中坊林太郎登場人物その2

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二巻で登場した人物

陣内研一:大河原の大蔵キャリア時代の後輩で、大蔵省事務次官。大河原のおかげで事務次官になれたが、江戸川を前にしての電話では庇うことができなかった。
板ばさみになる人

村西尚典:追浜のマウンドもしくは、ハマスタのレフトにいそうな名前の人だが、この人は今の大河原代議士第一秘書である。ボディガード達に中坊を始末させようとするも、中坊の奇策によってあえなく屈服。
修羅場を潜り抜けた漢の顔

佐々木直人:読日新聞政治部記者。沢田が警視庁に命じてリークさせた情報を自分だから入手できたといい、記事にしないつもりだったのが、沢田の話術によって出世欲を刺激され、大河原を追い詰める役回りを演じることに。
ちょっと悪党っぽい新聞記者

柳川徹:東西銀行元副頭取。旧主流派のリーダーであったが、小暮によって子会社の東西ファイナンスの社長へ追いやられることに。しかし、追いやられたことは全然恨んでいないのか、小暮が来た時は、小暮の好きなミルクティを秘書に用意させるなど、人柄の良さは抜群である。ある意味中坊とは正反対の性格をしている。
株主総会の決議によって、頭取として返り咲くことになる。
原先生作品の良いヒゲの人

大村純太:東西銀行常務取締役。株主総会の前に引退を図るが、中坊に不正を暴露され、権力にはとことん弱いという性質のため、あっさり従うことに。
いかにもなおっちゃん

永池裕介:東西銀行秘書課課長。株主総会後、末野松不動産からの報復に気をつけるようにとの通達をいい加減に聞いていたようで、泥酔して自宅に戻る途中、末野松の部下によって指を斬られることに。
このあと指を詰められます

藤谷源五郎:陸上自衛隊幕僚長。中坊が来た時は、防衛庁の汚職調査にきたと勘違いするが、そのために
「MEAさんの願いなら何個師団でもお貸ししたいぐらいですな〜」と言ってしまい、本当に借りられてしまう。
軍事提供が決まった瞬間藤谷源五郎一生の不覚!

山猫:中国人の暗殺者。腕は凄腕ではないが、自暴自棄になった素人がゆえの怖さを持っている。
膨大な借金をかかえており、任務に失敗すれば家族は皆殺しにされてしまうので、中坊に気づかれた時には失敗は許されないとばかりに、電車に飛びこんで自殺した。
中坊に親のことを語らせた偉大な人物である。
山猫

中坊裕一郎:さんざん、息子に関係ないと言われつづけた親。25年前、林太郎を迎えに来たところ、ある暗殺者が林太郎の頭に拳銃を突き付け、代わりに銃殺されることに。なお、林太郎は自分に拳銃が突きつけられたことに気がつかなかった模様。
偉大なる父裕一郎
息子と同じく、葉巻が好きな模様。

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