![]() | 埼玉県 白岩古墳群その4(神川町) |
白岩銚子塚古墳その3。 藪を刈り払い手入れをされたばかりの白岩銚子塚古墳。墳丘の上を歩いて観察できる状態です。これはチャンス、さっそく隈なく踏査してみました。 |
![]() | 後円部から前方部。比高がかなりあるが、築造当初はもっと後円部が低かったとも推定されている。前方部の指す方角には青柳古墳群があり、さらに北西にはこの古墳の軸線に直交する形で神流川が流れている。 |
後円部の破壊部分に唯一見られた石塊。石室材の一部である可能性が高いと思われる。 | ![]() |
![]() | 後円部頂から東側。奥の藪の中にNo.89古墳(白岩1号墳)がある。 |
前方部から後円部。手前部分のえぐれは椎茸栽培のため掘られたものであるそうだ。 | ![]() |
![]() | 後円部頂から南南東側の景色。ほぼこの方角1.5km先に児玉町の飯倉古墳群があり、さらに先には高柳・長沖古墳群がある。 |
後円部南側裾付近。葺石らしきものが散見される。 | ![]() |
![]() | 後円部南側で見られた埴輪片。突帯らしきものとハケ目があり、円筒埴輪の一部ではないかと思われる。黒斑のようなものがあるが、近くに最近の焚き火の跡があったりするので元々のものかは不明。 |
古墳のある丘の東側、北に向かい下る道の途中から。中央付近が銚子塚古墳である。現在はわずか数十メートル離れただけでこのように視界から消えてしまうが、築造当時は周辺平地のどこからも見上げることができたのだろう。 | ![]() |