![]() | 宮城県 雷神山古墳 その2(名取市) |
館腰駅の北西にある古墳。東北地方最大の前方後円墳として知られます。 発掘後に復原整備され、史跡公園となっているものです。 |
![]() | 墳丘東側。こちら側のくびれ部上面が少し削られているが、そのあたりがかつての調査箇所の一つである。周囲は一応周堀があるが、墳丘を盛るために土を取った跡程度で、墳形に合わせて計画的に作られてはいない。 |
後円部東側登り口。墳丘斜面には葺石があるということだが、この時には見あたらなかった。 | ![]() |
![]() | これが墳名の由来となった墳頂に祀られた雷神様。いったいいつの時代からここに鎮座しているのだろうか。 |
後円部上から見た東側周堤帯。その下は断崖になっており、かなたには仙台空港を見下ろせる。 | ![]() |
![]() | 後円部から見た前方部。樹木が多く、残念ながらあまり眺望はきかない。 |
説明板に示された出土した埴輪壷と壺形土器。かつて雷神山古墳は円筒埴輪を持つものと考えられ、築造年代も5世紀半ばごろと思われたが、これが発見されて4世紀代にさかのぼると考えられるようになった。 | ![]() |
![]() | 1976〜77年に行われた部分調査時の様子。埋葬主体部は現在も未調査である。 |
西からの航空写真。平たい感じがよくわかる。東側に直線状に続く木立は水路に沿って館腰遊歩道となっていて、北に進むとそのまま飯野坂古墳群に行ける。 | ![]() |