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 アリストV300VEに乗るNO.1029のとくちゃんさんが、HKSの車高調式のハイパーダンパーをご自分で装着されたので紹介してくださいました。メンテ79「LMホイール交換記 」と比較すると車高の変化が良く分かります。


VOL.84 HKS車高調装着記 <作成:'99年2月11日>
今までもサス・ショックの交換を行っていましたが、車高調の装着は今回が初めてです。最初は、オーリンズのショックにどこか適当なサスを着けようかと考えていましたが、以前より一度は着けたいと思っていた車高調を装着する事にしました。

1. 選定

TEINかadvoxか? みなさん装着されどちらも好評の様なのでどちらにしようと考えていました。そんな時何気なく見たHKSのホームページに新製品として161用のハイパーダンパーが紹介されていました。以前よりショップ等でもハイパーダンパーの評判を聞いていましたので即決定、注文となりました。決定の理由としては、適当な価格(¥218,000)、単筒式、低圧ガス、HKS、見た目(写真でもきれいな事がわかるでしょう)等です。




2. 脱装着

過去に何度かお手伝いをした事がありますが、自分の車の足回りを交換するのは今回がはじめてです。といっても今回もお手伝い程度で肝心のところは師匠にやって頂きました。
失敗した点は、スピードセンサーを取り付けるステーを前もって車高調に着けていなかった為、中々着かず一時は、一度着けた車高調を外そうかと思ったほどでした。

一番苦労した点は、リヤの取り外しと取り付けで、ローアームのどちらを外すのか悩みました。フレーム側を外せばアラメントが狂う心配も少ないのですがマフラーを外す必要があります。ホイル側は簡単に外せますがアライメントの再調整が必要となります。
今回はアライメントは元々調整するつもりだったので作業が楽そうなホイル側を外しました。しかし想像以上に難航しました。原因は未だにに判りまんせんが、簡単言うと「先(左右)に外すほうが中々外れない、後(左右)から着ける方が中々着けられない」
どちらもローアームの下にジャッキを入れ脱装着を行いました。どちらかが着いていないと一人でも出来るほど簡単です。もちろんスタビは取り外し行いましたが、テンションがかかっている様で本当に苦労しました。後左右両輪につながっているのは、後輪の操舵だけですが未だよくわかりません。そんな事もありましたが何とか4時間で無事装着できました。

写真は、右リヤを後ろから撮ったところです。この様にローアームにダンパーがついています。写っていませんが右側のフレーム側をはずせばアライメントが狂う心配もないかもしれません。それと車高調の場合は、ネジをさげればローアームをはずささなくてもいいかもしれません。車高調以外でもサスをコンプレッサー等で縮めれば可能かもしれません。

3. 比較

(1)車高

各ポイントのデーターです。(フェンダーとホイルのリム間です。単位:mm)
         交換前     交換後      差    
   FR    139      95      44
   FL    144      98      46   
   RR    105      98       7
   FL    107      98       9
後ろももう少し落ちている様に思うのですが実際はほとんど落ちていない様です。前に約0.6度下がった計算です。

交換前と交換後の写真です。リップ(トラスト)の前に置いたコーラの瓶に注目して下さい。リップの下は、一番低いところで103mmです。

(2)走り

HKSのイニシャルのセットから後ろの減衰力を1段弱くして乗っています。ロールが少なく別の車の様です。タイヤのロードノイズも拾う様になり路面の荒れたところでは、うるさい、はねると高級セダンのイメージはすっかりなくなりました。でもわたしとしては快適そのものです。

4. まとめ

今回一応自分で取り付けた事は、私にとってプラスになったと思います。ナットひとつ締めるにしても次回のことを考えゴミを取り、CRCを吹いてから締めること等、当たり前のことですが勉強になりました。



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