仕事日記●○●9月
小文字青〈佐山さん〉小文字赤〈管理人〉※小タイトルは管理人がつけています。


9月1日 多治見市文化会館 瀬木貴将 duo
Stage●
1-ilusion
2-dulce
3-forest rain
4-salva(zampna solo)
5-the earth song
6-andes
7-last wind
8-
pooh-song(piano solo)
9-in the velvet
10-wonder rain
11-el condor pasa
12-奇想天外
13-viento
encore●
silencio
bosendolfer imperial である。会場のサイズ(capasity)もステージの高さもちょうどよく、ごきげんさんである。

9月2日 横浜・美術館 ヒダノ修一
ヒダノ君とは知り合って十年以上経つのに、共演は初めて。しっかりと自分の表現、活動を確立していてえらいなあ。やりごこちもすごくいいし、共演を重ねていきたいものである。
※瀬木さんと共にゲスト出演。

9月3日 小原RH
今はなんという名前かわからぬが昔エピキュラスといった建物の地下練習場。なんと名器S-400があるではないか。小原君との音合わせはいつも何かエネルギーをもらう。
ピアノさえ弾いていればごきげんさんってのはいつもかわらないが、それはずっと小さい頃のピアノ小僧な気持ちが呼び覚まされてるからかも知れない。
猫に関するジャズの曲がなくて困っている。意外である。

9月4日 おおたか静流 RH
シズちゃんはいい。ケレンのかたまりのような芸風にみえて、じつはケレンのかけらもない純粋に高度な技術、なぜだかいつまでも失われない瑞々しい心、そして安易な方向に流れないサービス精神が加わると、ああいうすばらしい女性になるのだろうか。

9月5日 福山・美術館 瀬木貴将 duo
1st Stage●
1-ilusion
2-dulce
3-forest rain
4-salva(zampna solo)
5-the earth song
6-andes
7-last wind
2nd Stage●

1-in the velvet
2-wonder rain
3-el condor pasa
4-奇想天外
5-viento
encore●

silencio
いやよく響く。ピアノも笛も。横浜、福山と美術館づいているが癖になりそう。

9月6日 大阪・royal hourse オレsession
1st Stage●
1-in your own sweet way (dave bruebeck) Bb
2-creopatra's dream (bud powel) Gm
MC
3-mood indigo (duke ellington) Ab
4-my back pages (keith jarret) Dm
5-in walked bud (theronious monk) Fm
MC
6-hymn to freedom (oscar peterson) F
2nd Stage●

MC
1-masquerade (leon russel) Bm 伝兵衛 vo
2-fly me to the moon (?) C free 伝兵衛 vo
3-bolivia (cider walton) D
4-my foolish heart (bill evans) Bb
MC
5-mayden voyage (herbie hancock) D
6-got a match ? (chick corea) Dm
encore●

1-
tough (佐山雅弘) Dm
2-hymn for nobody (佐山雅弘)Bb
3-nica's dream (horece silver) Bbm
JIROKICHIのODUが気になって本番になるまでそぞろであったが、始まってみると何故か知らずピアノを弾く覚悟が層ひとつはらの底に近くなった気がする。tough のできが非常によくて、ゲーテ座に向けて自信がついた。
※この日、なんとネイチャーワールドのリハーサルをロイヤルホースでやったとのこと。その延長で、伝兵衛さんヴォーカル飛び入り参加となったようです。
またJIROKICHIでの「俺・歌」の様子は、
本田雅人さん(Sax)のファンサイト内掲示板で知る事ができます。かなり笑えます。

9月7日 八尾 nature world
ドラムのゲンちゃんはついこないだ北朝鮮に行ったらしい。平壌で現地の歌手達と交流コンサートだが、リハでマーシャルの大音量に驚かれ、本番は10分限定で電源を落とされたそうな。
また、彼は少林寺拳法初段だって!筆記試験もあるんだって。
楽屋でサインしてたら、マジックペンの蓋を瀬木が吹き、とても高いきれいな音がでた。筒であればなんでも音は出るというから恐ろしい。
yamaha cf が素晴らしく手に馴染む。あらためて日本の地方都市にいいピアノがゴロゴロあるってのは有り難い。まぁホール系にかぎっての話。シリアルが4550800っていうからそんなには古くないはずだが、鍵盤が象牙だった。模様かなぁ?

