仕事日記●○●10月
小文字青〈佐山さん〉小文字赤〈管理人〉※小タイトルは管理人がつけています。


10月1日 nhk506 おかあさんといっしょ
堀井勝美(comp. arr.)・梶原順(gi)・鳴瀬喜博(bass)・石川雅春(dr)・佐山雅弘(pf + el.pf)
family concert 用の録音。
nhk hall で6回公演が発売日即完売とのこと。考えてみりゃほぼ日本中の親子が観てるンだろうからそれもむべなるかな。知り合いにticket頼まれ聞いてみたおれが赤坂の灯はきえて。
※「赤坂の灯はきえて」というのは、昭和歌謡に”赤坂の夜は更けて”というのがあって、そこから”あさはかだった”という駄洒落とのこと。分かりました?

赤羽・Starfish★cafe dust
せまい店ながらupright piano を運び込み、水谷氏の丁寧な調律で最高音のC まで美しく響かせていただき、いい気分でできた。
二部の一曲目、歌手のすぐ横のお客が携帯電話、即演奏停止。悪気のない常連客だってさ。世の中は変わる。か?
※ライブ中に携帯電話の受信音。私も1度だけ鳴らしてしまったことがあります。最低限のルール、ですね。

10月3日 六本木・sweet basil M's(マサちゃんズ)
ziljian+yamaha 50周年記念イベントで
■大坂昌彦……classic jazz-M's(マサちゃんズ)出来もそこそこで、受けなかった。
■菅沼孝三……big band jazz-明治大学のfull band が実にうまく、pianist の女性がまたちゃんとswing してて驚いた。続けてくれるなら先が楽しみ。
■そうる透……rockの歩み(45分medley,よく作りはった)クリス(B)原田(Gi)とのrhythm sectionにTp,Ts,Keybをのせて名曲の数々、寺田恵子さんがよかった。
※この時のM'sの様子は大坂さんのファンサイト「Jazz BlackBox」内ライブレポートで知ることができます。

10月4日 幡龍寺スタジオ 瀬木リハ
瀬木貴将・伊太地山伝兵衛・坂本昌人・永原ゲン
坂本サトル・五島よしこ

musical dog studio 佐世保・仙波box リハ
仙波清彦・メッケン・村田陽一・村上ポンタ秀一

10月5日 台場・TLG (Tribute to the Love Genelation) nature world
瀬木貴将・伊太地山伝兵衛・坂本昌人・永原ゲン・佐山雅弘
guests
坂本サトル.....瀬木との書き下ろし曲(historia)良。
五島よしこ.....scat 目を見張るもの有。
yamaha C-5 もよいが、バンドが位置に着いた時の pa ,mpnitor の初期設定が何とも絶妙で良かった。薄目に全部の音がまぶされていて、その状態で十分演奏もできるし、バンドの個性、個人の趣味に合わせていかようにもflexible に対応できるsettingになっているのが判るのである。すべからくpa-team はこうあって欲しいものだ。
客はおとなしく硬かったが、その故に全員がひとつひとつ丁寧に音を紡げたのではないか。

10月6日 前乗り
青柳誠、須田(京都ragオーナー)、国分弘子、オレの4人、国分持参の携帯麻雀(チャチイマグネット)で勝負。なんと一発目ド初心者の国分が満貫あがり。
※国分さん、どうして携帯麻雀なんて持っているんですか???

10月7日 佐世保 SEMBA BOX
everybody
evidence
seventh of wonder
beauty and the beast
second heart
vamps
この港の見える丘
(佐世保市干尽公園 野外特設会場)でやるのは今年で最後の由。残念。初回から縁深くさせてもらってるが、山下光チームいい感じだけにうまく続けて欲しいものである。
※「山下光チーム」とはSUNSET99LIVE SASEBO実行委員会事務局の方達の事。JAZZSPOTいーぜるのオーナーで、実行委員会事務局局長でもあるのが山下光氏。

