旅の記録
    2018年8月2日
5年ぶりの仲間との本州ツーリング。胸が踊ります。今年はカメラマンのk君が、撮影の仕事で先に本州入り(青森県)をしているため、M君と2人で出発です。
k君とは翌日、大洗フェリーターミナルで合流します。
今年、20年連れ添ったVmax君に別れを告げDUCATIのDIAVELというバイクに乗り換えました。なんと納車は7月27日。ほとんど練習をしないまま、いきなり本州突入です。大丈夫だろうか、ちょっと不安です!!  
    高く積まれたツーリングバックですが、このバイクは荷物を固定するところがシートの下のベルトしかありません。これではバックを固定できないため、タンデムバーにベルトを掛けましたが、なんとこのバイクのタンデムバーはイカのような形をしていて穴が開いていないため、ベルトがすぐにはずれてしまします。仕方なくベルトををクロスさせて、なんとか外れないように固定しました
フェリーには昔のような雑魚寝スペースは殆どなくなりました。以前のような場所取りも必要なくなり、自分のスペースが確保できることはありがたいですね!    
    船の外はよい天気です。明日からどんな旅が待っているのか。今から楽しみです。明日の朝、k君は青森を出て我々の大洗到着に合わせて高速を600km走ってきます。無事に合流できることを祈るばかりです。
食事はバイキング形式です。夕食の写真を撮り忘れました。これは朝食ですね。    
    いよいよ大洗到着です。kくんはもう着いていると連絡がありました。このメーターは札幌出発時のキロ数でしょうか。
先にフェリーターミナルで待ち構えていたk君が船から下りてきた我々を撮影してくれました。    
    バイクが変わったことを黙って驚かそうとしましたが、この時点では全く気づきませんでした。
ようやく3台がそろいました。
 
    初の3人での遅い昼食です。午後3事頃ですね。
大洗から湯河原までは首都高の渋滞にはまり大幅に時間のロス。なんとか夕食に間に合う時間に宿に到着しましたが、風呂に入っている時間もなく汗をかいた体でそのまま夕食会場に行きました。間に当てよかった!!    
k君は青森からの600kmに加えてさらに200km、合計800kmを走破。周りの心配をよそに本人は大丈夫だと平気な顔をしていまいしたが、この後の入浴で全身が硬直状態に。部屋に戻っても全身の突っ張りはとれず、マッサージを呼ぶ羽目になりました。部屋に来たマッサージのばあさんが変装した志村けんばりで、笑いが止まりませんでした。残念ながら写真を撮るのは不謹慎かと思い、記録はありません。そのときの様子をお見せできないのが残念です。



翌朝、なんとか回復したk君。志村けんのマッサージが効いたのでしょうか?
朝食を済ませ、出発準備です。



   
    1泊目の宿、湯河原温泉ホテル四季彩の前で記念撮影。今日もどんな1日になることやら。たのしみです。
DUCATIのDIAVEL。イタリアの悪魔です。(DIAVEL=DEVIL)

   
    伊豆の大室山にやってきました。ここは4千年前の噴火によってできたすり鉢状の火口があり、ネットでは映画「君の名は」の舞台に似ていると観光名所になっているようです。
 
リフトに乗って頂上へ。    
    すり鉢状の火口が見えました。ここは何とアーチェリー場になっているではありませんか。
なぜここでアーチェリー??不思議です。
標高580mといえば、札幌の藻岩山くらいでしょうか。きっと夜景もきれいなんだろうな。    
    k君のワルキューレはやっぱりでかいですね。DIAVEL君が小さく見えます。
絶景の龍ケ崎海岸です。天気もよく最高の景色を楽しむことができました。    
    吊り橋からみると結構怖いです。
岸壁には柵も何もなく、一歩間違えば転落です。 今まで事故はなかったのかなぁ???
   
    下田のペリーロードというところにやってきました。文字通りペリーが来航した港です。この奥に黒船が見えたんだろうなぁ!
鎖国していた日本にとって初めて見る欧米人は鬼のような顔に映ったようです。     
    観光スポットとは思えないちょっと寂しいところでした。行政がもっと観光に力を入れて整備すればいいのになぁ。 
開国博物館というところにやって来ました。民間の博物館のようで、拝観料は結構いい値段がしました。     
    旅は続きます。いつものことながら、カメラマンk君の走りながらの撮影は神業です。 
気温は35℃。走っていると暑さはあまり感じません。気持ちの良いライディングです。    
    ヘルメットにはアクションカメラがあります。しかーし、風圧で2度ほど吹っ飛びました。(ワイヤーを付けていてよかた・・・)でもヘルメットには傷がつきました。
きれいな夕日です。本日の行程も無事に終了しました!    
    本日の宿は民宿です。家庭的な雰囲気で、料理も絶品でした。
朝です。奥に半裸の変なおっさんが写っています。    
     朝食もたっぷり食べて出発準備です。
民宿「紺屋荘」を出発です。民宿の方々、お世話になりました!    
    予定にはありませんでしたが、伊豆下田の龍宮窟にやって気ました。ここは海蝕洞の天井が崩れてできた事前のパワースポットです。
上に登って見下ろすとビーチがハート型に見えます    
    田牛サンドスキー場にやってきました。斜度は30度あるそうで、かなりの急斜面です。さすがにスキーに乗っている人はいませんでしたがソリに乗っている人はいました。近所の店でレンタルができるそうです。
 河津七滝のかに滝(かにだると読む)です。あまりの暑さに一番近そうな滝だけ見学しました。後から知ったのですが初景滝まで行くと「伊豆の踊子」のブロンズ像があったようです。行けばよかったなぁ!!う~ん、残念!  
     もちろんここでもソフトクリームでクールダウンです。
「天城越え」で有名な常連の滝にやって来ました。入り口では石川さゆりさんの石に彫られた額縁と歌が観光客を出迎えてくれます。    
   なぜか、この右側が、釣り堀になっています。何でここに釣り堀が??と疑問に思ってしまいます。せっかくの風情が・・・
 帰り際にこんな看板を発見しました。ちょっと怖いですね!
   
