冬の散歩「上野〜浅草〜秋葉原」


2月の下旬.上野から浅草,秋葉原へと歩いて回りました.
いや,そもそもなんでかというと,上野の芸大の美術展覧会を見たかったから.
これが午前中で追い出されてしまい昼からひまに.
夜,品川での約束を除くと思いっきりひまになってしまったので,浅草まで歩いてみることにしたわけです.

そもそも僕にとって,上野,浅草方面はなじみが薄いのですな.
生活行動範囲圏から完璧に外れている.
で,物心ついてから浅草寺もいってないし,隅田川がどう流れているのかよく知らない.
隅田川より北が千葉なのか?東京なのか?それも良くわかっていない.
神田川がどこからどこまでなのかも知らんというありさまです.
で,これを機に探検しよー.このように相成ったわけです.

さてとまずは上野公園.
冬とはいえ,日差しが明るく,平和な一日.
はとがえさを求めて飛び回り,学生と家族連れがお散歩しているという落ち着いた雰囲気でした.

これが花見の季節だと大荒れになっちゃうんですよね..

そのあと,上野公園から駅まで戻り,浅草まで歩く決心をする.
実は平日の昼というのにかなり人の賑わいがない.
おどろくほど平穏.
歩くスピードがせかせかしていないんだよね.
さて,途中で知っている人は知っているものを見つけちゃいました.
いや,別にいーんですけど.

浅草の途中であの有名な合羽橋,道具屋とおり.

ここも一部の店がしめていたり,あんまり賑わいがない.
たしかに,最近ではディスカウントストアでそこそこのものが手にはいるからねぇ...
100円ショップと,それを支える外国からの輸入消費材の影響が大きいかも.

さらにてくてく歩いて隅田川にたっして方向転換.
遠くに雷門がみえてきます.

ありゃ?道路からいきなり雷門なの?
こんな交通量の多い道路に面していたっけ?
仲見世はどこ?
と思っていたら,雷門をくぐって本堂まで行く途中が仲見世なんですね.
また,ひとつ知らないことがばれてしまいました.
この仲見世ってこんなにながかったんだっけ...
両側はなんか祭りの夜店が建物をしっかりしたような感じのものばかり売っている.
多いのがいかにも外人受けしそうなもの.
たしかにお客さんは,外人と修学旅行生ばかり.
でも一部なぜだかわかんないけどビジネスマンもいるんだよね.
これって近道になるのかしら...
それとも不況のための神頼み?
しかし,この仲見世,お正月にはこないほうがいいかも.
ぜーんぶ人の波になるとなったらちょっと恐いわね.
仲見世をすぎると山門があって,すぐにお堂.
に,
結構大きいんだねぇ...
たしかに修学旅行で一度はいけ!ってことになるわな.

浅草まで歩いてきたから今度は秋葉原だー!
とばかりに秋葉原へ.
途中であの「どぜう」のお店を発見しました.

江戸文化道場に,200年の歴史とででーんと宣伝しとります.
今思いついたのですが,うなぎも平賀源内がはやらせたのですよね.
思うに江戸の人は,かなりのグルメだったんではなかろーかと思います.
あんなグロテスクな物をたべよーってんだから最初に食べた人はずいぶん酔狂ですよね.
んで,「どぜう」で精力つけたら,吉原へ...なんていうのは落語では良くききますが,
私は「どぜう」を食べたわけでもなければ,吉原の地理もさっぱりわからんので,黙々と秋葉原へ.
吉原に,秋葉原.おお,なんか原が共通していますな.

さらに進むと,「たまごっち」バブルが終わって,社長が責任引退したバンダイ.

親族経営とかきくけどおいらには関係なく,ショールームをちらりと横目にみて歩く.
2年ほど前みたときは,マスターグレードザクとガンダムがディスプレイされていたけど,最近は違いますな.
ドールばっかしや.

だんだんつかれて気力もなくなって秋葉原へ.
12:30上野スタート,14:30秋葉原着ののんびりしたお散歩でした.

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