10月8日 五島列島・若松コミュニティセンター 瀬木貴将duo
1st Stage●
1-ilusion
2-dulce
3-forest rain
4-selva
5-the earth song
6-andes
7-last wind
2nd Stage●

1-tough
2-in the velvet
3-wonder rain
4-el condor pasa
5-奇想天外
6-viento
encore●

silensio
入江氏(同い年、昭和歌謡、フォーク、駄洒落の通じる相手は喜ばしい)、荒木氏(フォルクローレファン、飲み席で瀬木を質問攻め)、青山氏(衝動買いのquena+zampna 所持するも宝の持ち腐れ)、という役場系スタッフと長崎から駆け付けた田島氏のpaで気分よく出来。去年は有り難かったyamahaG-3に対するどことない物足りなさは津山、大屋町の後遺症か。

10月9日 福岡・asian art hall 瀬木貴将duo
ここんとこ美術館づいてるが、今日のホールは美術館の中にある音楽用(とも限らないらしいが)小ホール。
今日・明日は瀬木貴将の長年の友人・大野さんの主催だが、この人は机一つでスタートし、この十年で一部上場まで果たした H.I.S.の取締役。公共美術館としては私企業に貸せないとのこととて、H.I.S.音楽振興会なるものを急遽たちあげ、関係各位に瀬木の音をきかせまくって説得し、コンサート実現にこぎつけた由。実行力のある人は違うもんだ。

北九州の福本女史が訪ねてくれる。以前瀬木経由で頼んでいた飯塚でsolo concertを行う運び、うまくすれば隣町でもできそうとの news. 嬉。

10月10日 長崎・hotel ship victoria 瀬木貴将duo
部屋良。港に停泊する船の一等客室。なんとも情緒ふかいではないか。ワイドテレビにi-book 繋いで matrix 英語字幕観。やっとラストにこぎつけた。
五島でpaをやってくれた田島氏が、本番も応援にきてくれて大いにmotivationがあがったのだが、夜もつきあってくれ、なんと彼はbasistだったことよ。
博多 ”player”の面々に教わったvo+guitarist ’デメさん’を聞きに”ル.クレール”へ。いや確かにうまくて、いい声。レパートリィもオレ好み。特別に長くやっていただいた1st set (勿論乱入)を終えたところで辞去。今月いっぱいで半分の広さの所へ移転するという ”goody goody”へ。素敵で広くて楽器が常設でジャズライブが毎日という長崎唯一の店なだけに惜しいけれど、ちょいと手狭でジャズがかかっていて時々ライブがある......位のほうが良いのかも知れぬ。それにしても、皆と別れてふらふらできる街であるのは喜ばし。
きしめんいただいて帰路。紀州麺からの転とは初耳。

10月11日 名古屋・diamond hall uso,who
Stage●
1-dream a while(solo)
2-p-bop(solo)
mc
3-pooh song(solo)
mc
4-love goes marting on(w/denbay)
mc
5-el condor pasa(w/denbay,segi)
mc
6-liberitium boogie
mc
7-in the velvet(w/segi)
mc
8-椰子の葉蔭で(w/denbay)
9-viento(w/denbay,segi)
10-tough(solo)
encore●
aroma,aroma,aroma
※9月と同じようなプログラムだろうなと勝手に思っていたら、とんでもなかった。いきなり「dream a while」でスタート。まいりました。仕事後の慌ただしかった身体の中の何かがほどけていくよう・・・。前回封印のMCも復活。ちょっと話し過ぎの感があるも、将来の話がぽろっと出たりしてファンとして嬉しかったりする。「tough」は圧巻。低音を迫力をもって鳴らす演奏は、過去のアレンジのどれとも違っていて、かっこよかった〜。
しかしPONTA BOX@西宮に続く反省。でもこの(いい意味での)裏切りがあるからライブに行くんだよな、と思った帰り道でした。

