ハニスポの記事
(2009年1−6月)


第2回WorldBaseballClassic
については
こちら


2009年6月26〜28日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS スワローズ
(東京ドーム)

第6戦
チーム名123456789
スワローズ0010010002館山
8-1-0
ジャイアンツ0202120007ゴンザレス
7-1-0
ホームランスンヨプ13号(1)[館山]-5裏
小笠原16号(2)[館山]-6裏
第7戦
チーム名123456789
スワローズ0111012006由規
4-4-0
ジャイアンツ0000100001グライシンガー
台無しちゃん
7-5-0
ホームランスンヨプ14号(1)[由規]-5裏
相川3号(1)[台無しちゃん]-6表
第8戦
チーム名123456789
スワローズ0000000101石川
7-4-0
ジャイアンツ20000410X7内海
3-5-0
ホームランスンヨプ15号(3)[石川]-6裏
相川4号(1)[内海]-8表
<訃報>
 大分・臼杵高校から1955年にライオンズに入団し、「鉄腕」の異名を取った故・稲尾和久投手とバッテリーを組んで、チームの黄金期を支え(通算成績:1565試合出場、1104安打100本塁打)、1972年限りで現役を引退した後は西武や阪神でコーチ、2軍監督等を務めていた和田博実氏が、6月22日深夜にすい臓がんのため、福岡市内の病院で死去した(享年72歳)。

 1960年代後半にテレビ番組や日用品CMで注目され、1976年には主役の1人として出演したドラマシリーズ「チャーリーズ・エンジェル」が大ヒットして、日本でも当時多くのファンを魅了した女優のファラ・フォーセット女史が、米現地時間6月25日にカリフォルニア州サンタモニカの病院で死去した(享年62歳)。
 2006年に直腸がんと診断され、手術を受けるも07年に再発し、今年に入り肝臓への転移が判明し、闘病中だったとの事。

そして同日
(米現地時間6月25日)
世界に衝撃が走った。

1958年生まれ

1966年
「ジャクソン・ファイブ」
結成
1969年
メジャーデビュー

1971年
ソロデビュー

1982年
”BEAT IT”
”スリラー”

1987年
”BAD”

シングル、アルバム等の販売総数
7億5000万枚超
歴史的なヒットを記録

すり足で後方に滑る
"Moon Walk"
も流行

「人類史上最も成功したエンターテイナー」
ギネスも認定

しかし
1990年代以降
スキャンダルやトラブルまみれの日々

故エルビス・プレスリーの娘
リサ・マリー・プレスリー
(1994年結婚、1996年離婚)

2度の結婚&離婚

度重なる整形手術

1993年
少年への性的虐待疑惑が浮上
2003年
別の少年への性的虐待罪で逮捕
2005年
無罪判決も
巨額の裁判費用等で資産が枯渇
2008年
自宅兼遊技施設
「ネバーランド」
譲渡

”king of Pop”
(ポップの王様)
マイケル・ジャクソン

ロンドンでの復帰公演(今年7月)を
目前に控えながらも
カリフォルニア州ロサンゼルスの自宅で
心臓発作を起こし
多くの報道陣とファンに囲まれた
カリフォルニア州ロサンゼルスの病院で
死去
享年50歳


<3試合分の戦評>
 とうきょうはらぼうらんど(以下、THLZ)の交流戦明けの最初のカードは、たった2ゲーム差のすぐ真下(2位)のスワローズとの首位攻防3連戦。
 その初戦でTHLZ打線の前に立ちはだかるは、ここまで8連勝中(去年から14連勝中)の館山で、初回に1番・坂本の2ベース等で1アウト3塁のピンチを迎えながらも、3番・小笠原、4番・ラミちゃんを連続三振に斬り、ピンチを切り抜けたものの、2回裏、2アウト1、2塁でTHLZ先発の9番・ゴンザレスにレフト前へ運ばれ1点を先制され、更に1番・坂本にもレフト前へ運ばれ、2点を先行されてしまう。
 しかし、首位を狙うスワローズは3回表、2アウトから1番・武内、2番・田中浩康、3番・青木の3連打ですぐさま1点を返す。
 そして4回裏、8番・古城(!?)の四球で得た1アウト2塁のチャンスで、1番・坂本のレフト前で1点追加し、更に1アウト1、2塁で3番・小笠原がライト前に弾き返したものの、ライト・ガイエルの返球で2塁ランナー坂本を本塁寸前タッチアウトで、2点目を防がれたものの、4番・ラミちゃんのレフト前で2点目を奪った。
 その後、5回裏にはスンヨプが、6回裏には小笠原がライトスタンドに叩き込み、難攻不落と思われた館山から計7点を奪った
 一方のTHLZ先発・ゴンザレスは5回まで快調なピッチングを続けていたが、6回表に2アウト1、3塁から6番・宮本のライト前で1点を返され、尚も2アウト1、2塁として2番手・豊田にマウンドを託した。
 その後、豊田−山口鉄也−越智でリードを守り、首位攻防3連戦の緒戦を制した。
 ちなみに9回表には、大田泰示がサードの守備に就き、先頭打者の8番・川島慶三のサードゴロを無事に処理して、プロ初の守備機会をこなした。

 THLZは続く2戦目にグライシンガーを先発に立て連勝を狙い、そのグライシンガーは2回表に2アウトからの2連打で、2、3塁のピンチを迎えたものの、スワローズ先発の9番・由規を三振に斬ってピンチを切り抜けた・・・と思いきや、ボークを取られ1点を先制されてしまう。
 これで調子を崩したグライシンガー台無しちゃんが3、4回表に1点ずつを奪われ、6回表にも相川の一発で完全に試合をブチ壊した。
 一方のTHLZ打線はと言うと、スワローズ先発の”剛球王子”由規に対し・・・

「球威と切れが完璧過ぎる!
今までこんな感触なかったのに!!」
「由規の投球のリズムが良過ぎるんだ!
何があった!?」
「月が赤い・・・」


正直
たった2安打1四球では
どうやっても
勝てません
(´・ω・`)


 1勝1敗で迎えた3戦目の初回、スワローズ先発・石川から1番・坂本のセンターオーバー2ベース等で1アウト3塁のチャンスを作り、3番・小笠原がセンターへ鋭い打球を飛ばすと、センター・青木がこれに飛び込んだものの取れず、更に4番・ラミちゃんが左中間に打ち上げて、THLZが2点を先制。
 2〜4回裏に毎回先頭打者を出塁させたTHLZだったが、スワローズの好守に阻まれた。
 THLZ先発・内海は、3回表までパーフェクトピッチだったが、4回表に1番・飯原に初ヒットを許すと、送りバントとパスボール等で1アウト3塁のピンチを迎えた。しかし、3番・青木のセカンドゴロで本塁に突入した3塁ランナー・飯原を本塁寸前でタッチアウトにし、ピンチを切り抜けた。
 続く5回表には、1塁ランナー・ガイエルが続く6番・宮本のライト前で3塁を陥れ、ノーアウト1、3塁の大ピンチ・・・と思いきや、ガイエルが滑り込んだら勢い余ってベースから離れてしまい、そこでタッチアウトで1アウト1塁に・・・。内海は味方の好守で無失点に切り抜けた。
 そして6回裏、1アウト2塁でこの試合5番に入った谷(夫)のセンターオーバー3ベースで1点を追加すると、6番・しんちゃん四球で1アウト1、3塁として、7番・スンヨプが5球目内角ストレートにバットを一閃させ、打球はライトスタンド最前列に飛び込んだ。
 その後、8回表に相川の一発で1点を失ったものの、内海は122球を投げ切り完投勝利を飾った。
 ちなみに、大田泰示が8回表から”4番・サード”に入り、9回表に先頭打者の1番・飯原のサードゴロを無事に処理した。

 かくしてTHLZは首位攻防3連戦を勝ち越した。

2009年6月5〜6日
プロ野球セ・パ交流戦
ジャイアンツ VS ファイターズ
(東京ドーム)

第3戦
チーム名123456789
ファイターズ0010100002藤井
4-3-0
ジャイアンツ40000010X5ゴンザレス
6-0-0
クルーン
0-1-9
ホームラン稲葉7号(1)[ゴンザレス]-5表
第4戦
チーム名123456789
ファイターズ0100010002ダルビッシュ
7-2-0
ジャイアンツ00000300X3内海
2-3-0
クルーン
0-1-10
ホームラン稲葉8号(1)[内海]-6表


2009年6月7〜8日
プロ野球セ・パ交流戦
ジャイアンツ VS イーグルス
(東京ドーム)

第3戦
チーム名123456789
イーグルス0000002002グウィン
1-1-1
ジャイアンツ00020001X3越智
4-1-5
クルーン
0-1-11
ホームランしんちゃん10号(2)[佐竹]-4裏
第4戦
チーム名123456789
イーグルス0100000203長谷部
3-5-0
ジャイアンツ10021220X8尚成
4-1-0
豊田
1-1-1
ホームラン坂本8号(1)[長谷部]-1裏
谷(夫)2号(1)[長谷部]-4裏
亀井5号(1)[長谷部]-4裏
ラミちゃん9号(1)[井坂]-5裏
亀井6号(2)[青山]-7裏


2009年6月10〜11日
プロ野球セ・パ交流戦
バファローズ VS ジャイアンツ

第3戦
(京セラドーム)
チーム名123456789
ジャイアンツ1200020005台無しちゃん
グライシンガー
6-4-0
バファローズ0100000001本柳
0-2-0
第4戦
(スカイマーク)
チーム名123456789
ジャイアンツ1000010002ゴンザレス
6-1-0
バファローズ12001000X4金子
6-4-0
加藤(大)
2-0-9
ホームラン塩崎2号(2)[ゴンザレス]-2裏
ラミちゃん10号(1)[金子]-6表


2009年6月13〜14日
プロ野球セ・パ交流戦
ホークス VS ジャイアンツ
(福岡Yahooドーム)

第3戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0100000001内海
2-4-0
ホークス00011001X3ジャマーノ
2-0-0
馬原
1-1-12
ホームラン松田2号(1)[内海]-5裏
第4戦
チーム名123456789
ジャイアンツ1000000001東野
2-4-0
ホークス00000023X5杉内
6-1-0
ホームランオーティズ9号(1)[MICHEAL]-8裏


2009年6月16〜17日
プロ野球セ・パ交流戦
ジャイアンツ VS ライオンズ

第3戦
(宇都宮清原)
チーム名123456789
ライオンズ0003000306石井(一)
3-5-0
ジャイアンツ00150100X7山口(鉄)
5-0-0
豊田
1-1-2
ホームラン片岡5号(2)[尚成]-4表
キムタク2号(3)[石井(一)]-4裏
小笠原14号(1)[石井(一)]-4裏
坂本9号(1)[野上]-6裏
第4戦
(東京ドーム)
チーム名123456789
ライオンズ0010000001涌井
0-0-0
ジャイアンツ00000110X2山口(鉄)
6-0-0
越智
4-1-6
ホームラン小笠原15号(1)[涌井]-6裏
古城1号(1)[涌井]-7裏


2009年6月20〜21日
プロ野球セ・パ交流戦
ジャイアンツ VS マリーンズ
(東京ドーム)

第3戦
チーム名123456789
マリーンズ0000001102渡辺(俊)
1-6-0
ジャイアンツ40100000X5グライシンガー
7-4-0
越智
4-1-
ホームランスンヨプ12号(1)[渡辺(俊)]-3裏
第4戦
チーム名123456789
マリーンズ1000012329清水
3-3-0
ジャイアンツ1000000304内海
2-5-0
ホームラン西岡5号(1)[内海]-1表
竹原2号(1)[内海]-6表
井口11号(1)[東野]-8表
今江4号(2)[東野]-8表
亀井7号(2)[伊藤]-8裏
しんちゃん11号(1)[伊藤]-8裏


2009年6月6日
サッカー・南アフリカW杯
アジア最終予選
ウズベキスタン 0-1 日本
(パフタコール・スタジアム)

日本
サッカー・南アフリカW杯
本大会出場決定!!
(4大会連続4回目)

しかも
開催国・南アフリカを除いて
本大会出場一番乗り!!


<交流戦後半について>
 THLZはタイムリー欠乏症のおかげで、ここ4試合連続して延長戦、しかも1敗3分と流れの悪い状態で、交流戦の後半12試合に臨んだ。

 その最初の相手は、札幌でTHLZを完膚なきまでに叩きのめしたパ・リーグ首位”劇団ひちょり”。
 その初戦の初回、坂本、寺内、小笠原の3連打で先制し、ラミレスのセカンドゴロで2点目、更に谷(夫)、亀井の連打で満塁とすると、しんちゃんの犠牲フライとこの日ファーストスタメンの大道のタイムリーで2点を追加し、タイムリー欠乏症に喘いでいたTHLZ打線が計4点を奪った。
 ここまで負け知らずのTHLZ先発・ゴンザレスは、3回表に稲葉のタイムリー、5回表には稲葉のソロと2点を失いながら、四死球0のピッチングで味方のリードを守った。
 追加点の欲しいTHLZ打線は7回裏、劇団ひちょり3番手・林にラミレス、谷(夫)と連続三振に倒れた後、亀井が四球で出塁すると、しんちゃんが左中間を破り、待望の追加点を奪った。
 終盤は山口鉄也−越智−クルーンで無失点に抑え切り、ゴンザレスは移籍してから6連勝負け無しとし、沢村栄治投手の持つ「開幕からの連勝記録」に並んだ。しかも、ここまで41回1/3投げて未だ四球無し。
 ちなみに
二モナ
(THLZ→劇団ひちょり)
工藤
(劇団ひちょり→THLZ)
出番無し

MICHEAL
(劇団ひちょり→THLZ)
産休


 そして他球場では、館山(スワローズ)が開幕7連勝(去年から13連勝)し、去年ライオンズに在籍したブラゼルがタイガースに新加入し、この日6番・ファーストスタメンで出場すると、6回裏の第3打席で移籍初ヒットとなる先制2ランをレフトスタンドへ運び、早速チームの勝利に貢献した。(セ5勝(1試合中止→2週間後の予備日セ1勝))

 このまま連勝して札幌での借りを返したいTHLZは、ここまで9試合登板して1勝のみの内海を先発投手に立てた・・・のだが、劇団ひちょり先発はWorldBaseballClassic日本連覇の立役者で、ここまで7勝1敗の「日本のエース」ダルビッシュだった。

内海
カワイソス
(´・ω・`)


 案の定、ダルビッシュは1回裏の松本の1安打、3回裏のスンヨプの四球のみと、THLZ打線をほぼ完璧に抑え込み、内海は2回表に小谷野、糸井の連続2ベースで1点先制され、更に6回表には稲葉のソロで2点差とされ、誰もがダルビッシュの完封勝利と予感した。
 だが6回裏、

1アウトランナー無し
9番代打・工藤
センター前

1アウト1塁
1番・坂本
ライト前

1アウト1、3塁
2番・松本
レフト前
1対2

1アウト1、2塁
3番・小笠原
センター前
2対2

1アウト1、2塁
4番・ラミちゃん
ライト前
3対2

この回
5連打3点で
逆転


 7回表をTHLZ2番手・豊田が3者凡退で抑えたものの、8回表にTHLZ3番手・山口鉄也が2連打を浴びたもののセンター・松本の強肩で無失点に切り抜け、1点差のまま9回表を迎えた。
 だが、9回表から登板したクルーンがこの回先頭の7番・金子誠を歩かせると、8番・ちゅる岡の送りバントで1アウト2塁とされるまではよくある「クルーン劇場」だったが、9番代打・稲田のピッチャーゴロで2、3塁間に挟まれた2塁ランナー・金子誠をクルーンが追っかけ、2塁寸前でタッチアウトにした際、

転んで左手を強打!!


 治療のために一時ベンチに退き、再びマウンドに上がったクルーンだったが、キャッチャーからの返球を両手で取らざるを得ない深刻なダメージを抱えているという絶望感2割増しの「クルーン劇場」と化した
のだが、クルーンが最後の力を振り絞って1番・田中賢介を三振に斬って取り、1点差を守り切った。
 THLZは2連勝で札幌の借りをきっちり返し、

対”劇団ひちょり”戦
2勝2敗


 ちなみにこの試合では、
二モナ
(THLZ→劇団ひちょり)

(THLZ→劇団ひちょり)
出番無し

MICHEAL
(劇団ひちょり→THLZ)
産休


 そして他球場では、

ユウキ
(スワローズ)
育成枠から這い上がり
664日ぶりの白星
(セ3勝:パ2勝(1分け))

 このまま波に乗りたいTHLZは、前日まで3連敗と元気のない”ノムさんと楽天家な人々”を迎えた。
 その初戦で、THLZはノムさん(ry先発を本格派左腕・長谷部を予想したのだが、実際に先発マウンドに上がったのは、左腕は左腕でも今季は主にリリーフで働いていた変則左腕・有銘だった。
 ノムさんの知略が功を奏したのか、THLZ打線は3回裏ノーアウト1、2塁を潰す等、序盤3回まで有銘を打ちあぐねていた。
 一方、51日間白星無しのTHLZ先発・東野は、序盤3回を無安打無失点だったが3四球と不安定で、4回表に4番・草野ライト前、5番・鉄平右中間2ベース、7番・憲史四球で1アウト満塁のピンチを迎えた。しかし、8番・嶋をフルカウントとしながらも空振り三振に斬り、9番・有銘に打順が回った所でノムさんが勝負所と見て、ここの所の不振でスタメン落ちしていたノリを代打に送ったのだが、そのノリが初球を打ち上げてくれたため、東野はピンチを切り抜けた。
 すぐその裏、有銘に代わってマウンドに上がったノムさん(ry2番手・佐竹から、しんちゃんが2ラン(プロ通算999安打目)を放ち、THLZが2点を先制した。
 しかし東野は相変わらず安定せず、5回表に2番・中村真人左中間2ベース、4番・草野死球、5番・鉄平死球で2アウト満塁と、再びピンチを迎えた。しかし、6番・リックをフルカウントとしながらも見逃し三振に斬って取り、東野はまたしてもピンチを切り抜けた。
 6回表を投げ終えて111球となった東野を降板させたTHLZは、ここの所出ずっぱりだった山口鉄也、越智を温存するために7回表のマウンドに送ったのは、

産休明けの
MICHEALだった
orz


 そのMICHEALは、1アウトから3番・山崎武司、4番・草野、5番・鉄平の3連打で1点を返され、なおも1アウト2、3塁で降板し、更にTHLZ3番手・豊田が6番・中島にストレートの四球を与えて満塁にしてしまった所で、前日まで7連投の山口鉄也を投入する羽目になり、その山口鉄也の球は切れを欠き、7番・憲史の高いバウンドのファーストゴロが小笠原のフィルダースチョイスを誘い、同点に追いつかれてしまう。
 しかし8回裏、4番ラミちゃん左中間フェンス直撃2ベース、5番代打・松本セカンドゴロで1アウト3塁のチャンスを作り、6番・亀井がライトへ打ち上げ、1点を勝ち越した。
 THLZ1点リードで迎えた9回表のマウンドに上がったのは、
前日痛めた
左手中指と人差し指に
添え木をした
クルーンだった
orzアホかっ!?

こんな弱み見えまくりで
マウンドに立って
相手の弱みに
遠慮なく付け込んでくる
ノムさんが
大人しく見逃してくれるとでも
思ってんか!!?


