アムステルダム

6月11日  金曜日

6時15分自宅発、新大阪駅経由はるか5号で関西空港駅着8時20分、8時30分 KLM868便にチェックイン、航空券はHISで購入、 往  関西空港-アムステルダム、復  パリ-アムステルダム-関西空港、35日fixで119000円。

持っていった観光案内書は  昭文社 エアリアガイド オランダ/ベルギー、イギリス  トーマスクックヨーロッパ鉄道時刻表だ

15時20分アムステルダムスキポール空港に到着、重い荷物をごろごろとひいて国鉄スキポール駅に移動しアムステルダム中央駅(CS)まで電車で行く、 6.5ギルダー(G)。

中央駅からタクシー(25G)で国立博物館近くのテルダムホテルへ行く、17時10分チェックイン、ここは日本で(HIS)1泊だけ予約、1泊朝食付きで17500円。

この旅行での平均交換レート  1G=62.2円。

スキポール駅時刻表
スキポール駅時刻表

テルダムホテルの周りはホテル街でホテルが沢山ある、日本からファックスで直接予約したオウルホテルはテルダムのすぐそばだった、 1泊朝食付き210G(13000円)。

ホテルの近くを散歩、オランダ料理レストラン デブラウエホランダで夕食、46.5G(2900円)。

6月12日  土曜日

オウルホテルに荷物を預け歩いてアムステルダムCSへ行く、チーズで有名なゴーダ(現地の発音はハウダ)へ行くのだ。

アムステルダムの市電(トラム)は全部違う絵がかかれているがその中で奇抜なものがこれ。

さすがに自転車の国でそこらじゅうに自転車置き場がある、盗難が多いそうでいずれも頑丈な錠がかけてある、大きな通りには必ず自転車レーンがある

中央駅は東京駅のモデルになったもの、切符売り場には赤線がひいてあって次の人以下はそこで待つようになっている。  オランダではかなりの人が英語を話すので切符も容易に買える、アムステルダム-ゴーダ 往復29.25G(1820円)、1時間乗るので料金は 日本のJRと同じくらいか。

電車で同じボックスに座ったコリーさんという私たちよりやや年上の女性と話する。彼女は英語を話さないがアムステルダムに住んでいて 以前はデルフト焼きの絵付けをしていたそうだ。同行者も絵を描くので話がはずむ。  といっても言葉が通じないので完全に意思疎通したわけではない。

トラムの奇抜な絵 自転車道路 アムステルダムCS切符売り場 コリーさん
トラムの絵 自転車道路 アムステルダムCS
切符売り場
コリーさん

持っていった観光案内書に土曜日にマルクト広場でチ-ズ市があると書いてあったが露店市だけだった。  ドーバー、北海産の魚屋、花屋、チーズ屋がある。広場に面して大きなチーズ屋もあり巨大なゴーダチーズがある。  この商店の入口横に貼ってあるポスターでチーズ市は木曜日にあることが分かる。

露天市の魚屋 露天市の花屋 露天市のチーズ屋 広場に面したチーズ屋 チーズ市のポスター
露店市の魚屋 露店市の花屋 露店市のチーズ屋 広場に面したチーズ屋 チーズ市のポスター

オランダは埋立地が多く地面の不同沈下があるので、この写真のように建物が傾いているのがはっきり分かる。また間口が狭い 、  間口によって税金額が決まったのだろうか。

ステンドグラスで有名な聖ヤンス教会へ入るとバッハのカンタータの練習をしていた。16時から本番の演奏会があるとのことなので、 そのままずっと練習から演奏会まで聞いていた。演奏会前には着飾った人たちで席が満員になった。