9月8日 中野・ゼロホール 小原孝 ゲスト出演
ねこのロックンロールパーティ
フォーレ/ミャオ
anderson/waltzing cat
chopin/猫のワルツ(小原孝ソロ)
al rinker/everybody wants to be a cat (佐山雅弘ソロ)
悲しみの猫ふんじゃった
ねこのブギウギナイト
sayamanbo
〈二部だけ参加〉
死にそうである。いや、仮死状態にあるといったほうが正確だ。4時まで大阪で飲んで6時半の新幹線に乗って、中野ゼロホールに辿り着いたら古ーい建物で、”出演者のかた?”と聞かれ、案内された楽屋が畳の和室。これ幸いとぐうぐう寝てたら演歌のカラオケで目が覚めた。2時本番の11時入りのはずが、11時15分ではないか。ステージを覗くとハッピ姿のおねえさんやら、化粧したおじさんたち。こりゃ日にちを間違えたかと、会館の人に問うと、ピアノのコンサートはお向かいの新しい大ホールです、こちらの小ホールは地元のカラオケ大会です、とのこと。よかったはよかったが、オイラが出演者だと言うとカラオケの方の人に見えたのであることだ。なんともはや。

9月9日 横浜・山手ゲーテ座 ソロ
Stage●
01-summer afternoon [Eb] steinway
02-K [Bb] steinway
03-rumba [Am] steinway
MC
04-martha [F] yamaha
05-mind talk [F] yamaha
MC
06-tough [Dm] yamaha
07-matador [D] yamaha
08-pooh song [E〜Eb〜E] yamaha
MC
09-in th velvet [D] steinway
10-so long [Em] steinway
11-aroma,aroma,aroma [C] steinway
encore●

01-desparate [G#m] steinway
02-dream a while [G#m] steinway
ずっとやりたかったオリジナル曲だけのいいピアノ、いいホールでのコンサートができて、嬉しくなると思っていたら、それ以上に気が済んじゃった脱力感が不思議。出来栄はよかったはず。
スタンダードを入れた方がオリジナルを聞くにも聞き方の焦点が合わせ易くなるだろうとの意見有之。貴重な意見だ。

9月10日 静流 RH
金子みすずコーナー出来。曲もいいが、静ちゃんの朗読がたまらん。

9月11日 岩崎CM
バカボンとそうる透と三人でジャズバラード!なかなか興味深い組み合わせ。しかし、待っていた歌手に(すごーく大きな妙齢の黒人女性)”we've done just now”というと”why don't we play together?”.......
そりゃそう思うわな。日本の、それもCM録りなんてのは能率第一がつきつまって、こういう変な事態(piano trio と歌手が同時に居合わせながら、別録り、しかもピアノは別テイク!)になるのだが、さらにはそのことに対してオレ達自身が不思議に思わなくなっていることである。

ほのかRH (band)
自分で声かけておいて言うのもなんだが、いやいい面子である。
鈴木ほのか(vo)..............知る人ぞ知る日本ミュージカル界の大スター...と
佐山雅弘(pf)が飲み屋(lady jane)で盛りあがって急遽きまったライブ(ここんとこ、こんなことばかりしている気がする。が、プロになる前後からずっとこうだと言えなくもない。)なんだが、
黒葛野敦司(saxes)は小編成で最も頼りになるマルチリード奏者だし、
里美紀子(vln)と吉川よしひろ(cello,bass)のコンビは譜面もバッチリ、C-Melo譜面だけでも絶妙のハーモニーを創ってくれるし(その場合、予め編曲するよりその場その場に理想的な展開が期待できる)
松山修(dr)はjazz drummerにして譜読みが完璧、ミュージカルのオケピットの経験も豊か
というわけで、本番が楽しみである。
※本番は11/8(木)南青山MANDALAにて。

