サンモリッツ

3月25日 月曜日 曇り

長いトンネルを抜けてしばらくすると終点のサンモリッツだ、14時58分着。 駅表に出るとHauserホテルの運転手が迎えに来ていた。

私は気が付かなかったが、同行者が同時に乗っていた人が運転手にチップを渡していたという。

最初の部屋

506号室に入る、リニューアルしたばかりで評価してほしいとアンケート用紙をくれる。

17時ごろからホテル周りを歩く、すぐ上にスキー場へ上がるケーブルカーの乗り場があり便利な場所だ、前に行ったシャモニー、ガルミッシュではホテルの外にレストランが 多くあったが、ここではホテルのレストラン以外は無いようだ。

ホテルレストランで夕食、ヴァイツェンビール、ハウス白ワイングラス、スープ、Rotbarbe(赤いスズキ)のグリル、フルーツメレンゲでCHF58.00。 隣のテーブルの女性が 日本語でメニュー選択の手助けをしてくれる、日本人の子守から日本語を習ったとのこと。

夜中にトイレへ行ったら扉の開閉に音がして同行者が起こされて怒り出す。 それまでにも部屋に不満が多くあって深夜(12時すぎ)だがレセプションの営業時間内だったので 電話するが誰も出ない。 レセプションへ行くと誰もおらず、用がある場合の電話番号が書いてある。 電話すると長い間呼び出しベルの後男の人が出てだいぶ待たされて現れた。 ホテルオーナーだという人を部屋へ連れて行き数々の文句を言う。 深夜なので明日部屋を代えるということで納得。

苦情の内容、バスルームドアの開閉で音がする、ベッドランプのスイッチ位置が高すぎる、椅子が一つしかない、バスルームのスイッチが入り口近くになく色が黒色壁と同じ、 バスルームにラジエーターがない。

3月26日 火曜日 曇り

朝食後レセプションへ行き408号室へ替わる、文句を言っていたことが全て良くなっていて、リニューアルとはなんなんだと笑ってしまった、 506はリニューアル前の部屋と違うかな。 溜まっていた汚れ衣類の洗濯をする。

セガンティーニ美術館

セガンティーニ美術館まで歩いていき、11時30分ごろ入場する、正規入場料CHF10.00、Excursion tipsパンフレットに割引券がついていてCHF7.00になる、 1部だけ持っていたのでトータル入場料CHF17.00、日本語のオーディオガイドCHF3.00。 少し見ただけで昼休み(12-14時)になり追い出される。 湖の方へ降りていくと 大きなスーパー(Coop)がある。 どんなものがあるか一回りしてからカフェでケーキ、紅茶、エスプレッソで昼食の代わりとする、CHF13.10。

14時30分ごろ再びセガンティーニ美術館へ行き、ドームにあるアルプス3部作 をじっくり鑑賞する。

スキー場最下部

西の方にロープウェーのラインがありその下まで行くとスキー場の最下部だ、グループの子供たちが滑り降りてくる。

3月27日 水曜日 快晴、ティラーノは曇り

スイスへ来てからずっと曇りだったが今日は初めての晴れしかも快晴だ。 ホテル向かいの山もはっきり見える。 今日はベルニナ線でイタリアのティラーノへ往復する。 乗車券はSBBのサイトで購入した日時指定の列車に乗るSupersaverチケットだ、料金は正規料金の半額のCHF60(二人分)。

ベルニナエクスプレスのパンフレット

サンモリッツ駅

8時45分発の列車に乗る、駅からスキー場の上部が良く見える、今日スキーをしたら快適だろうな。

モルテラッチ氷河と列車

大きな氷河と列車を同時に撮影できる場所に何人もの人がいて写真を撮っている。 氷河はモルテラッチ氷河だ。

ディアヴォレッツァスキー場

サンモリッツから1時間ほどでディアヴォレツァ駅に到着。 駅前にロープウェーの駅があり数人のスキー客が下りた。 下の標高は2,093m、上の標高は2,978m、 標高差は約900m、滑っている人がほとんどいない。

向かいに同じようなラガルプスキー場がある。

オメガループ

ベルニナ線最高点(2,256m)のオスピツィオ駅を過ぎてしばらくすると雲の中に入る。 アルプグリュム駅から急角度でまがってどんどん下りていく。  写真の橋のところで列車の向きが180度変わる。

