Qラリー 3月号

冬の公園巡りプラン!

山から流れる川の如く

海を目指そう!?

和歌山県和歌山市 紀伊風土記の丘〜和歌山マリーナシティ 約68km

走行日 2月11日 晴れ                

 

今回のQラリーの前も寒い日が続き、雪が降って積もった日もあって行けるかどうか心配だった。仕事の関係で2月の中ごろから3月15日までは、ほとんど休みが無いくらい忙しい日が続くのでこの3連休がラストチャンスだった。しかしその心配も杞憂に終わり、当日は天気もよく暖かくなったので安心して出発する。

西宮浜より阪神高速湾岸線に乗り、りんくうJCTを目指す。途中泉大津辺りで工事のため少し渋滞していた。泉佐野の辺りでZZR1100に追いつき後について走る。関空連絡道に入ると道路も空いていて車もほとんど走っていない。ZZR1100が飛ばすのでこちらもついて行くが、パワーの差で150キロ過ぎてからの加速になるとさすがにZZRは速く、少し置いて行かれる。

泉佐野JCTの阪和道の入り口でこちらが先行しその後は単独走行となった。

和歌山ICで高速を降りてCP1紀伊風土記の丘に向う。4〜5分走って1CPに着いた。祝日で天気が良いせいかQラリーの人が非常に多い。2年前のロングQラリー大山編で会ったM氏とも再会した。

Pにバイクを停めてQをチェックするため公園に向おうとしていると、湾岸で走っていたZZR1100が後から来たので一緒にQをチェックすることにする。

ここの風土記の丘はQラリーで前にも一度来たことがあってその時はP脇の看板からの出題だったので公園には入らなかったが、今回は公園内でのQなので歩いて公園に向うが、思ったよりも距離があった。

園内に入ってしばらく歩いていると竪穴式住居があったので中を覗くと、係りの人がかまどで日を焚いていた。中に入って係りの人と少し話をする。持っていたBB誌の写真を見ていろいろ説明してくれる。ついでにQのある場所まで教えてくれた。とても親切な人だった。

Qをチェックした後、園内にある江戸時代の民家を見学する。農家などは、今は建て替えられてしまったけれども、幼少の時分に良く遊びに行った僕の田舎の家に似ていて、土間にかまどがあったりしてなんだか懐かしい感じがした。

Pに戻ってしばらく他のQラリーの人と話をする。結局皆で一緒に回ることになった。Bigバイク6台でなかなか圧巻である。

先頭はZRX1100氏で各自それについていく。

OPT1四季の郷公園の案内板はコマ図では見落としやすいと書いてあったが、すぐに見つけることが出来た。

Pにバイクを停めて公園の入り口まで行ってQの看板を探す。BB誌を見るとなんとバイクを停めたすぐ横のところにQの看板があることに気づき戻ってチェックする。

後さちQをチェックするために公園内に入る。葡萄の粒の数を数えるのは他の人に任せてその間しばらく皆で話をする。聞くと僕も含めて6人中5人がEメールアドレスを持っていた。インターネットの普及を実感する。YZF750SP氏はDDIのアンテナを設置している会社に勤めているそうで、持っていたH“でちゃんと入るか確認していた。ブラックバードに乗るUMI氏が持っていたデジカメで写真を摂ってくれた。ZZR1100氏は明石の人のせいか、カワサキの宣伝のような話をしていた。

途中でガソリンを補給してOPT2に向う。Qのモニュメントはホタルらしいが、どう見てもホタルに見えず蜂に見える。

ここから先頭はYZF750SP氏に代わりスタートする。国道424号に出て北に向い、紀ノ川を越えて県道62号を経て紀ノ川広域農道に入る。この道も何度かQラリーで通ったことがある道で快走できる道だ。途中OPT3の海神神社でQをチェックしてOPT4の根来寺に向う。

ジャリのPにバイクを停めて境内を歩いてQをチェックしに行く。根来寺は室町期には寺領が70万石を超え山内の建物は2700余棟あったといわれているが、豊臣秀吉の紀州征伐で諸堂が灰塵に帰したせいか、境内が広い割に建物は少なく代わりに樹木が生い茂り、寂れた感じがいい寺だ。

根来寺を出て県道7号に入りOPT4の雑賀崎灯台を目指す。先導するYZF750SP氏はコマ図をテープでタンクに貼り付けていて走行中にコマ図をひっくり返せないので、少しコースを外れて適当な道を通って行くことになった。

国道24号に入って和歌山市内を走り、和歌山城を越えたあたりで右折してしばらく走ると南海フェリーの乗り場が見えた。コースに戻り南海和歌山港線の線路脇を走る。トンネルをくぐって細道コースを行く。少しひなびた感じのする雑賀崎漁港の中の狭い道を抜け、登って行くと岬の先端に雑賀崎灯台があった。展望台に登ると視界が一面に開け美しい景観が広がる。

その後和歌浦を通って最終CP和歌山マリーナシティに向う。和歌浦は万葉集にも詠まれた景勝地で、多分玉津島神社辺りから見た景観は、古代に山辺赤人が見た景色とさほど変わらないのだろう。しかし開発で埋立られる計画があるそうなので、何年かするとこの景観も変わってしまうのだろうか。

最終CPの和歌山マリーナシティには4時過ぎぐらいに着いた。PにはQラリーの人がたくさんいた。母上と奥さんと一緒にQラリーを回っているといいう有名なI氏もいる。I氏は母上と屋根つきのマジェスティで、奥さんはGS仕様のシェルパで初めて自走して参加されたそうだ。しばらく話をする。

やがて時間も経ち、一緒に回った他の人たちは和歌山ラーメンを食べに行くとのことだったが、家に早く帰ると言っていたので同行せず、土産を買うためマリーナシティの黒潮市場に行き結局吉宗という地酒を買った。帰ろうとするとM氏とまた会った。今日は彼女とタンデムで回っているとのことで、しばらく2人と話をしてからまたの再開を期して別れた。

帰りは海南市内をぬけて海南東インターより高速に乗ってそのまま高速を乗り継いで家に帰った。

 

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