     看板のすぐそばにニャンコ発見!どうもこの看板のモデルになったニャンコのようです!
名物わさびソフトです。食べていて、特にわさびの味はしませんが、口の中で溶けた後、ぴりっと辛さが広がります。     
     お昼は冷たいおそばです。K君、M君は青のりのそばを注文。これが1000円。私はなんとなくこのそばは、のりしかついてないのでは、と思い敬遠。800円のなんとかそばを注文しました。これが大正解!案の定、青のりのそばは皿いっぱいの青のりだけ。私のは、色々な具が入っていてしかも安い!断然こっちの方がお得でした!
 誠意遺産、韮山反射炉にやってきました。ここは鉄を溶かし、大砲を作るための施設です。江戸時代の末期にオランダ語の書物を読み解いて作りあげた当時の最先端の工場だったようです。
   
    実際に作った大砲は数えるほどだったらしいですが、日本の近代化の礎となった建物のようです。
富士山とともに世界遺産に認定された三保の松原にやってきましたが、あいにくの天候で富士山はおろか、近隣の山も何一つ見えませんでした!    
    本日の宿泊先は山中湖の清渓というホテルです。
 なかなかおいしい夕食でした。     
    素晴らしい寝相です。だれでしょう??
 ホテル清渓を出発します。山中湖ですから、富士山の裾野にいる訳なんですが、旅行中一度も富士山を拝むことはできませんでした。     
     山中湖を出発します。旅も後半、群馬に向かいます。
 富士スピードウェイにやってきました。前日イベントが終わっばかりのようでレース等はやっていませんでした。BMW(車)のテスト走行らしきものが見られました。    
     前に栃木県のサーキット「ツインリンクもてぎ」に行った時は車やバイクの博物館「ホンダコレクションホール」やいろいろなアトラクションがあったので楽しめましたが、ここは純粋なサーキットで、あまり見るものはありませんでした。
鳴沢氷穴にやってきました。ここは富士の青木ヶ原樹海の東に位置するためか、夜は来てはいけない心霊スポットのようです。富士の噴火の際にできた洞窟で、内部は非常に低温で、氷柱を見ることができます。    
    外気温は35℃を超える中、洞窟の中は3℃前後。汗が一気に引いていきます。
 洞窟から出ると、また35度の灼熱地獄です。洞窟が涼しかった分暑さが身にしみます。
   
     お昼は近くにあったラーメン店で冷たいつけ麺でした。以前の旅行のお昼と言えばほとんど現地のぶっかけうどんでしたが、今回の旅行でぶっかけうどんにはあまりお目にかかれませんでした。
 午後は群馬に向かって移動です。途中雨に当たりました。    
    最後の宿、老神温泉です。おいしい料理に満足です。
最終日、尾瀬に訪れました。福島側からの尾瀬は行ったことがありましたが、群馬側からは初めてです。    
    しかーし、我々シニア軍団は100mほど入ったとこでパワー切れ。「来た」という既成事実だけ写真に収め、そのまま帰路へ。
 最後の見学場所、旧富岡製糸場にやってきました。本来は昨日来る予定でしたが、渋滞や、天候関係で最終日になりました。    
    有料の見学ツアーを申し込みました。昔、養蚕を指導する仕事をしていたことがあり、非常に懐かしく見学することができました。 
富岡製糸場のイメージキャラクター「お富ちゃん」です。お約束の顔ハメ写真です。
   
    レンガと木材の建築方法は当時、画期的なものだったようです。旅はこれで終わりです。この後は新潟のフェリーターミナルへ直行です。
新日本海フェリー新潟港に到着です。この後、タクシーで居酒屋に行って夕食の予定でしたが、よい店が見つからず、結局回転寿司で済ませました。    
    フェリーで一夜を明かし、遅い朝食(昼食?)です。
 旅行も残りわずかです。5年ぶりの本州ツーリング。楽しかったなぁ!!
このツーリングでの走行距離は約1500km。K君に至っては札幌ー函館(約300km)、青森ー大洗(約600km)が加わりますから、2400kmということになりますね。
来年は九州上陸を約束して、旅を終えました。
   

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