10月12日 枚方・青少年会館 uso,who
Stage●
1-dream a while(solo)
2-p-bop(solo)
mc
3-pooh song(solo)
mc
4-love goes marting on(w/denbay)
mc
5-el condor pasa(w/denbay,segi)
mc
6-liberitium boogie
mc
7-in the velvet(w/segi)
mc
8-椰子の葉蔭で(w/denbay)
9-viento(w/denbay,segi)
10-tough(solo)
encore●
above horisons(solo)............初ソロ演奏。良。
170 sold out とは嬉し。

10月13日 大分・朝倉文夫記念館 uso,who
Stage●
1-dream a while(solo)
2-p-bop(solo)
mc
3-pooh song(solo)
mc
4-love goes marting on(w/denbay)
mc
5-el condor pasa(w/denbay,segi)
mc
6-liberitium boogie
mc
7-in the velvet(w/segi)
mc
8-椰子の葉蔭で(w/denbay)
9-viento(w/denbay,segi)
10-tough(solo)
encore●
above horisons(solo)
300 sold out とはまた嬉。

10月14日 飯田・キャンバス uso,who
【そばやでの常連客と女将さんの会話】
(その前に旦那さんと今日も居ないのはまたエアロビクスかい、などとやりとりのあって)
『この前もおらなんだし今日も会えんかと思うてさみしかったぜ。あんたの顔を間額見んと下腹が膨れるんじゃ』
そりゃどういう会話じゃ!?
その帰り道”なんといっても赤飯万十”との幟に惹かれ瀬木への土産(for 軽飯 before stage)でもとはいり、伝兵衛くん栗きんとんに感激。いや確かにうまい。ある種の名物のような押し付けがましさのない栗の味もほどよく、なにより居住まいがよいのである。でも1ダースも購入することはないんじゃないの?

1st Stage●
1-dream a while(solo)
2-p-bop(solo)
mc
3-pooh song(solo)
mc
4-love goes marting on(w/denbay)
mc
5-el condor pasa(w/denbay,segi)
2nd Stage●

1-liberitium boogie
mc
2-in the velvet(w/segi)
mc
3-椰子の葉蔭で(w/denbay)
4-viento(w/denbay,segi)
5-tough(solo)
encore●
above horisons(solo)

10月15日 移動日

10月16日 長野・JB uso,who
そこそこの入りながらとてもよい出来。
打ち上げ場所に着いたのに予約時間じゃないとのことで外で30分待たされる間、伝兵衛、店の真ん前で street live。隣のパチンコ店から男女でてきて手拍子はするわ、向いのマンションの窓から身を若奥様が乗り出すわで盛り上がること夥し。
※伝兵衛さんにとってこのツアー、とても歌い足りないようです(笑)。それでもnature worldよりはまし?

10月17日 富山・宇奈月セレネホール uso,who
素晴らしいヨーロッパ調のホール、十年目の steinway がよくこなれている。
明日の会場、竹田楽器の竹田さん(なおちゃん、ここのピアノも納入し、今日の調律師でもある)やかん事件の米田さん、百生(ももせ)さん、応援にかけてくれ嬉。
明日とのかねあいで富山市内に戻るべく、すごくいい感じの主催者チームと打ち上げもないまま再会をやくしつつ泣く泣く別れを告げ、珍しくも身内だけの飲み会も終わりアト一杯いきますか、、、と jazz club "cotton tale"へ。富山には、、、、、という馴染みの店(jazz)もあるのだが、こちらのほうが毎日 live やってるというので出掛けてみると、残って飲んでいたのが松浦さん(gi)、金子さん(bass)。松浦さんはwork shopで以前session したとおっしゃるがオイラ覚えておらず。しかし一緒にやってみるとすごいもんですね、あぁこの感じやったやった、、とやりごこちを思い出すから自分の潜在意識が信用できるような、自分の表面的脳作業が信用出来ないような複雑な気持ち。でも、これでいいのだ。
二人のファンで自分でもギターを弾く転勤族の木(もく)さんはなんとビリヤード全国大会常連出場者であって、同じ位上手な伝兵衛と話が合う、、、というよりは来るべき対戦への水面下のやりとりが始まっているとも取れるマニアックな会話。こういうのは、山下達郎の音楽話、和田誠の映画話と同様、把握しきれないながらもウキウキ楽しい。明日の相互訪問を約して別。
※「やかん事件」とは、昨年のラブラブツアー@竹田楽器の際、ミネラルウオーターの用意を忘れたスタッフ、あわてて準備したのがやかんにお水・・・。さすがに瀬木さんも驚いたとか。

