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周辺遺跡等(耶麻郡塩川町)
塩川町には古墳以外にもいくつもの遺跡があります。
二、三ご紹介しておきましょう。

 

常世原田遺跡

 
仲田古墳は該当地点が田んぼになってました…北側、熊倉町域内の仲田古墳跡付近から。高森山の東、熊倉町との境近くの舌状の丘陵周辺が縄文早期の遺物が出土する散布地となっている。「常世式」土器の標識遺跡であり、塩川町では最も有名な遺跡である。説明板は南側にある。
 
丘陵の西端部。古墳があっても良さそうな地形である。なにしろ眺めのよいところなんです
 

堀込遺跡

 
標柱がぽつんと立っている暗い林の間の道。どういう遺跡なのか、地元の方ならご存知なのでしょうか…七ツ壇古墳群の北西近くにある。散布地らしいのだが、時代などがわからない。標柱はあるものの説明板も無く羊歯の茂る薄暗い山林が見えるだけ。常世竹花古墳も同様だったが、もう少し表示に工夫が欲しい。
 

駒形大明神

 
要するに記念碑。難工事が完成した喜びをかたちにしたものなのでしょうね高森山の南東200mほどにある、駒形堰用水路脇の小さな社の中に長方形の石碑がある。寛政7年(1795)、それまで三度にわたって失敗し続けた駒形堰の工事の完成を祝うとともに安全運用を祈願したものだそうだ。
 

常世館跡付近

 
なんだか古墳写真みたいですよね。違うんですけど…竹花古墳の南東およそ500mの周辺一帯が遺跡地とされている。中世城館跡とされるが詳細は不明。五輪塔・土塁・水堀などの遺構があるらしい。これは南西端近くで見られたもの。樹木の根元が墳丘状になっている。
 
上記のものを北西から見たところ。細長い土塁状ではなく円墳のような形であることがわかる。生えてる樹木じたいもなにやら迫力あるすごいものです
 
並ぶ鉄棒の佇まいがなんだかよい感じ館跡とされる区域の西にある稲荷神社。やはり木の根元が古墳風。
 
稲荷神社から竹花古墳に向かう途中に見られた土塁のようなもの。竹花古墳よりもよほど古墳らしく見える。左の立派な土蔵は雪除けのために二重屋根になっていて、同様のものを付近で多く見かけた。土蔵脇のこういう土盛り、他には見られなかったような気もするのですが
金森古墳からもう一度→→



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