 案の定、この回先頭の6番・内村レフト前、7番・憲史四球でノーアウト1、2塁のピンチを迎えた
・・・のだが、8番・嶋バント失敗、9番代打・牧田三振で、ノムさんがチャンスを潰してくれる・・・と思いきや、1番・渡辺直人への2球目・フォークがワイルドピッチとなって、2アウト2、3塁とピンチを広げ、続く3球目ストレートがキャッチャー・しんちゃんの頭上を通り過ぎそうになった所をしんちゃんがつかみ取り、フルカウントとしながらも空振り三振に斬って取り、1点差を守り切った。
 そして他球場では、東大出身の松家投手(べい★すた、プロ5年目)が出場選手登録された(通算3度目)のだが、チームは7連敗。(セ4勝:パ2勝)

 続く2戦目で、前日の登板で8連投となった山口鉄也を完全に休ませるためにベンチから外したTHLZだったが、この日1軍登録したばかりの中井を8番サードでスタメン起用するというギャンブルに出た。
 初回に、ノムさん(ry先発・長谷部から、1番・坂本がプロ入りして初めてライトスタンドへ叩き込んで1点を先制し、同点で迎えた4回裏には5番・谷(夫)、6番・亀井のアベックアーチで再び勝ち越し、1アウトから打席に入った8番・中井が、カウント0-2から2球連続して内角低めチェンジアップを空振りするも、続く外角低めに落ち切らなかったチェンジアップをとらえると、打球はショートのグラブを弾いて・・・

THLZ
中井
(プロ2年目)
プロ5打席目にして
プロ初安打

その後
プロ初盗塁成功


 5回裏にはラミちゃんのソロで1点追加し、6回裏には先頭の7番・しんちゃんがレフト前に運び、
THLZ
しんちゃん
(プロ9年目)
プロ通算1000本安打達成
(NPB253人目)


そのヒットを足掛かりに2アウト1、2塁のチャンスを作り、2番・寺内の所でこの日スタメン落ちのスンヨプを代打に送り、そのスンヨプのライトへの2ベースで2点を追加。更に7回裏、6番・亀井のこの日2本目となる2ランでとどめを刺した。
 THLZ先発・尚成は8回1アウトから2点を失い、満塁とした所で降板したものの、先発としてイニングを大量に消費し、THLZ2番手・豊田もノムさん(ryに追加点を許さず、大量点でリリーフ陣を休める理想的な快勝で、

対”ノムさんと楽天家な人々”戦
4勝0敗


 そして他球場でも、緒方(ミッキー(ry)が8回裏にプロ通算1500本安打を達成(NPB102人目)し、北川(べい★すた、プロ7年目30歳5か月)が0対3で迎えた5回裏1アウト満塁の場面で、プロ初本塁打(しかも、30歳5か月はプロ最年長記録)となるグランドスラムでチームの連敗(7連敗)を止める等、記録にも記憶にも残る試合が繰り広げられていた。(セ4勝:パ2勝)

 東京ドームでの4連戦を全勝し波に乗るTHLZは、前の試合まで6連敗中のバファローズと大阪・京セラドームで戦い、タイムリー5本、ホームラン無しで5点を奪い、グライシンガーに久々の勝利をプレゼントした(この試合、見られなかったけど)。
 ただ、13安打も放ちながら5点しか取れていなかった事が、かなり気になったのだが・・・。
 そして他球場では、ノムさん(ryがオレ竜相手に19安打15失点の大敗で今季初の6連敗を喫し、THLZ相手にサヨナラヒットを放った大崎(ライオンズ)がタイガース相手にサヨナラ押し出しを選び、渡辺俊介(幕張(ry)にまたしても無援護に泣かされた。(セ3勝:パ3勝)

 神戸・スカイマークスタジアムに舞台を移しても連勝を伸ばしたいTHLZは、ここまて6連勝負け無し、しかも41回1/3投げて未だ四球無しで、「沢村栄治越え」(開幕からの連勝記録更新)のかかったゴンザレスを先発マウンドに送ったのだが、そのゴンザレスが1点先制してもらった1回裏の先頭打者・坂口に移籍後初となる四球を与えた上、その直後にボークを取られる等、今までの登板と違って安定感を欠き、8回まで投げ切ったものの4失点を喫し、THLZ打線が9安打を放ちながらもたった2点しか取れず、ゴンザレスの連勝もチームの連勝もバファローズの連敗もストップし(この試合、見られなかったけど)、

対バファローズ戦
2勝2敗

 前日危惧していた事が現実になってしまった・・・。

 そして他球場では、館山(スワローズ)が開幕8連勝(去年から14連勝)と連勝を伸ばし、東大出身の松家投手(べい★すた)が6点ビハインドの8回裏に5番手として、プロ5年目にしてプロ初登板を果たし、8回裏1イニングを1奪三振1四球無失点に抑え、まー君(ノムさん(ry)が7回無失点でリーグトップの8勝目を挙げてチームの連敗を止めた。
 そして千葉マリンスタジアムでは、前日ミッキー(ryに完封負けを喫した幕張(ryが・・・

2009年6月10日
プロ野球セ・パ交流戦
マリーンズ VS カープ
(千葉マリン)

第4戦
チーム名123456789
カープ0200000002大竹
5-3-0
マリーンズ025001510X23清水
2-3-0
ホームラン今江3号(4)[大竹]-3裏


6回裏

マウンド上は
ミッキー(ry2番手・小松

2番・福浦レフト前
ノーアウト1塁
3番・大松サードフライ
1アウト1塁
4番・井口センター前
1アウト1、3塁
5番・橋本将ライト前
1点目
1アウト1、3塁
6番・サブロー四球
1アウト満塁

ここで投手交代
マウンド上は
ミッキー(ry3番手・ドーマン

7番・里崎センター前
2点目
1アウト満塁
8番・ランビンレフト前
3点目
1アウト満塁
9番・今江四球
4点目
1アウト満塁
1番・早坂死球
5点目
1アウト満塁
2番・福浦ライト前
6点目
1アウト満塁
3番・大松ライト2ベース
8点目
1アウト2、3塁
(代走:福浦→堀)

ここで投手交代
マウンド上は
ミッキー(ry4番手・森

4番代打・塀内ライト前
10点目
1アウト1塁
5番・橋本将センター前
1アウト1、2塁
6番・サブローセンター前
11点目
1アウト1、2塁
7番・里崎センター前
12点目
1アウト1、2塁
8番・ランビン死球
1アウト満塁
9番今江ショート悪送球
13点目
(NPB記録タイ)
1アウト満塁
1番代打・田中雅彦センター犠牲フライ
14点目
(NPB記録更新)
2アウト1、2塁
2番・堀センター前
15点目
2アウト1、2塁
3番・大松ライトフライ
3アウトチェンジ



幕張(ry
1イニング10打数連続安打

1イニング15得点
NPB記録樹立
(セ1勝:パ5勝)

 神戸から福岡入りしたTHLZは、交流戦連覇へひた走るホークスとの2連戦に臨んだ。  その初戦、必勝を期して先発に内海を立てたTHLZは、2回表2アウト1、3塁から8番・古城!?のレフト前で1点を先制し、幸先の良いスタートを切った。
そう・・・
スタートだけは幸先良かった・・・。


 序盤3回を無失点に抑えていた内海は4回裏、先頭の2番・川崎のサードゴロをサード・小笠原がエラーしたのをきっかけに、4番・松中のタイムリーで同点に追いつかれ、5回裏には8番・松田のソロで逆転され、8回裏には2番・川崎、3番・オーティズの連続2ベースで突き放された。
 一方のTHLZ打線は、

5回表1アウト
8番・古城!?レフト前
9番・尚広センター前
1アウト1、2塁
1番・坂本ショートフライ
2番・松本ショートゴロ

7回表1アウト
8番・古城!?センター前
9番・尚広センター前
1アウト1、2塁
1番・坂本見逃し三振
2番・松本見逃し三振


と、下位打線が作った2度のチャンスを1、2番が2度とも潰す等、ホークス先発・ジャマーノに対して8安打(2番手・摂津に対して1安打)放ちながらも1点しか取れず、内海を見殺しにした。

内海
カワイソス
(´・ω・`)
(セ1勝:パ5勝)

 さて、6月6日の試合の挟殺プレーでクルーンが転倒し、痛めた左手の容態は、

左手中指伸筋けん脱臼


で、その修復手術を受けるため、クルーンは14日に1軍登録を抹消する事となり、全治は不明だが、オールスター明けの1軍復帰を目指すとの事。
 まぁ、クルーンの件に関しては、

「MICHEALの登板機会が増えちまう」


というのが唯一の懸念ではあり、越智のストッパー就任の準備期間ととらえていて、それ程衝撃はなかった。

 と言うより、それ以上に衝撃的なニュースが・・・



<訃報>
 6月13日、広島県立総合体育館で行われたプロレス団体”NOAH”の大会で、三沢光晴選手が試合中に相手の技を受けて頭を打ち、病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された(享年46歳、6月18日には47歳の誕生日を控えていた)。
 三沢選手は同日20時10分頃、メインイベントのタッグマッチに出場し、試合開始から約25分後、相手選手にバックドロップをかけられて後頭部をマットに強打し、リングに倒れた。倒れてから救急車で運ばれるまで蘇生措置を施されたが、三沢選手は全く動かなかった。 この間、リングサイドのファンから「ミサワ、ミサワ」とコールが上がり、搬送後も約2300人の観客で埋まった会場は騒然とした状態が続いたと言う。
 三沢選手は埼玉県越谷市出身で、1981年3月に故・ジャイアント馬場さんの全日本プロレスに入門し、同年8月21日にデビュー。2代目タイガーマスクとして活躍する等、1990年代に全日本プロレスの中心選手となった。その後、2000年7月にプロレス団体”NOAH”を旗揚げし、同団体社長兼選手としてその日まで激務をこなしてきた。

「NOAHだけはガチ!」
(ガチは「やらせ無し、常に真剣勝負」の意)


 皮肉にも、三沢選手がそれを体現する形となってしまった・・・。
 ちなみに、三沢選手は原辰徳・ジャイアンツ1軍監督ともプライベートでも親交を深めていたと言う。


 連敗を止めたいTHLZは、ホークス先発・杉内の乱調に付け込み、1アウト満塁から5番・谷(夫)の押し出し死球で先制した・・・のだが、尚も1アウト満塁のチャンスに、6番・亀井、7番・しんちゃんが連続三振に倒れて杉内を立ち直させてしまい、2〜5回表を3者凡退、6〜8回表にランナー出しながら無得点と、杉内に抑え込まれてしまう。
 それでもTHLZ先発・東野は、3回裏2アウト2塁のピンチを1番・本多のライト前で本塁突入した2塁ランナー・長谷川をライト・亀井のレーザービームでアウトにしてもらい、6回裏1アウト3塁で2番・川崎に犠牲フライを許さなかったりと、ホークス打線相手に6回まで無失点と踏ん張っていた。
 しかし7回裏1アウトから、5番・小久保四球、6番・多村仁志センター前で1アウト1、2塁とされた所で東野が降板すると、THLZ2番手・山口鉄也が7番・長谷川死球で1アウト満塁とピンチを広げ、8番・松田ライト前で同点とされて降板し、THLZ3番手・豊田が9番・田上をショートゴロゲッツー・・・と思いきや、

ショート坂本
後ろに弾き
セカンドフォースアウトのみ
その間に
3塁ランナー・多村仁志
逆転のホームイン

万死に値する!!


 更に8回裏・・・

3番・オーティズ
レフトスタンドへのソロ
4番・松中
5番・小久保
連続死球
6番・多村仁志
レフト線2ベース
9番・田上
レフト前
計3失点

THLZ4番手・MICHEAL
見事試合をブチ壊し!!


 杉内は味方打線の大量点に守られ、今季初完投勝利を挙げ、THLZは今季2度目の3連敗。


対ホークス戦
1勝3敗


 そして他球場では、実に滅多に見られない様な試合が展開されていた。
 西武ドームの12回裏、勝ちのなくなったミッキー(ryがノーアウト満塁と、一打サヨナラの絶体絶命の大ピンチを迎えると、レフトを末永から内野が本職の小窪に代え、その小窪をセカンドベースの前に配置した。

石井(琢) 梵 小窪 東出 喜田

必殺
「マーティスペシャル」

5番代打・黒瀬の打球は
センター前へ


抜けずに
小窪のグラブへ

世にも奇妙な
7-2-3

ゲッツー
完成!!

 後続も打ち取り、ミッキー(ryは価値ある引き分けに持ち込んだ。
 そして大阪・京セラドームでは、スワローズが・・・

2009年6月14日
プロ野球セ・パ交流戦
バファローズ VS スワローズ
(京セラドーム)

第4戦
チーム名123456789
スワローズ200010110014石川
7-3-0
林昌勇
1-0-18
バファローズ10101050210清水
0-1-0
ホームランガイエル9号(4)[鴨志田]-5表
山崎(浩)1号(1)[石川]-5裏
一輝1号(4)[橋本]-7裏


5回表

マウンド上は
バファローズ2番手・清水

3番・青木センター前
ノーアウト1塁
4番・ガイエルセンター前
ノーアウト1、3塁

ここで投手交代
マウンド上は
バファローズ3番手・大久保

5番代打・飯原レフト前
1点目
ノーアウト1、2塁
6番・宮本サード前送りバント

サード前内野安打に
ノーアウト満塁
7番・デントナレフト前
3点目
ノーアウト1、2塁
(その後盗塁でノーアウト1、3塁)
8番・相川レフト前
4点目
ノーアウト1、2塁
9番・川島慶三レフト前
ノーアウト満塁

ここで投手交代
マウンド上は
バファローズ4番手・鴨志田

1番・武内ファースト内野安打
5点目
ノーアウト満塁

2番・田中センター前
6点目
(その際2塁ランナー・川島慶三
本塁で憤死)
1アウト満塁

ここまで9連打

3番・青木四球
1アウト満塁
4番・ガイエル満塁弾
10点目
1アウトランナー無し
5番・飯原左中間2ベース
1アウト2塁
6番・宮本ファーストファールフライ
1アウト2塁
7番・デントナ四球
1アウト1、2塁
8番・相川ファーストライナー
3アウトチェンジ



スワローズ
1イニング11打数連続安打
NPB記録樹立
(セ1勝:パ4勝(1分け))

 嫌な思い出の残る博多から逃げ出したTHLZは宇都宮に辿り着き、1日休んで気分を変え、ライオンズ相手に立て直しを図ろうと考えたのだが、この日の天気は生憎の雨で、試合の開催は危ぶまれていた。しかし雨が降る中、定刻通りに試合が開始した。
 ただ困った事に、しんちゃんが背中に張りを訴えて、1回表の守備にも就かずベンチに退いた。
 3回に1点を先制したものの、THLZ先発・尚成が片岡の2ラン等で簡単に3点を奪われると、5回雨天コールドを考慮したはらぼうがすぐその裏に尚成の所にすかさず代打を送る等して、キムタクの3ランと小笠原のソロで5点を奪い、逆転に成功し、5回表から山口鉄也をマウンドに送り、雨天コールドを待った。
 しかし6回裏を終わって雨が降り続けているにも関わらず、雨天コールドにはならす、7回表からは越智をマウンドに送り、雨天コールドを待った。
 そして7対3と4点リードで迎えた8回表、越智がライオンズ打線に捕まって3点を失い、雨が降りやまないのにも関わらず雨天コールドにはならず、結局9回まで試合をする事となり、はらぼうの目算が狂った。
 1点リードで迎えた9回表、THLZ4番手・豊田が1アウトから4番・おかわり君を歩かせ、一発出れば逆転の場面を作ったものの、一発のある5番・G.G.佐藤と6番代打・ボカチカを何とか討ち取り、1点差を守り切って連敗を止めた。
 その頃金沢では、延長戦10回表に岩瀬(オレ竜)から、3番代打・森本のセンターオーバー2ベースで1点を勝ち越したホークスが、そのまま逃げ切り・・・

ホークス
交流戦連覇達成
(セ2勝:パ2勝)

 舞台を東京ドームに移し、ライオンズを迎え打たんとするTHLZに・・・

今年のドラフト1位


Next Big Thing



大田泰示


1軍昇格
キタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚  )━(  )━(  )━(  ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━ !!

さすがに即スタメン出場はなかったが


 THLZ先発・ゴンザレスは、3回表に1点を失い、7安打3四球、4回表と6回表に2度の満塁のピンチを迎える等安定感を欠いていたが、それでも粘りのピッチングで6回1失点に凌いだ。
 一方のライオンズ先発・涌井は、4回まで2安打1四球、5回裏に2アウト1、3塁とピンチを迎えたものの切り抜け、THLZ打線相手に無失点に抑えていた。
 しかし6回裏、3番・小笠原が左中間スタンドに叩き込んで同点に追いつくと、7回裏には途中出場の古城(!?)がライトスタンドに叩き込んで逆転に成功。
 7〜9回表を山口鉄也−越智のリレーで無失点に抑え、ライオンズ相手に連勝。(セ3勝:パ3勝)

対ライオンズ戦
2勝1敗1分


 2日の休みを経て(セ2勝)、THLZは交流戦最後のカードとなる幕張との2連戦に臨んだ。
 その初戦、THLZ打線は幕張(ry先発・渡辺俊介に対し、初回にラミちゃん、亀井の連続タイムリーと古城(!?)の犠牲フライと、打者10人を送って4点を奪うと、3回裏にはスンヨプが18試合ぶりとなる一発をライトの内壁にブチ当て、序盤で5点リードを奪った。
 投げては、THLZ先発・グライシンガーが6回まで無失点に抑え、7回表に球が上ずって1失点したために降板し、8回表にTHLZ2番手・山口鉄也が3連打で1点失ったものの、THLZ3番手・越智が無失点で逃げ切った。(セ3勝:パ3勝)
 とうとう交流戦の最終戦を迎える事となった。
 THLZ先発・内海は、初っ端にTSUYOSHIの先頭打者アーチで1点を失ったものの、すぐその裏に同点に追い付いたので、その後は立ち直って2〜5回まで無失点に抑えていた。
 しかし、THLZ打線が幕張(ry先発・清水直行に対し、2〜5回まで散発3安打無失点に抑え込まれ、今日も内海を援護できずにいた。
 すると6回表1アウトから、2番・竹原の打球がレフトスタンドに突き刺さり、7回裏2アウトから2連打で1、2塁とした所で内海が降板。

内海
カワイソス
(´・ω・`)


 更に、先発登板の機会がないためにリリーフとして待機していた東野が2番手として登板したら、またしても2番・竹原にセンター前に落され2点を奪われ、8回表には井口、今江にレフトスタンドへ叩き込まれ3失点と試合をブチ壊し、9回表には木村正太、深田、野間口で2点を失った。
 8回裏に亀井、しんちゃんのアベックアーチで3点を返したものの、9回裏を5点ビハインドで迎え、その9回裏も2アウトとなり、はらぼうは2番・松本の所で代打を送った。

大田泰示
プロ初打席
キタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚  )━(  )━(  )━(  ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━ !!


