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いよいよ出発です。これから始まる旅にどんな非日常的な体験が待っているかと思うとわくわくします。 しかし、今回は初めてのぼっちツーリング。方向音痴の私としては出発前に取り付けたスマホナビが唯一の羅針盤です。 出発時も家には誰もおらずぼっちスタートとなりました。 ちょっと寂しいです。出発前のオドメーターは53102kmです。 |
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本州では暑くて上着は絶対に着ませんが、苫小牧フェリーターミナルと札幌との往復はいずれも夕方なので半袖では寒いです。 道内だけの着用のため、一番かさばらない薄手ジャケットで出発です。 |
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荷物は多いですが、キャンプで はないのでテント、シート等がないぶんすっきりしています。 | |
港に着いた時にはすでフェリーは入港していました。このフェリーに乗るのは何度目だろうか。少なくとも10回ではききません。 | ![]() |
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ターミナルにはすでに数台のバイクが止まっていました。金髪のお兄さんと会話が弾みました。ライダーは仲間意識が強いからうれしいです。 | |
個室ではありませんが、寝台があります。プライベートな空間があると落ち着きますね。 | ![]() |
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バイクは車両甲板に固定されます。到着までは甲板へは立ち入り禁止です。しばしのお別れ。マックス君。また明日ね!。 | |
船内のレストランで夕食です。質素な食事ですが、メニューの中にあまり食べたいものがなく、これで済ませました。ちなみにご飯は食べかけです。 | ![]() |
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船内イベントでビンゴゲームがありました。もちろん参加します。 | |
ビンゴゲームが終わって…… いくら何でもこれってひどすぎるんじゃない? |
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順調な航行です。 あと1時間くらいで到着予定です。 | |
秋田到着~♫ いよいよ本州上陸です。天気は最高!目的の山形へナビを合わせます。 |
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気温35℃。さすがにこたえます。水分の補給は欠かせません。道の駅で一休み。 | |
天童といえばここでしょう!! 大きな将棋タワーのあるドライブイン?です。山形名物パインサイダーを飲みました。 |
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大学時代の学生寮(学寮)の跡です。もちろん私たちの住んでいた寮は とっくに壊され、新しい建物が建っ ていましたがこれも結構古くなっている感じを受けました。ただ驚いたのは各部屋にエアコンの室外機がついていたことです。われわれの頃は網戸しかなく、常に巨大な山繭蛾がバタバタと羽ばたきながら網戸にくっついていました。 | |
山形駅です。ずいぶんきれいになっていました。初めてこの駅に降り立ってから30年以上たっているんだもんなぁ。 | ![]() |
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我が母校です。新しい建物がいくつか建っていますが、昔とそれほど大きく変わっていません。 | |
昔は警備員もおらず(いたのかな?)車でも、バイクでも入り放題だったのですが、前回来た時に勝手に車で入っていったら警備員さんにこっぴどく怒られたため、今回は門のそばにバイクを止めて「OBですけれど見学してもいいですか?」と断ってから入りました。昔はおおらかだったんだなぁ! | ![]() |
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昔、車やバイクですっ飛ばしていた中央の道はなんと自転車置き場になっていました。 | |
学生会館です。ここは昔とほとんど変わりません。変わったといえば銀行ATMがついていたことくらいでしょうか。 | ![]() |
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学生会館の中です。ここでよく友達とバイクやツーリングの話をしたっけなぁ。 | |
ところ変わって大学卒業後、1年間務めた県の庁舎です。当時はたしか東村山合同庁舎といっていたので今回ナビで探しましたが見つからず、当時の記憶を頼りに探し当てると、村山総合支庁と名前が変わっていました。 | ![]() |
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当時は、できたばかりのピッカピカの新庁舎でしたが、さすがに30年以上経っていますので、それなりでした。売店や食堂のおばちゃんにずいぶんお世話になったものです。今回売店を訪ねると、当然人は変わっていましたが、昔のおばちゃんの事を尋ねると、よく知っているとのことでした。おばちゃんが今も元気でおられる様子をお聞きし、うれしく思いました。 | |
陸泊第一日目。山形市の末広旅館です。昭和の香りがプンプンするレトロな旅館でしたが、おかみさんがとても気さくな方で、山形の観光名所をたくさん教えてくれました。 |
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部屋は広いとは言えませんが、一人で泊まるには十分です。エアコンもちゃんとあって快適な夜を過ごしました。 | |
夕食です。想像をはるかに超えたおいしい料理でした。ネットに書いて当たとおり、ボリューム満点でおなか一杯になりました。一泊二食付きで5千円台です。おすすめです。 | ![]() |