9月12日 下北沢・アレイホール w/おおたか静流
おおたか静流(Vo)・山口智(Perc)
01-シャボン玉…………呼び込みにあわせて各自シャボン玉吹きながら登場
02-赤とんぼ…………1とともにnew harmony 良。
03-ぞうさん…………象鼻形のpercussion大受け
04-ずいずいずっころばし…………free、このてのなりゆきもの、静ちゃん絶品
05-雨ふりお月さん
06-砂山…………イントロの単純パターンがうまくはまった
07-urami(滝廉太郎)…………初弾き。いろんな何かがこもっている曲であることだ。
08-金子みすずコーナー…………創りおろした二曲も良。内の創りおろした一曲とても良。
09-ふたつふたつ…………ここから三曲の山口保治(智のおじいさん)作品集は智の独壇場
10-ないしょないしょ
11-かわいい魚屋さん
12-赤い鳥
13-浜千鳥
14-山寺の和尚さん
15-キラキラ星
16-森のくまさん
アンコール
こもりうた(団イクマ)
とまあ目立たず騒がずのセッションデイなのにピアノがうけちゃうんだなぁこれが。
おとといの中野、昨日の横浜、そして今日と三日三様でなかなか考えるところがある。でも何をどう考えてるのかがわからない。なんじゃそれ。
ワインもツマミもうまかった。麹谷さんの差し入れの70年の赤がすばらしくうまかった。

9月13日 mail mag.取材
■参加したアルバム5枚
本田雅人【illusion】
prism【surprise】
瀬木貴将【songs of the wind】
伊太地山伝兵衛【the third piriod】
duke aces【コーラス図鑑】
■お気に入りのアルバム4枚
nile rodgers【b-moovie matine】
david sanborn【love and happiness】
keith jarret【my song】
chick corea【my spanish heart】
いや〜よく喋った。

blue note tokyo TOKU
toku(vo,flh)・佐山雅弘(pf)・荻原亮(gi)・富沢文貴(bass)・大坂昌彦(dr)
toku 以外 NY musician という演し物だったのが、あの恐ろしい事件で全員来日不可能になり、急遽集められたメンバー.......の割にはおいしいところが揃ったといえる。
01-don't let me be lonely tonught
02-keep me in love
03-the river flows into the night
04-fly me to the moon
05-change partners
06-me & mrs jones
07-fine rouge
08-kiss of life
encore●
imagine

9月14日 blue note tokyo TOKU
toku(vo,flh)・佐山雅弘(pf)・荻原亮(gi)・佐藤ハチ恭彦(bass)・大坂昌彦(dr)
01-don't let me be lonely tonught
02-keep me in love
03-my foolish heart
04-toomarvelous for words
05-change partners
06-me & mrs jones
07-fine rouge
08-kiss of life
encore●
imagine
二部にはムッシュかまやつさんの飛び入りもあり、盛り上がった。
一部のfine rouge、二部のfly me 〜は久々解放されたというか、白ーくなれた演奏ができた。

9月15日 岡山 dust + ponta
伊太地山伝兵衛(vo,gi)・佐山雅弘(pf)・石井康二(bass)・村上ポンタ秀一(dr)
01-嘘つきダイヤモンド
02-星の数ほど
03-まだ答が出ない
04-雀荘のエッちゃん
05-椰子の葉蔭
06-wesが聴こえる
07-gee baby ain't i good to you ………… what's henry arrangeがとても良。
休憩
08-dust-pontaのテーマ ………… pontaのrapが笑。
09-ブギウギ night and day
10-sand witch 3-2-3 ………… 初の試み drum solo in 3+2+3 beat with keeping pattern by pf+bass
11-love goes marting on
12-とまどうペリカン ………… ponta's favorite
13-湘南 rainy days
14-いつものズブロッカ
15-夢はいつも
16-またしてもハイウエイ
encore●
hymn for nobody ………… pf+vo 完全生音、良。
blue note で割ってしまった小指が痛い。
upright piano だしstageも狭いが、録音された音は珍しく空気感が濃厚な素晴らしい音となった。
※当初4月に予定されていたDUST-PONTAレコーディングライブです。

