登場人物紹介

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中坊林太郎:公権力横領取締室特別捜査官である。在野の立場から『報酬は公権力横領罪で悪党から没収した財産の10%』という条件でMEAに雇われることに。「ちゅうぼう」ではなく「なかぼう」と読む
原作品の主人公らしく、腕っぷしが強いが、それだけではなくヤクザも驚愕させるほどのタチの悪さも誇っている(汗)。それでいて感覚も鋭く、尾行などをつけられてもあっという間に察知してしまう。
林太郎です林太郎の時の中坊。林太郎9歳9歳のころの中坊
東西銀行には、望月人事部長を脅して、いかにも銀行員といった風貌で『林太郎』として潜入。
その仕事ぶりに周囲の行員は恐れを感じ、「あいつとは同じ場所にいたくない」
「出世に関わるから、つきあいたくない」など忌み嫌われていたが、
圧力による)課長昇進とともに、渋々従うことに。
ちなみに課長昇進後は、変装することなく堂々とした格好になるケースが増えたが、
ケイマンタイムズの記者として変装することもあった。

そして、自衛隊の一個師団を動員したり、東西銀行と米ネオシティ銀行との合併劇に一役買うなど
MEAに雇われる前は何をしていたのか気になる行動をすることに。
最終的には、東西銀行から姿を消し大鹿建設の工事現場の所長に。34歳独身。

虹野誠一:元は、東西銀行総務部第二課課長。元々は東西銀行の裏の仕事を任されていた男で、一種の記憶障害のためか、覚えたことを忘れることができないぐらい記憶力がよく「歩く裏帳簿」とまで呼ばれていた。
しかしながら、検察からマークされていることを知り、それを苦にして山手線の線路へ飛びこみ自殺を図る。
そこで、中坊に救出されてからは、MEAの証人保護プログラムの対象として中坊と共に行動することに。
虹野
性格はかなり臆病で、変装して警棒を持たされても業田と二人っきりでいるのを怖がったりすることも。
ただ、一旦切れると「
あんただあーっ!」と叫びまくる癖を持っている模様。
最後は、元通り東西銀行に戻ることができた模様。

小暮泰造:東西銀行常務取締役。当初は東西銀行の汚れ役の筆頭として登場したため、典型的な悪人だった。ソファーの上に横たわって中坊と応対していたが、あっさり足蹴にされることに。
だが、長谷川頭取が東西銀行から逃げようとする際に、次期頭取にされることとなり、運命は激変することに。
中坊に説得されつつ、虹野の息子である良平の姿を見て、「
ぷほぉ〜っ、うおお虹野くーん。キミの息子!いい笑顔だぁ、あれが子供の笑顔なんだなぁ〜〜」と号泣して、完全に善玉になった。
悪党木暮  あっというまに良い人に。中坊もびっくりだ!左と右では、中坊も驚く変貌ぶり!
結局は、昔の上司であった柳川に頭取の座を譲ることに(その後の役職については明記されず)。

業田竜彦:当初は、投げる不動産と言われたKKの片割れのような顔であった。大学野球で活躍し、ドラフトで指名されそうになった途端、障害事件に巻き込まれ左腕の腱を斬られることに…。
業田
末野松不動産と関係が深いとされる『ニューマリアンカントリークラブ業田開発』の社長というのが彼の肩書きだった。しかし、中坊に乗りこまれてからは、二度もSATに銃口を向けられるという貴重な体験をする羽目になり、取調べの最中に中坊に本当の父親のことを知られそうになったために、部下の斎藤に刺されることに。

しかし、それによって業田もまた、証人保護プログラムの対象となり、
「どうせ俺は死んでいるのだから、あんたがどこまでやれるかお手並み拝見」
ということで中坊と行動を共にすることに。
当然のことながら、荒っぽさは残っているので、森下を松葉杖で殴ろうとしたり、
末野松のオジキを日本刀でぶった切ろうとしたりしたこともある・・・。

