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白岩古墳群その3(神川町)
白岩銚子塚古墳その2。
石室があったと思われる部分を大きくえぐられた姿で残る白岩銚子塚古墳。このページではえぐれのない方向からも観察してみましょう。



白岩銚子塚古墳(前方部端および墳丘北東側)


藪を刈り払い、樹木(古い松?)もかなりの本数を伐ったようです前方部西端から。右側の通路部分は周堀だったはずの所。墳丘上にはいたる所に朽ち果てた倒木の残骸が散らばっている。
 
西から前方部。こちらにも大きな損壊箇所がある。前方部のえぐれ。こちらにも主体部があったというわけではないようです
 
またちょっとパノラマ。上の写真の左手方向に回り込んで見た図です

北西前方部正面。左半分と右半分の保存状態の差がわかる。左側の前方部端部も一見状態が良さそうだが、それでも完全では無いそうである。
 
北側からのパノラマ。この姿には感動しましたねえ…

北から。南西側とはまるで別の古墳のようだ。特に整備復原もされていない前方後円墳でここまで美しい墳丘のラインが見られるものは県内でも稀ではないだろうか。
 
木漏れ日の当たり具合などもなかなか。いいタイミングで観察できました

北東、くびれ部付近から。「銚子塚」の名にふさわしく、けっこうはっきりしたくびれ部がある。
 
ここは丘のてっぺん。墳頂から南東方向を望むと丘の麓にひろがる景色がかつては見えたことでしょう

東から。現状では後円部はかなり急傾斜で、墳頂もほとんど平坦面が無い。実は後円部墳頂には後世盛土が追加された形跡があるらしい。築造当時は埴輪と葺石に飾られて、小さめではあるが豪華で立派に見える前方後円墳だったことだろう。
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