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南大塚古墳群(川越市)その2
新旧の民家が並ぶ通りを離れるともう田園の風景が広がる南大塚の地。
二ッ塚古墳などが面しているのは、川越から狭山に抜ける旧い道です。



永久保古墳(?)


推定地です地図上推定される地点の盛り上がり。樹木も無く残土のようにも見えるが、駐車場をせばめて残されており、規模的にも一致するのでこれがそうであると思われる。


永久保2号墳


民家の間にありました永久保1号墳のすぐ西隣にある。竹林になって奥は見通しにくいが、ほぼ墳丘は残っているようだ。

墳裾で猫がひなたぼっこ中だった。普段は人が来ないのだろう、「なんだよ」という顔でこちらをにらんでから逃げて行った。わかりにくいのですが、白黒の猫くんが金網越しにうかがってます


二ッ塚古墳


塀の向こうの盛り上がりがなんとなく見えてます西武鉄道安比奈線の踏切跡の近くの新聞店と酒店の間の狭い空間に後円部の一部のみ残されている。

酒店側から見ると、こちら側に登り口があり、墳丘上に祠が乗せられているようだ。ものすごい状態で残っている古墳であるが、こうなるともはや所有者の方のお考え次第である。ちょっと失礼して覗いてしまいました


中河原古墳


こちらは畑が広々と続く低地ですその名の通り、他の古墳がある段丘から離れて北側の入間川寄りの低地にある。

現状では不規則形の盛り上がりにしか見えない。場所も群からはずれているし「塚の可能性あり」ということで古墳でないかもしれない。この土塊をよけて道や民家があるので、たぶんこれでしょう


寺ノ側古墳


用水を渡る橋が見えてます。あれを渡ると…古墳群のある段丘を西に向かって見ている。中河原古墳はこの右手、寺ノ側古墳はこの林の中にある。

北側の橋を渡って林の中を進むと、赤い祠が乗った小さめの墳丘に出会う。林の中にぽっこり

太い樹木の間に端正な祠が置かれてました周囲の樹木も大きく、古くからあまり伐採されずに残っている林であるようだ。

「中世墳墓の可能性あり」とされているが、特に出土品も無いのだろう。もし古墳ならば石室が木の根でどうなっていることか。実は民家の裏です。お庭ともつながってるみたい


千蔵塚古墳


この角度だとただの庭木の写真ですが愛宕側古墳のある神社を出てすぐ北の道端にある。現状はかなり変形しているようで、大きな一本松が生えている。

小さな祠がまつられていて、前側は駐車場にでも利用されているのだろうか、毛布かムシロのようなものが敷かれている。こんなに小さくちゃ、車が停まってるときは見えないな…


愛宕側古墳


愛宕神社の社殿をのせてます国道16号大袋新田交差点を入間川方向に進んですぐ武蔵野総合病院の裏の道を右折して入った所にある。正面が北東を向いている神社である。

墳丘は整形されていて、特に裏側(南西)はコンクリートで固められ、児童公園と区画されている。帰り道に見たら、ちゃんと小学生達が遊んでる公園でした


南大塚の風景


植木鉢やら使わなくなったストーブやら、すごい景色になってました西武鉄道安比奈線跡。同線は本来入間川の砂利採取のためのものだったが、1967年に使用休止になったもの。南大塚の駅から入間川の土手まで続いている。架線まで残っているが、現状は事実上の廃線の状態となっている。

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