渋滞に巻き込まれるのは嫌なので早めに出発する。
西宮インターから名神に乗り、京都南インターで高速を降りて京都市内に入る。
五条天神川の交差点を右折し、国道162号を北に向かう。
市街地を抜けると気持ちよいワインディングが連続する。
御経坂峠といういかにも京都らしい名の峠を越えると、CP1市営高雄観光駐車場があった。
9時前で早いせいか、まだ人はほとんどいない。
以前Qラリーでも、問題となった看板をチェックして先を急ぐ。 |
カーテンのように並んでいる杉林の間をゆく。
しばらく走ると、OPT 1北山杉資料館があった。
庭園には、川端康成の古都抄の碑と、千恵子、苗子の像があった。
川端康成の小説「古都」は、京都市内と北山が舞台となっており、康成も執筆中、このあたりに何度も足を運んだという。 |
国道162号周山街道を北上する。
笠峠の長いトンネルを抜け、栗尾峠を過ぎると、下りのヘアピンが連続する。
坂を下りきるとそこは周山の集落で、国道477号との交差点を右折すると、CP2ウッディー京北があった。
時間が早くまだ開館前なので、Qだけチェックしてすぐに出発した。 |
北へ少し進んだ交差点を右折すると、OPT2マンガン記念館があった。
これまた開館前で、入り口は閉まっていたが、看板に大きく答えが書かれていたので、Q
を解くことができた。 |
天気が、悪くなってきて、雨が少し降り出してくる。レインウェアーを着ようか迷ったが、すぐ止むだろうと思い、そのまま走り続ける。
杉の木立を抜け走っていると、有名なCP3カモノセキャビンがあった。
店内は、ライダーでにぎわっていたが、Qだけチェックして、先を急ぐ。 |
雨が本降りになってきた。
道端のバス停で、あわててレインウェアーを着込む。
九鬼ヶ坂という坂を越えてしばらくすると、さちQのモニュメントを見つけたので、Qをチェックする。
地球上の各地点までのキロ数が表示されているが、何でここにあるのか良くわからないモニュメントだった。 |
堀越トンネルを抜けると福井県で、しばらく行くとCP4道の駅名田庄だった。
この名田庄の地は、今巷でブームの安部清明を始祖とした土御門家ゆかりの地で、隣接して暦会館が設けられている。
また星がきれいな地であるところから、村営ホテル流星館も隣接して設けられている、非常に設備の充実した道の駅だった。 |
CP4から少し進むと、OPT 3土御門遺跡の目印となる杉の神木が見えてきた。
木のそばにバイクを停め、歩いてQをチェックする。
少し歩いた集落の中に土御門総社と書かれた鳥居があって、その奥に葛の葉稲荷神社があった。
この葛の葉稲荷というのは、安部清明の母を祀ったもので、狐だったらしい。付近一帯には、土御門家に関する史跡が点在していて、もう一度ゆっくりと訪ねてみたい場所だった。 |
小浜で国道27号に入り、東小浜駅前で左折しで県道35号久坂仲ノ畑小浜線に入る。
この県道35号も、鯖街道の一つ、針畑越えと呼ばれていた古い街道で、そのせいか道沿には、若狭一ノ宮若狭姫神社や若狭彦神社など古い旧跡が多い道だ。
その道沿いにOPT4鵜の瀬があった。
この鵜の瀬も、安部清明が主人公のコミック陰陽師に登場するらしくて、ファンが訪れるらしい。
また、鵜の瀬の水中洞窟と、東大寺二月堂の若狭井は、地下で繋がっているそうだ。 |
再び国道27号へ戻り、途中で国道303号に入る。
しばらく行くとCP5道の駅・若狭熊川宿があった。
道の駅では、イベントが開催中で、駐車場は車であふれかえっていて、バイクを停めるスペースも無いようだった。
道の駅に隣接して、熊川宿の古い町並が続いているが、前にも来たことがあるので(詳しくはこちら)、Qだけチェックして先を急ぐ。 |
県境を抜け、国道367号に入る。
峠を越え、山中を抜けると、朽木村の集落があって、しばらく行くとCP6道の駅・朽木新本陣があった。
Qをチェックしていると、以前大山と和歌山のQラリーで会ったM氏が、奥さんとやってきた。
しばらく思い出話をしてから、再度スタートする。 |
国道367号を快走する。
所々狭い所もあるが、高速道路のようなペースで、車は流れていく。
花折トンネルを抜けると、ヘアピンカーブが連続する。
途中トンネルの手前で左折して国道477号に入る。しばらく走ると、今は亡き琵琶湖タワー遊園地の大観覧車が見えてきた。その隣に最終CP琵琶湖大橋米プラザがあった。
Qをチェック後、途中から並走していた、CBR250RR氏と少し話しをしてから帰路に着く。
通行料を節約するため、湖西道路を使わずに、国道161号で坂本まで行き、西大津バイパスに乗って、京都東インターより名神に乗って帰った。 |