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常世地区の古墳1(耶麻郡塩川町)
塩川町中北部、常世にある高森山古墳。
大塩川左岸の平坦地から山地へ向かって少し歩くと、田んぼの中に突如ぽこりと丘が…。

 

高森山古墳

 
田んぼ越しに見る高森山。あの大きさの古墳だったらすごいけど、まさかねえ…南方、常世竹花古墳付近から。常世の常安寺の北600mほどの所、平地の中に孤島のようによく目立つ丘が高森山である。
 
接近して南東から。山の大部分が墓地になっている。お堂があるわけでもなく、入口脇の水路が墓参用の水汲み場になっていたりする。これ全体が古墳だとしたらかなり大型のものだが情報不足で何とも言えない。遠めにも墓石がずらりと並ぶ様子が見えてますが、塚らしいところはうかがえず
 
かなり雑然と、でもきれいにされている墓石が並びます。しかも新旧の差がかなりありそう頂上付近。仏式神式有縁無縁とりまぜて墓碑が立ち並ぶ。一帯はかなり古くから墓地として利用されている気配で、もはやあらゆる時代の複合遺跡と言って良さそうな感じ。
 
頂上の様子。奥に見えるのはストッキングをかぶった泥棒のようなお顔の仏様である。泥棒って、こらこら(まあ、確かにそんな風貌ではありましたが)
 
この高森山から北東方向に向かって、ぐぐっと勾配が急になり雄国山地につながっていきます東方、駒形大明神碑(町指定史跡)近くから。磐梯山の噴火に伴う流れ山などの自然地形なのかもしれないが、どう考えても古墳時代人が放って置きそうにない代物である。
次は常世竹花古墳→→



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