13時12分アムステルダムCS発 14時00分デンハーグCS着 駅前のVVVでホテルの紹介を依頼すると今日は大きな会議があってホテルはほとんど満員とのこと それでも何軒にもあったってくれてようやくあったところはシングルベッドの部屋に追加のベッドを入れるのだ 紹介手数料は12.5G(780円) 場所はデンハーグ郊外のリゾート地スケベニンゲン-現地の発音は スヒェフェニンヘン(Scheveningen)が近いが私には発音不可能-オランダ語はgo,geを破裂音のホ、へ、と発音する トラム、バス乗り放題の1日券等があると教えてくれたので3日券を購入 25G(1560円)
タクシーでホテルボルへ行く 25G 15時頃着 部屋の準備ができていないので荷物を預けて歩いて5分の浜辺へ行く まだ肌寒いが何人か水着で日向ぼっこしている そのうち目の前で若い女の人がビキニの上を取ってトップレスになった 実は同行者の影から写真をとったがレンズの焦点距離が短いために小さくしか写っていない
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
スケベニンゲンの砂浜 | カフェテリアでの夕食 | 卒業記念パーティ | ホテルボルの入口 |
海岸べりのカフェテリアで夕食 ニシン、イワシ、サラダ、ビール3本で33.8G(2100円) 帰りがけに一番立派なクルハウスホテルの前に人が集まっている 行くと大きな車で若い男女が着飾ってアベックで続々とくる 近くにいた日本人女性に尋ねると高校の卒業記念パーティだそうだ 知人の子供が出席するので来たとのこと ホテルボルは写真で分かるようにホテルのようには見えない普通の家のようである 上の写真をとった時刻は19時48分でまだ明るく日がさしている 部屋はぎょっとするくらい狭く2つのベッド以外の空間がほとんどない 荷物を広げるのにも苦労した トイレ、シャワールームは共同使用 1泊朝食付きで95G(6000円)
まずデンハーグ駅(DenHaagHS)へ行って様子を調べる デンハーグには大きな駅は二つあってCSは線路は行き止まりで 国際列車などの長距離列車はCSに入ってこずHSにしか止まらないのだ 11時30分に今回の旅行の一番の目的であるフェルメールの傑作の絵を見にマウリツハイス美術館へ行く 入館料6.25G ここには「真珠の耳飾の少女」、「デルフトの眺望」、「ダイアナとニンフたち」がある [真珠の耳飾の少女」は最も有名なフェルメールの絵で私たち二人以外誰もいない部屋でゆっくりと鑑賞できた [デルフトの眺望」は風景画だが光のあたり方がフェルメールらしく[小路」よりもずっとよかった
![]() |
マウリツハイス美術館では写真をとることができたがフラッシュを光らせることができないため「デルフトの眺望」は残念ながら手ぶれでぼけている | |
真珠の耳飾の少女 | デルフトの眺望 |
美術館に50分いて出てきたら12時20分 同行者がレイデンの植物園へ行きたいというので電車で行く デンハーグCSから10分 9G 駅から植物園のほうへ向かって歩いていると左側に大きな風車が見えそちらへ向かう 風車博物館になっていて中に粉挽きのミルがある 入館料5G 上からレイデンの町が一望できる
![]() |
|||
風車博物館 | 粉挽きミル | 風車の羽根と レイデン風景 |
日本名 |
レイデン大学の前を通って植物園へ行く シーボルトが持ち帰った日本の植物があり一部日本名で表示されている VVVでもらった地図にのっていた港のシーフードレストラン街へ行きレインボウレストランで夕食 70g(4400円)
今日はゴーダのチーズ市があり出かける ホテルからトラムの停留所へ行くまでの通りに露店市がありそのうちの八百屋が左の写真だ デンハーグCSの横が工事中で地面を掘っている 写真のように砂だけだ この上に建物を建てるのだから傾くはずである | ||
露店市の八百屋 | 砂上の楼閣 |
ゴーダのマルクト広場はこの前来た時は露店市がぎっしりと開いていたが今日は周りに少しあるだけで中央は開けている チーズ市のための衣装を着た人が何人もいる チーズ計量所の前面には計量用の秤のレリーフがある まわりには木靴、修道院ビール、編み椅子作りをやっている 修道院ビールは種々のハーブを原料として使っている 同行者は興味があるのでいろいろ聞いている ビールは体を冷やす飲物なので体を温める材料を使うのはいいことなのだそうだ
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
||
チーズ市の衣装 | 秤のレリーフ | 木靴作り | 修道院ビールの原料 | ビール作り | 編み椅子作り |
![]() |
広場の前の市庁舎内ではレース作りの実演をやっている 根気のいる細かい作業だがやっているのはおばあさんばかりだ 市庁舎前にビールのスタンドが現れた ビールを頼んでお金を払おうとしたら無料だとのこと 有難く2杯飲んでしまった | ![]() |
レース作り | ビールはただ |
13時頃までいて デルフトへ移動する この町はフェルメールが生まれ育ったところである 1995年にドイツ デュッセルドルフへ出張したとき休日にデルフトへ来たことがあったが その時はフェルメールを知らず街中を歩き回っただけだった 観光案内書はもらったが中をろくに読まなかった
デルフト駅について構内から出ようとしたら女の人が大声を出して同行者のところへ走ってきた その人は売店の人で同行者の後ろについていた少女がウェストバッグから物を取ろうとしていたとのこと しばらくすると警官がきて調べるが物は盗まれておらず 少女は何もしていないというので放免された 売店の女の人は少女が構内でうろうろしていたので怪しいと思い注意していたらしい おかげで盗難に会わずにすみ助かった
![]() |
観光案内書に 旧教会にフェルメールの墓があるとあったので行くと残念なことに修理中で入ることができなかった 旧教会は写真のように傾いている うろうろと歩き回り疲れて運河のそばで座っていると大きな船が通っていった 道路が跳ね橋になっており船が通るときに跳ね上がるようになっている |
![]() |
旧教会 | 運河を通る大きな船 |
![]() |
デルフトにはデンハーグからトラムがきていてトラムで帰る スケベニンゲン海岸べりのデリカテッセンで食べ物、飲み物を買って狭い部屋で夕食をとる |
狭い部屋での夕食 |
朝早起きしてホテルのまわりを散歩していると窓にルックサックをぶら下げている家が何軒もあった ホテルの人に聞くとその家の子供が大学に合格したので報告(自慢?)しているのだそうだ
大学合格の印 | 自転車も乗れる | 自転車マーク |
ブルージュ(ベルギー)へ向けて出発 駅までトラムに乗るのだが荷物が重いのでトラムの停留所までバスに乗ろうと思い バス停で待っていると女の人がバスはデンハーグCSへ行 くと教えてくれる デンハーグCSから国際列車の止まるデンハーグHSへ移動する
オランダでは電車に自転車を乗せることができる 国際列車でも自転車マークがついている
デンハーグCSからブルージュまでの運賃は61.5G(3830円) デンハーグHS10時6分発 アントワープ乗換 ブルージュ着12時52分 国境は知らないうちに通り抜けた