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ロビーにコーヒーも準備されておりうれしいサービスです。 |
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朝食です。普段朝食をとらない私にとってはこれも十分でした。 | ![]() |
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山形市を後にして(明後日また戻ってきますが…)月山新道を通って庄内地方へ向かいます。途中寒河江ダム、月山ダムをとダムが続きますが、写真は後者です。一休みして水分を補給しました。 |
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鶴岡市に入り、大学の恩師のお宅へゲリラ訪問です。27年ぶりにお邪魔しましたが、温かく迎えていただきました。先生!ありがとうございました!! | ![]() |
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鶴岡市といえば、出羽三山。その中の羽黒山には三神合同神社があり、一つの社に3つの神様を祭っている神社があります。 | |
荘厳な建物です。かやぶきをふき替える工事をしていました。 | ![]() |
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資料館です。 | |
山形には今でも現役の山伏たちがいます。 | ![]() |
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北海道では絶対に見られない巨大な杉の木です。これを見ただけでも、北海道人は圧倒されてしまいます。 | |
やはりここでもソフトクリームでクールダウンです。あまりの暑さに食べているそばからどんどん溶けていきます。 | ![]() |
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クラゲの展示で世界一になった加茂水族館にやってきました。学生時代にはあまり知られておらず、一時は廃館の危機に直面したそうですが、わが母校、山形大学農学部の大先輩である現水族館館長の村上龍男先生のお力により、展示のみならず学術的にも価値の高い水族館に生まれ変わりました | ||
スマホでみんなが動画を取りながら見学しているので(私もですが・・・)なかなか進みません。あまり時間のなかった私はちょうど外でやっていたアシカショーもほとんど見ずに、クラゲの水槽のみを見て周りました。特に中央にあった直径5mほどの大水槽は圧巻でした。 | ||
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鶴岡市にあるわが母校、山形大学農学部です。山形大学は本部と教養部が山形市にあって、医学部、工学部、農学部はそれぞれ県のあちこちに点在しています。我が農学部は山形市から一番遠い鶴岡市にあります。本部と約100km程離れています。 | |
2年半通った懐かしの学舎です。この建物の裏には当時なかった新しい学舎が建っていました。 | ![]() |
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大学から100mほど離れたところに当時2階を間借りして住んでいたお宅があったのですが、そこには新しい住宅が建っていました。写真は隣の「しなの屋さん」というお菓子屋さんです。この日はお休みだったようですが、まだ営業されていると近所の方にお聞きしました。懐かしいです。 | |
鶴岡市に宿を取りたかったのですが、ちょうどインターハイ(今年は山形県で開催)の時期と重なり、また、東北三大祭りの真っただ中であったことからどこの宿も全く空きがなかったため50kmほど内陸に入った新庄市で泊まることになりました。写真は宿泊したセントラルホテルです。 | ![]() |
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ホテルには夕食がついていなかったため、ホテルの方に紹介していただいてこちらの食堂にやってきました。 | |
中華丼を注文しました。ニンジンが生でした。 | ![]() |
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このホテルもエアコンが行き届いていて快適な夜を過ごすことができました。 | |
翌朝の朝食です。目玉焼きがほしかったなぁ。これからまた山形市に向かいます。 | ![]() |
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山形の観光には欠かせない立石寺(通称山寺)です。 | |
名物の、力(ちから)こんにゃくです。これを食べて力をつけて1000段以上の階段を上って行くのですが、猛暑と時間の関係でパスしました。 | ![]() |
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上り口にある芭蕉の像と石碑です。これが見られれば満足です。 | |
この碑には有名な「閑けさや 岩にしみ入る蝉に声」という句が彫られれています。芭蕉がこの寺で読んだ俳句です。 割れんばかりの蝉の声が聞こえる中、ほかには何の物音ひとつしない、「閑けさ」を感じ取る感性が、ここでは本当によく伝わってきます。 |
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芭蕉とツーショットです。 | |
山寺を後にし、蔵王にやってきました。末広旅館のおかみさんから是非、と勧められた蔵王の巨大露天風呂です。さすがに風呂の様子は撮影禁止でした。 温泉の川が流れており、大きな露天風呂あ2つ。岩や石がむき出しの露天風呂で自然に囲まれた何とも良い湯でした。 |