マウンド上は
幕張(ry3番手
シコースキー

初球
内角中段ストライクのストレート
150km/h
空振り

2球目
内角高めボール球のストレート
149km/h
空振り

3球目
内角高めストライクのストレート
???km/h
空振り

大田泰示
プロ初打席
三球三振


 かくしてTHLZは、交流戦の最終戦を白星で飾れなかった。

対”幕張バレンタインランド”戦
1勝1敗2分


 その頃神宮球場では、セ・リーグ首位・THLZを3ゲーム差で追うセ・リーグ2位・スワローズが、 3試合連続サヨナラ勝ちで7連勝とし、首位との差を2ゲームに縮めてきた(セ4勝:パ2勝)

かくして

交流戦
全日程(144試合)
終了

セ70勝:(7分け):パ67勝

セ・リーグが
交流戦導入5年目で
初の勝ち越し



THLZ

交流戦後半
8勝4敗0分

交流戦通算
12勝9敗3分


この時点での通算成績
62試合消化
37勝19敗6分
(セ・リーグ首位)

ただし
2位・スワローズとは
たった2ゲーム差



2009年5月19〜20日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ファイターズ VS ジャイアンツ
(札幌ドーム)

第1戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0030003006尚成
2-1-0
ファイターズ00046105X16八木
4-0-0
ホームランキムタク1号(1)[八木]-3表
金子4号(2)[西村(健)]-5裏
亀井2号(1)[宮西]-7表
しんちゃん6号(1)[宮西]-7表
第2戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0103001005グライシンガー
台無しちゃん
5-3-0
ファイターズ0300120006
1-0-0
武田久
1-0-10
ホームランスンヨプ8号(1)[スウィーニー]-2表
高橋(信)4号(1)[台無しちゃん]-6裏
ヒメネス5号(1)[台無しちゃん]-6裏


2009年5月22〜23日
プロ野球セ・リーグ公式戦
イーグルス VS ジャイアンツ
(Kスタ宮城)

第1戦
チーム名123456789
ジャイアンツ40115010012ゴンザレス
4-0-0
イーグルス0100000102永井
3-2-0
ホームラン坂本7号(1)[永井]-1表
スンヨプ9号(3)[永井]-1表
スンヨプ10号(1)[永井]-3表
憲史1号(1)[ゴンザレス]-8裏
第2戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0040001027内海
1-3-0
イーグルス0000000011岩隈
5-2-0


2009年5月24〜25日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS バファローズ
(東京ドーム)

第1戦
チーム名123456789
バファローズ0003202018平野(佳)
1-1-0
ジャイアンツ0000012126勝負東野
2-3-0
ホームラン下山7号(2)[福田]-7表
小笠原11号(2)[香月]-7裏
スンヨプ11号(1)[菊地原]-8裏
第2戦
チーム名123456789
バファローズ1001000002近藤
3-4-0
ジャイアンツ01201110X6尚成
3-1-0
ホームラン大引4号(1)[尚成]-1表
しんちゃん7号(1)[近藤]-2裏
下山8号(1)[尚成]-4表
小笠原12号(1)[近藤]-5裏
しんちゃん8号(1)[近藤]-6裏


2009年5月27〜28日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS ホークス
(東京ドーム)

第1戦
チーム名123456789
ホークス0012200005ホールトン
3-3-0
馬原
1-0-9
ジャイアンツ0000000213グライシンガー
台無しちゃん
5-4-0
ホームラン亀井3号(1)[馬原]-9裏
第2戦
チーム名123456789
ホークス0001001002和田
3-3-0
ジャイアンツ20221010X8ゴンザレス
5-0-0
ホームラン小笠原13号(2)[和田]2裏
しんちゃん9号(2)[和田]-4裏
ラミちゃん8号(1)[久米]-7裏


2009年5月30〜31日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ライオンズ VS ジャイアンツ
(西武ドーム)

第1戦
チーム名123456789101112
ジャイアンツ0100100000002どろどろの
どろ〜
ライオンズ0001100000002
ホームラン中島4号(1)[内海]-4裏
平尾5号(1)[内海]-5裏
第2戦
チーム名12345678910
ジャイアンツ00000110002クルーン
0-1-8
ライオンズ0001000001X3小野寺
2-2-4


2009年6月2〜3日
プロ野球セ・リーグ公式戦
マリーンズ VS ジャイアンツ
(千葉マリン)

第1戦
チーム名123456789101112
ジャイアンツ0000000000000どろどろの
どろ〜
マリーンズ0000000000000
第2戦
チーム名123456789101112
ジャイアンツ0000010000001どろどろの
どろ〜
マリーンズ0000001000001
ホームラン亀井4号(1)[清水]-6表
<訃報>
 1998年3月に第28代日銀総裁に就任すると、日本の金融不安やデフレ克服のため、世界でも前例のなかったゼロ金利政策や量的緩和政策に踏み切って、2003年3月に退任した速水優氏が、5月16日午前に死去した(享年84歳)。

 1978年にアナウンサーとしてNHKに入局してニュースキャスター等を務めた後、1981年にフジテレビに移籍し、1984年に当時フジテレビ副社長だった鹿内春雄氏(後のフジサンケイグループ議長)との結婚をきっかけに退社するも、1988年に春雄氏と死別するや、1993年に司会者として現場復帰し、音楽家と聴衆を結びつけるコンサートプランナー等として、クラシック音楽の世界でも活躍していた元アナウンサーの頼近美津子(本名:鹿内キャサリーン美津子)女史が、5月17日昼に心不全のため、千葉県内の病院で死去した(享年53歳)。

 同日昼、プロ野球記録の第一人者として数々の功績を残し、「記録の神様」と呼ばれた宇佐美徹也氏が、急性呼吸不全のため、東京都内の病院で亡くなった(享年76歳)。
 宇佐美氏は1956年にパ・リーグの記録部公式集計員となり、1964年に報知新聞社に入社すると、当時としては画期的な、記録をメーンに扱ったコラム「記録室」を連載する等、記録記者として活躍したのだが、その時代にいち早くセーブ記録に着目して、大リーグを参考に日本独自のセーブルールを考案し、1974年にプロ野球の公式記録に導入されるきっかけとなった。
いわば
「日本野球のセーブルール」の父
だった
 その後、1988年に日本野球機構コミッショナー事務局入りしてBISデータ本部初代室長に就任し、1998年の退任まで、従来の手集計による公式記録をコンピューター集計にするシステム構築に尽力した。

 5月23日に韓国・ソウルから、驚きの訃報が飛び込んだ。
 自らの不正資金疑惑で批判にさらされていた盧武鉉前大統領が同日早朝(現地時間)、自宅から約500メートル離れた裏山の岩壁から飛び降りて約30メートル転落し、頭蓋骨や肋骨等を折って病院に運ばれたが既に意識はなく、心肺蘇生(そせい)を試みたものの、午前中に死亡した(享年62歳)。
 盧氏の自宅のパソコンには、家族宛ての遺書が残されていたという。

 1977年に文芸評論「文学の輪郭」で群像新人文学賞、1978年に小説「ぼくらの時代」で江戸川乱歩賞を受賞し、1979年から執筆し始めたファンタジー小説「グイン・サーガ」シリーズがこれまでに正編126巻、外伝21巻を発行して「世界最長の小説」とされる等、SF、ミステリー、時代小説等を数多く執筆する他、”中島梓”というペンネームで評論家活動する等、多彩な分野で活躍した作家の栗本薫(本名:今岡純代)女史が、5月26日夜に膵臓癌のため、東京都内の病院で死去した(享年56歳)。

それにしても
何なんだよ・・・

この
<訃報>の
量産っぷりは・・・


<交流戦前半について>
 今年もセ・パ交流戦の季節がやってきた。
 試合数は24試合(1カード2連戦)で、それ故にそのカードの初戦を落とすと、2連敗で終わってしまう危険性が孕む厄介な日程である。
 とうきょうはらぼうらんどぜぇた(以下、THLZ)にとって、去年の交流戦は14勝10敗と交流戦優勝にあと一歩届かなかったものの、「メイクレジェンド」への足掛かりとなってくれた、ありがたい「カンフル剤」だったが、今年は一転してセ・リーグ首位を独走気味で迎えただけに、2006年の地獄(13勝23敗&ケガ人続出)の再現は是が非でも避けたいところ。

 その交流戦開幕の前日(5月18日)、ベイスターズが成績不振(今季ここまで13勝24敗、勝率.351でセ・リーグ最下位)を理由に大矢明彦監督の更迭を発表した。

 その後任として、”オバQ”こと田代富雄・シーレックス監督が代行する事となった。

 さて、THLZの最初の相手はパ・リーグ首位”劇団ひちょり”なのだが、劇団ひちょりにはTHLZから移籍してきた林と二モナがいた。あとそれと、ちゅる岡という捕手もいた。
 その緒戦、劇団ひちょり先発・八木から3回表、キムタクの今季1号を皮切りに3点を先制し、幸先の良いスタートを切った。
そう・・・
スタートだけは幸先良かった・・・。


 4回裏、交流戦開幕投手を任された尚成が、3番・稲葉のファーストゴロをスンヨプがエラーしたのをきっかけにノーアウト満塁のピンチを迎え、6番・二岡の犠牲フライで1点を返された後、また満塁として8番・ちゅる岡に<FICTION>北海道産スモークチーズの力の籠った</FICTION>打球をレフトに飛ばされ逆転を許し、この回4失点。
 続く5回裏、3番・稲葉、4番・小谷野の連続ヒットでノーアウト1、2塁とした所で尚成が降板すると、THLZ2番手・西村もその流れを止められずにこの回6失点。
 更に6回裏、THLZ3番手・福田が3番・稲葉四球、4番・小谷野右中間2ベースで軽々と1点失うと、8回裏には滅多打ちされ計6失点。
 7回表に亀井、しんちゃんのアベックアーチと小笠原の2ベースで3点を返したものの、焼け石に水。

THLZ
3投手で
計16失点

開幕黒星スタート

万死に値する!!


 ちなみに

二モナ
(THLZ→劇団ひちょり)
6番DHでスタメン出場
4打数3安打(1犠飛)2打点


(THLZ→劇団ひちょり)
6回表ノーアウト1塁から
2番手で登板
4番・ラミレス
レフトフライ
5番・スンヨプ
6番・谷(夫)
連続三振
1イニング無失点

 そして他球場では、オバQ(田代監督(べい★すた))は初陣を飾れなかった・・・。(セ3勝:パ2勝(1分け))

 続く第2戦も、THLZが”劇団ひちょり”先発・スウィーニーから2回表にスンヨプの一発で1点を先制したものの、すぐその裏にTHLZ先発・台無しちゃんが5連打であっさりとひっくり返された。
 それでも4回表、THLZ打線が3点を奪い再逆転した・・・のだが、

5回表
1アウト2、3塁
3番・小笠原で
三振ゲッツー(!?)

6回表
1アウト1、3塁
7番・しんちゃんで
三振ゲッツー

というシベリアンジョークをかます
と、台無しちゃんが5回裏にワイルドピッチで同点に追いつかれ、6回裏には5番・高橋信二、6番代打・ヒメネスのアベックアーチで2点を奪われ、マウンドを降りた。
 7回表に代打・大道のタイムリーで1点差に追い上げるも、その後の2アウト1、2塁、9回表2アウト2、3塁と、2度も逆転のチャンスがありながら、いずれも4番・ラミちゃんが三振で潰し、2006年の悪夢を思い起こさせる交流戦連敗スタートとなった。
 ちなみに

二モナ
(THLZ→劇団ひちょり)
6番DHでスタメン出場
2打数1安打

3回裏の2打席目に
左太もも裏に張りを感じ
6回裏の第3打席に
代打・ヒメネスを送られる


(THLZ→劇団ひちょり)
6回表ノーアウト1、3塁から
2番手で登板
6番・亀井
三振
7番・しんちゃん
三振ゲッツー
この回無失点

7回表
2番代打・大道
左中間2ベースで
1失点も
移籍後初勝利

工藤
(劇団ひちょり→THLZ)
7回表に
2塁ランナー・大道の
代走で途中出場
9回表
2アウトランナー無しから
移籍初安打
1打数1安打

MICHEAL
(劇団ひちょり→THLZ)
8回裏から
4番手で登板
5番・高橋信二
セカンド内野安打
6番・ヒメネス
四球
7番・糸井
送りバント失敗
8番・鶴岡
三振ゲッツー
1イニング無失点(!?)


 ちなみに、
この日1軍昇格の
中田翔
(劇団ひちょり)

出番無し


 そして他球場では、オバQ(田代監督(べい★すた))は初勝利を飾り、地元・仙台に凱旋した”号泣剛球王子”由規(スワローズ)を退け、まー君(ノムさんと楽天家な人々)が完封で開幕6連勝を飾った。(セ1勝:パ5勝)

 嫌な思い出の残る札幌から逃げ出したTHLZは仙台に辿り着き、1日休んで気分を変え、”ノムさんと楽天家な人々”相手に立て直しを図ろうと考えた。
 その初戦の初っ端で、坂本がレフトスタンドに叩き込んで口火を切り、5番・スンヨプの3ランでノムさん(ry先発・永井から4点を先制し、3回表に5番・スンヨプの2打席連続となるソロ、4回表に4番・ラミちゃんの犠牲フライで1点ずつを追加し、5回表に1点追加して尚も2アウト満塁で、3番・小笠原が打ち上げた打球をショート、センター、レフトが譲り合って、その間に3人が生還し、尚も4番・ラミちゃんのレフト線タイムリー2ベースで1点追加して、この回5点を奪い、試合を決めた。
 一方、ここまで移籍後負け無しのTHLZ先発・ゴンザレスは、1回裏に1アウト1、2塁のピンチを迎え、2回裏には5番・鉄平センターオーバー3ベース、6番ノリセカンドゴロで1点失い、更に1アウト満塁のピンチを迎える等立ち上がりが悪かったものの、何とか1失点だけに切り抜け、味方の効果的な追加点でリズムを取り戻し、3〜7回裏を全て3者凡退に抑え、8回裏に9番代打・憲史に一発を浴びたものの、8回102球2失点と好投してくれて、THLZは見事交流戦初勝利を飾った。
 そして他球場では、西武ドームで去年のアジア一監督・ナベQ(渡辺久信監督(ライオンズ))とオバQ(田代監督(べい★すた))が激突し、オバQが19安打15得点とナベQを一蹴した。(セ4勝:パ2勝)

 このまま連勝して交流戦の勝率を5割に戻したいTHLZは、ここまで7試合登板して勝ち星なしの内海を先発投手に立てた・・・のだが、ノムさん(ry先発はWorldBaseballClassic日本連覇の立役者で、ここまで5勝1敗のエース・岩隈だった。

内海
カワイソス
(´・ω・`)


 案の定、岩隈は序盤2回を1安打ながらも4奪三振無失点と快投を見せ、内海は2安打1四球ながら何とか無失点で凌ぐ苦しいピッチング。

 しかし3回表、8番・しんちゃんのセンターへのエンタイトル2ベースをきっかけに、1番・坂本左中間2ベース、2番・工藤センター前、3番・小笠原ライト前と3連続でタイムリーが飛び出し、更に6番・亀井にもタイムリーが飛び出し、この回THLZ打線は岩隈に対し6安打を集中させ4点を先制した。
 その後4〜5回表を3者凡退と立ち直った岩隈だったが、7回表に4番・ラミちゃんのレフト線2ベースで5点目を奪われてしまう。
 一方内海は、3回裏2アウト1、2塁をはじめ、6回裏を除いて毎回ランナーを出しながらも、攻めの投球で7回無失点に抑え切り・・・

内海
8試合目にして
今季初勝利
(`・ω・´)


 そして他球場では、タイガースが同点で迎えた終盤に、ボーグルソン(タイガース→檻牛)から金本が勝ち越しタイムリーを放って、タイガースが4試合目にして交流戦初勝利を挙げ、札幌ドームでは

中田翔
(劇団ひちょり)
1軍昇格3試合目にして
7番DHでスタメン出場

2回裏1アウト1塁
プロ初打席

カウント1-1
スワローズ先発
バレットの
3球目外角変化球を
レフト前へ
プロ初安打

チームの先制に貢献

その後
三振
三振
ピッチャーゴロ


 その中田翔の門出を祝うかの様に、ダルビッシュ(劇団ひちょり)が完封勝利を飾った。(セ2勝:パ4勝)

 仙台から東京ドームに戻ったTHLZの相手は、パ・リーグのドベ・檻牛。
 その初戦の序盤は、THLZ先発・東野と檻牛先発・平野佳寿がともにランナーを出しながら相手の拙攻で無失点に抑えるという泥沼な展開だったが、4回表1アウト1、2塁で6番・岡田をセカンドゴロゲッツー・・・と思いきや、

セカンド脇谷
後ろに弾き
1アウト満塁

万死に値する!!


続く7番・山崎浩司に内角高めストレートをレフト線に弾き返された東野は3点を失い、その裏の打席で代打を出されて無念の降板となった。
 その後も、THLZ2番手・きゅぼ、3番手・福田がともに2点ずつ失って、試合を立て直すどころか差を広げられるばかり。
 檻牛先発・平野佳寿に6回1点に抑えられていたTHLZ打線は、檻牛2番手・香月から小笠原の2ランで2点、檻牛3番手・菊地原からスンヨプのソロで1点を返すと、4点ビハインドで迎えた9回裏、檻牛のストッパー・加藤大輔に対し、坂本、工藤の連打と小笠原四球でノーアウト満塁と攻め立て、4番・ラミちゃんのタイムリーで2点を返し、2アウトながらも2、3塁と同点のチャンスが続いたのだが、7番代打・松本の打球はセンター正面を突いて試合終了。
 これにより・・・

平野佳寿
(檻牛)
602日ぶりの白星


 そして他球場では、1対0の8回表、ナゴヤドームのマウンドに登ったのは・・・

河原純一
(オレ竜)
632日ぶりの1軍登板


河原は2アウト2塁のピンチを迎えながらも無失点に抑えて、プロ復帰登板を果たした。(セ2勝:パ3勝(1試合中止→翌日セ1勝))

 2戦目では、THLZ先発・尚成が初回に大引の一発で先制されたものの、2回裏にしんちゃんの一発で追いつき、3回裏に小笠原のタイムリーと亀井の犠牲フライで2点を勝ち越し、4回表に下山の一発で1点差とされるも、5〜7回裏に1点ずつを追加して、THLZは檻牛相手に1勝1敗のタイに持ち込めた。
 そして他球場では、古巣・幕張バレンタインランド相手に久保(幕張(ry→タイガース)が(8試合目の登板にして)移籍後初勝利を挙げ、大竹(ミッキー(ry)が連続イニング無失点記録を38回1/3に伸ばし、4対5の9回表、横浜スタジアムのマウンドに登った工藤師匠(べい★すた)が3者凡退に抑えると、1アウト満塁のチャンスで3番・内川がライト前に運ぶと、2者が生還し・・・

工藤師匠
(べい★すた)
607日ぶりの白星
(通算223勝目)

(セ5勝:パ1勝)

 THLZの続く相手は、交流戦5勝1分無敗と絶好調のホークス。
 そのホークスでは5月22日、抜群の野球センスを持ちながら、信じられない事故で度重なる故障に泣かされる事の方が伝説になってしまった”スペランカー”多村仁外野手が1軍登録を果たしたとともに、心機一転のため登録名を変更した。

登録名
多村仁
改め



多村仁志





ちょっwwwww
「多村・仁志」って
どんな漫才コンビだよwwwwwww


 その初戦のTHLZの先発は台無しちゃん・・・
 3回表2アウトから1番・本多2ベースと2番・ムネリン3ベースで簡単に先制されると、4回表にもノーアウト1、3塁から6番・長谷川レフト前と8番・田上レフト犠牲フライで2点を追加され、5回表に2アウト1、3塁で5番・小久保センター前で4点目を失った所で、はらぼうはたまらず台無しちゃんを降板させ、きゅぼをマウンドに送ったのだが、そのきゅぼもワイルドピッチで5点目を献上する。
 ホークス先発・ホールトンに2安打無得点に抑えられていた
THLZ打線は5回裏、ヒットと四死球で2アウトながら満塁のチャンスを作り、2番・きょぼの所で代打・大道をつぎ込み、カウント2-3まで持ち込んだ・・・のだが、内角高めの速球に詰まらされ(セカンドフライ)、無得点に終わる。
 ホークス先発・ホールトンが6回まで無失点に抑えた後、7回裏から登板したホークス2番手・摂津が、強気に胸元を攻め、6番・亀井、7番・しんちゃん、8番・脇谷を3者連続三振に斬って取り、完全にホークスペースで試合が進んでいた。
 だが、ホークス打線が6〜8回表、THLZ3番手・福田に対しランナーを出しながらも追加点を奪えずにいたために、試合の流れを変える事になった。
 8回裏、ホークス3番手・ファルケンボーグに対し2アウト2、3塁のチャンスを作って、4番・ラミちゃんのレフト前で2点を返すと、9回裏にはホークスのストッパー・馬原から、6番・亀井が右中間スタンドへの一発で1点を返し、尚も2アウトながら3塁と攻め立てた。だが、1番・坂本が三振に倒れ試合終了。
 そして他球場では、まー君(ノムさん(ry)がノリさんの援護もあってオレ竜相手に開幕7連勝を飾った。(セ4勝:パ2勝)

 続く2戦目のホークス先発が球界を代表する左腕・和田という事もあり、誰もがホークスの連勝を予想したのだが、1回裏に1番・坂本がセンター前に打ち返し、3番・小笠原がレフトスタンドに2ランを叩きこんで先制して機先を制すると、3回裏に和田のワイルドピッチと4番・ラミちゃんショートゴロで2点を追加し、4回表に7番・多村仁志のレフト前で1点返されるも、すぐその裏に7番・しんちゃんの「会心の当たり」と自画自賛した2ランで2点追加し、5回裏にはラミちゃんの犠牲フライで1点追加して、和田をマウンドから引きずり下ろし、7回裏にもラミちゃんがバックスクリーンへ叩き込んで1点をダメ押しした。
 ここまで負け知らずのTHLZ先発・ゴンザレスは、多村仁志の4打数4安打を含め、7回までに9安打を浴びながらも2失点に抑え、移籍してから5連勝負け無しと、「球団外国人投手の開幕からの連勝記録」を更新した(球団記録は沢村栄治投手の開幕6連勝)
 一方ホークスは、この敗戦で交流戦の連勝が6で止まった。
 そして他球場では、館山(スワローズ)が開幕6連勝を飾るとともに、去年から12連勝とし、大投手・金田正一氏の持つ連勝の球団記録を抜き去った。(セ3勝:パ2勝(1試合中止→翌日パ1勝))

 THLZは西武ドームに出向き、去年のアジア一・ライオンズとの2連戦に臨んだ。
 その初戦の2回表、この回先頭の谷(夫)の2ベースから、続く亀井の送りバントで3塁へ進め、しんちゃんの犠牲フライで1点を先制。
 4回裏に中島の一発で追いつかれ、5回表にこの回先頭の亀井が出塁すると、続くしんちゃんに送りバントを命じたら失敗したものの、続くキムタクの2ベースで2、3塁とチャンスを広げ、坂本のレフト前で再び1点を勝ち越した。
 しかしすぐその裏、先頭の平尾にライトスタンドに運ばれ、再び試合は振り出しに。

THLZは9回までに
先頭打者を出塁させる事
7回
送りバントをさせる事
5回
(4回成功、1回失敗)

しかし
先発・帆足をはじめ
ライオンズ投手陣を
打ちあぐね
2得点のみ


 試合は延長戦に入り10回裏、1アウトから7番・松坂死球、8番・銀仁朗送りバント、9番・佐藤友亮敬遠で2アウト1、2塁とライオンズがサヨナラのチャンスを迎え、1番・片岡の打球が1、2塁間を抜け、2塁ランナー・松坂が3塁を回ろうとした所、前進守備のライト・亀井からの返球がホームに届き、3塁コーチ・清家の静止が遅れ、3塁へ戻ろうとした松坂がコケて挟殺・・・。
 その後、両軍ともに得点できずに・・・

どろどろの
どろ〜
(セ0勝:パ4勝(1分け)(1試合中止→翌々日セ1勝))

 続く2戦目のライオンズの先発は、去年の日本シリーズでTHLZに苦杯を舐めさせた岸。
 その岸から、初回先頭の坂本の2ベースと2番・松本の送りバントで1アウト3塁の先制のチャンスを作ったものの、3番・小笠原、4番・ラミちゃんが倒れ先制できず。
 THLZ先発・東野は、2回まで打者6人に対し5奪三振、3回裏に迎えた2アウト1、3塁のピンチも切り抜け、気合い満々のスタートを切った。
 しかし、4回表の1アウト2、3塁のチャンスを潰したTHLZはすぐその裏、1アウトから1塁ランナー・中島の2塁盗塁を阻止しようとした捕手・しんちゃんの送球がセンターにそれて1アウト3塁とピンチを広げ、5番・平尾のレフト前で先制されてしまう。
 それでも6回表、3番・小笠原と4番・ラミちゃんの連続2ベースで同点に追いつく。
 すぐその裏、1アウト1塁から7番・石井義人をセカンドゴロゲッツー・・・と思いきや、

セカンド古城(!?)
ショートへのトスが
大きくそれて
1アウト1、3塁

万死に値する!!