10月18日 富山・竹田楽器 uso,who
竹田ナオちゃん(男性、為念)に昨日を参考によりよい調律の会議をしたら凄く念入り。1〜5時の間、ナオちゃん調律、僕ちゃんおさらい、とっても良い子たち。でもカノンはほんとに覚えにくい。
本番、steinway 5feet がスムースに手に馴染む。
竹田家は四代続く楽器商、二代目からは全て調律師だっていうからおどろいた。いや、ここんちにもだけど、明治に初めて入って来たピアノってものについて、早々と調律師というものが家系としてはじまり今に到っているところに日本というものの外来摂取能力を目の当りにするおもいである。
※文中の「カノン」はJ.S.バッハ作曲「ゴルトベルク変奏曲」内の形式の1つ。時間をみては、おさらいしているようです。さて、佐山さんの弾く「ゴルトベルク変奏曲」を聴く機会はあるのでしょうか?興味津々。

10月19日 新潟・だいしホール uso,who
bosendolpher imperial!!!
本ツアー最高の出来との評判しきり。300のホールで全員ナマ。唄もナマ。

10月20日 山形・坊平 uso,who
去年と同じ5feetながらkawaiがyamahaに。会社の違いではないとして、grade up はしていたので良。客の感じすこぶる良。本ツアー唯一のdouble encoreはhymn to freedom。
土屋さん、遠藤さん、工藤さんのいつもの3人に若手の寒河江さん、スタッフ初登場。長瀬系のいい男。小松農園(オリーブ+ラフランス)主と知り合い、6月収穫祭などどうかと、、、、。

10月21日 宮城県小野田町 uso,who
急遽主催してくれた藍工房の笠原先生は着物のアーティスト。注文を受けた後、糸を染めるところから作るのである。すごい。
工房を一通り見せてもらった後、作品を鑑賞。いやはやなんとも素晴らしく、瀬木の表現によると”コンテンポラリー”なんである。よっぽどのお得意さんでもないかぎり、和服をつぎからつぎへと見せていただくことはないだろう。バンドマンの幸いである。

10月22日 二戸・石切所小学校 uso,who
大沢、阿部というさる中学校のpta仲間がひょんなことからライブ企画を起てるようになり、今回の運び。なにかの行事の翌日だとかで、学校休日を幸い、音楽室に潜り込み2時間程おさらい。

10月23日 渋谷・JzBrat blakey night
松島啓之(tp)・三木俊雄(ts)・佐山雅弘(pf)・小井政都志(bass)・大坂昌彦(drums)・村田陽一(tb 飛び入り)
1st Stage●

1-split out
2-whisper not
3-i remember clifford
4-moanin'
5-caravan
2nd Stage●

1-summit
2-along came betty
3-close your eyes
4-aroma, aroma,aroma
5-a night in tunigia
encore●
blues march
自分のプレイを客観視できずにいるが、別段困ったことではなさそう。
※11月にある「ジャズ講座」の公開リハといったところでしょうか。

10月24日 六本木・バッシュ 寒川+松田昌
寒川(pianica)・松田昌(pianica)・水野正敏(bass)!!
いい感じのコアなjazz house ながら調律がぼろぼろで、また水谷氏に助けてもらった。東大生でジャズピアノにはげんでるっていう女の子と知り合った。高松のバンド友だちだそうな。
※「高松」さんは何年か前にやってた若手electone playerたちとのゼミ参加者(当時は高校一年生)とのこと。

