お仕事の合間のローマ&ミラノ見物

2002年11月10日のローマ

ローマ編
なお,このページは個人のプライバシーを守る為,風景写真中心で構成されています.
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お仕事でイタリアへいってこーい
という、え?ホントですか?という話でイタリアへ
イタリア。もちろん初めて。
セリエAにも、ブランド物にも興味はなく
フェラーリに乗れるほどの財力もなく
しいて言えばワインですが、キャンティとバローロしか知らない
そんな私がイタリアで何をするんですか?というお話
イタリアのご飯はまぁ、旨いけど現地で食ってもそんなに旨くない。
知り合い二人はローマで偽警官にだまされそうになったと聞く
そんな偏見のままいって見ました。まずはローマ到着
直行便ではなく、ロンドン経由だったので、めちゃくちゃ遠いの
入国処理はかなりいい加減だし。これがイタリアの国民性か?

ま、せっかくきたんだから、ローマを仕事の合間に歩き回ろうということに
一番ホテルから近いスペイン広場へ

なんでローマでスペイン広場なんだかよくわかんないんですが、ともかく第一チェックポイントクリア

そのあと、バチカンへ
美術館の前は3km以上列ができてやんの。横の入り口から、サンピエトロ広場まで列が延びていたので、断念
ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂はぜひ見たかったんだけどな
次回の課題
サンピエトロ広場にでてみる。魂消た
世界の「広場」と日本の「広場」のイメージには大きな差があると実感しました


で、この広場から大聖堂にずんずんと進みますと、ローマ法王の鎮座する場所
ここに住んでいるんですか?法王様って

この中が広いわ広い。とーっても広い。普通の体育館の横5倍x奥行き5倍x高さ5倍
中にミケランジェロの彫刻とかあるし

すごいすごい。なんつーてもコレがすべて寄付から成立していることがすごい
ミケちゃんもいろいろ頑張ったんですね
世界中から寄付金だけで成立しているこのバチカンって国って一体。。。
つーかこればらして売ったら途上国の国費ぐらいになるんじゃねーか

堪能したところで、次に移動、お城はお休みなので素通り
お次のナヴォーナ広場へ。5分10分で移動できちゃうのね
アメリカの都市と比べると近いなーという感じ

こちらナヴォーナ広場。芸術家な方がいろいろ
ここの裏側に、サンタマリアノヴェーラというフィレンツェに本店がある教会の付属薬局
メディチ家御用達の薬局、石鹸やらハンドクリームやら香水やら
「ハンニバル」のレクター博士がフィレンツェ潜伏時にクラリスに宛てた手紙にここのハンドクリームのにおいがついていたとか
ま、ともかくレクター博士がつかうなら、一級品でしょーということで買いました
普段は「植物物語」とか「ナイーブ」で十分なんですが。「メリット」はさすがにつらい。。。
ここの写真はまた後日

そのあと近くのパンテノン神殿に

再建されたのが、183年前とか勘違いしてあんまりありがたがらなかった。。。
あとで、英文のガイドブックをかったら、AD183ってちゃんと書いてあるじゃん
もすこし、ありがたがればよかった。。。
ただ、サンピエトロ大聖堂をみたあとだと感動が鈍化しちゃってねぇ。。。
同じくトレビの泉もしょーもなく思えた。他の土地なら感動するのにねぇ。

お約束のように、コインを1枚投げ込んできました
きっとまたこれでローマにこれるでしょう
ちなみにウチの上司は2枚投げてました。高校生の双子の子供がいるのに
#1枚でローマを再訪、2枚で好き人と結婚、3枚で嫌いな人と別れることができる。とか。

その後、もちろん世界遺産に登録されているコロッセオへ
かなーり謎な建物でした
どこに観客席があって、どこが闘技場なんだか。。。
シンボリックな意味ですげーとか思いますが、闘技場として使えたのか頭を悩ませたまま次へ
ガイドブックによると、観客席や闘技場はあのごつごつした石の建造物の上に設置されてたのね
今あるのは、それらを支えていた遺構なわけ
本来平面だったところに10mも石を積んだ土台を作っていた。。。
すげー。なんだろ。あちこちに落とし穴を作ってのバトルとか
手品師の脱出マジック用とか、せり上がりステージとか
そーいう利用目的だったんでしょうか。。。。。
じゃなければ、タシロマサシがいたとか?

そのあと、フォノロマーノの外周をそって、真実の口へ
カラカラ浴場アトは断念
途中、もと競馬場?馬車レース場をとおりました
なんの広場かなーとおもったら馬車レースらしい
おお!まさしく映画「スパルタカス」の世界だわ
このエリアが競馬場だというのも後日ガイドブックを参照して判明。
で、真実の口
しょーもなー。
正面図は2002年11月の日記を参照のこと
「ローマの休日」人気がなかったら誰もこねーぞ

真実の口は実はかなーり辺鄙なところにあるので、どうやって戻るかしばし逡巡
結局、フォノロマーノの外周をめぐる形で戻る
結果ものすごい距離を歩くことになっちゃった
けど、フォノロマーノ遺跡を外周の全体像からみれて素敵
なんかかまどみたいなアトもみえてすごいねぇ。
ホントに石造りの超大都市があったんだと実感

さらにいわゆる宮殿アトも広い広い
コロッセオは象徴的ですけど、こちらの規模の大きさの方もまた見事
平城京あとなんかは比較にならないわ

さすがにくたびれたので、戻り。
私、エマニエル2世廟はろくにみなかった
後日ローマ生まれの人が車で案内してくれたけどローマの人は気に入らないんだって
ミラノに凱旋門があって、イタリアを統一したとか
ローマ人にとっては征服者だった?それともたんにデザインが野暮いのか?
タイプライターみたいなデザインだとかバカにしていました
すんごい見事だと思うけどな
日光東照宮、、、でも勝てないなぁ。。。

ホテルへ戻る途中、別行動をとってスペイン広場に舞い戻り
ネクタイを買いにいく。フェラガモが75ユーロとかいいやがる
日本とおんなじ価格だからパース。イタリアンカラーは派手すぎるし
とかなんとかいって帰ろうとしたら思いっきり道に迷いました。
あとで地図をみたらすんごい外れまでさまよっていました
こんだけ歩いてさらに1時間ほど歩いてなんとかホテルにたどり着き
素直にタクシー使えよ。俺。

後日、ローマのワインバーにて
ワインしか置かないお店。すごいぜ。この棚
おっしゃれー。フランススタイルなんだとか。

さらに後日、ミラノにて
ぜんぜん時間がないので、朝の散歩だけ
ドゥオーモの巨大さに圧倒
ドゥオーモって大聖堂ってことなんですか?
ここも見事な教会でした
体育館20個分ぐらい
脇からはいったら、No tourist エリアだった
知らずに写真をとってしまった。もちろんNoFlashすみません
仕方ないので、寄付をしてサヨーナラ
表の広場にでると、エマニュエルさんの凱旋門
ミラノもこれだけきれい、巨大な建物があるんですね

フィレンツェとか、ベニチアとかもすごいんでしょうね
ということで、またいってみたいなぁ、イタリア
飯が安くて日本人にも抵抗なく食える味
それが何より気に入りました
ミラノのレストランはとても旨かったしね

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