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常世地区の古墳2(耶麻郡塩川町)
塩川町中北部、常世にある常世竹花古墳。
町の史跡に指定されています。

 

常世竹花古墳

 
塚というよりは、なにかの舞台みたいな雰囲気でもあります南東から。常世の常安寺の北西400mほどの所にある。この時は全周を枝豆畑に取り囲まれていた。我々もこんな長靴形というか脱いだ靴下形の平面形をした古墳は初めて見た。後世の破壊変形があるとしても前方後円墳だとしたら非常に小さなものだ。
 
東から。標柱には町指定史跡の前方後円墳と記されているだけで詳細な説明は無い。「前方後円墳集成」にも収録されていない。現状は鍵の手形の土塁状で、どちらが前方部で後円部かわからない。奥の藪には小さな祠が。周りは畑なので、左手側に土手状の進入路(?)がついてます
 
南側は田んぼで、さらには宅地が続きます南から。主軸は東南東から西北西に向いている。西寄りの端部に少し盛り上がりがある。
 
南から鍵の手部分。なぜこんな形で残ることになったのか謎。石の標柱には「常世古墳」とのみ刻まれている。見れば見るほど変てこなかたちです…
 
後円部? でも幅も高さもそれらしい姿ではないので、なんとも…墳丘東端より西端部。西端の隆起部には小さな石祠があり、そちらが後円部とも見える。
 
墳丘西端部より東端部。五つ並んだ五輪塔にはそれぞれお花、お饅頭、スイカが供えられていた。この時も我々と入れ違いに近くの人らしき親子連れがお参りに訪れていた。まめに草を刈ってきれいにされている様子がうかがえます。端正な姿なのになんかかたちが変、という珍しい古墳
 
道路からの比高もそれほどないのがわかります北東から。非常に低く平らな状態であるが、埋葬施設はどうなっているのだろうか。この右手を振り向くともうすでに高森山が見えている。
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