ベルニナエクスプレス

ブルージオ駅で観光列車のベルニナエクスプレスとすれちがった。 客がほとんど乗っていない。

ブルージオのループ橋

ブル-ジオ駅を過ぎてしばらくすると有名なブルージオのループ橋だ、動画を撮っていたのでうまく全体を示す写真を撮れなかった。

レーティッシュ鉄道のティラーノ駅

11時12分ティラーノ駅着。 入り口横の赤いものは世界遺産であることを示す標だ。

ティラーノの街を歩く、 広いイタリア通りを西へ1km位歩くとマドンナ教会の前に出た、サンモリッツからの線路が走っている。

ティラーノの墓地

裏道を通って駅の方へ帰ってくると墓地があった、墓の様子は日本のものと全然違う。

ロッカー形式の墓

こんな形式のものもある、全部花が飾ってあるけどよく墓参りに来るのかな。

先頭車両

駅前のATMでマネーカードで€200引出し。 駅前のレストランSale&Pepeで昼食をとる、日本語のメニューがあった。

ティラーノ駅14時33分発の普通列車に乗車、後ろにベルニナエクスプレスの展望車両をつないでいる。 先頭車に日の丸と箱根の文字が書いてある、

展望車両2等車

ベルニナエクスプレス2等展望車の車内、発車にまだ時間があるので人が少ないが発車時には席がほとんどふさがっていた。

オスピツィオ駅の標高

オスピツィオ駅の標高を示す表示、2,256mだ。 ティラーノは約700m、サンモリッツは約1,800mだ。 ポントレジーナで後ろの車両を切り離した、 後ろはサンモリッツへ行かずにクールへ直接行くようである。 サンモリッツ着17時08分。

3月28日 木曜日 曇り/雪

今日は一人でスキーに行く、ホテルでスキーパス1日券購入、CHF50.00。 9時30分ホテル発。 スキー場行きケーブルカーすぐ下のスキーショップでスキーを借りる、 スキー靴は持ってきたのでスキーとストックのみだ。 日本で使っているスキー板の詳細と中級レベルと言うとすぐスキー板を選んでくれる。

コルヴァッチから上はガスで様子が良く分からない。 1回ラトレフルオール(Las Trais Fluors)へ上がったがコースが全く分からずマルガンスまでそろそろと下りる。 この後見通しの良いチェレリーナまで滑り、次に反対側のバート(Bad)まで滑る、ここは26日に来て子供らが滑っていたところだ。

ロープウェーでシグナルまで上がるとここももうガスで前が良く見えない、滑りだしたらいきなりコースから外れた段差で放り出され大転倒し膝をねじり腰を打ってしまった、痛い。

Salastrainsホテルレストランでアスパラスープとパンの軽食を取る、CHF22.40、高い! 痛みが引かないので帰る、ホテル着14時20分。 同行者の持ってきた怪我の漢方薬黄解丸を飲む。

20時30分スキー同行のSさんたち3人が到着、すぐホテルレストランで夕食を取る、小ビール、ホウレンソウスープ2、ヌードルでCHF46.00、怪我をしているので同行者に 大きなビールを飲むのを制限されてしまった。

Sさんたちはチューリッヒからチャーター車で来た、途中運転手の居眠りで肝を冷やしたとのこと、運転手は今日チューリッヒ-サンモリッツを2往復で疲れていたようだ。

3月29日 金曜日 晴れ/曇り

夜中膝と腰が痛くてとてもスキーに行けるような状態ではなかったが、朝になったら痛みがおさまって何とかスキーに行けるようになった。

同行者を含めて皆でピッツネイルへ行く。 ホテル宿泊者はスキーパスが1日CHF25だとあったので3日券を買おうとしたら宿泊日数分買わなければならないと言われた、 私たちは6泊なので6日券(6×25でCHF150だ)を買わなければCHF25/1日にならないのだ。 そういえば1日目にスキーパスを買うかと聞かれたような気がする。 今から6日券を買ってもしょうがないので1日券CHF50にする。

