旅の記録
  初めての、飛行機を使ったツーリングです。
この時期は混雑が予想されたため6月中にLCCを予約しました。
飛行場について出発式です。ステーキで気合を入れようと思ったのですが、焼きあがるまで20分。出発時間が迫っていたため海鮮にしました。
 
  いよいよ搭乗です。どんな旅になることやら。いつものように期待が膨らみます。
福岡のホテル(ホテルサンライン福岡大濠)に着きました。重たい荷物を置いて、福岡探索に出かけます。
 
    福岡タワーです。ガラス張りの美しい塔です。
福岡タワーからの景色です。天気が良いので眺めは最高です。  
  タワーの登り口で業者による記念撮影です。夜景の幕がちょっとわざとらしいですね。
タワーの中にあるカップルの撮影スポットです。オヤジ3人が気持ち悪いですが、これも記念なので・・・。
 
  百道浜の観光名所、シーサイドももち海浜公園です。埋め立ての海水浴場に面した洋風の建物がきれいです。
M君は水に入るのが好きですね。ひとり、膝まで浸かってはしゃいでいました。水着がないのが残念です。
 
  海浜公園からの夕日はとても美しいです。
ヤフオクドームの近くにニャンコがくつろいでおりました。近寄ると逃げてしまいますが、写真撮影はOKだったようです。    
  ヤフオクドームにやってきました。本日は試合がないようで中に入ることはできませんでした。札幌ドームより断然カッコイイです。 
夕食の場所を探して歩いていると、途中に大正を感じさせるような映画館がありました。何が上映されているんだろう?    
  あちこち歩いて、もつ鍋の看板のある居酒屋にたどり着きました。旅行最初の夕食です。
値段の割に料理がイマイチでちょっとがっかりでした。
もつ鍋はおいしかったですね!でも残念ながらK君はもつが苦手のようで食べられませんでした。

 
  締めのラーメンは屋台の博多ラーメンです。川縁にぎっしりと屋台が並んでいます。
 
豚骨、細麺の正真正銘の博多ラーメン。なかなかの味でした。う~ん、満足!!  
  さて、翌朝です。バイキングの朝食をとっていよいよツーリングの始まりです。
わくわくが止まりません。
福岡国際空港前にあるレンタルバイク屋さんです。あらかじめ予約しておいたバイクがすでに店頭に並んでいました。  
  バイク屋さんを出てから一度止まって無線やナビの取り付けです。
門司港駅です。現在の駅は大正3年に建てられたものだそうでレトロな駅舎には歴史を感じさせられます。
 
  旧門司税関です。煉瓦造りの外壁は札幌の北海道庁を思い出させます。
大分県宇佐神宮にやってきました。これは参道途中の屋根付きの橋で「呉橋」というそうです。
この神社は九州一のパワースポットということで、どんな力がもらえるか楽しみです!
 
  天気が良いせいか。橋の朱色が美しく映えています。
茅の輪くぐりといって、ここをくぐると半年間は無病息災で過ごせるといわれているようです。が、しかし・・・・。    
    上宮と下宮があり、ここは下宮へ行く鳥居ですね。 
35℃を超える猛暑です。歩いていると汗が吹き出してきます。早く水分を補給しなければ・・。  
  西大門です。1590年代の建立といわれているそうです。 
下宮(御炊宮<みやけみや>)というそうです。  
  行程の関係で遅い昼食となりました。もちろん冷たいうどんです。ちくわの天ぷらがなかなか美味しかったですね。
耶馬溪にやってきました。火山活動による奇岩の山々が絶景です。ここは、深耶馬溪一目八景展望台というところですが、景色を見てもなんだかよく分かりませんでした。周辺の商店もなんだか寂れていましたね。  
  遅くなりましたが。レンタルしたバイクを紹介します。
先頭 M君 ホンダCB1100
真中 K君 カワサキバルカン
後ろ 私  ヤマハMT-09
カメラマンのK君による走行中の撮影です。  
  さすがプロですね!!
2日目の宿、べっぷ好楽での夕食です。珍しく部屋食でした。フロントも仲居さんもすべて外国人でした。日本の風習を覚えるのは大変だったろうなぁ
 
    買い物があって百均を仲居さんに聞いたところ、「夢タワー」に中にあるとのこと。タワーといえばここしかないでしょう!と行ってみたものの、百均などはなく、しかもここは「別府タワー」。「夢タワー」じゃないのかよ!!とスマホで確認すると近くに夢タウンというショッピングモールがあるじゃありませんか!!
外人の仲居さんの発音が悪かったのか、はたまたオヤジたちの耳が悪かったのかは分かりませんが、気を取り直して夢タウンに向かいました。旅館から借りた下駄で2km以上は歩いたと思います。足に豆ができてしまいました。  
  夢タウンの近くにあった別府竹瓦温泉です。愛媛県松山市の道後温泉のような佇まいです。時間の関係で入ることはできませんでした。残念!!
砂湯に入ってみたかったなぁ!
私が借りたヤマハMT-09はちょうどニーグリップの場所に太いフレームがあります。またエンジンのヘッドがフレームのすぐそばまで来ており、ヘッドの熱がもろにフレームに伝わり、めちゃくちゃ熱くなります。「あちち」と思いながら乗っていて旅館で見てみると軽い火傷状態になっていました。明日からどうしよう!?  
   朝になりました。朝食をとって出発です。
べっぷ好楽の前で記念写真です。快適な宿でした。  
   別府の地獄めぐりです。7つの地獄があるようですが、時間の関係で「血の池地獄」と「竜巻地獄」を巡ります。
 地獄に鬼はつきものですね!  
   血の池地獄です。鉄分が沈殿して底が血のように見えますが、お湯自体は透き通っています。
血の池地獄で記念写真です。この後本当の血の池地獄になるとはこの時は夢にも思いませんでした!!  
   竜巻地獄とはどうやら間欠泉のようです。
 20分ほど待ってようやく吹き出しました。北海道、鹿部の間欠泉の3分の1程の高さです。
   