9月16日 和歌山 dust + ponta
01-嘘つきダイヤモンド
02-星の数ほど
03-まだ答が出ない
04-雀荘のエッちゃん
05-椰子の葉蔭
06-wesが聴こえる
07-gee baby ain't i good to you
08-ブギウギ night and day
09-love goes marting on
10-とまどうペリカン
11-いつものズブロッカ
12-夢はいつも
encore●

change the world (duo 伝兵衛+ponta)
またしてもハイウエイ

9月17日  洲本 dust + ponta
01-嘘つきダイヤモンド
02-星の数ほど
03-まだ答が出ない
04-雀荘のエッちゃん
05-椰子の葉蔭
06-wesが聴こえる
07-gee baby ain't i good to you
08-ブギウギ night and day
09-love goes marting on
10-とまどうペリカン
11-湘南 rainy blues
12-いつものズブロッカ
13-夢はいつも
encore●

change the world (duo 伝兵衛+ponta)
またしてもハイウエイ
眠れない夜
double encore ●

永遠と呼べるのは(duo by pf+vo)
昨日は、やすっちいkeyboardながらメンバーのアンサンブルに助けられいい演奏ができた。
今日はbosendolpherなのに、たいしたことが出来ず、残念でもあるが、わからんもんである。
そして、そのライブ終了後・・・

□■高橋氏スターになる、の巻■□
ライブハウスのビルがそのままホテルなので、珍しく演奏終了後シャワーを浴びて打ち上げに遅れていってみると、既に二十人強で盛り上がりかかったところ。差し入れのポールウインナなど食べて機嫌よく飲み進む。

佐山、ponta の一緒のライブが久しぶりというのでこのシリーズ、京都大阪は勿論、東京九州からも何人も来てくれてとても有り難くうれしきことではあったが、名古屋からきてくれた某女性(若)が jazz vocal を習ってるなんて言っちゃったもんだから、もうあとはお決まり。
route 66,all of me など唄ってもらい(伴奏は当然オレ)、ponta のアドバイスではありながら、音楽の深い話にみな納得し、ながれでピアノソロ何曲かやるうちにビートルズシリーズになり、何故だか沢田研二シリーズになって2〜3曲経つうちポンタより、一番の名曲は ”君をのせて(宮川泰作曲)”であるとの説有之。

場内殆ど同意の意志表示有之もなんたることかpianist本人との同曲共演経験不拘有、思い出せず booing をうける中、”Cからはじまってですね、、、”と声を出したのが、それまでだまってニコニコと飲んでいた(こういう飲み方、つまり騒がず乱れず潰れずに、場の雰囲気を壊さぬまま少々の暖かみのみを醸し出すような飲みかたでパーティに参加できる人を、大人または紳士といいます)某放送局のえらいさん(らしい)だったから皆吃驚。

当方イジワルの気持ちは勿論毛頭なく、かといって期待もせずに ”ちょっと弾いてみて”というと、なんと遠慮がちながらも確信をもった歩みでピアノへ向かってくるではないか!
ポロポロと弾き始めた曲はたしかに件の曲、恥ずかしそうながらもとっても好きな歌、という風情のうたごえは満場の共感を呼んだが、クライマックスがそのしばらく後に用意されていることは神ならぬ身の上、誰もが予想だにしないのは無理からぬところであった。

受けもしたし、ピアノに寄り掛かって一緒に口ずさむ村上ポンタ秀一も、この時ばかりは幼き可愛さ漂うばかりの上機嫌ではあったが、そこは素人芸、曲は続いているのにさわさわザワザワとお喋りがクレッシェンドしつつあったそこへ、ピアノのコード進行のみ(本人的には間奏部分であったらしい。頭の中ではさぞゴージャスなオーケストラが鳴り響いていたことだろう)が突然ブレイク(音楽は進行していつつも音の全く無い状態または場所)して、場内の会話もつられて一瞬の静寂が訪れたその時、
”ア、ア〜アァ君を〜のせて〜!”
と最終部分の絶唱になったものである(それも原調の C 、つまり高さとしてはジュリーと同じ)。