江戸川仁:MEAの室長でヒゲが素晴らしいダンディ。中坊からは「とっつあん」と呼ばれているらしい。
ちなみに、馬券攻略法は、本命馬からそう流しだそうな。
江戸川

今藤勇美:東西銀行融資調査部課長。中坊が課長になってからは補佐に転落。とにかく、公権力横領の容疑がない人間の中では中坊に引きずりまわされた最大の被害者といってもいいだろう。
特徴は、バーコード頭であることと、よく気を失うこと。
絶体絶命の危機←ストーリー中ずっと思っていた言葉であろう。

望月忠男:東西銀行に中坊を潜入させるきっかけを作ってしまった人事部部長。その理由がSMクラブ通いなので、シラを切るわけにもいかず、まさに自業自得と言うべきか。
望月

白鳥響子:秘書課主任。銀行内のCIAとも言うべき秘書課にいるにも関わらず、中坊の正体に全然気づかなかったという間抜けな一面も。中坊とは、男と女としての関係があったのではないかと推測される。
白鳥

三島哲也:元日銀理事で、前東西銀行会長(現・相談役)。引退を宣言するも、株主総会で解任が決定され「貴様ら〜恩を仇で返す気かぁ」と叫びショックでダウン。
さらに、末野松と松丸によって追い討ちを食らい、矢吹ジョーのごとく真っ白な灰になって燃え尽きてしまう。
無能だからなれた相談役

長谷川隆:東西銀行頭取。しかしながら、中坊の動きに翻弄されてばかり。自分の立場が苦しくなったことを知ると、小暮に無理矢理頭取の座を継がせようとするが、株主総会で中坊にボロボロにされることに・・・。
日銀と大蔵をがバックにいても、中坊のパワーの前には無力であることを示してしまった。
最後は自分が優良債権と指定した不良債権を退職金として与えられる羽目に。
無能な頭取

末野松政次郎:末野松不動産社長。業田のおじということになっている。
中坊と全面抗争を開始するも、部下のふがいなさによりあっさり追い詰められることに。
床屋で中坊にナイフで顔に傷をつけられ、業田にはドスで斬られそうになり、自宅にMEAの人間が大挙して来た際に、上半身裸でダイナマイトを括り付け、手にもダイナマイトを持って
「松ちゃん、あんただけは逃がしたるでぇ〜っ!!」と叫び見事に散る。
その姿ジャッカルよりも漢らしい北斗のジャッカルには真似のできない真剣さ。
業田の義父及び、松丸とは、鉱山の中で戦後日本再生のために協力することを近いあった仲である。

大月明:末野松不動産専務。二度も中坊の取り立てを食らったある意味不運な人。
自分の拳銃を口に押し込まれるは、立てこもっていたビルを爆弾で爆破されるわ、殴られるなど悲惨である。
中坊さえいなければねぇ・・・

斎藤:業田の右腕兼、業田が松丸の息子であることを知られないようにするための監視役でもあった。
業田を刺した後は逮捕された模様。
斎藤

小橋徳三郎:日本国首相で小渕前総理のそっくりさん。G7の席にてクリムトン大統領に「公権力横領罪法案」を通すように命じられる。
小橋

大河原慶介:民自党代議士。東西銀行から多くの金をもらっていた大物議員であったが、中坊の手によって次第に追い詰められ、最後は沢田がリークした情報によってトドメを刺される。
大河原

松丸稲次郎:竹下氏以外に間違えようがない顔。民自党松丸派のトップで、政界のドンであったが、中坊にあと一歩のところまで追い詰められる。末野松の死によってなんとか捕まらずに済む。
松丸

森下信吾:大河原の元秘書で、松丸派の金庫番と呼ばれた男。ケイマン諸島の銀行にある大河原の隠し財産を管理していた。業田の目の前で業田を馬鹿にしたので、あやうく殺されそうになる。
結局、隠し財産を引き出し雲隠れすることに。
森下

沢田幸四郎:民自党幹事長。かなりのやり手で、MEAの脅威を熟知し証人保護プログラムにも気づいていた模様。民自党のTOPに立とうとする野心があるのか、大河原を追い落とし、中坊と手を組んだりした。
あくまでも、ワリカンな幹事長

ゲイリー・ビンセント:CIAの調査官。ケイマン諸島にて、中坊に協力することに。顔はサミー・ソーサっぽい。

ゲイリー=ビンセント