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ニュースとはいっても、かなり私見が入っています。バレーボール日記をかねている側面もあります。

ワールドカップ出場国、組み合わせ決定(99/10/4)
Let Service is in Play(99/9)
東芝女子バレー部、新チームで存続へ(99/3/12,4/28)
完全ラリーポイント制の波紋(99/3)
小島孝治氏、強化本部長に復帰(99/2)
寺廻、葛和両監督続投(99/1/22)

98年7〜12月のニュース
98年1〜6月のニュース


ワールドカップ出場国、組み合わせ決定(99/10/4)

女子

日付 東京・代々木第一体育館 岡山・岡山市総合文化体育館
第1試合
12:30-
第2試合
15:00-
第3試合
18:15-
第1試合
13:30-
第2試合
16:00-
第3試合
18:35-
99/11/2* ロシア×アメリカ イタリア×韓国 日本×アルゼンチン ブラジル×クロアチア キューバ×チュニジア 中国×ペルー
99/11/3 韓国×ロシア イタリア×アルゼンチン アメリカ×日本 ペルー×ブラジル チュニジア×クロアチア キューバ×中国
99/11/4 アルゼンチン×アメリカ ロシア×イタリア 日本×韓国 ブラジル×キューバ クロアチア×ペルー 中国×チュニジア
日付 札幌・真駒内屋内競技場 富山・富山市総合体育館
第1試合
12:30-
第2試合
15:00-
第3試合
18:15-
第1試合
13:30-
第2試合
16:00-
第3試合
18:35-
99/11/6 韓国×アメリカ ロシア×アルゼンチン イタリア×日本 中国×ブラジル チュニジア×ペルー キューバ×クロアチア
99/11/7 アルゼンチン×韓国 アメリカ×イタリア 日本×ロシア ブラジル×チュニジア ペルー×キューバ クロアチア×中国
日付 仙台・宮城県総合体育館 金沢・金沢市総合体育館
第1試合
12:30-
第2試合
15:00-
第3試合
18:15-
第1試合
13:30-
第2試合
16:00-
第3試合
18:35-
99/11/10* ロシア×ペルー イタリア×チュニジア 日本×クロアチア アルゼンチン×ブラジル 韓国×キューバ アメリカ×中国
99/11/11 ロシア×チュニジア イタリア×クロアチア 日本×ペルー アメリカ×ブラジル アルゼンチン×キューバ 韓国×中国
99/11/12 ロシア×クロアチア イタリア×ペルー 日本×チュニジア 韓国×ブラジル アメリカ×キューバ アルゼンチン×中国
日付 名古屋・名古屋レインボーホール 大阪・大阪府立体育会館
第1試合
12:30-
第2試合
15:00-
第3試合
18:15-
第1試合
13:30-
第2試合
16:00-
第3試合
18:35-
99/11/14* イタリア×ブラジル ロシア×中国 日本×キューバ ペルー×アメリカ チュニジア×アルゼンチン クロアチア×韓国
99/11/15 ロシア×ブラジル イタリア×キューバ 日本×中国 クロアチア×アメリカ ペルー×アルゼンチン チュニジア×韓国
99/11/16 ロシア×キューバ イタリア×中国 日本×ブラジル チュニジア×アメリカ クロアチア×アルゼンチン ペルー×韓国
*マーク付きの日は、会場B(日本チームの来ない会場)の試合開始予定も、第1試合12:30、第2試合15:00、第3試合18:15

