百塔の街」、東西南北のヨーロッパ文化の合流点に築かれたこの町には1200年の歴史の中で味わった栄光と苦悩が深く刻まれています。それぞれの時代を表す美しく・また力強い建造物が数多く残っていて素敵でした。それらによってプラハ自体が世界遺産に登録されている、文字通り「世界遺産の街」なのです。午前中は市内を、そして午後は郊外のカルルシュテイン城を見に行きました。
 プラハから南西に約30km、ベロウンカ川を見下ろす高台にあるカレル4世の別荘、カルルシュテイン城があります。
 カレル4世はボヘミアの王であり,神聖ローマ帝国の皇帝でもあったが、カレル4世はこのカルルシュテイン城を財宝の保管庫として利用しました。建物は14世紀に建設されてから幾度となく増改築が行われたが、外観、王宮の講堂、カレル4世の寝室などは当時のまま保存されています。その他色鮮やかな壁画やカレル4世の4人の妻の肖像画、イタリア人職人の手による美しい祭壇、バロック式オルガンなど贅を凝らした内装も注目されます。


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