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お昼になって地元のラーメン屋さんを探しました。(ラーメン大好きなんで)一軒見つけて入りましたが、たくさんの人が並んでいたため、あきらめて某チェーン店(幸◎苑)に入りました。暑かったのでつけ麺にしました。店員さんに、「大盛ありますか」と聞くと「大盛の大盛がありますよ」と言われたので迷わずそれにしました。しかーし、濃厚魚介つけ麺をたのんだはずなのに普通のつけ麺がきてしまいました。店員さんも大盛の大盛に気がとられて間違えたんですね。 | |
サクランボ会館という道の駅?で一休みです。 | ![]() |
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ここのサクランボソフトクリームは絶品でした! | |
山形市から、また鶴岡市に向かう途中に西川町大井沢という自然豊かな町があります。 | ![]() |
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ここにある大学時代の友人宅にお世話になります。 | |
大学時代の親友です。今でも毎年山形特産のサクランボやりんご、ラフランスを送ってくれます。 | ![]() |
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山形名物「芋煮」をご馳走になりました。学生時代に海や山で芋煮会をやったのを思い出しました。 | |
友人宅を早朝に出発し、再び庄内を通って秋田に向かいます。山形と秋田の県境付近でしょうか、走りながらふとスピードメーターを見ると、なんと針が動いていないではないですか!!これは大変だ!! |
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バイクを止めて横から見てみると案の定ワイヤーケーブルが外れていました。狭い隙間に手を入れて何とかケーブルを挿して付け根のねじを手で回すことができましたが、工具がないためしっかりとつけることができません。このままでは近いうちにまた外れてしまうでしょう。 | |
メーターとステーの隙間からワイヤーのネジが見えます。細いペンチがあれば隙間から締めつけることができそうです。 秋田について、真っ先に百円ショップに行って先細のペンチを購入してネジ締めにチャレンジしました。しかし、残念ながら、このペンチでは力が入らず、ネジの表面が削れただけで締め付けには失敗しました。仕方がないので帰ってからしっかりと直すことにしました。 |
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秋田には午前中についたので、男鹿半島まで足を延ばしてみることにしました。観光マップを見ると、なまはげ👹館というのが面白いらしいとのことなので迷わずGO!! かなりの山道を走ってようやくたどり着きました。写真は入り口のモニュメントです。 | |
資料館でチケットを購入しようとすると、隣の伝承館でまもなく本物のなまはげが体験できるとのこと。時間もちょうどよかったのでさっそく隣の伝承館へ。 | ![]() |
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家の主がお膳とお酒を用意してなまはげが来るのを待ちます。 | |
来ました!来ました! 本物の�なまはげです。ここで、家の主といろいろな問答があります。 これは本当におもしろい!秋田に行かれた方は是非ともおすすめです。 |
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泣く子はおらんか~、言うこと聞かない子はおらんか~ってな感じで子どもに近寄って行きます。泣いていないのになまはげが怖くて泣いてしまった子もいました。 | |
伝承館での体験が終わって、隣の資料館を見学しました。たくさんのなまはげたちがこちらをにらんでいました。 | ![]() |
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伝承館と資料館の間にある食事処です。向かいには自転車で旅行しているという、ピンクヘアのお兄ちゃんを筆頭とする大学生らしいグループがいました。 | |
猛暑だったため冷たいうどんが食べたかったのですが、品切れで親子丼をたのみました。(忘れましたが有名な鳥肉が入っています) | ![]() |
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明朝、秋田のフェリーターミナルより、 6:30分発の船にのります。そのため港に比較的近い「秋田温泉こまち」に泊まりました。間仕切りしかない部屋ですが、一人で泊まるには十分でした。 駐車場もバイクなのに乗用車の立駐を無料で使わせてくれました。 |
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もちろんお風呂は入り放題!レストランも充実していてなかなかGOODです。大きな漫画スペースもあり、退屈はしません。 |
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陸泊最後の夕食なので奮発してラーメン+カレーです。 | |
朝4時起きで、4時半出発。5時20分までに集合なのに5時まではターミナルは閉鎖せれており、外にゴザを引いて寝ている自衛官の方もいました。 | ![]() |
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台風が接近しているため、船が出るかどうか心配でしたが、問題はありませんでした。 | |
フェリーの中で、この旅最後の食事です。なんとまたラーメンとカレーではないですか!!昨日よりちょっとカレーが小ぶりかな?? | ![]() |
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無事、自宅に到着です。メーターは54121km。全走行距離は1019km。ただ途中でメーターが動いてなかったから1030kmってところでしょうか。 大したキロ数ではなかったですね。まあ、はじめてのぼっちツーリングとしては楽しく、満足のいく旅でしたよ。 |