10月25日 新宿musical dog studio 11/2 JZ-Brat用RH
サーカス(guest chorus)・黒葛野敦司(reeds)・石井康二(bass)・鶴谷智生(ds)
サーカスとはフランクに友達感覚で、しかもものすごいhigh quality なことができるので愉。

illustrator's assosiation party with duke aces @tokyo prince hotel
年鑑発行となんだかの授賞式のパーティにdukeとお祝演奏。二十七年前のオリジナルアルバムに参加した人々による今回の為に書き下ろしたイラストをスライドにしたものとのコラボレーションも楽しく、山口洋子さんの飛び入り唄も出て盛り上がる。二次会で和田誠さんと、いま開かれている安西水丸さんとの展覧会の話をしていると隣のテーブルにご本人がいらして、さんざん観てる絵の作者をナマで初めて見るときの独特の面映さ、これってなんだろうね。旅の話などしてるうち、”今日はボランティアでやってくれたんだよ”と和田さんから聞くや、なんとお礼代わりにと似顔絵を描いてくれちゃったもんだ。
それを観て宇野亜喜良さんが超二枚目な似顔を描き、河村要介さんと横山明さん(この人は本格的肖像画家なので普段お使いの2BならぬHBの鉛筆二本の芯を交互に折っては削りながら一時間程も掛けて、本人によるところの失敗作とまあまあ作を描き上げ、気が済まぬから今度アトリエに来いと仰る)がオレのテーブルに来て佐山の写生を始めた。このふたりは結構コアな jazz fan でもあって会話が弾むうち、湯村輝彦さんも立ち描きをはじめ、似顔絵sessionである。
会長である大御所・灘本唯人さんにいたっては”ええい!だめじゃ”と色紙をビリビリと引き裂いたものである。なんと計九枚もいただいた。中でも矢吹申彦さんの絵は顔が佐山で身体がピアノというユニークなもので、同じ構図で顔がライオンってのがあるので12月の新宿dug(オーナー中平さんの趣味でこの店には矢吹作品がいくつか飾ってある)でのライブの日にくれるンだって。いつのまにかとっくにギャラよか得してるが、最早損得の次元では勿論なく、有り難いことである。なんだかジワジワと無性にうれしくなっていった赤坂の夜ではあったが、まだ続きがあったのだ。
三次会はピアノのある所というので下北沢lady janeに向かうタクシーに、いちはやく美女二人と乗り込んだ。山本容子さん、阿川佐和子さんを両手に夜のドライブとは豪勢である。佐和ちゃんが”よかったわね”などというのに容子女史、”和田さん、あたしには描けっていわなかったのよ、下手だと思われてんのかしら””だって版画家じゃないですか”とオイラがいうと、”版画家は絵もうまいのよ””じゃ、描いて描いて”......と騒ぎはしゃぎながら店につき、一杯飲むか飲まぬうちから承ったお二人のリクエストで、"what's new?" "in a wee small hours of the morning" を弾き終わったときにはコースターのうらにピアノを弾くオレがいるのだった。すごい。
少し遅れて到着した阿部マリコさんと阿部さんが”天才少女よ”と紹介してくれたサチコさんも描いてくれて、lady jane の方は女性似顔絵session on the coaster となったのだった。横山氏、河村氏も合流し、長々とjazz談義やpiano演奏が続いたのは言わずもがなである。
※デザイナーのはしくれとしては、このトップクラスのイラストレーター達の名前に目がハートマークになってしまいます(笑)。それにしても似顔絵 session なんて、とってもステキ。ぜひ、観る機会がほしいものです。

10月26日 麹町・ラルゴ 石沢+八木
石沢由雄(bass)・八木のぶお(harp)
ふらりと入るとムッシュ鈴木(以前一緒にアフリカを回った)が調律していた。こういう偶然はmotivationをあげる。
中年サラリーマンの演奏状況をわきまえない会話も修行と思ってやれる。お店なんだからそれぞれに事情もあるし、客層も色々だろうけど精一杯オイラを歓迎しようとしてくれるのが伝わればOK。ただ、佐山雅弘トリオになってるのはちょっと困るんだけどね。

