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 アリストV300VEに乗るNO.758のムシクイさんが、テインtypeNA車高調を装着されたので、インプレや装着部のアップなど詳細にレポートして下さいました。


VOL.75 車高調装着記 <作成:'99年1月15日>
さんざん悩んだあげく、テインのtypeNAを選択しました。選んだ理由としては
  1. 乗り心地重視の私としては、ネジ式車高調よりも純正形状のショックの方が無難
  2. 車高の調整機能もCリング式で十分(1cm単位で調整可能)
  3. 減衰力調整機能があれば、かなりの幅で「自分好み」にセッティングができる
等が挙げられますが、決め手になったのは当クラブの皆さんのアドバイスでした。

スプリングはSOFTを選択、減衰力は基準値(Ft:8段、Rr:10段)で乗っていますが、今のところ不満はありません。路面の小さなギャップも違和感なくクリアしてくれますし、首都高の高速コーナーではしっかりと踏ん張ってくれます。(ロールはありますが、スピードがちょうど良いので安心してステアリングをきることができます) 自分の求めていた通りのフィーリングと言って良いと思います。

車高は、Ft、Rrともタイヤとフェンダーの間が指2本といった感じでしょうか。フロントリップの下でも約12cmは確保できています。ただ、それでも駐車場の入口など急な坂は恐怖で、装着した翌日に早速リップを擦ってしまいました。Ftはもう1段高くしても良いかもしれません。

<<追加レポート>>

高速走行(トータル約900km)を利用してショックのセッティングを色々試してみましたので、その感想をご報告したいと思います。
当初の街乗りでは基準値(Ft:8段、Rr:10段)で問題なかったのですが、敢えて固め&柔らかめのセッティングを試してみました。

★基準値より2段階固め

ハンドリングがシャープになった感じで、舵角に対して車がリニアに反応してくれます。ロール量も少なく、路面の良い所ならこの方が安心して乗れるでしょう。反面、大きめのギャップ(路面を鉄板でつないでいるようなところ)では「ドンッ」という感じで結構な突き上げがあります。底付きとは違いますが、ショックのスピードが車体の変化についていけない感じです。一般道では気にならなかった点ですが、やはり100km/h超では違う動きになるようですね。

★基準値より2段階柔らかめ

2段階固めに比べると若干ロールが増え、急な加減速に対する上下動も大きくなりますが、ぬあわkm/h程度ならば注意しないと分からないレベルです。一方、路面のギャップに対する追従性は格段に高まり、少々の段差ならば意識せずクリアしてくれます。私としては、当面このセッティングで乗ってみたいと思います。

★装着部紹介

1枚はFtの装着状態、あと2枚はFtおよびRrの減衰力調整部のアップです。

Ftの調整部にあるグリーンのパーツは、テインの車高調に付属の専用クリックツールです。これを先端部の穴に差し込んで減衰力を好みの位置に調整するようになっています。ちなみに、一旦時計回りに目一杯回し、それから反時計回りに戻していくのが正しい調整の方法の様です。(上記レポートの通り、私はFt10段戻し、Rr12段戻しで乗っています→その後のフィーリングもGOODです)

Rrの調整部は、トランク内の内装を剥がした状態で撮影しています。車種によってはスピーカーボードまで剥がすことになりますが、アリストの場合はトランク内の樹脂ピン(左右各2本)をはずすだけでOKですので非常に簡単です。

装着部の写真は、普段皆さんが目にしにくいところですので参考になるのではないでしょうか? やや頼りないメンバーブレースも写っています。(HAGEさんのようにTRD製に交換したいところです)

island
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