Ver.40（恵比寿ガーデンホール）

  家から歩いて15〜20分ぐらいのところにある恵比寿ガーデンプレイス内にある恵比寿ガーデン
ホールで、TPDが新体制になって初のダンサミを行うことになった。その当時恵比寿ガーデンプレ
イスはオープンしたばかりだった。
  新体制になったTPDのダンサミのパターンを僕はこう予想してみた。

  「知砂とファイアードールズを核としたダンサブル＆さとＰ、穴井、ヤギマイがなとりった、
    あちゃ、雅を率いてのギャグをまじえたステージ」

  僕は初日の11.24と最終日の11.30のチケットを手に入れる事が出来た。初日のステージと最終
日のステージの違いを見てみたいと思ったからだ。
  11.24に恵比寿を訪れた僕は、「関ひろみ欠場」の報を目にした。その時は「最終日には間に合
うだろう」とは思っていた。
  ガーデンホールの中に入って、席を捜しても自分の席が見つからず、係員の人に席を案内しても
らったら、ステージの正面の真ん前の席だった。至近距離でメンバーと顔を合わすことになった。
  ステージが始まるとメンバーが、いきなりクールに、そしてハードにダンスをきめ、そのあと知
砂、夏ちゃん、かな、島津がビシっときめてくれた。穴井もその流れに乗って、そのまま行くと思
ったら、いきなりヤギマイが「八木田麻衣の劇的恋愛のススメ」で元気かましてくれました。ソロ
曲が3曲続いた後、ヤギマイ主役の寸劇「OLの一日」が始まった。ヤギマイがなとりった、あちゃ
とともにコミカルにOLを演じていた。研修生による人海戦術もあった。その中で結構おかしいや
り取りを1つ。

なとりった・あちゃ  「ねぇ、何歌おっか？」
ヤギマイ           「キスと流星！！」
なとりった・あちゃ  「そんなのないない。」
ヤギマイ           「じゃあしょうがないなぁ。」
その後ヤギマイ「恋しさとせつなさと心強さと」を熱唱

  それから3曲後に、ヤギマイが「キャバレー・デカダンス」で今度は大人の色気を見せてくれた。
なとりった、あちゃ、雅もＨっぽい衣装で色気があった。ソロパートでは、木原の貫禄、木伏の切
れまくり、かなの悲しい女を演じたラップ、島津の色っぽさと、それぞれの色を押し出していた。
「CRIME CRACKERS」の後はスピーディな展開を見せ、メンバー全員が切れのいいダンスを見せてく
れた。
  そしてこのダンサミのハイライトとなったのは、第5期研修生が色とりどりのビバケセ（「ビバ！
ケセラセラ」のときの衣装）を身にまとって現れた「CONGA!」だった。この「CONGA!」では、ダン
サミ史上初のサービスが用意されていた。何と、メンバー全員が客席の方へ降りてきたのだ。前の方
にいたファンは、メンバーに囲まれたという極楽状態だったのだ。僕自身も、黄色いビバケセを着た
平野が目の前にいたから、とても幸せな気分になった。
  ステージの正面の真ん前の席に座り、至近距離でメンバーと顔を合わして、穴井やかなの小ささを
実感させられたことと、あちゃのきれいさに心奪われたことがいい思い出になった。
  11.30に恵比寿を訪れても、関は欠場していた。その時は立ち見だった。今度はステージ全体を見
る形になった。この場合、中村先生がステージをどのように利用しているかを見る事が出来る。
  初日と最終日のステージを見比べて、どちらも関の欠場の穴を感じさせないかなりいい出来のステ
ージだったといえる。ただ、さとPが孤立していたのが気になった。
  ルイードからのファンの皆さんが、前の方の席を取りたがる気持ちはよ〜く分かった。
  このダンサミのMVPはあちゃと平野にした（＾＾）。