい場合に、この設定にしておきます。
インデックスの場所を確認する
[コントロールパネル] から [インデックスを作成する対象] ダイアログボックスを表示します。その方法は:[スタート] ボタン 、[コントロール パネル] の順にクリックします。検索ボックスに 「インデックスのオプション」 と入力し、[インデックスのオプション] をクリックします。
[コントロールパネル] で [プログラム] を選び、[Windows の機能の有効化または無効化] をクリックすると、[Windows の機能] ダイアログが表示され、Windows の機能の一部を有効にしたり無効にしたりできます。
ここで [Windows Search] を無効にすると、検索機能が一切使えなくなり、[スタート] メニューの [プログラムとファイルの検索] ボックスやエクスプローラー右上の [検索] ボックスも表示されなくなります。
どのファイルにインデックスが作成されていますか。
既定では、コンピューター上の最も一般的なファイルのすべてに対してインデックスが作成されています。インデックス化された場所には、ライブラリに追加されているすべてのフォルダー (ドキュメント ライブラリに表示されるすべての項目など)、電子メール、およびオフライン ファイルが含まれています。インデックスが作成されていないファイルは、プログラム ファイルやシステム ファイルなど、検索対象とされることがほとんどないファイルです。
インデックス化される場所の追加や削除はどうすればいいですか。
ある項目をインデックスに追加する最も簡単な方法は、フォルダーをライブラリに追加する方法です。これを実行すると、そのフォルダーの内容に対して自動的にインデックスが作成されます。詳細については、「フォルダーをライブラリに追加する」 を参照してください。
ライブラリを使用せずに、項目をインデックスに追加することもできます。インデックス化される場所を追加または削除するには、次の操作を実行します。