これで高橋さん、伝兵衛よりPONTA よりよっぽど聴衆の心を独り占め、佐山の十数曲の演奏なぞはちょいとだけ贅沢な前座となり、”THE STAR OF TONIGHT”に輝いたのであった。

※この文章は3views web site内「音楽旅日記」にも掲載予定とのこと。ひと足お先にアップです。でも楽しみがひとつ減ってしまったかも・・・。

9月18日 PB RH

その1 for 西宮イベント
吉田美奈子(vo)グレッグリ−(bass)

その2 for 天王洲アイル
南佳孝(vo)グレッグリ−(bass)

ダブルヘッダーはきつい上に、p氏は疲れ出したところからブイブイくるのでついていくのがたいへんである。麻雀で明け方にグイグイ勝つタイプとは本人も認めるところ。

9月19日 岡山・津山 ソロ
01-summe afternoon  [Eb]
02-everything happen to me  [Bb]
03-waltz for debby  [F]
04-liberitium boogie  [C]
05-rhapsody in blue  [Eb]
休憩
06-hymn to freedom  [F or Bb]
07-sand castle  [Ab] (伝兵衛 vo)
08-いつものズブロッカ  [D] (伝兵衛 vo)
09-tough  [Dm]
10-desparate  [G#m]
11-dream a while  [G#m]
encore●

12-take the "A" train (boogie)  [C]
13-tears of nature  [E]
double encore●

14-永遠と呼べるのは  [E]

いや素晴らしいピアノである。bechshtein EN 7feet
rhapsody in blue など初めてできた演奏だろう。とにかくどのフレーズも思った通りの音色で、きれいに抜きんでて現れてくれるのである。贅沢病になってしまいそうでコワイ。
今日の主催者松岡氏は瀬木貴将を通じて知り合った岡山在住の調律師であり、さりながら瀬木、佐山とも信頼度において日本一、ということはオレ達にとって世界一の調律師である。
その彼が自らの技を惜しみなく注ぎ込んだ、それも自分の惚れ込んだピアノを佐山というピアニストに弾かせたい、そして多くの人に聞かせたい。佐山を知らない人には勿論佐山を知ってる人にこそ、あらためて聞かせたい佐山の音を、自分は知っている、作れる、という気持ちでそれを提供すべく、周囲の説得から客集めその他もろもろ(一回のコンサートを開くだけでいかに労力の必要とされるかは想像を超えるものがあるが)実現してくれたわけである。
つまりオレにとって ”オレを聴く”人のために”オレを弾く”ということが過不足のない条件として整ってる状態。これは一種自分自身の最もコアな部分を問い詰められてることで、厳しくもあるけど、芸人、芸術家(アーティスト、ピアニスト etc 呼び名などなんでもよいが)にとって喜びこの上ないことであります。ありがとう。

9月20日 岡山・美星町 uso,who
U (うれしいことに)
S (主役は)
O (おいら)
W (笑って)
H (はしゃいで)
O (おつかれさん)

01-コーヒールンバ(瀬木貴将+伊太地山伝兵衛)
02-コンドルは飛んで行く(瀬木貴将+伊太地山伝兵衛+佐山雅弘)
03-love goes marting on(佐山雅弘)
04-so long(佐山雅弘)
05-P-bop(佐山雅弘)
06-sayamanbo(佐山雅弘)
休憩
07-my one and only love(佐山雅弘)
08-liberitium rug(佐山雅弘)
09-first cry(佐山雅弘)
10-maching heart of love(佐山雅弘)
11-椰子の葉蔭で(伊太地山伝兵衛+佐山雅弘)
12-vient(瀬木貴将+伊太地山伝兵衛+佐山雅弘)
13-in the velvet(瀬木貴将+佐山雅弘)
14-matador(佐山雅弘)
encore●
when you wish upon a star
気分のいいもんである。一曲あってほぐしの喋りがあって、大々的に紹介されて鷹揚に登場して物も言わずに好きな曲を好きなように弾けば(勿論その上でentertainment性があるようには作ってある)大いに受けて、なんだか尊敬までされちゃってるみたいで、、、、いや本当に、木にでも登っちゃおうってくらい気分のいいもんである。

