![]() | 埼玉県 雷電山古墳(東松山市) |
東松山市の北端にあたる大谷には、かつては三千塚といわれる大古墳群がありました。 現在ではほとんどがゴルフ場になっていて、多くは削平されてしまいましたが、クラブハウス近くに残っているのが雷電山古墳です。 |
![]() | 東松山市の北端近く、現在川越カントリークラブとなっている付近は三千塚と呼ばれ、かつては120基以上の古墳があったが、現存するものは少ない。その主墳が雷電山古墳であり、76mの帆立貝形古墳である。東の入口から進入し、クラブハウスに至る手前の右手に墳丘がある。 |
写真中央付近が張り出し部。築造は5世紀前半まで遡ると推定され、関東でも最大級の帆立貝形古墳であり、なおかつ埴輪のある古墳では埼玉でも最も古いものである。 | ![]() |
![]() | 西側墳裾。標高は100m近く、完成当時はさぞ見晴らしが良かっただろう。付近のゴルフコース内には残された円墳も散見できる。 |