赤外線コマンダーの概要

赤外線リモコン送信機を製作しましたのでご紹介します。
外観は下図のようにゲームセンターのコントローラのミニチュアに赤外線LEDが見えるだけの物と市販のプラスチックケースを加工したものです。
 
秋葉原電気街もすっかり様変わりしましたが、秋葉原電気街口を出て、中央通りの横断歩道を渡るとアキバのお土産を扱っている
コトブキヤがあります。その店で見つけたのがリアルボイスアクション携帯ストラップです。携帯ストラップとしては機能的とは言えませんがボタンを押すと”ヤッー!”と声が出ます。レバーを下にしてから上に上げて、キックボタンを押すと”スピニングバードキックッ!”と技が炸裂します。

自作赤外線リモコンはアルミケースにスイッチを並べるとどうしても大きくなり、加工も大変です。しかも、かなりコストがかかります。
ファミコンのゲームコントローラなど、スイッチの沢山付いた製品は店頭で見かける事が多く、また安価です。但し、開けて見ないと必要なスペースが確保できるかどうかは分かりません。今回は電池で動作する事もあり、この”おもちゃ”を改造して製作しました。

赤外線コマンダーの機能
 ・乾電池で動作する。
 ・スイッチに応じたコマンド信号を発生する。
 ・赤外線LEDを発光させて信号を空中に放射する。

以上が必要な機能です。この機能を満足させる仕様を記します。
 ・電源は乾電池2個直列で3Vとする。
 ・マイコンのウェイト機能を利用して、未使用時の消費電力を抑える。
 ・どのスイッチが押されても、ウェイトが解除され即座にコマンドを送信する。
 ・コマンドは家電製品の誤動作を起こさないフォーマットとする。
 ・最大8個のスイッチに対応する。
 ・リアルボイスアクション携帯ストラップに収納できるサイズにする。

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