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アリストV300に乗るNO.212のtkcomさんが、メンテVOL.34、56の「音響測定レポート」シリーズの完結編を紹介してくださいました。
メンテVOL.56で小変更後にオーディオの改善が行われたと確信したので、ディーラにどこが変更されたか調べて欲しいと依頼したところ、プリアンプ(EMV付き)とウーファーを交換したので再度測定を行いました。ウーファーは同じ品番、プリアンプは交換前に確認しなかったので変わったかは分かりませんが、交換後のプリアンプ品番は 86280-30391 です。
使用CD、測定条件、サウンド設定は VOL.34、VOL.56 と同じ。
・TONE:BASS,MID,TREB ・FADER/BARANCE すべてセンター ・ポジション:運転席(1人) ・エアコンファン:OFF ・アイドリング中:暗騒音 約70dB(SPL) 基準値1kHzが80dB(SPL)になるまでのボリューム位置 ・変更前 :10:00 ・小変更車:12:30 ・交換後 :11:00交換後どのように変わったか各調整を動かしてみたら、リヤドアSPから低音が出なくなっている事が分かりました。
その結果、基準レベルに達するボリューム位置が11:00に上がり全体の低音レベルが若干下がり(40Hz付近)ましたが、ボリューム位置が上がった事でフロントドアSPが100Hz前後でビビルようになりました。
上記の内容はチェックCDによるものですが、音楽CDでの感想は音質に変更があったとは考えられず、以前の低音ボコボコが減少した程度です。したがって交換前でもフェーダーをフロントよりに調整すれば同じ結果になるはずです。測定グラフを見ても分かるように、トータルで見ると変更前、小変更車、アンプ交換後のいずれも同じような結果である事がわかります。小変更車で測定した時には、ボリューム位置が12:30でもフロントドアSPがビビル事はなかった ので、プリアンプ以外にEMVニュット、SP、取付け方法などに改善が行われてい ると思われます。
音の良し悪しは別として、もう少し細かくイコライザーなどで調整できるようになっていれば多くのユーザーを満足させたのではないでしょうか。 これでアリストのプレミアムサウンドに関するレポートを完結する事にいたします。
測定結果 ・青色 − 変更前 ・赤色 − 変更後 ・橙色 − プリアンプ交換後 ・緑色 − プリアンプ交換後(BASSレベル最低)
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