 その後、8番代打・佐藤友亮をショートゴロに討ち取ったものの、9番・大崎に死球を与えた所で、
東野は豊田にマウンドを譲った。その豊田はカウント2-3から1番・片岡をキャッチャーファールフライに討ち取り、ピンチを切り抜けた。
 すると8回表2アウトから、8番・工藤がライトオーバー3ベースで作った勝ち越しのチャンスに、先程万死に値するエラーをやらかした9番・古城(!?)がライト線に弾き返し、待望の勝ち越し点を奪った。

 7回裏を山口鉄也、8回裏を越智が3者凡退に斬って取り、誰もがTHLZの勝利を確信した・・・のだが、9回裏から登板したクルーンがこの回先頭の8番・野田を歩かせると(代走・松坂)、9番・大崎の送りバントで1アウト2塁とされ、1番・片岡を討ち取って2アウトまで漕ぎ着けた・・・のだが、2番・栗山にライト前に運ばれ、その間に2塁ランナー・松坂が生還し・・・

THLZ
2試合連続の
延長戦へ


 10回表2アウト満塁のチャンスを潰したTHLZは、10回裏に続投したクルーンが1アウト1、3塁とサヨナラのピンチを迎え、
8番・松坂をセカンド古城(!?)の大ファインプレーで討ち取り2アウトと漕ぎ着けた・・・のだが、9番・大崎にセンター前に弾き返されてプロ初打点を献上・・・。
 そして他球場では、前回のTHLZ戦で602日ぶりの勝利を挙げた平野佳寿(檻牛)が、べい★すた相手に約1年10か月ぶりの完封勝利を挙げ、大竹(ミッキー(ry)が6回裏に山崎武司(ノムさん(ry)の一発で失点し、連続無失点記録が43イニングで途切れた。(セ2勝:パ3勝(1分け))

 交流戦前半戦を勝利で締めたいTHLZの最後の相手は、「鬼門」”幕張バレンタインランド”(過去4年7勝13敗)で、しかも足かけ4年で2勝6敗の「鬼門の中の鬼門」千葉マリンスタジアムでの2連戦だった・・・。
 その初戦、THLZ打線は幕張(ry先発・渡辺俊介に対し、序盤3回で2四球のみと抑え込まれ、
ようやく4回表に2アウト2、3塁の先制のチャンスをもらいながら、6番・スンヨプがキャッチャーファールフライに倒れ無得点。
 去年千葉マリンスタジアムでメッタ打ちを食らったTHLZ先発・尚成は、初回の2アウト1、2塁のピンチを切り抜けたものの、5回裏に6番・ベニーのセンターフェンス直撃の2ベースでノーアウト2塁のピンチを招く。しかし、後続を抑えて無失点に凌ぐ。
 渡辺俊介に対し5〜7回表を3者凡退に抑え込まれていた
THLZ打線は8回表、1安打2四球で2アウト満塁の大チャンスをつかみ、3番・小笠原の強いゴロがセンターへ抜けずにショートゴロでチャンスを潰した。
 更に9回表、渡辺俊介から2番手・シコースキーに代わってくれたおかげで、5番・亀井センターフェンス直撃の2ベースと6番・スンヨプ四球1アウト1、2塁のチャンスを得たのだが、7番・しんちゃんファーストファールフライ、8番・工藤空振り三振でそのチャンスも潰してしまう。
 するとすぐその裏、尚成はこの回先頭の2番・堀のレフト線2ベースで、ノーアウト2塁と一打サヨナラのピンチを迎え、誰もがサヨナラ負けを予感した
・・・のだが、3番・サブロー敬遠後、4番・井口が送りバントを2度失敗した揚句にキャッチャーゴロゲッツー(2-5-3)、5番・里崎にホームラン性の大ファールを打たれながらもセカンドゴロに討ち取りそのピンチを切り抜け・・・

THLZ
3試合連続の
延長戦へ


 THLZ打線は幕張(ry2番手・シコースキーと3番手・伊藤義弘に対し、12回表に1安打するのが精一杯。
 一方の幕張(ry打線も、10回裏1アウト1、2塁のチャンスを潰し、12回裏にTHLZ4番手・クルーンが先頭打者を四球で出してくれたのも生かせず・・・

両軍無得点のまま
どろどろの
どろ〜


 そして他球場では、ミッキー(ryが連勝を7に伸ばしていた。(セ2勝:パ3勝(1分け))

 続く2戦目も、両軍とも安打は出るものの得点に結びつかずにいた。
 6回表2アウトから、5番・亀井がカウント0-3からの4球目を”幕張(ry”ファンで満杯のライトスタンドへ叩き込み、THLZ打線は20イニングぶりに得点した。
 しかし7回裏、この回先頭の4番・井口が内野フライ・・・と思いきや、

キャッチャーちゅる岡
落球!!

にょろ〜ん・・・


 その後、盗塁と内野ゴロで1アウト3塁とされ、6番ベニ−をショートフライで2アウトと漕ぎ着けながら7番・大松を歩かせ、8番・里崎にライト前に運ばれ同点に。
 それから8〜9回表裏、両軍とも得点できる気配のないまま・・・

THLZ
4試合連続の
延長戦へ


 10回表、幕張(ry3番手・伊藤義弘から、この回先頭の9番・尚広がセンターオーバー2ベースでノーアウト2塁と勝ち越しのチャンスをつかんだ・・・のだが、1番・坂本見逃し三振、2番・松本空振り三振、3番・小笠原敬遠、4番・ラミちゃんセンターフライで無得点。
 すると12回裏2アウトから、THLZ4番手・クルーンが8番・里崎を歩かせ、9番・今江ライト前で1、3塁と一打サヨナラのピンチを迎え、誰もがサヨナラ負けを予感した
・・・のだが、1番・塀内がカウント1-3からの高めのボール球を空振りし、続く内角真ん中めのストレートを見逃し三振に倒れ・・・

2試合連続
どろどろの
どろ〜




2試合とも
両軍の投手陣が
持てる力を発揮して
1失点のみに抑えた
投手戦

と言うより
ライオンズ2連戦から
打線がタイムリー欠乏症に陥り
それを投手陣がカバーしている
THLZの惨状

投手陣の奮闘を
タイムリー欠乏症の打線が
不意にし続け低迷している
”幕張(ry”の今年
を象徴する
2試合連続
どろどろの
どろ〜
だった。


 そして他球場では、ミッキー(ryの連勝が7でストップし、まーくん(ノムさん(ry)の開幕からの連勝が7でストップし、林昌勇(ノムさん(ry)の開幕からの連続無失点記録(球団記録)が20試合でストップし、千葉マリンスタジアムで9回裏終了した頃にようやく5回裏終了して10対10という京セラドームの打撃戦をオレ竜が制し、福岡Yahooドームでの「仁志」決戦は、横浜の「仁志」が計8打数1安打0打点に対し、福岡の「仁志」が計7打数5安打(1本塁打)3打点と大当たりして、2戦2勝で福岡の「仁志」が制した。(セ2勝:パ3勝(1分け))



かくして
THLZは
プロ野球セ・パ交流戦
前半戦を
4勝5敗3分
で終えた


2009年5月12〜14日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ベイスターズ VS ジャイアンツ
(横浜)

第7戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000300205尚成
2-0-0
越智
2-1-5
ベイスターズ0100010013ウォーランド
2-3-0
ホームラン村田3号(1)[越智]-9裏
第8戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0004110028豊田
1-1-0
ベイスターズ020040201X9山口俊
3-1-1
ホームランジョンソン6号(2)[福田]-2裏
ラミちゃん6号(3)[マストニー]-4表
第9戦
チーム名123456789
ジャイアンツ1035000009グライシンガー
5-2-0
ベイスターズ2000300005藤江
0-1-0
ホームラン村田4号(2)[グライシンガー]-1裏
小笠原10号(1)[藤江]-3表
鶴岡4号(2)[吉川]-4表
村田5号(2)[グライシンガー]-5裏


2009年5月15〜17日
プロ野球セ・リーグ公式戦
カープ VS ジャイアンツ
(マツダスタジアム)

第7戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0003110005ゴンザレス
3-0-0
クルーン
0-0-7
カープ0000200002青木(高)
0-2-0
ホームランラミちゃん7号(3)[青木(高)]-4表
第8戦
チーム名123456789101112
ジャイアンツ0000000000000どろどろの
どろ〜
カープ0000000000000
第9戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0001000012越智
3-1-5
クルーン
0-0-8
カープ0000000101永川
0-3-11
ホームラン脇谷1号(1)[小松]-4表
<6試合分の戦評>
 今の所セ・リーグ首位をひた走るとうきょうはらぼうらんどぜぇた(以下、THLZ)は、ドベに低迷するべい★すたとの3連戦に臨んだのだが、よりによってはらぼうが、この日1軍昇格を果たした中井大介内野手を「8番セカンド」でスタメン起用するという、「おまーべい★すたナメ杉だろーーー」な愚挙に出た。
 しかしTHLZ打線は、べい★すた先発・ウォーランドに対し、過去2回の残塁祭りと打って変わって3回までパーフェクトに抑えられ、THLZ先発・尚成が2回裏に7番・金城のタイムリー2ベースで1点を先制されるというまさかの展開に。
 ちなみに、この日1軍初出場を果たした8番セカンド・中井のプロ初打席(3回表)は

空振り三振


5回表、5番・スンヨプレフト前、7番・しんちゃん死球で得た1アウト1、2塁のチャンスで迎えた中井の第2打席は

空振り三振


 これでチャンスが潰えたと思ったが、9番・尚成がレフト前で続いて満塁とすると、1番・坂本のピッチャーゴロをウォーランドが弾く間に同点に追いつき、2番・松本がショート後方に落して逆転に成功した。
 すぐその裏、7番・金城センター前、8番・細山田四球でノーアウト1、2塁のピンチを迎えた尚成だったが、9番・ウォーランド、1番・石川、2番代打・大西を3者連続三振に斬って取り無失点に抑え、6回裏に吉村の犠牲フライで1点を返されたものの、6回2失点と試合を作ってリリーフ陣に後を託した。
 ちなみに、6回表2アウト2、3塁で迎えた中井の第3打席は

見逃し三振


 その後中井は、すぐその裏の守備でベンチに退いた。
 1点差に追い上げたべい★すたは8回表、べい★すた2番手・木塚で4番・ラミレスを討ち取った後、5番・スンヨプに対しべい★すた3番手・工藤師匠を投入したが、5番・スンヨプ、6番・谷(夫)、7番・しんちゃんの3連打で2点を追加され、9回裏に4番・村田の場外弾で1点を返したものの、この2点が大きく響いた。

 その頃甲子園では、0対0で迎えた9回裏、先頭打者の金本(タイガース)がミッキー(ry2番手・横山の3球目真ん中フォークをレフトに流し打つと、打球は浜風に乗ってレフトスタンドへ・・・

金本
(タイガース)
サヨナラホームラン

チーム通算7000本塁打
達成


 また、その頃岐阜長良川では、6対3で迎えた9回表に登板したオレ竜3番手・岩瀬がスワローズを3者凡退に斬って取り・・・

岩瀬
(オレ竜)
プロ通算200セーブ
達成
(NPB史上4人目)


 続く2戦目は、THLZ先発・福田が2回裏、1アウトから5番・吉村四球、6番・ジョンソン2ランで軽々と2点を先制され、THLZ打線もべい★すた先発・マストニーに対し3回までパーフェクトに抑えられていた。
 4回表、1アウトから2番・松本のショートエラー出塁と3番・小笠原のセンター前で1アウト1、2塁のチャンスと作ると、4番・ラミちゃんがレフトスタンドに叩き込んで逆転に成功し、更に7番・しんちゃんのライト前で2点差に広げ、5回表にも3番・小笠原のレフト前で3点差として、この試合もTHLZの勝利と誰もが思った・・・のだが、5回裏

何て言う失態だ!
先頭打者(6番・ジョンソン)を
出塁させたのみならず
7番・金城、8番・細山田に
連続四球で傷口を広げ
9番代打・佐伯の犠牲フライで
1点を返されただけにとどまらず
2アウトと漕ぎ着けながらも
3番・内川に
満塁のランナーを一掃されて
易々と逆転を許してしまうとは!!
計画を歪めてしまった!!!
嗚呼・・・ヴェータ・・・
俺は・・・
僕は・・・
私は・・・

絶望した!
ボーナスステージ
べい★すた相手に
自滅して逆転された
THLZの失態に
絶望した!!


 6回表にすぐさま同点に追いついたTHLZだったが、7回裏に先頭の9番代打・森笠の出塁を許すと、送りバントとヒットで1アウト1、3塁のピンチを迎え・・・

何て言う失態だ!
3番・内川の
ピッチャーゴロを弾いて
1点取られただけにとどまらず
それを拾った小笠原が
2塁へ悪送球で傷口を広げ
2点目も許す事になってしまうとは!!
計画を歪めてしまった!!!
嗚呼・・・ヴェータ・・・
俺は・・・
僕は・・・
私は・・・



 べい★すた2点リードで迎えた9回表、べい★すた5番手の右腕・山口俊が1アウトから1番・坂本、2番・松本に連続四球で1アウト1、2塁とすると、3番・小笠原をライトフライに討ち取り(その間に2塁ランナー坂本が3塁へ進塁)、4番・ラミレスを早めに追い込み、カウント2-2(4球目に1塁ランナー松本が2塁へ盗塁)からの5球目内角スライダーを打たせてセカンドフライに討ち取って試合終了・・・のはずだった・・・

この日1軍昇格

スタメン出場の
セカンド北川
落球

絶望した!
こんな間抜けな失態で
追いつかれるべい★すたに
絶望した!!


 すぐその裏、THLZ4番手・豊田から、抑えに失敗した9番・山口俊がセンター前で出塁すると、1番・石川の送りバントで2塁に進塁し、更に落球した2番・北川がレフト前でサヨナラのチャンスを広げた。 そして3番・内川を敬遠して満塁とし、4番・村田との勝負を選んだTHLZバッテリーは、カウント2-1と追い込み、村田の意識が外角に向いていると感じ取り、体を起こすべく内角にストレートを投じた・・・のだが・・・

その
内角ストレートは
村田のユニフォームの
左腕の袖をかすめた

何て言う失態だ!
これ程まであっけない
押し出し死球で
45年間犯さなかった失態
(押し出し死球でサヨナラ負け)
を演じてしまうなんて!!
計画を歪めてしまった!!!
嗚呼・・・ヴェータ・・・
俺は・・・
僕は・・・
私は・・・

絶望した!
ボーナスステージ
べい★すた相手に
間抜け過ぎる敗北を喫した
THLZの失態に
絶望した!!


 両チーム1勝1敗で迎えた3戦目は、前回好投を許したべい★すた先発のルーキー・藤江に対し、1番・坂本レフトオーバー2ベース、2番・松本ピッチャーゴロエラー、3番・ショートゴロゲッツー崩れで、THLZが1点を先制したものの、すぐその裏にTHLZ先発・グライシンガーが昨日の押し出し死球で当たりを取り戻した(?)4番・村田の2ランで逆転を許してしまった。
 しかし3回表、3番・小笠原がライトスタンドに叩き込んで同点に追いつくと、1アウトから5番・スンヨプ、6番・亀井、7番・脇谷の3連打で満塁のチャンスを作り、この日スタメンマスクの8番・ちゅる岡が<FICTION>スモークチーズへの欲望を力に変えて</FICTION>センターへ打ち上げ逆転し、更に9番・グライシンガーがライト前に運んで、この回2点を勝ち越した。
 続く4回表、2アウト2塁から5番・スンヨプのライト前で1点、更に2アウト2、3塁から7番・脇谷のライト前で2点、とどめは8番・ちゅる岡が<FICTION>スモークチーズへの欲望を力に変えて</FICTION>右中間スタンドに叩き込んで、THLZはここまでで計9点を奪った。
 THLZ先発・グライシンガーは、5回裏に4番・村田の2ラン等で3点を失ったものの、8回まで11安打を浴びながらも5点に抑え、9回裏にはこの日1軍登録されたクルーンが4者凡退に抑え、THLZはボーナスステージべい★すた相手に打撃戦を制した。

 かくしてボーナスステージべい★すた3連戦を勝ち越したTHLZは広島に出向き、6試合1勝4敗1分と分が悪い「ミッキーとマーティ=ブラウン」との3連戦に臨んだ。
 THLZはここまで無失点のゴンザレスを先発投手に立て、ミッキー(ry先発をルイスと予想して、左打者を並べた・・・のだが、ミッキー(ry先発は左腕・青木高広で、その青木に対しTHLZ打線は3回までパーフェクトに抑え込まれていた。
 しかし4回表、1アウトから2番・松本センター前、3番・小笠原ライト前で1、2塁のチャンスを作ると、4番・ラミちゃんが初球を広ーいマツダスタジアムのレフトスタンドに運んで3点を先制し、5回表にも1アウト3塁で1番・坂本レフト前で1点を追加した。
 THLZ先発・ゴンザレスは4回まで無失点に抑え、5回裏も2アウトを簡単に取ったのだが、9番代打・末永レフト前と1番・東出左中間2ベースで2アウト2、3塁のピンチを迎え、2番・赤松レフト前で遂に移籍後初失点を喫して、2点差に詰め寄られた。
 しかし、6回表に相手エラーで1点追加すると、ゴンザレスは6回まで投げ、その後は山口鉄也−越智−クルーンのリレーで逃げ切った。

 前日のミッキー(ry先発を苦手としているルイスと予想していたTHLZは、前日に1軍昇格して今季初勝利を狙う内海を2戦目の先発投手に立てた・・・のだが、ミッキー(ry先発はその苦手としているルイスだった。
 THLZ打線はそのルイスに対し、2回表と5回表に先頭打者を出塁させらがらもいずれもゲッツーでふいにし、6回表と7回表にランナーを2塁まで進めながらもいずれもあと1本が出ず、本塁どころか3塁すら踏めなかった。

 一方内海は、1回裏2アウトからヒットを打たれて不安視されたが、4番栗原を空振り三振に斬って取り、3回裏には9番・ルイスに四球を与えたものの次の東出でゲッツーに仕留め、5回裏に1アウト1、2塁とこの日初めて2塁にランナーを進めたものの、本塁はおろか3塁すら踏ませず、2回裏、4回裏、7回裏は3者凡退に抑えた。
 8回表に工藤を代打に送られ、この回に勝ち越し点が取れず、

これで内海は
またしても
勝てなかったわけ

だが
7回2安打3四球3奪三振
無失点
確かな手応えを
つかんだ
様に思えた


 7回までは両軍の先発の柱の投手戦が展開されたが、8回からは両軍自慢のリリーフ陣の投手戦が展開された。

8回表
シュルツ
3者凡退
8回裏
山口鉄也
3者凡退

9回表
永川
3者凡退
9回裏
越智
3者凡退

10回表
横山
3者凡退
10回裏
MICHEAL!?
3者凡退!!?

