回路図
【電源回路】
ニッケル水素バッテリーは4.8V、マンガン乾電池は6Vとなりますので三端子レギュレータTA48033Fで3.3Vに降圧します。出力側の電界コンデンサは容量が不足すると発振しますので注意が必要です。
【RFモジュール】
XBeeは端子が2mmピッチなので変換基板が必要です。若松通商に専用の変換基板が販売されていますのでお勧めします。TX、RXのLED表示が付けられますので動作確認にも便利です。XBeeにはアンテナ仕様により異なるタイプがあります。チップアンテナ・ロッドアンテナ・アンテナ用コネクタの3種類です。今回は室内用ですからチップアンテナを使用します。電源は3.3VですからVCC,RX,GNDの3本を接続すればOKです。XBeeはデフォルトが透過モードになっており、相手を見つけて通信します。他の2.4GHz機器と混信を避けるには相手先を特定する必要がありますが、sparkfunというメーカーからUSBインターフェースが発売されており、X-CTUというアプリケーションで内部設定を変更できます。変更方法についてはラジコン送信機で紹介しています。
【マイコン周辺回路】
マイコンはフリースケールのMC9S08SH8CPJを使用します。PWM出力が4つありますので保護抵抗1kΩでサーボに出力します。ポート出力は保護抵抗として100Ωを直列にして出力します。LEDを直接点灯する事が出来ますが、白色LEDなど順方向電圧が高い物はオープンコレクタ回路でバッテリー電源から点灯するようにすると良いでしょう。