男子

日付 東京・代々木第一体育館 鹿児島・鹿児島アリーナ
第1試合
12:30-
第2試合
15:00-
第3試合
18:15-
第1試合
13:30-
第2試合
16:00-
第3試合
18:35-
99/11/18 キューバ×韓国 スペイン×アルゼンチン 日本×カナダ ブラジル×アメリカ イタリア×チュニジア ロシア×中国
99/11/19 アルゼンチン×キューバ スペイン×カナダ 韓国×日本 イタリア×ロシア 中国×ブラジル チュニジア×アメリカ
99/11/20 カナダ×韓国 キューバ×スペイン 日本×アルゼンチン ブラジル×イタリア ロシア×チュニジア アメリカ×中国
日付 広島・広島グリーンアリーナ 熊本・熊本県立総合体育館
第1試合
12:30-
第2試合
15:00-
第3試合
18:15-
第1試合
13:30-
第2試合
16:00-
第3試合
18:35-
99/11/22 キューバ×カナダ 韓国×アルゼンチン スペイン×日本 ロシア×ブラジル イタリア×アメリカ チュニジア×中国
99/11/23 カナダ×アルゼンチン 韓国×スペイン 日本×キューバ ブラジル×チュニジア アメリカ×ロシア 中国×イタリア
日付 大阪・大阪市中央体育館 長野・ホワイトリング
第1試合
12:30-
第2試合
15:00-
第3試合
18:15-
第1試合
13:30-
第2試合
16:00-
第3試合
18:35-
99/11/26 キューバ×中国 スペイン×チュニジア 日本×アメリカ カナダ×ブラジル 韓国×ロシア アルゼンチン×イタリア
99/11/27 キューバ×チュニジア スペイン×アメリカ 日本×中国 韓国×ブラジル アルゼンチン×ロシア カナダ×イタリア
99/11/28 キューバ×アメリカ スペイン×中国 日本×チュニジア アルゼンチン×ブラジル カナダ×ロシア 韓国×イタリア
日付 東京・代々木第一体育館 東京・駒沢体育館
第1試合
12:30-
第2試合
15:00-
第3試合
18:15-
第1試合
13:30-
第2試合
16:00-
第3試合
18:35-
99/11/30 スペイン×ブラジル キューバ×ロシア 日本×イタリア アメリカ×アルゼンチン チュニジア×カナダ 中国×韓国
99/12/1 キューバ×ブラジル スペイン×イタリア 日本×ロシア チュニジア×アルゼンチン 中国×カナダ アメリカ×韓国
99/12/2 キューバ×イタリア スペイン×ロシア 日本×ブラジル アメリカ×カナダ チュニジア×韓国 中国×アルゼンチン

今大会は、日本戦の会場の入場料金はかなり高く設定されており、日本チームの来ない会場の入場料金はそれに比べて半分程度、会場によっては3分の1以下の料金設定となっているところもある。それで好カードが見られれば非常にお得ということになるけれども、やはり世の中それほどうまい話があるはずはない。好カードはほとんどが日本戦と同じ会場になるように日程が組まれている。特に男女とも最終の3連戦は、日本を除けばほぼ完全に上位6チームと下位6チームに会場が分けられている。好カードは相応の料金を払わないと見られないわけである。
今回は組み合わせ抽選を行わず、ランキングによって組み合わせを決めたということだが、その意図するところは、そのようなことだったと思われる。日本戦と同じ会場によい対戦を持ってくることで、料金を高くしても多くの客が入るようにして、さらに好カードに客が入らないことがないようにする、というわけである。

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Let Service is in Play(99/9)