9月21日 名古屋・キャバレロクラブ uso,who
01-コーヒールンバ(瀬木貴将+伊太地山伝兵衛)
02-コンドルは飛んで行く(Em 瀬木貴将+伊太地山伝兵衛+佐山雅弘)
03-gee baby(E 伊太地山伝兵衛+佐山雅弘)
04-p-bop(Eb 佐山雅弘)
05-faith(F 佐山雅弘)
06-liberitium boogie(C 佐山雅弘)
休憩
07-maching heart of love(C 佐山雅弘)
08-mercy,mercy,mercy(Bb メグ)
09-georgia on my mind(Bb メグ)
10-isn't she lovely?(Cm メグ)
11-椰子の葉蔭で(Bm 伊太地山伝兵衛+佐山雅弘)
12-vient(G 瀬木貴将+伊太地山伝兵衛+佐山雅弘)
13-silensio(C 瀬木貴将+佐山雅弘)
14-tough(Dm 佐山雅弘)
encore●
when you wish upon a star
※聴くたびにかっこよくなっている「コンドルは飛んで行く」。アレンジがとてもgood。

9月22日 大屋町 おおやホール・別棟和室 uso,who
和室である。
四年前に行き掛けの駄賃のように通り掛ったつもりが、ピアノ庫になんと bosendolpher imperial を発見し、ホールも百人のキャパながら全木造にて、急遽演し物をピアノ曲メイン、rhapsody in blue ノーカット版まで演奏して以来の来訪なので、津山の bechshtein の天国的響きや名古屋でのライブハウスuprightゴンゴン(それはそれで愉し)も思いあわせ四年間の成長を人にも我にも弾き現わさんとの意気込みがシュルシュルと decrescend なりかけて、いやそれではいかん!bosendolpher で自分の曲を聞いてもらえるのだ、がっかりは芸にでるんだぞ!と自らをはげましつつ弾き始めるとそこはそれ、もういけません。
bach,beethoven,debussy からgershwinまで(仕事-jazz 趣味-classic のオイラの、客入れ前の密やかなお楽しみ。ライブハウスでもコンサート会場でも音やアカリのチェックとか仕込みなどの都合もあり、数分以上自分だけの為に弾くってのが出来そうで出来ないものなんですね)フレーズ毎の弦鳴りの妙なること天に登るがごとし。
本番中の ”マタドール”など弾いても弾いてもいくらでも鳴りが大きくなっていきお客さんに向けての構築性などとうに忘れて、、、、聞いてる方はどうだったんだろう、、、、なんていってるのはプロとしていかがなものか、、、

9月23日 西宮 PONTA BOX
めでたくも生地・西宮市の名誉市民に認定された村上ポンタ秀一の故郷に錦コンサート。暴れん坊具合も三分の一ほどか。
※とにかく照れるPONTA氏。なんだかとってもかわいくなっちゃって(笑)。MCはおとなしく、その分演奏は全開、それ以上でした。美奈子氏は一段と色っぽく、どの曲も「うっとり。」聴き惚れました。

9月24日 天王洲アイル 南佳孝 w/PONTA BOX ゲスト/渡辺香津美
普通にセッションをユルユルと楽しむ程度のことを自らにも厳しく禁じながら、より高次元の tension , sound , sutisfuction を求める村上ポンタ秀一。その指揮のもとでは白玉といえども万感込めて、出ている音全てに注意を払い、いや出ている音以上に音にはなっていないが出ている何かを聞き漏らさざるよう、それは緊張とリラックスの両立。

9月25日 大阪・ダルマード 伝兵衛duo
9月26日 竹田・茶房もみじ 伝兵衛duo
1st Stage●
1-
椰子の葉蔭で
2-見上げてごらん夜の星を
3-コーヒールンバ
4-嘘が八個
5-パラダイス
6-嘘つきダイヤモンド
7-what awonderful world
2nd Stage●●

