ハイブリッドノンステップバス−千葉県−


〜千葉海浜交通〜

千葉海浜交通は、千葉市美浜区を中心に路線網を広げる京成グループのバス会社です。JR京葉線の検見川浜、稲毛海岸駅周辺に大規模な団地が広がっており、この団地とJR総武線、京成千葉線沿線を結ぶバス路線が主力となっています。

車両番号:306号車、千葉海浜交通高浜営業所所属

千葉海浜交通には2006年9月に日野ブルーリボンシティ・ハイブリッドが3両導入されました。

 この会社では日野車のみを配置していることから、このハイブリッドバス導入への後押しとなったものと考えられます。「ハイブリッドバス」の表記が屋根上のハイブリッドユニットにある以外は、千葉海浜交通に在籍する日野ノンステップバスのデザインと同一となっています。

このバスは団地輸送を考慮して全長が10.9mの標準尺タイプが採用されていることが特徴です。側面行先表示と前扉間の窓幅が横浜市交通局などのものよりも広めになっていることで、見分けがつきます。関東地方で標準尺タイプのハイブリッドノンステップバスが見られる数少ない事例となっています。

 


〜京成バス〜

京成バスは、JR総武線や京成線沿線のうち、東京23区東部や市川、船橋、習志野地域に路線網を広げる京成グループのバス会社です。

4468(船橋)
車両番号:4468号車、京成バス船橋営業所所属

京成バスでは船橋営業所を中心にブルーリボンシティ・ハイブリッドが導入されています。

2007年3月に、南船橋駅近くの大型ショッピングセンター「ららぽーとTOKYO BAY」と船橋競馬場駅を結ぶ無料連絡バスに導入され、2007年9月には一般路線用にも導入されました。

船橋営業所の一般路線車は相当数在籍しているため、ハイブリッドバスを見かける頻度は少なめです。

 

4459(船橋)
車両番号:4459号車、京成バス船橋営業所所属
(現在は船橋高速貸切センター7559号車)
(2009.09.06)
7569(京成)
車両番号:7569号車、京成バス船橋高速貸切センター所属

京成バスのハイブリッドバスのうち、ららぽーと送迎バス用に導入された分については、2009年に社番が4000番台から7000番台に変更されました。

ららぽーと送迎バスは元々船橋営業所が受け持っていましたが、船橋競馬場駅発着ルートのみ近接する船橋高速貸切センターに移管され、この路線を担当していたハイブリッドバスが転籍したことによるものです。

 


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