家の傾き ステンドグラス リハーサル 演奏会
家の傾き ステンドグラス リハーサル 演奏会

ゴーダ発18時19分の電車に乗り、ユトレヒトでICに乗り換える、アムステルダムCS着19時35分。

アムステルダム中央駅近くのレストランドリウスで夕食  69.75G(4400円)。

6月13日  日曜日

ライツェ広場の観光案内所(VVV)でアムステルダムパスを購入  39.5G(2500円)、  国立博物館の入場券が付いている。

11時30分国立博物館に入る、すぐに今回の旅行の一番の目的であるフェルメールの絵を見に行く。  ここには [牛乳を注ぐ女]、[青衣の女]、[恋文]、[小路]の4点がある。 牛乳を注ぐ女、青衣の女は前に見た[手紙を書く女]と同じく光が強く意識される作品だ。   小路は今までに見た絵とまったく違う風景画であまり感激しなかった、 この絵を見ていて建物の上部が書割みたいだと同行者に言うと実際そうだといわれた。 知らなかった今まで後ろに屋根が続いていると思っていた。[恋文]は見たはずだが覚えていない、 この絵は盗まれたことがあって両脇の部分が損傷したそうだ。そんなことがあったとあらかじめ知っていたらよく見るのだった。 写真を見直すと青衣の女の横にあるのあるのが分かる。人が少ないのでゆっくりと鑑賞できる。

牛乳を注ぐ女 青衣の女 小路 フェルメールの部屋
牛乳を注ぐ女 青衣の女 小路 フェルメールの部屋

多くの有名な絵があるのでまだ十分に見たわけではなかったが全部を見るのはあきらめて出てきたのが17時頃、 トラムでアムステルダムCSへ行く、駅の中、駅前をぶらぶら歩き回る。

屋根前面のフック ほとんどの家の前面上部にフックがついている、重い家具などを上の階へ入れるのに滑車を付けるためにあるのだろう。 国立博物館までトラムで戻り近くの日本料理店与一で夕食、 焼魚(にしん)定食、鍋焼きうどんで94G(5850円)。
屋根前面のフック

6月14日  月曜日

トラムでアンネフランクの家へ行く、家の隣に新しいアンネの博物館が工事中で家も見学順路を変えるべく工事をしていた。 こちらはアンネフランクの日記を読んでいないので当時の切実な状況を感じることは難しいが、狭い部屋で長く潜んでいるのは どんな気持ちなのだろうか。

アンネの家の前から国立博物館前まで運河バス(船)に乗り、そこから歩いてアルバートカイプ通りの露店市へ行く。 パンにニシンをはさんだもので軽く昼食にする、このニシンがおいしいがオランダ以外では見かけない。

スパイスを小分けした店がありその奥に家庭用品の固定店がある、 ここで胡椒挽きを購入 64.95G(4050円)、胡椒を挽く部分がドイツのZassenhausのセラミックで店の人いわくほとんど永久保証だそうだ。

ぶらぶらと歩いてゴッホ美術館へ行くが工事中で閉鎖されている。

アンネフランクの家 スパイス屋 路上のチェス ハーブ園
アンネフランクの家 スパイス屋 路上のチェス ハーブ園

また運河バスで国立博物館前から市役所まで乗り植物園へ行く、これは同行者の趣味でお付き合い(ハーブ、薬草に興味がある)。 2時間ほど植物園にいてからウォタールー広場へ行くが時間が遅かったせいか蚤の市はなかった。

市役所の近くの路上でチェスをやっていた  しばらく見学。

ライツェ広場前のアメリカンホテルで夕食、サラダ、魚料理、サンドイッチ、ビール1杯、グラスワインで85G(5300円)。

 6月15日  火曜日

フォンデル公園で散歩、テニスクラブがあったので入っていった。女性コーチに若い女性が4人練習している。 皆あまり上手ではないがばんばん打っている。女性コーチは非常にうまい。 ちょっと頼んで打たせてもらったらよかった、私は40年くらいテニスをしているのです。

道路でもそうだが公園内でもインラインスケートで走っている人が多い、 極めつけは下の写真で乳母車を押したお母さんがスケートで走っている

ホテル近くの土産物屋で写真立てなどの土産を買う、その隣の運動具店にあった寝袋にはびっくり、 とんでもなく大きい、オランダ人は背の高い人が多いがこれほど大きいとはびっくり。

テニスの練習 スケートの親子 巨大な寝袋
練習 スケートの母子 巨大な寝袋

アムステルダムCSから電車でデンハーグCSへ行く   電車賃17G(1060円)。 アムステルダムCSのトイレは有料で0.5G。