ミュンヘン

マリエン広場には多くの露店が出ている、今旬なのか白アスパラガスとイチゴが店一杯に飾られている、3時間ほどぶらついて帰り際に見たらアスパラガスはほとんど売れていた。

マリエン広場のチーズ屋にワサビを入れたチーズがあった、Wasabi日本のレシピによる　と書いてある、€2.35/100gだ。

夕食はホテルの部屋で、広場で調達したサンドイッチ€9.00、ホウレンソウ€3.91、ワイン€2.50ですませる。

カフェで昼食をとる、今日のパスタ、今日のサラダ、水で€22.60、おいしかった。帰り際に壁のメニューを見たら下から3番目にKOMBUCHAがある、昆布茶だろうか。

次にノイエピナコテークへ行く。入場料€7.00。ピナコテーク共通の1日券が€12.00だった。

最後の部屋に底抜けに明るいセガンティーニの絵があった、でもノイエピナコテークのサイトでArtistの中にSegantiniの名前はない、なぜかな。

早めに駅へ行ってEC85に乗った、車両257は6座席のコンパートメントだ。列車はオーストリア国鉄でÖBBの表示だ。Öの実際の表示はQを反対にしたようなので同行者はQBBと 読んでいた。

我々の席は通路側で窓側の2席も指定されている。車両の端にスーツケース置き場がないので、網棚に上げるのは難しいし棚の大きさから落ちる恐れがあるので通路に置く。 ミュンヘン中央駅発9時31分。

指定されていない43の席に女性が座り、窓側の2席も女性だ。日本だったらすぐおしゃべりが始まるが発車してかなりの間は無言だ。たまらなくなったのかつたない英語で同行者が 話しかける。真ん中の女性はドイツ人でBolzanoへ観光に行く。窓際の女性はイタリア人でドイツ人と結婚したのかミュンヘンに20年住んでいてナポリの両親を訪れる。もう一人の 窓際の女性はイタリア人で英語が話せないのか会話に参加しなかった。日本語、英語、ドイツ語、イタリア語が飛び交う国際列車らしい雰囲気だ。

オーストリアに入ってインスブルックを通ったが雲が低くてアルプスの景観が見えない。イタリアに入ると果樹園が多くある、ブドウのように仕立てられて緑の葉が出ている ものが多い。ブドウだと思っていたら同行者がリンゴだという。日本のリンゴと樹形が違うのでほんとかなと思っていたが平野部に出るとブドウがあってまだ全然葉が出ていない。

イタリアに入ると車掌が指定席表示の紙を回収していった。ドイツ人女性はBolzanoで降り、しゃべらなかったイタリア人女性はVeronaで降りた。Bologna Centrale着16時20分。

ナポリへ行く女性はここからナポリ行きの新幹線で、我々はローマ行きの新幹線だ。

Bologna　Centrale発16時53分、乗りこんだら鞄置き場は一杯で置き場所がなかった、ECはボローニャに着いたときはがらがらだったがESは満員だ、指定座席へ行ったら 座っている人がいたが替わってもらった。イタリアの特急列車は指定が必須と書いてあったが指定がなくても乗ることができるのかな。

Fireze S.M.N.着17時30分。