チェコとは プラハと近郊の旅 チェスキークルムロフ 旅の事などのページへ

 チェコには少し思い入れがあった。スメタナの交響詩「我が祖国」やドボルザークの交響曲はわたしの愛聴曲だったし、現役時代には技術関係で仕事での若干の関係もあった。
 昨年、チェコ・フィルハーモニーの生演奏で「モルダウ」や「新世界より」を聴いて一段と思い入れが強くなった。
 今回の旅行で楽しみにしていたのがプラハの街を見ること、そしてモルダウの流れを見ることだった。
 ドイツでの観光を終え、ドレスデンからプラハへ向けバスで国境を越えた。検問所でだいぶ待たされた。検問を終えてバスは走り出したが、国境を越えた下り坂の道路わきにところどころ小屋があり、道路に面したガラス窓の向こうに、なまめかしく装った女性が立ち座りしているのが眺められた。東の国からの出稼ぎだとの説明を聞いた。走ってきたドイツに比べると少し貧しい佇まいの風景が続いたが、緑豊かな平原は素敵な眺めだった。
  首都プラハを流れるモルダウ川(ヴルタヴァ川)はスメタナが交響詩「我が祖国」に描いているように、豊かな水量をたたえ静かに流れていました。
 プラハは百塔の街と言われていますが、たくさんの塔がモルダウ川を渡る橋の上からも眺められました。

 
















       ドイツ・チェコ国境検問所                           プラハ市内のモルダウ川