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編笠塚古墳(上里町)
「分布調査報告書」には、「毘沙吐古墳群」として地図上にポイントされているもの。しかし、旧毘沙吐村があったのは現在の神流川河川敷(群馬との県境近く)あたりのはずで、この場所とは考えられません(現在の地名も「大御堂」となっています)。とりあえず、その周辺を見に行ってみました。



編笠塚古墳跡?


田んぼの真ん中になにやら発見。祠があるみたいです「分布調査報告書」に毘沙吐古墳群として記載されているものが地図では大御堂の吉祥院の西にあることになっていた。毘沙吐は烏川と神流川の合流する付近で、全く別の場所であるので誤記と思われるが、古墳の痕跡を探して歩いていたら遠くからこんなものが見えた。遠くに見える白い建物はNo.007号墳跡の団地で、右が吉祥院になる。
 
あたりには礫も見られるが、耕作の際に田から出たものが集められたものかもしれない。我々も当初これが古墳に関係するものかはわからなかった。その後2002年9月に地元の人から編笠塚の跡らしいとの連絡をいただいた。その人の情報だと径30m、高さ2.5mとのことだが、「詳細分布調査報告書」では径14mとされている。とっても小さいのですが、かなりきれいにされている感じがよくわかります
 
コンクリブロックを積んだ素朴な祠でした接近してみると小さな祠があり、中に木花咲耶姫風の石像があった。祠の左になぜかヘルメットが落ちている。この付近は町境にも近く、すぐ北西には神川町四軒在家古墳群がある。
次は不二塚古墳→→


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