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取方古墳群その3(吉田町)
吉田川が赤平川に合流する、取方の台地上にある古墳群。
ここでは西寄りのものを紹介しています。



取方15号墳


きれいに丸いかたちに見えます北西から。17号墳の南東、14号墳の南西にある8.2mの円墳。この群で唯一横穴式石室が確認されているらしいが外見からはわからない。
 
西から。低墳丘であるが、群中では最も古墳らしい形をしている。樹木が葉をつけたらかなり雰囲気が変わりそう
 

取方16号墳


なんだかよくわからない姿のものです西から。14号墳の北に隣接する7.4mの半壊の円墳。変形が著しい。礫は石室材なのか葺石なのか不明。と言うよりも、秩父地方の古墳は積石塚に近いものも多いようなので、これらの石自体が墳丘であるということか。
 

取方17号墳


どこからどこまでが墳丘で、といったようなことはよくわからない状態です南から。19号墳の東に隣接する規模不明の半壊の円墳。小道の脇に低い土塁状の部分があり、その東寄りの部分が17号墳、西寄りが19号墳ということらしい(下記の19号墳の項参照)。右隅に少し見えているのは15号墳。
 

取方18号墳


右手砂利道側からだと単なる砂利溜まりですが、こちらからなら塚とわかる感じ西から。16号墳の西、15号墳の北に隣接する7.7mの半壊の円墳。畑に張り出した所の土留めが一応遺跡扱いされている気配を感じさせて面白い。
 
南から。これもやはり大きく変形して礫の吹き溜まりのようになっている。畑の縁にかろうじて残っているかたちです
 

取方19号墳


最初にここを見たときは、どこに古墳があるやらぴんと来なかったんですが…西から見た取方古墳群中心部全景。写真中央やや左寄り中央付近に17・19号墳がある。吉田町の中心部から実際にこの古墳群を訪れた時にはまずここに到着することになる。ここから背後(北西)を振り返って見た付近に22号墳がある。
 
北西から。この道が群中心部への入口になる。道の右手の築山状の所が17、19号墳であるらしいが、変形融合しているのか、どこが境界かよくわからない。そのためか、両古墳は資料にも規模についての記載が無い。冬枯れの中なのでこんな風ですが、これを夏に見たら畑の脇の庭園でしょう
 
上になにかスノコ状のものが乗っている、古墳2つぶんの残骸。残しておこうという配慮は感じられます接近して見たところ。ここで主に見えているのは17号墳で、手前の部分がわずかに19号墳ということなのかもしれない。奥に見えるのは15号墳。
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