FIVBはこの9月、2000年の新しい公式ルールを発表した。

今回の最も大きな、そして驚くべき変更は、"the Let Service is in Play"、つまり、ネットに触れて相手コートに入ったサーブはアウトではなくそのまま試合続行ということである。
25点ラリーポイント制に変更になり、男子の試合、あるいは女子でもトップレベルのチームの対戦では、自チームのサーブでの得点は、1セット平均5,6回程度しかないだろう。現在のルールでは、自チームのサーブのときにラリーを制することは、それだけ大きな重みを持つようになっているのである。その中で、サーブがネットに当たったために誰もいない場所に落ちたり、あるいは極端に受けにくいボールになったりということが、1セットで2回もあれば、試合展開が全く逆転してしまう可能性もある。それで勝敗が決まるようでは、競技本来の面白さというか醍醐味は、全く失われてしまうだろう。
サーブがネットに触れて相手コートに入ったときにそのままプレー続行しようという変更は、バレーボールの片親と言えるテニスにおいても、かねてから議論されていることである。しかし、テニスにおいては、サーブがネットに触れたことで、簡単に返せるボールになったり逆に極端に難しいボールになったりすれば、試合の興味を損なう、という正論(私はそう思う)が常に変更の意見を抑えてきた。
テニスにおいては、大会によっては、レットの判定のためだけに審判が一人いる(レットを判定する審判をおかず、ネットセンサーで判定を行う大会もある。)。だから、サーブがネットに触れても試合続行とすることで、その審判が不要になるという、変更の根拠は一応あるわけである。しかし、バレーボールでは、ネットに触れたかどうかを判定するのはどのみち主審と副審であり、別にそのために余分な人員が必要になっているわけではない。なぜこのような変更が浮上してきたのか、その理由もわからない。

なお、これ以外の主な変更点は、ネットタッチの定義、タイムアウトの制度などである。ただし、ボールに触れているときおよびプレーを妨げたとき以外ネットタッチを反則にとらないということは、これまでも出ていた話である。タイムアウトの制度も、テクニカルタイムアウトを60秒とする、各チームのタイムアウトはセット1回のみと、98年世界選手権当時とほぼ同じ制度に戻したものである。いずれもそれほど目新しいものではない。

私個人としては、現時点ではサーブのネットインを認めることには強く反対しているわけだが、実際の意見としては、攻めるサーブが有利になるなどの理由で賛成も少なくない(むしろ反対の意見より多いかもしれない)。どちらが正しいかは、実際にルールが適用されてみなければわからないのである。
昨年のラリーポイント制のときもそうだったけれども、バレーボールの本質をゆがめるおそれのある変更が、十分なテストもなしに一方的に決められている、ということがまず問題である。プレーする側や見る側に議論の余地を与えず、FIVB内部だけで決められているわけである。しかも、全セットラリーポイント制の動きは、セットゲーム制によるテストが何度か行われたためおおよそ推測された(ただし、1セット25点5セットマッチという方式はルール委員会にすら知らされていなかった)けれども、今回の変更は、外部には事前に全く知らされていない。日本のトップクラス実業団チームのスタッフでさえ、新聞記事で初めて変更を知ったという有様である。
会長としては、おそらく、2年前に25分ルールが猛反対でつぶされたことが頭にあるのだろう。しかし、ルール変更が適切か否かの判断は、プレーする側とファンにゆだねられるべきであり、会長が一人で決めるべきものではない。

ここ数年、ボールタッチのルールの変更(上半身のみから、体のどこでもよくなった)、リベロ制、全セットラリーポイント制、さらにサーブのネットインと、競技の根本に関わるルールの変更が毎年のように行われている。選手・スタッフ・審判、さらにレクリエーションや教育の現場でも混乱が必至であり、普及という観点からも非常にデメリットが大きいと考えられる(日本の中学の体育指導では、全セットラリーポイント制でさえ、導入が見送られている。)。

私は関係者ではないので、FIVBの内部事情は全くわからないけれども、私の思うに、現在のアコスタ会長を止められる人間が誰もいないのではないかという気がする。アコスタはサマランチの縮小コピーのような存在になっているのではないだろうか。
ラリーポイント制への変更にしても、ファンの間では、やはり面白くないという意見がかなり多くを占めるような気がする。私個人としても、各セットの展開が単調で終わってしまう場合が圧倒的に多いため、何となく差がついて何となくセットが終わってという感じで、試合を見たという気分がほとんどしない。しかし、日本のバレー関係者からは、反対の意見がほとんど聞こえてこない。何となく薄気味が悪いくらいである。(ロシア女子チームのカルポリ監督は、インタビューの中で、全セットラリーポイント制に強く反対している。下記のページからたどることができる。http://www.v-spirit.com/

