ウィルス対策ソフトワクチン

パソコンを守るためにウィルス対策ソフトのことを知ろう

ウイルス対策ソフトを必ず追加で導入しなければならない

Windows にはウィルス対策ソフトは含まれません。

自分で導入する必要があります。

市販のウィルス対策ソフトを購入するか、Microsoft 社の Microsoft Security Essentials (無償) をダウンロードしてインストールします。

メーカー製パソコンの場合は、期間限定版の市販ウィルス対策ソフトが入っている場合がほとんどです。試用期間が過ぎても使い続けるには、正規製品のライセンスを購入する必要があります。

ヒントのアイコン

Microsoft 社製の無償ウィルスソフト対策ソフト Microsoft Security Essentials

Microsoft社では、ウィルスおよびスパイウェアを対策する Microsoft Security Essentials を無償配布しています。

Microsoft 社の Web サイトからダウンロードし、インストールして使用できます。

ヒントのアイコン

ファイアウォールと一体になった市販製品

市販のウィルスソフトの多くは、ウィルス対策だけでなくスパイウェア対策も兼ねています。またファイアウォール機能のついている製品もあります。

ページトップへ

ウィルス対策ソフトは必ずアップデートしよう

ウィルス対策ソフトは、常にウィルスソフト本体やウィルス定義ファイルを最新版にアップデートしなければ最高の効果は発揮されません。

コンピューターウィルスは、続々と新しい種類のものが発見されています。新しい種類のウィルスに対応するため、ウィルス対策ソフトの内容も最新版にしておく必要があります。

ウィルス対策ソフトには、インターネットに接続して自動で最新版にアップデートする機能が付いているので、これを有効にしておきましょう。

以下は、Norton Internet Security の場合です。

自動 LiveUpdate

自動 LiveUpdate はインターネット接続時に保護情報の更新版とプログラムの更新版の有無を自動的に調べます。

コンピュータがインターネットに接続している場合、自動 LiveUpdate はデフォルトで 4 時間ごとに更新版の有無を調べます。

パルスアップデート

自動 LiveUpdate でダウンロードされる保護情報の更新版に加え、Norton Internet Security ではストリーミング技術を使って最新のウイルス定義をダウンロードします。 これらのダウンロードはパルスアップデートと呼ばれています。 パルスアップデートは軽く高速で、WWW 上の継続的な脅威からコンピュータを保全します。

パルスアップデートは、数分ごとに保護情報の更新版を調べて、ストリーミングされているウイルス定義をダウンロードします。 パルスアップデートは、LiveUpdate で 8 時間ごとに自動的にダウンロードされる次の完全更新までの間、更新版を提供します。 また、システムの処理速度を低下させることなく、セキュリティの脅威により急速に変化する環境から保護します。

パルスアップデートをオンにしていない場合でも、LiveUpdate はダウンロードされていないすべてのストリーミングを選択し、定義の完全更新でコンピュータを更新します。

ページトップへ

スパイウェア対策はウィルス対策ソフトに含まれることも

ウィルスに並んでインターネット利用時に注意しなければならないのは、ユーザー情報などを収集するスパイウェアです。

Windows 7 には、スパイウェア対策ソフトとして Windows Defender が搭載されており、初期設定で [有効] になっています。

市販のウィルス対策ソフトにスパイウェア対策機能がある場合は、インストール時に Windows Defenderは [無効] に変更される場合もあります。

なお、ファイアウォールと異なり、Windows Defender と市販のウィルス対策ソフトで競合することはありませんが、どちらか一方が有効であれば問題ないので、Windows Defender は [無効] にしてウィルス対策ソフトだけを使う方が管理しやすくなります。

下図は Norton Internet Security の例で、スパイウェア対策がオンであることを示しています。

スパイウェア対策で検出されるセキュリティリスクのカテゴリを選択することができますが、全てを選択しておくのが良いでしょう。

注意アイコン

スパイウェア対策で除外できないもの

[スパイウェア対策] ウィンドウですべてのオプションのチェックマークをはずしても、ウイルス、ワーム、トロイの木馬はスキャンから除外できません。

ページトップへ

アドウェア対策

スパイウェアとアドウェアのようなセキュリティリスクによって個人情報とプライバシーの安全性が低下する可能性があります。 スパイウェアとアドウェアのプログラムは密接に関係しています。場合によってはその機能性は重複することがあります。しかし、両方とも個人の情報を集める一方で収集する情報の種類は異なることがあります。

スパイウェアプログラムはユーザーを ID 情報の盗難または詐欺行為の危険にさらす可能性があります。 このプログラムはキー入力を記録し、電子メールのトラフィックやインスタントメッセンジャーのトラフィックを捕獲します。 また、このプログラムはパスワード、ログイン ID、クレジットカード番号のような重要な個人情報を盗み出すことができます。 安全性の低下したデータが他の人に送信されます。

アドウェアはコンピュータに広告を表示してその Web ブラウザの動作記録についての情報を収集します。 その後で収集されたデータは企業に提供され、その企業からユーザーごとの好みに基づいた広告が送信されてくる可能性があります。

cookie はコンピュータ処理活動を追跡するためにプログラムがコンピュータに配置する可能性のある小さいファイルです。 cookie による追跡はこの活動の情報を第三者に報告する可能性があります。

一部のプログラムはセキュリティリスクとして分類される他のプログラムを使って機能します。 たとえば、シェアウェアまたはフリーウェアのプログラムをダウンロードしたとき、それを低価格のまま使うにはアドウェアを使うことがあります。 その場合は、コンピュータ上にセキュリティリスクプログラムが残ることを許可することになります。

Norton Internet Security はジョークプログラムやその他の危険度が低い項目がコンピュータにインストールされることをデフォルトで許可します。 一方で Norton Internet Security がこのようなセキュリティリスクを検出するように変更もできます。

ページトップへ

|   | 00  01  02  03  04  05  06  07  08  09  |