1-
帰れない二人
2-wesが聴こえる
3-gee baby ain't i good to you
4-恋するペリカン
5-星の数ほど
6-私の青空
7-change the world
8-いつものズブロッカ
encore●●

1-
夢はいつも
2-永遠と呼べるのは

大阪黒門町を12時に出発。コロリと眠って後部座席で目が覚めてみると朝の8時。熊本は阿蘇を走っているではないか。伝兵衛大丈夫か!?寝ていても身体は張ってるのに、ずっと運転!とは。話には聞いていたがいや凄まじいことを日頃やってらっしゃる。
”どうぞあとから列車でお越し下さい”と言うのを”二人旅なんだしタマには...”と付き合ってはみたが、もういけません。9時半に現場に着いて朝飯のち近くの温泉で垢を落とす。だるくなるので本番のある日は温泉は禁止なのだが、今日ばかりは仮眠も兼ねて4時頃までゴロゴロウトウト。伝兵衛すっかり熟睡。気を取り直して恐れを抱きながら臨んだステージは思いの外好調好評で、まずは良かった。
今日は御当地では昼神楽をやっておった由で、早く着いていたのなら何故連絡せぬか、年に一度のことだし、絶対面白いのに、とは言われたが、いえいえ、たとえわかっていても無理だったでしょう。高千穂、日之影などとともに興味はかなりあるのですが.....

9月27日 大分・串焼き輝ちゃん 伝兵衛duo

辛島文雄トリオ(小井政都志 bass, 高橋信之介 dr)+ 本多俊之(as,ss)+ ケイコリ−(vo)の昼の部を観。
大分東高校80周年イベントに兄君が同校の音楽教師の由(cellist)。諸事百般詳しくて何を聞いても一、二歩踏み込んだ話をきかせてくれる大分県警音楽隊の工藤隊長に翌日昼食を御一緒いただいた折聞く所によると、辛島さん一家はご父君の代からの音楽一家で、文雄氏のみは違う道に進むかに見えていたのがやはり吸い寄せられるようにピアニストになったそうだ。早くから志していればクラッシックに進んだとも思われるので jazz fan にとっては luckey だったことだ。
眺めの良い小井政都志の部屋で本人がリハーサルでの留守中にコーヒー、ジュース、モバイルと我が物顔で楽しく過ごさせていただきました。申し分ない、いや、申し訳ない。
※楽屋で佐山さんを見た出演者一同「?!?なぜ大分に?」と目が点になっていたそうです(同行者談)。笑。

9月28日 大分・blick block 伝兵衛duo
hot cake(vo こうちゃん, pf なおちゃん)の前座あり。良。
瀬木貴将が別府にてsolo gig、大分泊の由にて夕食を共にす。uso(伝兵衛、瀬木による佐山solo project)のmenuをずっと考えてくれてたそう。有難。
三好功朗がアンコールで乱入。アンプの音には彼自身不満の様子有之もなんだか普段は見れない大きなものが聴こえた感あり。
※この辺のくだりは、三好功朗さんの公式サイト内「日常の3ちゃん」で知ることができます。27日といい28日といい一時期一ケ所に、それぞれ別の仕事でこれだけのメンバーがよくぞ揃ったものです。

9月29日 都城・霧の蔵ホール 伝兵衛duo
学園祭に呼ばれていたのが急遽学校の都合でキャンセルなったのを学生たちが自主主催してくれた。有難。
前座-1 SPというバンドのpick up member
堀田真嗣(ナオツグ)ss,ts [19 ]
坂口潤成(ジュンセイ)pf [ 19 ]
the moment(kenny G)
sailing(orig)
yesterday(lennon〜mccerteny )
memories(orig)
前座-2 タキシード(男二人)
堀内大敬(ヒロノリ)vo,gi [28 ]
坂元敏広(トシヒロ)pf,cho [28 ]
john ozborn-pensacola,bryan adams-summer of sizty nine,heaven
coverしかやらないヒロノリと original しかやらないトシヒロの組み合わせが面白い。
hymn for nobody をロックっぽく二人でユニゾンで唄う。良。この歌でデビューでもしてくれないものか。

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