11回表
梅津
4者凡退
11回裏
豊田
5者凡退

12回表

3者凡退
12回裏
クルーン
3者凡退

結局
両軍ともに
本塁どころか
3塁すら踏めず

どろどろの
どろ〜


 3戦目は雨の影響から、1時間遅れの試合開始となった。
 この3連戦を勝ち越しべく、対ミッキー(ry戦13イニングで1失点の東野を先発マウンドに送り込んだTHLZに対し、ミッキー(ryは1軍2試合目で初先発のルーキー・小松を先発マウンドに送り込んだ。

1回表
ノーアウト1、2塁で無得点
2回表
2アウト1、2塁で無得点
3回表
1アウト1、2塁で無得点
ここまで
ミッキー(ry先発
ルーキー・小松
相手に
4安打1四死球1相手失策
無得点
6残塁の拙攻

だがしかし

1回裏
2アウト2塁で無得点
2回裏
2アウト満塁で無得点
ここまで
THLZ先発・東野
相手に
2安打2四死球1相手失策
無得点
4残塁の拙攻

両軍
序盤から
残塁合戦を展開


 4回表、この回先頭の7番・脇谷の放った打球は、ライトの頭を越え、ライトのフェンスをも越えて、ライトスタンド最前列にスタンドインして、THLZがようやく1点を先制した。

 その後両軍の打線は、両先発相手にランナーを出しながらも決定打が出ず、

7回終了時点

THLZ
7安打2四死球1相手失策
1得点
9残塁の拙攻

ミッキー(ry
5安打3四死球
無得点
7残塁の拙攻


 そして8回裏、THLZ2番手・越智がこの回先頭の2番・赤松を四球で出し、3番・梵送りバント、4番・栗原センターフライで2アウト3塁のピンチを迎え、5番・マクレーンへの2球目が頭部付近を通過する間に3塁ランナー・赤松が同点のホームイン。
 しかし9回表、サヨナラ勝ちへ持ち込むべく、ミッキー(ryは3番手に永川を投入したのだが、1アウトから9番代打・しんちゃんの放った打球はライトの前にワンバウンドしてからライトの左脇をすり抜けフェンスに到達し、その間にしんちゃんは3塁に到達すると、1番・坂本への2ナッシングからの3球目フォークが暴投となり、3塁ランナー代走・工藤がホームイン。
 すぐその裏をクルーンが3者連続三振に斬って取り、どうにも締まらないこの試合を締めくくった。



 かくしてTHLZは、38試合を消化して25勝10敗3分け貯金15、セ・リーグ首位で、プロ野球セ・パ交流戦へと突入する事となった。


2009年5月2〜4日
プロ野球セ・リーグ公式戦
タイガース VS ジャイアンツ
(甲子園)

第4戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0004010016山口(鉄)
3-0-0
越智
2-1-2
タイガース1010007005藤川
1-1-2
ホームラン坂本2号(3)[能見]-4表
谷(夫)1号(1)[能見]-5表
坂本3号(1)[藤川]-9表
第5戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0100210004ゴンザレス
1-0-0
タイガース0000000000ジェン
0-1-0
第6戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000000000内海
0-3-0
タイガース00203100X6下柳
2-2-0


2009年5月5〜7日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS ベイスターズ
(東京ドーム)

第4戦
チーム名123456789
ベイスターズ0001210206ウォーランド
2-2-0
山口俊
2-0-1
ジャイアンツ0011000204東野
2-2-0
ホームランジョンソン3号(1)[東野]-4表
村田2号(2)[東野]-5表
ジョンソン4号(1)[野間口]-6表
坂本4号(2)[高崎]-8裏
第5戦
チーム名123456789
ベイスターズ0001100002真田
0-1-0
ジャイアンツ200000001X3山口(鉄)
4-0-0
ホームラン内川4号(1)[尚成]-4表
金城2号(1)[尚成]-5表
坂本5号(1)[真田]-9裏
第6戦
チーム名123456789
ベイスターズ0001101003山口俊
2-1-1
ジャイアンツ00000016X7西村(健)
2-0-0
ホームラン内川5号(1)[福田]-4表
ジョンソン5号(1)[福田]-5表
スンヨプ5号(1)[藤江]-7裏
小笠原7号(3)[山口俊]-8裏
スンヨプ6号(2)[山口俊]-8裏
しんちゃん4号(1)[山口俊]-8裏


2009年5月8〜10日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS ドラゴンズ
(東京ドーム)

第7戦
チーム名123456789
ドラゴンズ0002020004山井
0-2-0
ジャイアンツ30212002X10グライシンガー
4-2-0
ホームラン小笠原8号(3)[山井]-1裏
スンヨプ7号(2)[ネルソン]-3裏
ブランコ6号(1)[グライシンガー]-4表
第8戦
チーム名123456789
ドラゴンズ0000000101チェン
2-2-0
ジャイアンツ02000100X3ゴンザレス
2-0-0
越智
2-1-3
ホームランしんちゃん5号(2)[チェン]-2裏
ラミちゃん4号(1)[チェン]-6裏
第9戦
チーム名123456789
ドラゴンズ1120001207齊藤
2-1-0
ジャイアンツ10023002X8MICHEAL
1-1-0
越智
2-1-4
ホームラン小笠原9号(2)[川井]-5裏
ラミちゃん5号(1)[川井]-5裏
坂本6号(2)[齊藤]-8裏
<訃報>
 この訃報は正直信じられないわ・・・。

 1968年にRCサクセションを結成し、1970年に「宝くじは買わない」でデビューすると、「僕の好きな先生」、「雨あがりの夜空に」、「スローバラード」等の大ヒット曲を世に出した一方で、「い・け・な・いルージュマジック」では坂本龍一氏との衝撃的な口づけを披露したり、反原発を取り扱った曲やパンクロック風にした「君が代」等といった政治的なメッセージを織り込んだ曲も歌い、まさに

「ロックの神様」


であったロック歌手・忌野清志郎(本名:栗原清志)氏が、5月2日深夜に癌性リンパ管症のため、東京都内の病院で死去した
 58歳、実に若過ぎる死であった。
 2006年7月に喉頭癌で入院し、2008年2月に日本武道館公演で復活したものの、同年7月に転移が判明し、治療に専念していたという。


<9試合分の戦評>
 世間はゴールデンウィークに突入し、このかき入れ時にセ・リーグ6球団は9連戦(5/2〜10)を戦う事となっていた。
 貯金7を稼いでいるとは言え、3連続完封負けと言う約半世紀ぶりの失態を演じて、何時ドベに転げ落ちるか戦々恐々のとうきょうはらぼうらんどぜぇた(以下、THLZ)は、この9連戦を如何に戦うか頭を悩ます所。

 THLZの9連戦の最初のカードは、リニューアルされた甲子園でのタイガース3連戦なのだが、どうもTHLZは去年からタイガース相手に1引き分け挟んで9連勝していたらしい。
 ただその初戦の序盤は、THLZ先発・グライシンガーが簡単に失点を重ねる一方で、タイガース先発・能見が快調なピッチングで無失点に抑え、

タイガースが
THLZ相手に
9連敗なんて
そりゃ何かの
間違いだったのだよ


と誰もが思った4回表、1アウトから4番・ラミちゃんの2ベースを足掛かりに5番・「世界の亀井様」のライト前で1点を返すと、2アウトで7番・しんちゃんのファーストゴロをファースト・関本がエラーして2アウト1、3塁とすると、8番・坂本が能見の6球目ストレートにバットを一閃させると、打球はレフトスタンドへ・・・。
 その後、5回表にも谷(夫)のソロもあって、THLZが3点のリードを奪った。
 しかし7回裏、グライシンガーが8番・狩野の2ベースを足掛かりに9番代打・藤本のライト前で1点を返されると、1番・赤星の一塁方向へのへのセーフティーバントをグライシンガーが悪送球してノーアウト2、3塁とし、2番・関本のセンターへの犠牲フライで更に1点を返され、3番・鳥谷もTHLZ2番手・山口鉄也からセンターへ犠牲フライを打ち上げ、同点に・・・。
 そして同点で迎えた9回表、

藤    川    投    入


誰もがタイガースのサヨナラ勝ちを予感した
・・・のだが、この回先頭の8番・坂本が藤川の3球目151km/h内角ストレートにバットを一閃させると、打球はレフトスタンドへ・・・。

坂本
プロ初の
1試合2本塁打


 その裏、ライト・「世界の亀井様」がずっこけて2アウト3塁のピンチを迎えたものの、THLZ3番手・越智が無失点に抑え・・・

THLZ
タイガース相手に
1引き分け挟んで
10連勝
(18年ぶり)


 続く2戦目は、THLZ・ゴンザレス、タイガース・ジェンという、今季新加入した両右腕同士の先発で始まったのだが、2回表2アウト1、2塁で前日の立役者・坂本のレフト前で1点を先制すると、5回表にはTHLZ先発・ゴンザレスが自らレフト前で出塁し、1番・松本のセンター前で一挙に3塁を陥れ1アウト2、3塁のチャンスを作り、3番・小笠原のライト前で2点を追加させ、6回表にはまたも坂本のレフト前で1点をダメ押しした。
 自ら出塁、得点したTHLZ先発・ゴンザレスは、7回散発4安打無四球、2塁を踏ませたのは1回(3回裏、赤星の2塁盗塁)だけと、タイガース打線を無失点に抑え込み、過去に手術した右肘を考慮され、94球で降板した。
 一方、5回裏終了時点で、

金本
(タイガース)
1500試合連続出場
達成
(NPB史上2人目)


 記念すべき試合を勝利で飾りたいタイガース打線が 8回裏、THLZ2番手・豊田に襲い掛かって1アウト満塁としたものの、豊田が2番・関本を三振に取り、THLZ3番手・山口鉄也が3番・鳥谷をたった2球で討ち取って無失点に切り抜けると、9回裏には山口鉄也が4番・金本をもたった1球で討ち取り、THLZ3番手・越智も5番・新井、6番・葛城をたった3球で片づけて・・・

THLZ
タイガース相手に
1引き分け挟んで
11連勝
(68年ぶり)


 この試合勝てばタイガース戦12連勝の新記録となる3戦目だったが、

THLZ先発は
開幕してから
ここまで未勝利の
内海だった。


 その内海は初回からランナーを許す「勝てる気がしない」ピッチングを展開し、3回裏1アウトで1番・赤星のサードゴロを

サード小笠原
トンネル


それをきっかけに内海は、3番・鳥谷のショートゴロと4番・金本の右中間2ベースで2点を失った。
 何とか逆転したいTHLZは

4回表
1アウト1、3塁

5回表
2アウト満塁


と2度の得点機を、タイガース先発・下柳の術中に潰されてしまった。
 これで精神的に切れた内海は、2アウトから3連打で2点を失い降板し・・・

これで内海は
またしても
勝てなかったわけだが


 5点ビハインドで5回裏が終了し、

しんちゃん
(THLZ)
1500試合出場
達成
(NPB史上430人目)


したものの、反撃の糸口すらつかめないまま・・・

THLZ
タイガース相手に
1引き分け挟んで
12連勝
なしよ


 そして、この試合でTHLZ打線がチャンスを逸し続けた事が、思わぬ形で尾を引く事になろうとは、誰もが思いもよらなかった。

 本拠地・東京ドームに戻ったTHLZは、ボーナスステージべい★すた3連戦を迎えた。  THLZ先発・東野は序盤から荒れたピッチングで毎回の様にランナーを出しながらも、べい★すた打線の拙攻に救われていた。
 一方、THLZ打線は

1回裏
2アウト満塁で無得点

3回裏
1アウト1、2塁で
4番・ラミちゃん
右中間2ベース
1点先制

その後の
2アウト満塁で無得点

同点で迎えた
4回裏
1アウト2塁で
1番・尚広
センター前
1点勝ち越し

その後の
1アウト2、3塁で無得点

ここまで
べい★すた先発
ウォーランド
相手に
8安打2四死球2得点
7残塁の拙攻


 5回表、1アウト3塁のピンチを迎えた東野は、3番・内川を空振り三振に討ち取り、続く4番・村田に対し真っ向勝負を挑み、カウント2-2からの6球目で外角ストレートを投じ、対する村田はそれにバットを一閃させると、打球はライトスタンドへ・・・。

東    野    轟    沈
 その後、6回表に6番・ジョンソンのこの日2本目のホームランでリードを2点に広げ、7回裏のマウンドに上げたのは、

5月5日
46歳のお誕生日

工藤師匠
(べい☆すた)

1番・尚広
ショートゴロ
2番・キムタク
空振り三振
3番・小笠原
セカンドゴロ

工藤師匠
バースデイ登板で
見事三者凡退


 一方、8回表にまたしてもMICHEALが2点を失い、おかげでその裏に坂本が2ランを打ったのに同点に追い上げられず、 9回裏にはべい★すたの新ストッパー・山口俊に三者凡退に抑えられ・・・

何て言う失態だ!
ボーナスステージ
べい★すた相手に
拙攻を繰り返して
敗北するとは!!
計画を歪めてしまった!!!
嗚呼・・・ヴェータ・・・
俺は・・・
僕は・・・
私は・・・

絶望した!
ボーナスステージ
べい★すた相手に
間抜けな負け方をした
THLZの失態に
絶望した!!


 続く2戦目にはらぼうは、最近好調の坂本を1番に、松本を2番に据えて、打線の復調を期した。
 すると1回裏、1番・坂本が四球で出塁すると、2番松本のライト線3ベースで1点を先制し、3番・小笠原のファーストゴロで更に1点を追加して、新オーダーで幸先の良いスタートを切った。

そう・・・
スタートだけは幸先良かった・・・。

2回裏
ノーアウト1、2塁で無得点

3回裏
1アウト1、2塁で無得点

ここまで
べい★すた先発
マストニー
相手に
6安打2四死球2得点
6残塁の拙攻

すると
4回表
3番・内川
右中間スタンドへソロ
5回表
7番・金城
レフトスタンドへソロ

べい★すた
たった2本で同点に


 THLZ先発・尚成はホームラン2本を打たれたものの、味方打線の奮起を信じて7回を2失点に抑え、THLZ2番手・山口鉄也も2回を無失点に抑えた。
 しかしTHLZ打線は、2回以降得点できずにマストニーを立ち直らせて7回まで投げ切らせてしまい、8回裏には

何て言う失態だ!
5億3千万円の
焼きナス相手に
無得点に
抑えられてしまうとは!!
計画を歪めてしまった!!!
嗚呼・・・ヴェータ・・・
俺は・・・
僕は・・・
私は・・・

絶望した!
焼きナスすら打ち込めない
THLZ打線に
絶望した!!


 そして9回裏、べい★すた3番手・真田の前に、9番代打・寺内が空振り三振に倒れ、打席には第1打席の四球以外全く仕事ができなかった坂本。

何て言う失態だ!
ボーナスステージ
べい★すた相手に
拙攻を繰り返して
連敗するとは!!
計画を歪めてしまった!!!

 ここまで1番の役割に縛られ、バットを振り出せなかった坂本だったが、真田の投じた初球内角低めシュートにバットを思いきり振り出して空振りした。

嗚呼・・・ヴェータ・・・
俺は・・・
僕は・・・
私は・・・

 そして真田の投じた2球目シュートが真ん中に入り、それにバットを一閃!

絶b

打球はレフトスタンド3階席へ!!

坂本
人生初の
サヨナラホームラン!

まさに起死回生!!


 これでボーナスステージべい★すた相手に勝ち越そうと意気込んだTHLZは、プロの壁に喘いでいるTHLZのドラフト1位ルーキー・太田泰示に2軍戦でプロ初ホームランを献上し、この日プロ初登板となる1年目のべい★すた先発・藤江を相手に・・・

何て言う失態だ!
ボーナスステージ
べい★すたの
しかも
ルーキーバッテリー
(藤江−細山田)
相手に
0点に抑え込まれるとは!!
計画を歪めてしまった!!!
嗚呼・・・ヴェータ・・・
俺は・・・
僕は・・・
私は・・・

絶望した!
ルーキーバッテリーに
面白い様にあしらわれる
THLZ打線に
絶望した!!


 一方THLZ先発・福田は序盤3回を無失点に抑えていたが、4回表には内川に、5回表にはジョンソンにソロホームランを打たれ、2点のリードを許してしまう。
 6回裏、この回先頭の9番・福田のレフト前(プロ初ヒット)と1番・坂本の右中間2ベースでノーアウト2、3塁の同点の大チャンスを迎えた・・・のだが・・・

何て言う失態だ!
普通に打たせりゃ良いものを
3塁ランナーがピッチャーで
左バッターの松本に
スクイズさせたら
ゲッツー食らって
大チャンスをぶっ潰してしまうとは!!
計画を歪めてしまった!!!
嗚呼・・・ヴェータ・・・
俺は・・・
僕は・・・
私は・・・

絶望した!
はらぼうの
ルンバ采配に
絶望した!!


 案の定、7回表に吉村の内野安打でさらに1点を追加され、3点差に広げられてしまった・・・のだが・・・

この後の
1アウト満塁で
べい★すた・大矢監督が
捕手である8番・細山田に
代打を送った事が
試合の流れを変える事に
なろうとは
この時
誰も思わなかった


 7回裏、藤江が2アウトから6番・スンヨプに一発を打たれた所で降板し、その後を受けたべい★すた2番手・工藤師匠がこの回を抑え、藤江のプロ初勝利まであと6アウトとした・・・のだが・・・

8回裏
9番の代打に送られたのが
2日前
工藤師匠に
討ち取られた
尚広
だったのに
べい★すた・大矢監督が
マウンドに上がっていた
工藤師匠から
3番手・高崎に
スイッチした事が
試合の流れを変える事に
なろうとは
この時
誰も思わなかった


 すると、9番代打・尚広レフト前、1番・坂本セカンドライナー、2番・松本四球で1アウト1、2塁のチャンスを作ると、べい★すた・大矢監督が新ストッパー・山口俊を投入し逃げ切りを図り、3番・小笠原がカウント1-3からの5球目ど真ん中ストレートにバットを一閃させると、打球はライトスタンドにギリギリで飛び込んで、逆転に成功した。
 その後、4番・ラミちゃんが見逃し三振に倒れるも、5番・亀井レフト前の後、6番・スンヨプがこの日2本目となる2ランをライトスタンド看板にブチ当て、更に7番・しんちゃんがこの日の朝に亡くなった愛する祖母に捧げる一発を左中間に叩き込んだ。

何て言う失態だ!
首位チームに勝ち越すという
大金星を
捕手交代させて
逃してしまうとは!!
(監督自らが)
計画を歪めてしまった!!!
嗚呼・・・ヴェータ・・・
俺は・・・
僕は・・・
私は・・・

絶望した!
はらぼうのルンバ采配をも
凌駕する
大矢の暗黒采配に
絶望した!!