会長が言ったことだから、お上が決めたことだからこの通りにやれ、というのがこれ以上まかり通ったら、バレーボールという競技そのものをダメにしかねない。

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東芝女子バレー部、新チームで存続へ(99/3/12,4/28)

Vリーグ女子の東芝は、5月の全日本選手権を最後に休部し、関西・北陸の中小企業16社が共同出資して新設される株式会社「ウォーク」(大阪市都島区)を運営母体とするクラブ組織の新チームに生まれ変わることが、4月27日に日本バレーボール協会に報告された。6月1日に東芝の選手・スタッフが丸ごと移籍する。Vリーグでは昨年、休部を決めたダイエーの運営を子会社が引き受けオレンジアタッカーズとして再スタートを切った例がある。しかし、休部するチームの関連企業ではなく、しかも複数企業の支援で存続するのは、前例がない。
運営母体の「ウォーク」は、光ファイバーを扱う「アイ電機」(本社・大阪)を中心にし、シーガルズの河本昭義監督の個人的なつきあいから協力体制が整った。
チーム名は東芝の愛称である「シーガルズ」を当面残すが、新しいスポンサーが名乗りを上げれば、変更する方針である。

東芝はリストラの一環として、女子バスケットボール部に続いて女子バレー部の休部を決定。ラグビーの東芝府中、野球部、男子バスケットボール部は存続する。

東芝は今シーズン9位に終わったけれども、V1リーグとの入れ替え戦では2戦2勝、Vリーグ残留を決めている。Vリーグでは、新チームが旧チームの選手をほぼ吸収すれば、リーグ残留を認める方針である。

このような形で休部の危機にあったチームが存続することは、とにかく喜ぶべきことである。シーガルズの選手やスタッフには、これを機に、これまで以上の奮起を期待したい。

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完全ラリーポイント制の波紋(99/3)

全セットラリーポイント制が各方面で波紋を呼んでいるという記事が、読売新聞に掲載された。その内容は、主に次の3点に要約することができる。

1.短すぎる試合時間

これはやる前からわかっていたことのはずだが、ストレートの試合でデュースもないと1時間そこそこで終わってしまう。それでは観客の不満も高まる。また、世界大会を放送するテレビ局も、肝心の日本の試合が単調で短く終わってしまう可能性が高いため、危機感を持っている。日本協会でも、入場料金を見直す必要があるのでは、という声があがっている。片道30分か1時間で会場に行けるのならそれでもいいかもしれないけれども、世界大会となれば、目当てのチームまたは選手のために片道何時間もかけて、あるいは泊まり込みで観戦しているファンもいるのだ。そのようなファンにとっては、入場料金を安くしてもそれですむ問題ではない。

2.テレビ中継の不安

ラリーポイント制では得点が次々入るため、好プレーを振り返る時間がまともにとれないという問題点がある。タイムアウトの時間を例外的にのばすなどの工夫を検討しているけれども、どうやって見ごたえを作っていくかとても心配と、テレビ局側では危機感を持っている。

3.教育現場の混乱

試合時間の長短の差をなくすため、97年以降FIVBは25分ルールあるいはセットゲーム制など様々なルールをテストした。また、得点システム以外でも、守備専門選手のリベロも99年以降全ての試合で導入されることになった。ボールとの接触は以前は腰から上とされていたけれども、93年には膝から上、95年以降は体のどこでもよくなった。97年には、守りやすくしてラリーが続くようにするため、ボールの気圧も下げられた。
このようにルールをめまぐるしく変更したため、何が本当のルールなのか指導者の間でも混乱があるという。中学校の体育指導では、もう少し慎重に検討したいとして、全セットラリーポイント制の導入を1年間見送る。一方、高校や大学ではこのルールを受け入れることにしており、足並みが乱れている。