10月27日 渋谷文化村studio 大黒摩季 rec
"この日のためにすべてがあった" 
マキちゃんは今春東芝に移籍した。二年ぶりのrecordingだそうだ。directorはカシオさん。arrangerは昔通りの葉山君。かれも昨年beingを抜けたとのこと。business mapはくるくる変わる。

辻堂・ライブスペース dust
店の名前がライブスペースだって。
伝兵衛主催の地域musician振興+親交fes。南佳孝氏が顔を見せてくれ、こういう訪問は嬉。but 出番寸前までおでんと熱燗で飲み会をやったのち、訪ね人があるとかで演奏は聞かず、勿論飛び入りもないままお帰りに、、、、あるいは飛び入りさせられそうなのを察知してのことか?

10月28日 岐阜・穂積町総合センター 月猫えほん音楽会
竹刀とキューの特注ケース届。嬉。持ち歩きにも中身、微動だにせず。さすが岩本ケース、もう一つ頼んであるi-Book+yamaha nimi keyboardのcaseが楽しみである。
といっても、かの会社が全国的に名高い、violinやguitarのケースを作っているとても大きくて有名な会社であることを知ったのは瀬木貴将の紹介を受けて、それならと無理難題を吹っかけたあと一月もしてからだった。
H.I.S.の大野氏といい、modern kimono artistの笠原氏といい瀬木のまわりに何気なくあらわれる人々で結構な大物が多いのは感心するし、油断ならざることではあるが、なに、有名無名、組織の大小で態度がかわるようじゃいかんのである。小物ほど威張るの法則で、これらいい感じにつきあってくれてる人達の腰の低さに我が身を戒めつつ、楽しく付き合いを深めてゆくが良。
※瀬木さんがサンポーニャのケースを、岩本ケース(本社:名古屋市)につくってもらっていることから前述の依頼となったわけですが、それにしても佐山さんホントに嬉しそうにケースを持ち歩いています(笑)。
この日の月猫は、こどもたちがホント元気で賑やかでした。この公演に協力した本巣南こども劇場の方による、お手製の月猫ぼうしがとてもかわいく(フェイスペインティングに、このぼうし。雰囲気まんてん)、佐山さんもお気にいにり。帰り際、スタッフの方からぼうしをもらい、帰っていったのでした。

10月29日 神谷RH
10:30音出しに12:30到着。久々に出た身勝手な勘違い+寝坊。solo tourで”佐山氏は不思議に遅刻がない”と褒められていい気になっていただけに辛い。

10月30日 バグマグ取材
平野レミ ”聞かせてよ”
oscar peterson " my fair lady "
theroious monk "??" (w/percy heath,art brakey)
art brakey " three blind mice "

10月31日  甲府 PONTA BOX
1st Stage●
1-
concrete
2-three vies of a secret
3-leverty city
4-jean piere
5-eye of hurricane
6-pamblin'
7-pinocchio
8-sbatotto
2nd Stage●

1-
fly to the moon (toku vo)
2-pn green dolhin street (inst w/ toku )
3-me and mrs. jones (toku vo)
4-fftprints (inst w/ toku )
5-kiss of life (toku vo)
6-pooh-song (inst w/ toku )
7-rumba
encore●
bewitched (toku vo)
toku はいい。インストでPONTA BOXの気分にスッと入って来れてこちらも大いにinspire されるってのはそうそうないですね。
主催の怪物さん(愉快痛快奇々怪々の〜、怪物くん、、、、からきた渾名。往年の新宿 pit inn の名物店長)の誕生日だてんで肌身離さぬ flugel horn で happy birthday を吹いてあげたりして、またそれが沁みちゃったりして、、、 stage もさりながら、いい感じの打ち上げになりました。
今日は阿川佐和子ちゃんの誕生日でもあって去年の今頃は溜池あたりで party でしたね。なにかと epock てのはいいもんで、色んなことが結びつき、思いでが重複していく感じが好。

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