 その頃ナゴヤドームでは・・・

オレ竜の新大砲
ブランコ

4回裏
ミッキー(ry先発
前田の
初球
内角低めストレートに
バットを一閃

打球は
レフト天井の
スピーカー
直撃

ナゴヤドーム初の
認定ホームラン


 そんなブランコを擁するオレ竜と、THLZは東京ドームで3連戦を戦う事となった。
 その初戦は、結果的には1回の攻防が勝敗を分けた様な感じになった。
1回表
1番・井端
四球
2番・小池
死球
3番・森野
ライトファールフライ
4番・ブランコ
ピッチャー内野安打
1アウト満塁
5番・ベンちゃん
4-6-3のゲッツー
無得点

1回裏
1番・坂本
2番・松本
連続四球
ノーアウト1、2塁
3番・小笠原
ライトスタンドへ
3ラン
3得点


 THLZ先発・グライシンガーは、4回表に4番・ブランコにレフトスタンド看板上の照明の上部にぶち当てられたり、3回表を除いて毎回ランナーを許して、6回9安打3四死球4失点と打ち込まれた・・・と言うより・・・

1回表1アウト満塁
以外にも
2回表1アウト1、2塁
4回表ノーアウト1、2塁
5回表ノーアウト1、2塁

全てゲッツー
6回で4併殺
という
オレ竜の拙攻で
4失点で済まされていた


 一方THLZ打線は、3回裏に6番・スンヨプの2試合連続となる2ランで2点、4回裏に4番・ラミレスのライト前で1点、5回裏に1番・坂本のレフト犠牲フライと2番・松本のセカンド内野安打で2点、8回裏に6番・スンヨプのライト前で2点と、15安打10得点とオレ竜投手陣を打ち込んで、貯金を今季最多の10とした。
 なお、この前日に亡くなった祖母のために放ったホームランボールを捜していたしんちゃんだったが、この日ファンからボールを届け出てもらった。

 続く2戦目は、オレ竜先発が剛球左腕のチェンとあって、THLZの苦戦が予想された。
 だが2回裏、1アウト1塁で7番・しんちゃんが2球目外角スライダーを拾うと、打球はライトスタンドへ吸い込まれ、THLZが2点を先制し、4回裏には6番・スンヨプがブランコに負けじとドームのライト天井にブチ当て、6回裏にもラミちゃんの左中間スタンドへの一発でリードを3点とした。
 THLZ先発・ゴンザレスは、1〜5回まで毎回安打を許しながらも、四死球を与えずに要所を締めて7回無失点に抑え込み、過去に手術した右肘を考慮され、93球で降板した。
 しかし8回表、2番・荒木のライト線2ベースで1アウト2塁のチャンスをつかんだオレ竜が、4番・ブランコのセカンド後方に落ちるどん詰まりのヒットで1点を返すと、THLZ3番手・越智に対し2アウト満塁と攻め立てたが、越智が7番・藤井を三振に斬って取り、9回表も越智が抑え、THLZがオレ竜に連勝し、両リーグ通じて20勝1番乗りを果たした。
 なお、この日のヒーローインタビューで、2日前に亡くなった祖母を思い、しんちゃんはこみ上げてくる感情を抑え切れなかった。

 前日に越智が40球も費やしてしまい、3戦目ではどうにか越智を温存して勝ちたいとはらぼうは思いつつ、東野を先発マウンドに送った。
 その東野は2アウトランナーなしから3番・森野セカンド強襲ヒット、ワイルドピッチ、4番・ブランコの1、2塁間を球足の速いゴロで抜くヒットであっさりと先制されてしまう。
 すぐその裏、1番・坂本右中間2ベース、2番・松本送りバント、3番・小笠原ライト犠牲フライですぐさま同点に追いつく。
 しかし東野は、2回表にオレ竜先発・川井にプロ初打点を献上し、3回表には4番・ブランコと6番・野本のタイムリーを浴びて、立ち直る兆しのないまま、3回4失点でマウンドを降りた。
 オレ竜先発・川井に2〜3回を抑え込まれたTHLZ打線だったが、4回裏1アウト1、2塁で6番・スンヨプの左中間2ベースで2点を返すと、5回裏2アウト2塁で小笠原が右中間スタンドギリギリに運んで逆転し、更に4番・ラミちゃんが左中間スタンド上段に叩き込んで、2点のリードを奪った。
 投げては、4回表から登板したTHLZ2番手・野間口が6回表まで2四死球ながら無失点と好投し、中盤のペースをものにしていた。
 しかし、このまま3タテを食らう様なオレ竜ではなかった。
 7回表に4番・ブランコのライトスタンドギリギリの犠牲フライで1点差とすると、8回表にはTHLZ5番手・山口鉄也を攻め、9番代打・立浪のライト線2ベースで同点に追いつくと、1番・井端のセンター前で逆転に成功した。
 8回裏、この回先頭の7番・キムタクの出塁と、8番・ちゅる岡の送りバントで2塁進塁を許したものの、9番・脇谷をレフトフライに討ち取り2アウトまで来たオレ竜は、1番・坂本に対し5番手・齊藤で討ち取りにかかった
・・・のだが、4球目内角シュートに坂本がバットを一閃させると、打球はレフトスタンドへ・・・。
 しかし、この日のオレ竜はこのまま終わらなかった。
 3番・森野のレフト前と5番・ベンちゃんのセンターオーバー2ベース等で2アウト2、3塁として、前日40球投げた越智を引きずり出し、7番・藤井ストレートの四球で2アウト満塁と、1打逆転の大チャンスを作った
・・・のだが、8番・谷繁が初球を打ち上げ、ファーストファールフライに倒れて万事休す。

 THLZはこの9連戦を7勝2敗と大きく勝ち越せたわけだが

この9試合で
5本塁打12打点

坂本
恐ろしい子!!



2009年4月28〜30日
プロ野球セ・リーグ公式戦
カープ VS ジャイアンツ
(マツダスタジアム)

第4戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000000000内海
0-2-0
カープ00000500X5大竹
1-1-0
第5戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000000000東野
2-1-0
カープ00001010X2齊藤
2-1-0
永川
0-2-8
第6戦
チーム名123456789
ジャイアンツ3000130007福田
2-0-0
越智
2-1-1
カープ0030001004前田(健)
2-3-0
ホームラン小笠原6号(3)[前田(健)]-1表
天谷2号(2)[福田]-3裏
<3試合分の戦評>
 世間はゴールデンウィークに突入し、かき入れ時となった日本プロ野球。セ・リーグでは3連戦の後1日休み、そこから9連戦というキツい日程となっていた(パ・リーグでは9連戦の後、1日休んで3連戦)。
 貯金8を稼いでいるとは言え、ここの所登板過多の上、いくら時折乱調になるとは言え、クルーンを1人欠いて心許なくなったリリーフ陣の負担を減らしたいとうきょうはらぼうらんどぜぇた(以下、THLZ)は、この12試合を如何に戦うか頭を悩ます所だが、まずは今年開場したマツダスタジアムでの初めての3連戦をものにしたい所。

その初戦で、THLZ・内海、ミッキー(ry・大竹という、ともに今季未勝利の先発同士の投げ合いとなった。
 内海が序盤からあやふやなピッチングを展開する一方で、前の試合で完封負けを喫したTHLZ打線は大竹の前に4回まで完全に抑え込まれていた。
 しかしやっぱり勝てていないからか、大竹が5回表にラミちゃんに初安打を許すと、2アウト満塁のピンチを作ったりして、THLZが先制できるかなと思いきや、9番・内海がそのチャンスを不意にし、続く6回表も先頭の尚広を出塁し、1アウト2塁のチャンスを作ったのにも関わらず、3番・小笠原のレフト前で2塁ランナー・尚広を本塁に突入させて憤死させて、2イニング続けてチャンスを潰してしまった。
 するとすぐその裏、先頭の赤松の2ベースでいきなりノーアウト2塁とされた上、続く天谷の送りバントでちゅる岡が間に合わない3塁に送球してノーアウト1、3塁とピンチを広げられたために、ここまで勝てていない内海が5点を失い、見事試合をブチ壊した。
 一方THLZ打線も、広くなったマツダスタジアムに一発攻勢を仕掛けられないのはともかく、出塁する事すらままならず、今季未勝利の大竹に今季初勝利を献上した上、

THLZ
2試合連続
完封負け
(9年ぶり)


 さすがに3連続完封負けは避けたいTHLZ打線だったが、ミッキー(ry先発・齊藤から1〜4回まで毎回安打を放ち、2回表2アウト1、2塁、3回表2アウト満塁のチャンスを作りながらも、そのチャンスを潰してしまう。
 すると5回裏、ここまで好投していたTHLZ先発・東野が2アウト1、2塁のピンチを迎え、1番・東出のレフト前でミッキー(ryに先制を許してしまう。その後も、THLZ2番手・MICHEALが2アウト取っときながら1点追加され、2点差に広げられた。
 一方THLZ打線は、5回以降安打どころかランナーすら出せない有様で、

THLZ
3試合連続
完封負け
(49年ぶり)

何て言う失態だ!
同じ相手に5試合戦って
1勝もできない挙句に
49年間犯さなかった
失態を演じてしまうなんて!!
計画を歪めてしまった!!!
嗚呼・・・ヴェータ・・・
俺は・・・
僕は・・・
私は・・・

絶望した!
最悪を通り越した
THLZの惨敗に
絶望した!!


 THLZが屈辱に塗れた
同じ頃、仙台ではまー君(ノムさんと楽天家な人々)が2対1で劇団ひちょり相手に完投勝利を挙げて・・・

ノムさん
(野村克也監督)
監督通算1500勝達成
(NPB史上5人目)


 今度こそ連敗を止めたいTHLZだったが、ミッキー(ry先発は対THLZ戦通算3勝負けなしの前田健太。

THLZ\(^o^)/オワタ!!


 しかしTHLZは諦め悪く、1回表に1番・松本、2番・脇谷が連続して初球攻撃でノーアウト1、2塁のチャンスを作り、3番・小笠原がバットを一閃すると、広島市民球場より10m程下がったマツダスタジアムのライトフェンスを越えて・・・

THLZ
28イニングぶりの
得点


 しかしやっぱりミッキー(ryに今季まだ勝てていないからか、3回表に2アウト満塁のチャンスを潰してしまうと、すぐその裏、先頭の石原を歩かせると、盗塁とセカンド・脇谷のトンネルで1アウト1、3塁とピンチを広げられ、2番・赤松犠牲フライで1点を返され、更に3番・天谷には広島市民球場より10m程下がったマツダスタジアムのライトフェンスを軽々と越されて、あっちゅー間に同点に・・・。
 THLZは4回表ノーアウト3塁のチャンスも逃し、誰もがTHLZの敗北を予感した。

 だが5回表、2番・脇谷、3番・小笠原が諦め悪く連打でノーアウト1、2塁のチャンスを作ると、5番・「世界の亀井様」がセンターへ運んで勝ち越し、6回表には1アウト1、2塁で2番・脇谷、3番・小笠原の連続タイムリーで3点を追加した。
 2番・脇谷と3番・小笠原がともに4安打と打線を爆発させた一方で、THLZ福田が7回ノーアウトまで3失点に収め、7回裏に1点返されはしたが、休養十分の山口鉄也−豊田−越智のリレーでリードを守り切り・・・

THLZ
連敗脱出

対ミッキー(ry戦
今季初勝利

はらぼう
監督通算400勝達成




 かくしてTHLZは、3試合連続完封負けという思わぬ失態があったものの、

23試合
14勝7敗2分
貯金7
2位とは2.5ゲーム差の
首位


で4月を終えた。


2009年4月21〜23日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS スワローズ

第3戦
(長崎ビッグN)
チーム名123456789
スワローズ0000000000木田
1-2-0
ジャイアンツ31000000X4グライシンガー
3-1-0
第4戦
(佐賀みどりの森)
チーム名123456789
スワローズ0100010002五十嵐
0-1-0
ジャイアンツ00000102X3山口(鉄)
2-0-0
クルーン
0-0-6
ホームランデントナ4号(1)[内海]-2表
第5戦
(福岡Yahoo!ドーム)
チーム名123456789
スワローズ0000000101押本
0-2-0
ジャイアンツ000100001X2越智
2-0-0


2009年4月24〜26日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS ドラゴンズ
(東京ドーム)

第4戦
チーム名12345678910
ドラゴンズ00000001023小林(正)
1-0-0
岩瀬
0-0-5
ジャイアンツ10000000012越智
2-1-0
ホームラン立浪1号(1)[豊田]-8表
しんちゃん3号(1)[岩瀬]-10裏
第5戦
チーム名123456789
ドラゴンズ0000100124岩瀬
0-1-5
ジャイアンツ010010003X5豊田
1-0-0
ホームランラミちゃん3号(1)[チェン]-2裏
小池1号(1)[尚成]-5表
ベンちゃん7号(2)[豊田]-9表
亀井1号(3)[岩瀬]-9裏
第6戦
チーム名123456789
ドラゴンズ3010020118川井
1-0-0
ジャイアンツ0000000000グライシンガー
3-2-0
ホームランブランコ4号(1)[オビスポ]-8表
<訃報>
 4月21日午後、元タレントの清水由貴子女史が静岡県の冨士霊園で、顔に複数の洗剤等の入ったポリ袋を被って死亡しているのを、霊園の男性職員が発見した(享年49歳、警察の調べによると、死亡推定時刻は20日夕方)。遺体の近くには遺書が見つかっており、硫化水素自殺したと見られる。
 なお、近くに母親とみられる80歳前後の女性が車椅子に座ったままうなだれており、病院へ搬送されたものの命に別条はないとの事。
 清水女史は平成18年3月、母親の介護のため芸能活動を引退していた。
 オーディション番組「スター誕生!」出身で、昭和52年に「お元気ですか」で歌手デビューした清水女史だが、自分にとって清水女史の代表作と言えば「欽ちゃんの週刊欽曜日」(1982年〜85年、TBS系)であり、その番組内で結成されたコミックバンド「欽ちゃんバンド」であった。
 欽ちゃん(萩本欽一氏)をはじめ、佐藤B作氏、小西博之氏、風見慎吾(現・風見しんご)氏、清水善三氏といった錚々たる顔ぶれの揃った「欽ちゃんバンド」で、

演奏の途中で由貴子がミスる

B作が厳しく叱責する

それを見かねて善三が由貴子を庇う

それを見てB作が
両手の人さし指を頭の上で交差させ
「善三と由貴子は、アぁチチだぁ〜!」
と囃し立てる

という定番ギャグが毎回展開され、視聴者や観客も清水善三氏との恋仲を信じてしまう程であった。
 その一方で、番組内で生まれた曲「銀座の雨の物語」で小西氏とデュエットしたりもした。

 また、1980年代に日本テレビのアナウンサーとして活躍し、その後は報道番組のディレクター等を務めた荻原弘子(本名・尾崎弘子)女史が、4月19日に癌のため死去した事が、21日にわかった(享年54歳)。

 こうしてまた、テレビっ子として育った自分にとって、馴染み深い2人が逝ってしまった・・・。

<6試合分の戦評>
 一通り5球団と戦い、15試合9勝3敗2分1雨としたとうきょうはらぼうらんどぜぇた(以下、THLZ)だが、早くも出ずっぱりのリリーフ陣の疲労が懸念され、何とかリリーフ陣を休める試合展開に持ち込みたいと考えつつ、長崎−佐賀−福岡の九州遠征に臨む事となった。
 長崎での初戦では、リリーフ陣を休ませるべく、THLZ先発・グライシンガーがスワローズ相手に9回122球3安打11奪三振無失点と完封勝利を挙げた。
 続く佐賀での2戦目では、THLZ先発・内海が先週の雪辱に燃えていたが、2回表にデントナの一発でスワローズに先制され、6回表にも1点追加され、7回表ノーアウト1塁とした所で降板し、ベンチで悔し涙に暮れた。
 一方THLZ打線は、スワローズ先発・館山を打ちあぐね、6回裏に亀井のタイムリーで1点返した後の1アウト満塁のチャンスを潰し、7回裏の2アウト3塁のチャンスも潰したが、8回裏2アウト1、3塁のチャンスで、8番・坂本が右中間に運ぶと、センター・青木が後逸する間に一塁ランナー・しんちゃんもホームインして逆転に成功し、9回表をクルーンが締めて連勝した。
 THLZが佐賀から福岡に辿り着いた4月23日に、東京ではトンデモない事件が起こっていた。

同日未明、東京都港区の公園で酔っ払いが騒いでいるとの通報を受けた警察署員が駆け付けたところ、1人の男が全裸になって、

「シンゴ〜シンゴ〜!」

「裸になって何が悪いっ!!」

等と意味不明な言葉を叫んでいたため、署員がその男を公然わいせつの現行犯で現行犯逮捕した。

で、その逮捕された全裸男の正体はと言うと、

国民的タレントグループ

「地デジよしっ!!」メンバー
(34歳)

だった。
逮捕から約4〜5時間後の飲酒検知では呼気1リットル中0.8ミリグラムのアルコール分が検出される(道路交通法で酒気帯び運転となるレベルは呼気1リットル中0.15ミリグラム)等、逮捕から数時間経っても酔っ払っている状態だったとの事だったが、素直に容疑は認めており、当時の挙動から家宅捜索が入ったものの何も事件性のある物(薬物?)は見つからなかった事もあり、24日に処分保留のまま釈放された。

 それはさておき、1994年5月18日にジャイアンツの背番号17・槙原寛己が完全試合を達成した福岡Yahoo!ドームにて、その背番号17を継いだTHLZ先発・東野が、スワローズ先発・石川との息詰まる投手戦を展開した。
 東野は、毎回の様に出塁を許し、カウントを悪くしながらも、スワローズにホームを踏ませず、7回無失点で味方のたった1点のリードを守り切り、リリーフ陣に後を託した。
 だが8回表、ここまで防御率0.00(自責点0)ながらもこの日で11試合目(17試合中)の登板となったTHLZ2番手・豊田が、先頭の武内の出塁を許し、その代走・福地に2塁盗塁を許し、続く川島慶三には11球粘られて進塁打を許して降板すると、前日からの連投でこの日10試合目(17試合中)の登板となったTHLZ3番手・山口鉄也が、3番・青木にあわやスタンドインの打球を打たれ、同点に追いつかれてしまった。
 しかし9回裏、小笠原の四球と谷(夫)のライト前で2アウトながら1、3塁とサヨナラ勝ちのチャンスを作ると、7番代打・しんちゃんの打球がライトフェンスを直撃し、THLZは今季初のサヨナラ勝ちを決めた。

かくして九州遠征を3連勝で終えたTHLZだったが、出ずっぱりのリリーフ陣の疲労が顕在化し始めていた。
そんな苦境に立たされたTHLZは、本拠地・東京ドームで、よりによって前回3タテしたオレ竜との3連戦を迎える羽目となった。
 苦しい投手事情を打線でカバーしたいTHLZは、その初戦の1回裏に3番・小笠原四球と相手のミスと4番・ラミちゃんの内野安打で1点を先制するものの、2〜8回までで出塁できたのは2四球と1振り逃げの計3回だけで、8回終了時点で外野に打球を飛ばす事すらできなかった。
 それでもTHLZ先発・福田は、オレ竜打線相手に3安打3四球と押し込まれながらも踏みとどまり、6回無失点で味方のたった1点のリードを守り切り、リリーフ陣に後を託すと、開幕から打ちこまれていたTHLZ2番手・MICHEALが相変わらず2アウトから1安打を許すも、無失点に切り抜けた。
 だが8回表、自責点の付いた前日からの連投でこの日で12試合目(18試合中)の登板となったTHLZ3番手・豊田が、先頭の代打・立浪に同点ソロを浴びて同点に追いつかれると、10回表にはこの日で3連投&10試合目(18試合中)の登板となったTHLZ5番手・越智が、1アウトから荒木、井端の連打で1、3塁のピンチを作り、続く森野の当たりがダイブした尚広をすり抜けた間に荒木、井端がホームに生還し、オレ竜に2点のリードを奪われてしまった。
 すぐその裏、オレ竜5番手・岩瀬から、7番・しんちゃんの一発で1点差とし、続く8番・坂本レフト前で同店への足掛かりを築くも、2塁に行った坂本が1番代打・加治前のサードゴロで3塁へ走り出してしまいタッチアウトとなり、続く2番代打・ちゅる岡ライト前で2アウト1、3塁と希望をつないだものの、この日絶不調の3番・小笠原が三振に倒れ、オレ竜相手に痛恨の逆転負けを喫した。