その記事中で、FIVBルール委員会の委員は、このルールが最適だとは思わないが、一度決めたものは10年は続けていかなければと話し、ルールの定着を最優先としている。

私は98年11月の世界選手権以来、このシーズンに40試合以上の試合を会場で観戦してきて、NHK-BSの生放送まで含めると50試合を超える。そして、試合を見れば見るほど、全セットラリーポイント制のバレーボールは味気ないだろう、という気持ちが確信に近いものになってきた。これだけ試合を見た中では、序盤あるいは中盤に5点くらいの差がついても、それを逆転したセットは数え切れないほどある。14-4,14-5でセットポイントを迎えて逆転したセットさえある。大差からの逆転はサイドアウト制の最大の醍醐味と言っていいだろう。全セットラリーポイント制では、競り合いになると今までにない緊張感や迫力があるという。しかし、競り合いが長く続くことはなかなかないだろう。それよりは、序盤あるいは中盤にリードしたチームが逃げ切ってしまうほうがはるかに多いような気がする。たまたまセット終盤になって追いついたとしても、緊張感のある時間が長く続く可能性は少ない。

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小島孝治氏、強化本部長に復帰(99/2)

日本バレーボール協会は、2月18日に開いた全国評議員会で、小島孝治氏を新たに副会長とし、同時に強化本部長に復帰させることを決めた。また、これまでの14委員会を4本部(強化、事業、開発育成、運営)に統括する組織改革を決めた。
小島氏は95年3月から強化委員長を務め、アトランタ五輪で史上最悪の結果に終わったことにより、新体制に移行し退任となっていた。

私はバレーボールファン歴が非常に短いため昔のことはよくわからない。しかし、その私でも、なぜ今さら、と疑問を抱くような人事である。バレー界にはそれほど人材が不足しているのだろうか。とにかく、ICBM(大陸間弾道ミサイル)に竹槍で対抗しようなどという気は起こさないでほしい。今回のVリーグで、これだけ大陸間弾道弾を雨あられと打ち込まれ無惨に破壊されたわけである。その威力に対し、守備で対抗しようといっても守りきれるものでないことははっきりしたわけである。それに対抗するためには、日本バレーもミサイルを持つしかないのである。

ICBMと和製大砲(?)の差
選手 チーム 試合数 セット数 打数 得点 得権 決定数 決定率
バーバラ・イエリッチ デンソー 18 66 1810 348 592 940 51.93
エフゲーニャ・アルタモノワ 東洋紡 18 73 1713 320 513 833 48.63
エレーナ・ゴーディナ NEC 18 63 1264 225 385 610 48.26
リュボフ・ソコロワ 日立 18 65 1119 228 318 546 48.79
ガブリエラ・ペレス ヨーカドー 18 64 1187 168 438 606 51.05
藩文莉 佐和 18 62 848 108 259 367 43.28
許春蓮 ユニチカ 18 64 654 88 212 300 45.87
佐々木みき オレンジ 18 64 991 107 275 382 38.55
大懸郁久美 NEC 18 63 655 99 177 276 42.14
熊前知加子 ユニチカ 18 63 827 84 239 323 39.06
斎藤真由美 オレンジ 18 63 823 82 226 308 37.42
木村久美 ユニチカ 18 66 937 109 204 313 33.40

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寺廻、葛和両監督続投(99/1/22)

日本バレーボール協会は、1月21日に開いた全国理事会で、全日本男子の寺廻監督を続投させる方針を全会一致で決定した。同時に、女子の葛和監督の続投も決定した。

全日本男子は昨年11月の世界選手権で史上最悪の15位と惨敗。男子強化委員会あるいは選手からも寺廻監督に対する批判が続出した。12月18日には同監督を含む強化委員全員が辞表を提出するに至り、村井日本バレーボール協会会長が辞表を預かっていた。
しかしながら、同監督に代わる人材は理事会でも強化委員会でも浮上しなかった。男子の五輪大陸予選は今年の12月に迫っており、その観点からも今から指揮官を代えるのは無謀である。この日の理事会では、同監督の未熟な面を認めながらも、協会としてのバックアップ体制が至らなかったと反省、シドニー五輪まで一貫して任せる方針は変えないことで一致した。

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