    阿蘇くじゅう国立公園、ゆふいん、狭霧台という展望台です。眺めが良かったので記念写真です。
途中道に迷い、ナビが示した通り進むと何と細い悪路が・・・・  
    ナビは時にとんでない道を案内することがあるので注意が必要ですね! 
 第1の事件発生!!悪路を抜け大通りに出ましたがCB1100のM君が来ません!無線で連絡をとると、まさに立ちゴケの真っ最中でした!    
    K君と一緒に走ってM君のところに戻ってみると倒れたバイクがこれ以上地面に当たらないように必死でハンドルをつかんでいるM君がいました。
 なんとかみんなでバイクを起こし、私が乗って大通りまで。
被害の確認をすると、大きく3カ所の傷でした。
 顔では笑っていましたが、M君はやっぱり結構ショックのようです。
 やまなみハイウェイに突然現れた木の剪定で作られたオブジェたち。その数半端ではありません! 千羽鶴鹿公園というところらしいです。
 
 
  鹿もたくさんいました。時間があればゆっくりと見学していきたいところです
城山展望所です。空気が澄んでいると阿蘇山がきれいに見える絶景スポットのようです。   
   阿蘇山に着きました。火口を目指しましたが残念ながらこの日は噴火警戒レベルが高く、立ち入り禁止になっていました。残念!
 阿蘇崋山博物館の前で記念写真です。    
     高千穂峡にやってきました。宮崎県高千穂町にある五ヶ瀬川にかかる峡谷です。
川へ降りてボートに乗って滝を巡ればかなり涼しいんでしょうけれど、時間の関係で橋の上からの眺めだけとなりました。しっかりソフトクリームは食べましたけど!  
  川までは100mくらいありそうですね。
天岩戸神社にやってきました。ここもパワースポットとして有名な神社です。石灯籠の上に草や木が生えており、歴史を感じさせられます。
 
      天照皇大神(太陽神)が弟のスサノオノミコトの傍若無人な素行に腹を立て、天岩戸に隠れて世界は闇に包まれたと言いう神話があり、その岩戸を祀った神社として知られています。
 本日の宿は「ホテルジェイズ日南リゾート」です。ゴルフ場を抱えており、なかなか豪華なホテルでした。  
    気持ちよさそうに熟睡しています。私のいびきがうるさいせいで、彼らは必ず私の足の方に頭を向けて寝ます。自分たちも結構ないびきをかいていることに気づいていないのでしょうが、いつも最後まで起きている私は知っています。
3日目の朝です。バイキングで朝食です。パンとご飯があるけれど、私はやっぱりご飯だなぁ!    
  ホテルの前で記念撮影です。
 8月3日10時。第2の事件が起きてしまいました。鹿児島の霧島と言うところで予定していたルートが大雨の土砂崩れのために通行止めになっており、山道を通る迂回路に回されました。  
  途中までは眺めも良く、桜島もきれいに見えたことから、かえって迂回して良かったのかな、と思いましたが、途中の細い登りの右折路で砂の上に乗ってしまいスリップして転倒!
いつものような半袖に加え、この日に限ってノーグローブで乗っていた私はまともに砂混じりのアスファルトにたたきつけられ(というかひきづられ)肩、肘、右手小指、膝が(右半身全部)血の池地獄と化しておりました。  
    バイクは右前のウインカーがふっとび(ゴムなので外れただけですが)人間と同じように右半身が大きく削れ、ブレーキペダルが内側にぐんにゃりと曲がり込んでいました。
なんとか自力で旅を続けようと思いましたが、あちこちから血が滴っておりますし、さすがに薬局で絆創膏を買って・・・というレベルではないことは傷を見て分かりました。そうこうしているうちにたまたま看護師さんの車が通りかかり、すぐに救急車を呼んでくれて私はそのまま病院へ。  
  一番近い隼人町にある、はやと整形外科という病院に運ばれ、手当をしてもらいました。先生にはまだ半分ツーリングが残っているので、なんとか続けられるようにしてください、とお願いして、傷口は出来るだけ縫ってもらいました。しかーし治療が終わったときにはすでにバイクはレッカーで運ばれてしまった後でした。ぐすん・・・
 結局怪我は、肩、肘、小指、膝の裂傷・創傷、小指の骨折ということでした。やっぱり旅を続けるのは無理だったかもしれません。
 
   
 こうして今年のツーリングは幕を閉じてしまいました。自分は仕方ないにしても仲間に迷惑をかけたことが心苦しかったです。
 このあと、鹿児島から仲間はバイクで、私は新幹線で熊本に向かい1泊、次の日の朝、再び新幹線で博多まで。仲間とはレンタルバイク屋さんでおち会い、仲間はバイクの返却を、私はバイクの修理代を払って札幌への帰路につきました。来年、残りの半分をリベンジすることを誓って!!!
 

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