 10試合(18試合中)登板していたクルーンが右手中指の炎症で一軍登録を抹消された中、続く2戦目も接戦となった。  2回裏にオレ竜先発・チェンから4番・ラミちゃんの一発で先制し、5回表にTHLZ先発・尚成の投じたカープが高めに浮いた所を、オレ竜6番・小池にライトスタンドに運ばれ追いつかれるものの、すぐぞの裏に最近絶不調の1番・尚広のレフト前で再び勝ち越し、尚成は6回までオレ竜打線相手に3安打1失点と好投し、THLZ2番手・MICHEALが相変わらず1人出塁を許すも、併殺で無失点に切り抜けた。
 だが8回表、この日で4連投&12試合目(19試合中)の登板となったTHLZ3番手・山口鉄也が3連打で同点に追いつかれると、クルーンの代役としてこの日で3連投&13試合目(19試合中)の登板となったTHLZ4番手・豊田が、4番・ブランコにバットをへし折られながらもレフト前に運ばれ、続くかつての同僚・ベンちゃんに投じた4球目の外角低めフォークが真ん中に入り、ベンちゃんがそれにとらえた次の瞬間、豊田は膝から崩れ落ち、打球はレフトスタンド上段へ・・・

ベンちゃん
プロ通算200本塁打
達成

 オレ竜2点リードの9回裏のマウンドに、オレ竜の守護神・岩瀬が登り、誰もがTHLZの連敗を確信した
・・・のだが・・・

4番・ラミちゃん
カウント2-1からの4球目
しぶとく
セカンド内野安打

5番・谷(夫)
カウント2-3からの7球目
しぶとく
センター前

ノーアウト1、2塁

打席には
6番代打・亀井

打席に向かう亀井に
村田真一打撃コーチが
一言二言

送りバントか?
強行か?
岩瀬が投じた
初球
外角スライダー

亀井がそれを振り抜き
打球は
センターバックスクリーン右へ

まさに
起死回生
逆転サヨナラ3ラン

 勢いそのままに連勝したいTHLZだったが、その先発は前回の先発登板で122球を投じたグライシンガーで、前回の疲労が抜けなかったのか、オレ竜の攻略法が功を奏したのか、1回表に森野、ブランコ、藤井のタイムリーでいきなり3点を先制され、3回表にもベンちゃんの犠牲フライで1点追加され、次回登板を考慮されたのか、5回85球でグライシンガーを降板させた。  その後、豊田、越智、山口鉄也を休めるべく、藤田と西村でしのごうとしたTHLZだったが、6回表にその藤田が1アウトも取れずに1、3塁のピンチを作ると、続く西村もこらえきれず2点を追加され、8回表にはクルーンに代わって一軍昇格を果たしたオビスポが、9回表には尚成に代わって一軍昇格を果たした古川が1点ずつ追加され、差を広げられた。
 一方THLZ打線も、昨年のシーズン初登板でTHLZ相手にプロ初勝利を挙げた今季初登板のオレ竜先発・川井に対し、1〜4回まで毎回安打を放つもつながらず、6回裏の2アウト満塁のチャンスも8番代打・スンヨプが潰し、そのままオレ竜相手に今季初の完封負けを喫した。

何て言う失態だ!
リリーフ陣を疲弊させた挙句に
厄介なオレ竜相手に
負け越してしまうとは!!
計画を歪めてしまった!!!
嗚呼・・・ヴェータ・・・
俺は・・・
僕は・・・
私は・・・




2009年4月14〜16日
プロ野球セ・リーグ公式戦
スワローズ VS ジャイアンツ
(神宮)

第1戦
チーム名123456789
ジャイアンツちゅーしぃー
ちゅーしぃー
スワローズ
第1戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0002030016グライシンガー
2-1-0
スワローズ0010100002木田
1-1-0
第2戦
チーム名123456789
ジャイアンツ1000010002内海
0-1-0
スワローズ01003200X6館山
1-0-0
ホームラン小笠原4号(1)[館山]-1表
川島(慶)3号(3)[内海]-5裏
小笠原5号(1)[館山]-6表


2009年4月17〜19日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ドラゴンズ VS ジャイアンツ
(ナゴヤドーム)

第1戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0103000105東野
2-0-0
クルーン
0-0-3
ドラゴンズ3000000003吉見
2-1-0
ホームランスンヨプ3号(1)[吉見]-2表
ラミちゃん2号(2)[吉見]-4表
スンヨプ4号(1)[吉見]-4表
第2戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000002103山口(鉄)
1-0-0
クルーン
0-0-4
ドラゴンズ0001010002チェン
1-1-0
ホームラン森野5号(1)[福田]-6裏
寺内1号(1)[チェン]-8表
第3戦
チーム名123456789
ジャイアンツ4000200006西村(健)
1-0-0
クルーン
0-0-5
ドラゴンズ0131000005ネルソン
0-1-1
ホームランブランコ3号(2)[尚成]-3裏
ベンちゃん6号(1)[尚成]-3裏
<訃報>
 カープ球団は4月14日、2005年から3シーズンにわたり旧・広島市民球場で、ボールが入った籠を咥えて球審にボールを運んでいた”ベースボールドッグ”として人気を集めたミッキーが、4月8日に死去した事を発表した。
 享年12歳(人間の年齢に換算すると90歳程)。マツダスタジアムの地元開幕戦が行われた4月10日が12歳の誕生日だったという。
 カープ球団は同14日のベイスターズ戦(マツダスタジアム)で球団旗を半旗にし、哀悼の意を示した。

65試合分の戦評>
 9試合の内2度も延長12回を戦い、早くもリリーフ陣の疲労が懸念されるとうきょうはらぼうらんどぜぇた(以下、THLZ)は、何とかリリーフ陣を休める試合展開に持ち込みたいと考えつつ、神宮での3連戦に臨む事となった。
 初戦の昼間から雨が降り始めたものの、それよりも降っていた去年の開幕戦(神宮)で試合を強行された事もあって、今回も強行されると思われたが・・・

ちゅーしぃー
ちゅーしぃー

 前日までの雨が嘘の様に晴れ渡り、改めて行われたスワローズとの今季初戦は、THLZ打線が2回表2アウト満塁のチャンスを潰し、THLZ先発・グライシンガーがスンヨプのフィルダースチョイスで1点を先制されるという、THLZが幸先の悪いスタートを切った・・・のだが、NPB全球団勝利を目指したスワローズ先発・木田が4回表に4番・ラミちゃん死球の後、5番・亀井、6番・スンヨプ連続四球を与えて満塁としてくれると、7番・しんちゃんのバットがへし折られたもののそれが丁度良い具合にセンター前に落ちて同点に追いつき、更に8番・坂本がライトに打ち上げて逆転に成功。
 しかし5回裏、雪辱したい9番・木田がセンター前に運ぶと、1番・福地がレフト前に弾き返して続き、更に2番・川島慶三が絶妙なセーフティバントを決めてノーアウト満塁の逆転のチャンスを作り、3番・青木、4番・デントナがランナーを返せずに倒れたものの、5番・”魔将”ガイエルがベース前に打球を叩きつけ、バウンドが高く上がっている間に1塁を駆け抜け同点に追いついた。  だがそれも束の間、6回表2アウト2、3塁で、1番・尚広が木田のフォークをライト前に運んで再び勝ち越し、この日37歳の誕生日の2番・キムタクがダメ押しタイムリーを放って更に1点を追加し、9回表には5番・亀井のタイムリーで点差を4点に広げ、守ってはグライシンガー−豊田−クルーンのリレーで逃げ切り、THLZは引き分けを挟みながらも6連勝を飾った。

 このまま連勝を7に伸ばそうと内海を先発に立てたTHLZだったが、その内海が大誤算で、2回裏に同点に追いつかれると、5回裏にはよりによって8番・相川、9番・館山に連続四球を与え、1アウト2、3塁で2番・川島慶三にレフトスタンドに叩き込まれ、その後3番・青木のセーフティバントを決められた所で降板となった。
 その後、6回表に小笠原がこの日2本目となるソロで2点差に縮めたものの、すぐその裏にTHLZ2番手・栂野があっさりと2点を奪われ、7回表には相手エラーで得られた1アウト満塁のチャンスで、9番代打・アルフォンゾ三振、1番代打・谷(夫)レフトフライで潰し、そのままTHLZの連勝がストップした。

 なおこの日の午前中、海の向こうの米・シアトルでは、張本勲氏(フライヤーズ(現・ファイターズ)−ジャイアンツ)が23年間で放った日本人プロ野球選手記録(日本プロ野球記録)の3085安打まであと2本としながら、胃潰瘍のために故障者リスト入りし、8試合遅れの開幕となったMLBマリナーズのイチロー外野手が、黒人初の大リーガーであるジャッキー・ロビンソンのデビュー記念日にちなんでロビンソンの背番号「42」を身につけて(両チームの選手全員が着用)、エンゼルス戦に1番・センターでスタメン出場し、

1回裏・第1打席
ショートライナー
3回裏・第2打席
センター前ヒット
日本記録にリーチ

しかし
4回裏・第3打席
ライトフライ
6回裏・第4打席
セカンドゴロ併殺打

そして
7回裏・第5打席
1アウト満塁
フルカウント
カーブをとらえると
打球はライトスタンドへ

イチロー
グランドスラムで
日本人プロ野球選手記録
3085安打
に到達
(NPB1278安打、MLB1807安打)

しかも
張本氏の目の前で

 ナゴヤドームに乗り込んだTHLZは、前日の嫌な雰囲気を払拭する程の快勝を目論んではいた・・・のだが、1回表の攻撃をオレ竜先発・吉見にわずか8球で抑えられると、1回裏の守備では1番・荒木四球の後、2番・井端のレフトオーバー2ベースと、わずか7球で1点を失い、更に5番・和田、6番・野茂との連続タイムリーで計3点を失った。
 誰もがTHLZの大敗を予想した
・・・のだが、2回表にすぐさま6番・スンヨプのソロで1点を返すと、4回表には3番・小笠原センター前の後、4番・ラミちゃんが開幕戦以来の一発を左中間スタンドに運んで追いつき、6番・スンヨプの2打席連続となるソロで逆転に成功した。
 THLZ先発・東野は5回5安打5四球、三者凡退は2回裏のみ、3回裏1アウト満塁、4回裏2アウト2塁、5回裏2アウト1、2塁と、毎回の様にランナーを背負う苦しいピッチングだったが、そのピンチを全て無失点に切り抜けるという恐るべき踏ん張りを見せた。
 追加点が欲しいTHLZは8回表、2アウトながら1、3塁と攻め立て、5番・亀井の時にオレ竜3番手・斉藤の内角スライダーを捕手・小山が後逸し、念願の1点を追加した。
 守っては、6回以降を越智−豊田−クルーンのリレーでオレ竜を無得点に抑え、オレ竜との今季初戦を勝利で飾るとともに、前日の嫌な雰囲気を払拭した。
 なおこの日の午前中、海の向こうの米・シアトルでは、MLBマリナーズのイチロー外野手が、今季初めて自らの本来の背番号「51」を身につけて、エンゼルス戦に1番・センターでスタメン出場し、

1回裏・第1打席
ショートゴロ
4回裏・第2打席
1、2塁間真っ二つ
ライト前ヒット
イチロー
通算3086安打
(NPB1278安打、MLB1808安打)
日本人プロ野球選手記録
更新

しかも
張本氏の目の前で

 このまま連勝したいTHLZだったが、THLZ先発が福田なのに対しオレ竜先発がチェンと、明らかにオレ竜の勝ち決定であり、福田が3回裏のノーアウト1塁の場面をバント処理で切り抜けたものの、4回裏には1点を先制され、その後の2アウト満塁のピンチと5回裏の1アウト1、2塁のピンチを切り抜けたものの、6回表には森野の一発で2点差とされ、THLZ打線も6回まで2安打1死球とチェンの球威あるストレートに抑え込まれ、誰もがオレ竜の勝利を予想した・・・のだが、THLZが7回表に1アウト2、3塁のチャンスを作ると、球威あるストレートを打ちあぐねている6番・アルフォンゾに対して、オレ竜バッテリー(チェン−小田)は何故か変化球を続け、その挙句に7球目のフォークををセンター前に運ばれ1点差にされると、8番・坂本にも2球目のスライダーをレフト線に運ばれ同点とされた。
 そして8回表1アウトで、打席には微距離ヒッターの2番・寺内が6球粘り、カウント2-3からの7球目のストレートを叩くと、打球はレフトスタンドへ・・・

寺内
(プロ3年目)
こんな所で
まさかの
プロ初アーチ

 守っては、7回以降を山口鉄也−豊田−クルーンのリレーでオレ竜を無得点に抑え、オレ竜にまさかの連勝。

 ここまで来たら3タテしたいTHLZは1回表、オレ竜先発・山井に襲い掛かり、小笠原のタイムリーで先制すると、オレ竜の守備の乱れに乗じて更に1点を追加し、その後も7番・しんちゃんレフト犠牲フライと8番・坂本レフト前タイムリーで2点を追加し、幸先の良いスタートを切った。

そう・・・
スタートだけは幸先良かった・・・。

 THLZがその後の2アウト満塁と、2回表の1アウト1、2塁のチャンスを潰すと流れが一変し、2回裏には先頭の5番・ベンちゃんを坂本のエラーで出塁させると、2アウトに漕ぎ着けながらも8番・小山の右中間3ベースで1点返され、3回裏には2アウト2塁から4番・ブランコのレフトスタンド5階席中断に届く超特大の一発と5番・ベンちゃん左中間スタンドに突き刺さる一発であっちゅー間に追いつかれ、4回裏にTHLZが先発・尚成を諦め2番手・西村健太朗にスイッチするも、その西村が1番・荒木にセンター前に運ばれ、とうとう試合をひっくり返されてしまった。
 THLZ打線もオレ竜2番手・ネルソンの前に3回表と4回表を連続3者凡退に倒れ、5回表も簡単に2アウトとなって、誰もがオレ竜の勝利を予想した
・・・のだが、6番・スンヨプが四球で出塁すると、7番・しんちゃんが初球を叩くと、その打球がライト線を転がる間に1塁ランナー・スンヨプが本塁に生還して同点に追いつくと、3塁に到達したしんちゃんを8番・坂本がレフト前ヒットで本塁に生還させて再逆転に成功した。
 その後THLZが、6回表2アウト1、2塁、7回表2アウト2、3塁、8回表2アウト1、2塁のチャンスをことごとく潰し続けたものの、5回以降を越智−山口鉄也−豊田−クルーンのリレーでオレ竜に試合の流れを渡さず、

THLZ
まさかの
ナゴヤドームで
オレ竜3連勝
(2002年以来7年ぶり)


2009年4月7〜9日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ベイスターズ VS ジャイアンツ
(横浜)

第1戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0001400005尚成
1-0-0
ベイスターズ0000010001寺原
0-1-0
第2戦
チーム名123456789
ジャイアンツ20114202012福田
1-0-0
ベイスターズ0000100001工藤師匠
0-1-0
ホームラン小笠原2号(2)[工藤師匠]-1表
アルフォンゾ1号(1)[工藤師匠]-4表
小笠原3号(1)[工藤師匠]-5表
坂本1号(2)[工藤師匠]-5表
第3戦
チーム名123456789
ジャイアンツ1010104209グライシンガー
1-1-0
ベイスターズ0100000012ウォーランド
0-1-0
ホームラン吉村1号(1)[グライシンガー]-2裏
ちゅる岡1号(2)[横山]-8表


2009年4月10〜12日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS タイガース
(東京ドーム)

第1戦
チーム名123456789
タイガース0020020105江草
1-1-0
ジャイアンツ00103110X6越智
1-0-0
クルーン
0-0-1
ホームラン金本5号(2)[内海]-3表
ちゅる岡2号(3)[安藤]-5裏
金本6号(1)[内海]-6表
ちゅる岡3号(1)[渡辺亮]-7裏
金本7号(1)[山口(鉄)]-8表
第2戦
チーム名123456789
タイガース0000001001能見
0-2-0
ジャイアンツ20000020X4東野
1-0-0
クルーン
0-0-2
第3戦
チーム名12345678910112
タイガース0400000110006どろどろの
どろ〜
ジャイアンツ3000030000006
ホームラン新井2号(1)[尚成]-2表
桜井1号(3)[栂野]-2表
スンヨプ2号(2)[アッチソン]-6裏
しんちゃん2号(1)[アッチソン]-6裏
<6試合分の戦評>
 開幕2連敗1分けで今季未勝利のとうきょうはらぼうらんどぜぇた(以下、THLZ)は、これまた開幕3連敗で今季未勝利のべい★すたとの、今季初勝利をかけた3連戦を迎えた。
 初戦のべい★すた先発・寺原はともかくとして、THLZ先発・尚成は去年の開幕戦で盛大にズッコケた事もあり、どちらが今季初勝利を挙げるか、試合前から不透明であった。
 すると、べい★すたが1回裏2アウト1、2塁のチャンスを潰せば、THLZも2回表ノーアウト2塁のチャンスを潰す、不透明な序盤となった。
 4回表、1アウト2塁のチャンスでラミちゃんのライト前2ベースで1点を先制し、その後2アウト満塁のチャンスがありながらも追加点が取れずに終わると、すぐその裏、尚成はノーアウト1、3塁の大ピンチを迎えた。だが、6番・金城、7番・野口を連続三振、8番・藤田を歩かせた後、9番・寺原を三振に斬ってそのピンチを脱すると、THLZが試合の流れをつかむ事となった。
 5回表、ピンチを脱した9番・尚成が3塁前のセーフティーバントで出塁すると、1番・亀井のレフト前と2番・尚広の四球でチャンスを広げ、3番・小笠原がライト前に運んで2点を追加すると、続くラミちゃんもセンター前に弾き返して更に1点を追加し、5番・キムタク四球でノーアウト満塁とした所でべい★すた先発・寺原が降板し、べい★すた2番手・焼きナスからしんちゃんレフト前で更に1点を追加し、この回計4点追加で試合の主導権を握った。
 一方べい★すたは、6回裏ノーアウト満塁の大チャンスに、7番代打・大西が初球を叩いてゲッツーで1点取っただけに終わり、8回裏THLZ3番手・MICHEAL、9回裏THLZ4番手・クルーンのチャンスに得点できず・・・

THLZ
今季初勝利

一方
べい★すた
今季未勝利

 なおこの日、海の向こうの米・ボルティモアでは、

THLZの元・4番打者
松井秀喜
(ヤンキース)
MLB移籍後初の
開幕戦4番スタメン
7回表に初球を叩いて
右中間スタンドに2ラン
しかも
”ミスター”越え達成
(プロ通算445本塁打)

 続く2戦目の先発マウンドに上がったべい★すた・工藤師匠(45歳)は、実働年数を28年と更新(NPB最多記録)した・・・まではよかったものの、

1回表
小笠原
右中間スタンドに
2ラン

3回表
2アウト満塁から
押し出し

4回表
アルフォンゾ
レフトスタンドに
来日初アーチ

5回表
小笠原
ライトスタンドに
ソロアーチ
アルフォンゾ
レフトへ犠牲フライ
坂本(20歳)
レフトスタンドに
今季初アーチ

工藤師匠(45歳)
5イニング
4本塁打8失点


 THLZは6回以降も4点を追加し、守っても初回に正捕手・しんちゃんを右膝打撲で失いながらも、先発・福田が内野ゴロで1点を失っただけで7回を投げ切り・・・

THLZ
2連勝

一方
べい★すた
5連敗

 工藤師匠が4発食らったこの日、全6試合で22本塁打が飛び交った。しかも、

甲子園球場では
金本(41歳)
(どんでんず)
(タイガース)
1回裏
ライトスタンドへ
先制3ラン
3回裏
センターバックスクリーンへ
中押し2ラン
5回裏
ライトスタンドへ
ダメ押しソロ
自身初
3打席連続本塁打
(しかもセ・リーグ最年長記録)

東京ドームでは
稲葉
(劇団ひちょり)
3回裏
右中間スタンドへ
中押し2ラン
5回裏
右中間スタンドへ
勝ち越し2ラン
7回裏
レフトスタンドへ
決勝ソロ
これまた
自身初
3打席連続本塁打