ケーブルカー入り口

Sさんたちも同じスキーショップでスキー板を借りる。

ケープルカーの入り口に1,846 - 3,057mと書いてある、入り口が1,846mでピッツネイルが3,057mあるということだ。

コルヴィリア

コルヴィリアまで行くと快晴だ、すぐロープウェーでピッツネイルまで上がる。

ピッツネイルにて

ピッツネイルの展望台で記念撮影、後ろに見える岩峰がPiz Nailだろう。

Grischaの新雪で1回滑ってすぐコルヴィリアへ行き下までケーブルカーに乗る。 同行者はスキーをしないので1日券で今日中にコルヴァッチへも行くのだ。

コルヴァッチ頂上レストラン

ケーブルカー下のドルフからバスでコルヴァッチへ行く、ロープウェー2本乗り継いで3,303mの頂上レストランに入る。 こんな高いところにあるが雰囲気の良いレストランだ、昼食はスープ2、水でCHF29.50。

ガスが出始めていて山の方の見晴らしは悪い。

コルヴァッチ頂上からスタート

3,303mからスタート、少し滑ると息がきれる、相当空気が薄い。

Mandraリフトの乗り場まで滑り苦手のTバーリフトでロープウェーの中間乗り場まで上がる、疲れたので下へはロープウェーで降りようかと思ったが他の人は 滑って下りるというので一緒に滑り降りる。

コルヴァッチロープウエイ乗り場

コルヴァッチロープウェー乗り場の標高は1,847.98mだ、cm単位なのでその位置に線がある。

バスが来たので乗ったらドルフと反対方向行きで終点のフルチェラスまで乗ってしまった、バス観光だ。 ホテル帰着17時15分。

3月30日 土曜日 雪

満員のカフェテリア

8時40分ホテル発、コルヴィリアから少し下りてSalastrainsリフトで上がり、バートまで滑り降りる。 ロープウェー、ケーブルカーでコルヴィリアへ 戻る。 上の方はガスで視界が悪いのでもうここから下しか滑るしかない。

Margunsのカフェテリアへ入ると超満員だ、同じテーブルに3組座った、我々4人、ロシア語らしき言葉を話す親子2人、イタリア語らしき言葉を話す親子3人だ。 いつもだと近くの人たちと話するのだが今回は全然交流がなかった。

チェレリーナへ3回滑って(1回はノンストップラン)少し早いが切り上げる。

パーティ料理

ホテル近くのCo-opでビール、発泡ワイン、ハム、ソーセージ、野菜、パンなどを買い部屋でパーティだ、材料費CHF78.50/5人。

パーティ

パーティ途中で女性が二人入ってきて何か言うが分からないのでいらないと言う。 後で聞くと復活祭でウサギのチョコレートを配りに来たらしい。 31日に同行者がもらいに行って獲得してきた。

3月31日 日曜日 晴れ/曇り

今日は夏時間への変更日だ、時計を1時間進める。 ホテルの支払いがCHF2425.58、こんなに高額を払ったのは初めてだ。 今日はスキーをしてから16時の列車で チューリッヒへ行くのでスキー後の着替えにレイトチェックアウトを頼んだら1部屋無料でしてくれた。

ピッツシュラタイン

Mさんがスキーに行かないというのでスキーパスを借り受けて3人で出かける。 今日も上の方はガスで見通しが悪い、2時間ほど滑って引き揚げる。

スキーレンタル料CHF139.00(4日)。

ホテルHauser前

ホテル前で、SさんとKさん。

レセプショニスト

一番愛想の良かったレセプショニスト、でもこの人がチェックインの時506号室をアサインしたのだ、あの問題のある部屋はなんだったのだろうか。

15時ホテルの車で駅まで送ってもらう、こんどは運転手にチップを渡す、全員の分でCHF5.00。

食堂車 食堂車内部

クール行きの列車に食堂車がついていた、趣きがあってオリエントエクスプレスの感じだ。

チェレリーナ

16時02分サンモリッツ発、18時03分クール着。

途中スキー場最下部のチェレリーナでは雪が少なくてかなり地面が出ている、スキーシーズンも下はもう終わりだな。

クールからのICはSさんたちは指定席なので同じ車両へ行く、18時09分クール発、19時37分チューリッヒ中央駅着。