 また、工藤師匠(45歳)が登板したこの日、41歳の下柳(どんでんずタイガース)が今季初勝利を挙げ、40歳の木田(スワローズ)が11年ぶりに先発での勝利を挙げた。

 ここまで来たら3タテしたいTHLZだったが、

1回表
1点先制後の
1アウト2塁で無得点

2回表
1アウト2塁で無得点

3回表
1点追加後の
1アウト2、3塁で無得点

4回表
2アウト満塁で無得点

5回表
1点追加後の
2アウト1、2塁で無得点

6回表
2アウト満塁で無得点

ここまで
べい★すた先発
ウォーランド

べい★すた2番手
真田
相手に
11安打4四球3得点
12残塁の拙攻

しかし
7回表
1点追加後の
2アウト1、3塁で無得点
ではなく
3番・小笠原
レフトオーバー2ベース
2点追加
4番・ラミちゃん
レフト前
1点追加

その後
8回表
2点追加後の
1アウト1塁で無得点

9回表
2アウト1塁で無得点

9回を終えて
べい★すた投手陣相手に
18安打6四球9得点
15残塁の拙攻

 一方、ここまで5試合で内野ゴロの間に3点しか取れていないべい★すたは、2回裏一時同点となる吉村の今季自身初&今季チーム初となる一発と、9回裏に今季チーム初のタイムリーが飛び出し、今季初めて1試合2点を奪い・・・

THLZ
6試合終えて
3勝2敗1分
貯金1

一方
べい★すた
6試合終えて
0勝6敗0分
借金6

 なおこの日、海の向こうの米・ボルティモアでは、

THLZの元・大黒柱
上原浩治
(オリオールズ)
MLB初登板&初先発
ヤンキースの4番
松井秀喜相手に
1回表セカンドゴロ
3回表ショートライナー
5回表レフトフライ
3打席完封
5回1失点
MLB初勝利

<訃報>
 米現地時間4月8日のアスレチックス戦で6回無失点と好投したMLBエンゼルスのニック・エイデンハート投手が、試合終了後に米カリフォルニア州アナハイム近郊で交通事故(エイデンハート投手ら4人の乗った車に信号無視の車が衝突)に遭い、死亡(同乗していた3人のうち2人も死亡)した(享年22歳)。

 気を良くして東京ドームに戻ったTHLZは、今季初、かつ1700試合目となるどんでんずタイガースとの「伝統の一戦」を迎えた。
 その初戦で、いきなり火を噴いたのは”アニキ”金本(41歳)のバットだった。
 3回表2アウト2塁で、THLZ先発・内海のカウント1-1からの外角高めに浮いたカーブを振り抜くと、打球はライトスタンドに着弾し、タイガースが2点を先制した。
 だが、その一方で・・・

<FICTION>
ちゅる岡 「かんとく〜かんとく〜
スモークチーズくださいな」

はらぼう 「今日チームを勝たせたらね」
ちゅる岡 にょろ〜ん・・・
</FICTION>

 3回裏に1点を返し、1点ビハインドで迎えた5回裏1アウト1、2塁のチャンスに、打席には2日前の右膝打撲で欠場のしんちゃんに代わってスタメンマスクの8番・ちゅる岡。
 タイガース先発・安藤のカウント0-1からの内角ストレートにバットを一閃させると、打球はレフトスタンドに着弾し、THLZ2点リードに変わった。
<FICTION>スモークチーズへの欲望恐るべし</FICTION>

 だが、その直後の6回表、この回先頭の金本が、内海のカウント1-1からの内角低めに沈むチェンジアップに対応して振り抜くと、再び打球はライトスタンドに着弾し、タイガースが1点を返した。
 その後、内海は続く5番・新井の打球を右足に受け降板し、越智にスイッチしたものの同点に追いつかれてしまった。
 だがすぐその裏、2アウト1塁からこの日5番スタメンの亀井がライト線に運び、ライトが処理をもたつく間に1塁走者・小笠原が激走して再び勝ち越すと、7回裏にはまたしても8番・ちゅる岡が<FICTION>スモークチーズへの欲望を力に変えて</FICTION>バットを一閃させ、THLZがリードを2点に広げた

しかしこの試合
このままでは終わらなかった。

 8回表、この回先頭の金本に対し、THLZ3番手・山口鉄也がカウント2-1と追い込んでいた。しかし金本は、4球目のスライダーをファールでしのぐと、5球目の内角寄り145km/hストレートを振り抜くと、レーザービームと化した打球は三度ライトスタンドに着弾。

金本(41歳)
(タイガース)
球団初&セ・リーグ初
1シーズン&月間
2度目の”3連発”
(しかも中1日)

 この回1点止まりだったものの、9回表には1点差でTHLZ5番手・クルーンという、タイガースにとってはビッグチャンスが待ち構えていた・・・はずだったが、そのクルーンが9番代打・桧山をファーストファールフライに打ち取ると、苦手としている1番・赤星、2番・平野をあっさりと三振に斬って取り、THLZが1700試合目の「伝統の一戦」を1点差でものにした。
「鶴と亀で、虎を退治したでござる。」
の巻

 なおこの日、京セラドームでも

ラロッカ
(バファローズ)
3回裏
レフトスタンドへ
逆転3ラン
5回裏
レフトスタンドへ
勝ち越し2ラン
7回裏
レフトスタンドへ
ダメ押し2ラン
これまた
3打席連続本塁打

 またこの日、「ミッキーとマーティ=ブラウン」の新本拠地球場”MAZDA ZOOM-ZOOM STADIUM広島”(略称:マツダスタジアム)がオープンし、こけら落としとなったミッキー(ry対オレ竜戦が行われた(結果は11対3でオレ竜の勝利)。
 更にこの日、

べい★すた
7試合目にして
今季初勝利

 続く「伝統の一戦」の2戦目は、THLZ先発・東野とタイガース先発・能見の投げ合いとなり、東野が6回まで無安打無得点、能見が5回までに10奪三振と、熱い投手戦となった。
 だが、1回と7回の攻防が勝敗を分けた。

1回表
1番・桜井
死球
2番・平野
送りバント
3番・鳥谷
セカンドゴロ
4番・金本
四球
2アウト1、3塁
5番・新井
空振り三振
無得点

1回裏
1番・尚広
センター前
2番・キムタク
空振り三振
3番・小笠原
ライト前
4番・ラミちゃん
四球
1アウト満塁
5番・谷(夫)
レフト前(2者生還)
2得点

7回表
4番・金本
左中間2ベース
(チーム初安打)
5番・新井
ライトフェンス直撃2ベース
しかし
2塁走者・金本
何故か3塁止まり
ノーアウト2、3塁
6番・関本
ファーストゴロ
3塁走者・金本
3・本間に挟まれアウト
(その間に関本2塁へ)
1アウト2、3塁
THLZ先発・東野降板
THLZ2番手・山口鉄也登板
7番代打・今岡
サードゴロ(1者生還)
しかし
2塁走者・関本
3塁進めず
2アウト2塁
8番・狩野
セカンドゴロ
結果、ノーアウト2、3塁で1点止まり

7回裏
6番・アルフォンゾ
ファーストゴロ
7番・坂本
ライトフェンス直撃2ベース
8番・ちゅる岡
ライト前
9番・亀井
四球
1アウト満塁
タイガース先発・能見降板
タイガース2番手・アッチソン登板
1番代打・しんちゃん
空振り三振
2アウト満塁
2番・キムタク
ライト線2ベース(2者生還)
しかし
1塁走者・亀井
2塁への返球の間に本塁突くも
寸前でアウト
結果、1アウト満塁で2得点

 その後、8回表を山口鉄也、9回表をクルーンで、金本への1四球だけに抑えたTHLZが連勝した。
 一方、不振の赤星と新外国人・メンチをスタメンから外す等、打線のテコ入れをしたタイガースだったが、THLZ投手陣に2安打1点に抑え込まれ連敗。頼みの金本も前日からの4打席連続本塁打を逃し、開幕からの連続打点も7試合で途切れてしまった。

 なおこの日、京セラドームでは

ローズ
(バファローズ)
3回裏
レフトスタンドへ
ダメ押し3ラン
松井秀喜(ヤンキース)に続き
”ミスター”越え達成
(プロ通算445本塁打)

 ここまで来たら3タテしたいTHLZは1回裏、ラミちゃんのライト前タイムリー2ベースと、スンヨプのライト前タイムリーで3点を先制し、幸先の良いスタートを切った・・・のだが、2回表に5番・新井のソロで1点を返されると、8番・狩野の打球が尚成の左前腕部を直撃し、尚成が降板すると、急遽マウンドに登った栂野が今季無安打の1番・桜井に今季初安打となる逆転3ランを浴びる。
 その後、THLZが継投でタイガースの追加点を防ぐ一方、タイガース先発・福原が完全に立ち治って、タイガース1点リードのまま6回に入った。
 しかし6回裏、タイガース2番手・アッチソンから6番・スンヨプの2ランでひっくり返すと、 続くこの日スタメン復帰の7番・しんちゃんのソロでリードを2点に広げた。

しかしこの試合
このままでは終わらなかった。

 8回表に桜井のセンターオーバータイムリー3ベースで1点差とすると、9回表に3番・鳥谷ライト前、4番・金本のショートゴロをショート坂本がトンネルし、5番・新井レフト前で同点に。なおもタイガースの勝ち越しのチャンスが続いたが、6番・関本送りバント失敗、7番・メンチの際のダブルスチールで2塁走者・新井が3塁でアウト、7番・メンチのセンター前で2塁走者・関本が本塁寸前アウトで同点止まり。
 その後、9回裏にノーアウト1塁で送りバント失敗のゲッツー、10回表に1塁走者・桜井が飛び出し2塁でタッチアウトと、両軍ともにチャンスを潰しまくって・・・

どろどろの
どろ〜


 かくしてTHLZは今週6試合を5勝1分で終え、先週の借金2から貯金3に転じた。


2009年4月3〜5日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS カープ
(東京ドーム)

第1戦
チーム名123456789
カープ1005000006ルイス
1-0-0
永川
0-0-1
ジャイアンツ0030000003グライシンガー
0-1-0
ホームラン小笠原1号(2)[ルイス]-3裏
ラミちゃん1号(1)[ルイス]-3裏
シーボル1号(2)[グライシンガー]-4表
第2戦
チーム名123456789
カープ0000010405前田(健)
1-0-0
永川
0-0-2
ジャイアンツ0200000103MICHEAL
0-1-0
ホームランスンヨプ1号(1)[前田(健)]-2裏
しんちゃん1号(1)[前田(健)]-2裏
栗原1号(3)[MICHEAL]-8表
シーボル2号(1)[MICHEAL]-8表
第3戦
チーム名123456789101112
カープ0000000010001どろどろの
どろ〜
ジャイアンツ0000010000001
<3試合分の戦評>
「本業が忙しくて更新をサボっていたら、
何時の間にやら
日本プロ野球の2009年シーズンが
開幕していたでござる。」
の巻


 そんで、今年は久方ぶりにセ・リーグとパ・リーグが同時に開幕を迎えたとさ。

 昨年首位との13ゲーム差をひっくり返してセ・リーグ連覇を達成し、日本2位以内を確保しながらも、日本二で終わったとうきょうはらぼうらんどぜぇた(以下、THLZ)の、セ・リーグ3連覇は勿論の事、今年の日本一およびアジア一を目指した長き戦いが始まった。

 そのTHLZの開幕3連戦の相手はと言うと、本拠地球場を新築して、18年ぶりのリーグ制覇を目指す「ミッキーとマーティ=ブラウン」。
 戦前の予想では、THLZは開幕3連戦をグライシンガー、内海、東野で臨むとの事だが、

これって
グライシンガーで落としたら
開幕3タテ決定って事?

 その開幕戦、THLZ・グライシンガー、ミッキー(ry・ルイス=ハレヴィという、外国人開幕投手同士による投げ合いとなった・・・のだが・・・

本業が忙しくて
見れなかったよ

家に着いたら
もう9回表だし
しかも
試合は4回で決してるし

この時点になって
去年グライシンガーが
ミッキー(ry相手に
1つも勝てなかった事を
ようやく思い出したよ

もう
開幕3タテ決定だよ

パトラッシュ・・・
僕もう疲れたよ・・・

 続く2戦目は、2回裏にスンヨプとしんちゃんのアベックアーチで2点を先制し、THLZ先発・内海が7回途中2安打1失点と好投し、7回裏1アウト1、2塁で2塁ランナー・しんちゃんが牽制死して試合の流れが変わると誰もが思わず(ってゆうか、さすがに去年の事もあって、頭から戻れなかったね>しんちゃん)、8回表にTHLZ3番手・MICHEALが簡単に2アウトを取った・・・のだが・・・

2番・東出
四球
3番代打・喜田
死球
2アウト1、2塁

4番・栗原
カウント2-2
5球目スライダー
バット一閃
打球はレフトスタンドへ・・・

ミッキー(ry
5安打5点

開幕2連勝

THLZ
12安打3点

開幕2連敗
orz


 続く3戦目のミッキー(ryが左腕・篠田に対し、THZL先発が東野(5年目)と、試合前からTHLZ3タテ濃厚となったのだが、篠田が5回3安打無失点とTHLZ打線を抑え込んでいた一方で、東野も負けじと5回まで被安打3無失点と、昨日まで10得点と大当たりのミッキー(ry打線を抑え込んでいた。すると6回裏、3番・小笠原四球、4番・ラミちゃん2ベースで得た1アウト2、3塁のチャンスで5番・スンヨプがレフトに打ち上げ、1点を先制した。
 東野は8回表2連打でノーアウト1、2塁とした所で降板したが、2番手・越智がこのピンチを切り抜け、THLZファンの誰もがチームの今季初勝利を信じて疑わなかった・・・のだが・・・

9回表
マウンド上は
THLZ3番手
クルーン

2番・東出
四球
3番・石井琢朗
送りバント
4番・栗原
四球
1アウト1、2塁

はらぼう
たまらず
ピッチャー交代
THLZ4番手
山口鉄也

5番代打の代打・小窪
の4球目
ダブルスチール
1アウト2、3塁

5番代打の代打・小窪
空振り三振
しかし
6番代打・梵
初球を叩き
レフト前へ
3塁ランナー・東出
同点のホームイン

3塁ランナー・中東
逆転のホームイン
寸前でタッチアウト

その後
10回表
2アウト3塁
11回表
2アウト3塁
11回裏
2アウト1、2塁
12回表
THLZ6番手
MICHEAL

両軍
勝ち越しのチャンスを
潰しまくって

どろどろの
どろ〜


THLZ
開幕3連戦
2敗1分
未だ
今季未勝利



2009年2月22日
キャンプインから3週間

<訃報>
 現役時代は強打者として活躍し、その後コーチ・監督としても活躍した山内一弘氏が2月2日夜、肝不全のため死去していた事が、5日に判明した(享年76歳)。
 起工高校(愛知県)から社会人野球の川島紡績を経て1952年にオリオンズ(現・マリーンズ)に入団すると、当時「ミサイル打線」と呼ばれた強力打線の中心を担い、1960年には本塁打王と打点王を獲得して優勝に貢献し、最優秀選手(MVP)に輝く等、パ・リーグを代表する強打者であったがために、1964年に当時のタイガースのエース・小山正明投手との交換トレードが成立した際に

「世紀のトレード」


と言われる程、当時の野球ファンに衝撃を与え、1968年にカープに移籍して1970年限りで引退するまでに、現役通算で2271安打、打率2割9分5厘、396本塁打、1286打点の成績を残し、首位打者1回、本塁打王2回、打点王4回を獲得した。
 右打者の内角に食い込む右投手のシュートを巧みに打つ事から「シュート打ちの名人」と呼ばれ、16度出場したオールスター戦で大活躍した事から「オールスター男」とも称された。
 1979〜81年に古巣オリオンズ(現・マリーンズ)の一軍監督(当時”前・後期制”を施行していたパ・リーグで、1980年前期、1981年前期で優勝を果たす)、1984〜86年にドラゴンズの一軍監督(1年目の2位が最高、以降は2年連続5位)を務めたものの、それよりも、一度教え出したら徹底的に指導するだけでなく、気が付けば、唾を飛ばせて試合前の相手チームの選手にまで指導してしまう程の止まらなさぶりから、

「かっぱえびせん」
(カルビーの同名商品のCMキャッチフレーズ「やめられない、止まらない」から)


の異名を取った打撃コーチとしての働きが多くの野球ファンの記憶に強く残した(ただ、氏の指導の中で、ルーキー時代の落合博満や実績に乏しかった鈴木一朗(現・イチロー)との軋轢はあったりはしたが・・・)。
 なお山内氏は、2002年に野球殿堂入りを果たしている。

 また、ベースボール・マガジン社元常務の田村大五氏が2月13日、東京都調布市内の自宅で胃潰瘍による出血性ショックのため死去した(享年73歳)。
 報知新聞社で運動部長、編集委員を勤め、ベースボール・マガジン社で「週刊ベースボール」編集長、編集局長、常務を歴任され、「プロ野球人国記 全9巻」等数々の名著を残しはしたが、氏の活躍として何よりも有名だったのが、「週刊ベースボール」紙上で長期連載されたコラム「白球の視点」であり、その文には氏の野球への熱いメッセージが込められていた。

 こうして旅立たれてしまわれた御二方は、ともに日本の野球文化に寄与した御二方であり、2月1日に日本プロ野球全12球団がキャンプインした事に、旅発つ間際まで心躍らせていたはずの御二方でした。
 ただそれでも、2月1日にキャンプインして3週間が経ち、各球団がそれぞれ球春に備えを着々と進め、WorldBaseballClassic日本代表”侍JAPAN”も連覇を目指して2月16日に始動した。

 日本野球の歴史はその歩みを止めずにいる。


2009年1月12日
2009年最初の更新

 新年明けましても、”派遣村”という、おめでたくない話題で満載の2009年の年始。

 そんな中またしても、テレビっ子として育った自分にとって馴染み深い人達が逝った。

 テレビアニメ初期から「スーパージェッター」のジェッター役等で活躍する中、「勇者ライディーン」のプリンス・シャーキン、「超電磁ロボ コン・バトラーV」の大将軍ガルーダ、「超電磁マシーン ボルテスV」のプリンス・ハイネル等を演じた事で、「美形悪役」というジャンルを確立させる働き(その働きもあってか、「機動戦士ガンダム」のシャア・アズナブル役に当初なるはずだった、との話もあった)で第1次声優ブームの牽引役を務めた市川治氏が1月2日、心不全で死去した事が明らかとなった(享年72歳)。
 市川氏が演じたノリス・パッカード(「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」)の名言の様に、市川氏自身にとって自らの人生は「面白い人生であった」のだろうか・・・。

 そして、俳優の牟田悌三(むたていぞう、本名同じ)氏が1月8日深夜、虚血性心不全で死去した(享年80歳)。
 所属事務所によると、牟田氏は1月8日夜に都内の自宅で入浴中に倒れ、すぐさま救急車で病院に搬送されたものの、既に心肺停止状態だったとの事。
 牟田氏は北海道大学農学部在学中に俳優を志し、札幌放送劇団を経て、劇団「テアトルエコー」の創設に参加。
 1970年代にTBS系ホームドラマ「ケンちゃん」シリーズで、厳しくも優しい、こっけい味のある父親役を演じて番組の顔となってお茶の間に人気を博しただけにとどまらず、TBS系「3年B組金八先生」第1シリーズでは世間体を気にして”15歳の母親”(杉田かおる)を避けた冷酷な父親役も演じたりと、舞台、映画、テレビ等で個性的な名脇役として幅広く活躍した。
 ここ数年、大腸がんや脳こうそくの手術を受けた事もあって、俳優業の仕事は抑え気味になったものの、世田谷区で「世田谷ボランティア協会」理事長(現在は名誉理事長)を長年務める傍ら、いじめ問題解決のために子ども専用の電話相談「チャイルドライン」を開設したりと、ボランティア活動にも熱心で、旧厚生省や文部科学省の委員として、行政のご意見番としても活躍した。  そんな牟田氏の最後の出演作は、昨年8月2日に放送されたNHK広島放送局開局80年ドラマ「帽子」で、その主演は昨年10月5日に逝去した緒形拳氏だったというのが、何かの縁なのだろうか・・・。


ハニスポの記事(08年7−12月)